モンスターハンター ~流星の騎士~   作: 白雪

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EPISODE39 ~始動への鎮魂歌~

 砂原の日差しも傾き始めている。長きに渡る狩猟が今ここで終わりを迎えようとしている。

 しかし、狩られる相手――ボルボロスはそうはさせぬと立ち塞がる。生きるという信念がある限り負けられない。この命が続く限りこの砂原に君臨していなければならない。それが、大型モンスターとしてのプライドなのか。ボルボロスからはそんなことを感じさせられる。

 無論、こちらも退くわけにはいかない。本当に強くなるのならばこの壁は越えなければならないものなのだ。

 既にボルボロスの怒りは治まっている。睡眠の誘発を狙うクレアが真っ先に斬り込んだ。

 レムナイフを勢いに乗せ斬りつけ、斬り上げ、斬り下げる。ここで一旦距離を取り、ボルボロスの反撃に備える。焦らず、そして着実にボルボロスを追い込んでいく。

 ボルボロスがクレアへ向き直る。その真横からヴァイスとグレンが攻撃を仕掛ける。誰を狙えばいいかわからなくなったボルボロスはその場から動けない。その隙にクレアがボルボロスの死角へ飛び込んだ。

 それはボルボロスの真下。筋肉の躍動がここからだとはっきり目視できた。

 裏を返せば、そこは鱗や甲殻に覆われていない肉質が軟らかい部分となる。クレアはその部位に向かってレムナイフを振り下ろす。

「ガアアアアアアァァァァァァァァァァァッ!」

 ボルボロスも黙ってはいない。数歩真横へ移動するとクレアを捉えることに成功した。突進の体勢に入り、地面を抉りながら突っ切った。

「くぅっ!?」

 クレアも間一髪にガードに成功するが、そこはボルボロスの突進だ。片手剣の小さな盾で衝撃を吸収しきれるはずがなく、クレアの身体が大きく流された。

 体勢が崩れたクレアを狙い打ちにするかと思われたボルボロスは、気が変わったのか標的をヴァイスに変更した。

 ヴァイスもボルボロスに接近しようとしていた。そこにボルボロスの突進がやってくる。即座に横っ飛びを行い難を逃れる。

「くそっ! ここに来て流れが掴めてない!」

 怒り状態が解けたとはいえ、決して油断しているわけではない。それが、ここに来てボルボロスが反撃を繰り出し自分たちは一方的に押されている状態だ。これは、早く打開策を見出さなければならない。

「だったら、動きを止めるまでさ」

 そう言ったのはヴァイス。彼は、体勢を立て直した後、向かってくるボルボロスに肉迫した。

 噛み付きを回避すると後脚目掛けてアトランティカを上段から振り下ろした。突き、斬り上げ、斬りつけと基本の型で斬撃を繰り出す。

 付き纏うヴァイスが厄介だと踏んだボルボロスは、ヴァイス目掛けて頭突きを繰り出す。それを、ヴァイスは移動斬りだけで回避してみせ再び後脚へ斬撃を浴びせる。

 そして、ボルボロスの左後脚に付着していた泥がヴァイスの斬撃に耐えられずに弾け飛ぶ。その瞬間、ボルボロスが大きく怯み動きを止めた。

「今だ!」

 時間にすればほんの一瞬だが、それだけでも形勢は逆転する。

 グレンがボルボロスの頭部へと接近し、トランペッコで叩きつける。左右に力の限りぶん回し、勢いをつけた上段からの一撃をお見舞いする。頭部にも泥は付着しているがそんなことはお構いなしとグレンはトランペッコで叩きつける。

 ボルボロスが身震いを始める。泥が辺りに散乱するが、グレンはその場に留まり続ける。そして、トランペッコの打撃がボルボロスの我慢の限界を超えた。

 めまいを起こしたボルボロスが崩れ落ち、必死にもがき始めた。絶好の好機に三人の気力が溢れ出てくる。

 グレンは引き続き頭部一点を狙い、クレアは背中に向かってレムナイフを振るった。

 アトランティカの刃がボルボロスの尻尾を捉える。突き、斬り上げと繰り出すとそこから気刃斬り、気刃大回転斬りを浴びせる。

 白銀の光を帯びたアトランティカの水の刃が尻尾に付着した泥を弾き飛ばした。

 さらにもう一度繰り出す。黄金色の刃が、今度は真紅に染まる。同時に、その斬撃はボルボロスの尻尾を真っ二つに切断した。

「ガアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!?」

 体勢を立て直そうと必死にもがいていたボルボロスであったが、尻尾を切断された瞬間苦痛の叫びを上げながら再び地面に突っ伏した。

 ようやくめまいから回復したが、その間に大きな痛手を負ってしまった。尻尾は切断され、弱点の火属性から守る泥の一部も失った。

 ヴァイスが再び斬り込む。今度は前脚に真紅の刃の軌跡が走る。

「オオオオオォォォォォォアアアアアアァァァァァァッ!」

 ここまで痛めつけた相手をボルボロスは逃がそうとはしない。ヴァイスに振り向きさ際、噛み付こうと試みる。だが、それも読まれていた。ヴァイスは斬り下がりで退くと、噛み付きは空振りに終わってしまう。

 ならばと今度は突進を繰り出す。これも虚しく空振りに終わる。

 攻撃が命中せず、外れた隙を付かれてしまうジレンマにボルボロスの怒りが徐々に溜まっていく。

 もう既に、ボルボロスは冷静さを失いかけている。そのため、クレアとグレンの接近を易々と許してしまう形になった。

 狙う部位が限られる片手剣では、クレアはやはり狙いを付けやすい後脚を狙う。泥が付着していない右脚をだ。

 頭部を集中攻撃していたグレンは、一転して前脚にトランペッコを叩きつけた。一つ目的を達成した今、リスクの高い頭部よりも前脚を狙ったほうがよいと判断したのだろう。

 尻尾を切り落とされたことを忘れたかのように、ボルボロスがなぎ払いをする。無論、リーチが短くなったなぎ払いを避けるのは容易で、両者共に回避されてしまった。

「その攻撃はもう当たらない!」

 ここまで来ると、あのなぎ払いの攻撃範囲がどれ程のものなのかということが大体想像できるようになる。それを照らし合わせれば、尻尾を切り落とした状態でのなぎ払いの回避はそれほど難しいことでもない。

 しかし、ボルボロスも懲りずに再びなぎ払いを繰り出す。

 回避して、クレアが攻撃に転じようとした瞬間、グレンが叫んだ。

「まて! もう一回連続で来る!」

 刹那、ボルボロスが間髪を入れない間になぎ払いを繰り出した。あと一歩前に進んでいれば、命中は避けられなかっただろう。

「すいません! 少し、気を緩めてしまって……」

「大丈夫。それに、怪我してないなら俺は何も言わないよ」

 グレンが何も言わなくても、ヴァイスはどうだろうか。彼もあまりうるさく物事を言う性格ではないが、注意の一つは浴びせられそうだ。

「まあ、自覚しているなら大丈夫だな。次は気をつけろよ」

 案の定、ヴァイスは注意一つでそれ以上は何も言わなかった。気を改めボルボロスに向かっていく。

「あと少し……。頑張りましょう!」

「ああ!」

 こうなれば自分ができる限りのことを遂行するまでだ。そのために、二人はヴァイスに続き大胆な動きを取る。

 先にクレアが眠らせるのが先か、グレンが頭部を破壊するのが先か。どちらにしても、こちらにとっては優位に立てる状況だ。

 レムナイフがボルボロスの後脚を捉える。何度か斬撃が命中する中で、ボルボロスに睡眠毒を与えているはずだ。今までの分も蓄積していると考えれば、あともう少しで効果が現れると信じる。

 グレンも負けずとトランペッコでボルボロスの頭部を叩きつける。目の前で泥が弾け飛んだがそんなのことに意識を逸らしているほどの余裕はない。

 無論、眼中で動き回るグレンが厄介なボルボロスは彼に向かって攻撃を試みる。だが、それを許さないのがヴァイスだった。グレンの反対側に回り込み、同じく頭部にアトランティカを振り下ろす。高い切れ味を兼ね備えるアトランティカにとってボルボロスの頭殻を貫くのは容易い。破壊力のある一撃一撃にさしものボルボロスも退くをえなかった。

 その一瞬の隙を見せたボルボロスに、クレアが勝負をかけた。ジャンプ斬りの勢いそのまま、斬り上げ、斬り下ろし、横斬り、水平斬り、斬り返しと連撃を繰り出し、遠心力を上乗せした回転斬りを放つ。

「ガアアアアァァァァァァァァァ……」

 その一撃が、蓄積された睡眠毒を確実なものへと変化させた。

 唐突に訪れた強烈な睡魔にボルボロスも耐えることが不可能であった。緩慢な動きで地面に崩れ落ち大きな鼾をかき始めた。

「やっと……!」

 待ち望んでいた瞬間が訪れたクレアの気が昂る。それを、ヴァイスは冷静に制した。

「まだまだ、奴は倒れてくれないはずだ」

 その一言でクレアの熱が冷めていく。だが、悪い気などはない。寧ろ、冷静になれたので感謝している。

 ヴァイスはグレンに一撃を任せることにした。アトランティカの方が断然攻撃力が勝っているが、頭部を破壊するという方針を考えた上こういった判断を下した。

「ここからが本当のクライマックスさ!」

 その一言を合図にグレンがトランペッコを叩きつける。

 派手なモーニングコールで叩き起こされたボルボロスが驚いたように飛び起きる。ヴァイスたちを視界に捉えると溢れ出す怒りと共に咆哮を上げた。

「オアアアアアァァァァァァァァァァァッ!」

 この怒りを発散させる相手は、もはやこの場にいる三人の他ない。怒りに任せた頭突きでヴァイスを狙い打つ。

「チッ」

 攻撃に転じようとしていたヴァイスは、ボルボロスの動きを見て回避行動をとる。続いてやってくるであろう突進に備え、アトランティカを抜刀したまま前転をしてボルボロスの直線状から退く。

 案の定ボルボロスは突進を繰り出し、そして虚しく空振りに終わる。

 クレアは、ボルボロスが振り向いた瞬間を狙って閃光玉を眼前目掛けて投げつけた。閃光が辺りを塗りつぶし視界が白に染まる。

 それをまともに喰らったボルボロスは目を眩ませてしまう。

 闇雲に頭突きを繰り出してみるが、近くにあった岩石を粉砕しただけでそれ以上は何も感触がなかった。

 ヴァイスがボルボロスの元へと走り寄る。上段からアトランティカを振り下ろし、突き、斬り上げと斬撃を浴びせ気刃斬りを繰り出す。余裕があると見たヴァイスは、更に気刃大回転斬りも繰り出す。黄金色の光を纏うアトランティカの刀身が再び真紅に染まった。

 前脚へその斬撃が命中する。だが、破壊するまでには至らない。

 しかし、ヴァイスも諦めない。破壊できなければ、破壊するまで粘り続けるのみだ。

 アトランティカの切っ先がボルボロスの前脚を捉える。斬りつけて貯まった気を再び放出する。最大の攻撃力に跳ね上がったアトランティカによる気刃斬りの威力は絶大だ。ついに、限界を超えたボルボロスの前脚の甲殻が吹き飛んだ。

「オアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!?」

 ボルボロスが苦痛の叫びを上げる。先ほどよりもさらに苦しそうな咆哮をだ。それだけ、ボルボロスは追い詰められている。あと少し。あと少しの攻撃でボルボロスは倒れるはずだ。

 いや、こちらの体力も消耗が激しい。せめても、倒れると信じたいものだった。

「決めるぞ。クレア! グレン!」

「はいっ!」

「もちろんです!」

 ヴァイスがアトランティカを振るう手を止め、グレンに向かって叫ぶ。決める、とは勝負を決めにかかるということだ。

 止めていた手を再び動かし、今度は頭部に向かってアトランティカを振り下ろす。破壊をできるのは打撃攻撃のみだが、太刀などの切断攻撃でも頭部破壊の手助けにはなる。

 突き、斬り上げ、斬りつけと基本の型で斬撃を繰り出す。横からグレンもトランペッコを振るう。左右にぶん回し、上段に振り上げると勢いと重さ任せに叩きつける。

 クレアは、ボルボロスの気を惹きつけるように斬撃を浴びせる。こうして、二人が狙われる危険性を少しでも低くしようという方針だ。

 そして、それは見事に役目を果たす。頭部を集中して狙ってくる二人を捉えようとするボルボロスであったが、クレアの斬撃がその行動を阻害させる。誰を狙えばよいか困惑しているうちに、さらに二人が攻撃を叩き込んでいく。

「もう少し……。あともう少しのはずなんだ!」

 祈るような思いでグレンはトランペッコを振るい続ける。この破壊が終えたとき、ようやく狩猟の終わりが掴めるような気がした。それが、今のグレンを突き動かす。

 なぎ払いを回避すると、上段からトランペッコを振り下ろす。その後、後方へ振り上げる。

 わずらわしげにボルボロスが頭を振ると、そのまま突進の体勢に入った。これもギリギリの間合いで回避し再びボルボロスに肉薄する。

 今度は、背後からトランペッコで殴りつける。左後脚の泥は既にヴァイスが破壊しているため火属性も通用する。小さい的だがそこを狙い、確実にダメージを負わせていく。

 ボルボロスがグレンの方へと向き直る。噛みつきを繰り出したが、グレンはそれを読んだ。後方にうまく後退すると、無防備になった頭部をトランペッコが捉えて逃がさない。

 左右からヴァイスとクレアが斬り込み、ボルボロスの注意がグレンから一瞬逸れた。

 グレンは、それを見逃さなかった。大きく一歩踏み込むと、自分が無防備になるのもお構いなしに最大の一撃を浴びせようとトランペッコを振り上げた。グレンの様子に気が付いたボルボロスと視線が交錯する。身体の底から溢れてくる恐怖。だが、もう退かない。ここで退くわけにはいかない。

 重量と力に任せたトランペッコの一撃がボルボロスの脳天を殴りつける。それが決め手となり、ボルボロスの頭部の破壊にまたしても成功したのだ。

「やったか!?」

「いや、まだだ!」

 逸るグレンをヴァイスが制す。そう、例え頭部の破壊に成功したとはいえどボルボロスはまだ倒れていない。まだ気を抜くのには早い。

 一旦距離を取り三人は散開する。

「ガアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」

 頭部を破壊されたボルボロスは、再び怒りを爆発させる。バインドボイスを辺りに轟かせ、怒りで目をぎらつかせる。

 最後の閃光玉をクレアが投擲する。

 眩い閃光を背中に浴びながらヴァイスがボルボロスへ接近する。頭突きを繰り出しているが、そこにはヴァイスはおろか障害物の一つもない。ボルボロスにとっては、もう誰を狙うという冷静さすらも残ってはいない。それはただ、自分を守ろうという自己防衛の一つなのかもしれない。それが、ボルボロスの生きることに対しての信念でもあった。

 しかし、それに翻弄されるほどのヴァイスではない。一気に開いていた距離を詰めるとアトランティカを引き抜いて斬りつける。そこから突き、斬り上げと繋げ最後に気刃斬りへと持ち込む。

 たまらずボルボロスは怯んでしまう。

 移動斬りでヴァイスが距離を取った。いや、場所を空けたという言い方が正しい。空いた空間にクレアとグレンが加わる。この二人も、残された最後の力を振り絞り各々の武器を振るう。

「てりゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

「おおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」

 ボルボロスの生きる信念が勝るか、クレアとグレンの気力が勝るか。目的は決して違えど、互いに持てる力の全てを捧げた。

 そして、その結末は唐突に訪れた。

「オアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ……」

 この熾烈な激闘を制したのはクレアとグレンであった。

 力尽きたボルボロスはぐらりと倒れ込むんだかと思うと、そのまま二度と動くことはなかった。今度こそ、本当に終止符を打ったのだ。

「お、終わっ、た……」

 一方の二人も、力を出し切ったのか倒れ込むように地面へ座り込んだ。肩を上下させ、荒い呼吸を繰り返している。

 その二人に、アトランティカを鞘に納めたヴァイスが歩み寄ってきた。

「終わったな。二人とも、お疲れさん」

 互いの背中を叩き、よくやったと二人を褒め称える。

「長い狩猟でした。だけど、これでようやく……」

 クレアが狩猟を振り返りながらそう言った。そのクレアに対し、ヴァイスは意味ありげな言葉を返す。

「どうだろうな。これで本当に終わりとは限らないさ」

「ちょっ、それって一体どういうことなんですか!?」

 疲れていることも忘れて、クレアは勢いよく立ち上っていた。まだ他にモンスターがいるのだろうかとクレアは驚きのあまり目を見開いた。しかし、ヴァイスは「安心しろ」とクレアを宥める。

「この狩猟は確かに終わりを迎えた。だが、俺たちにとってはどうだ?」

「私たちにとって……?」

「そう。グレン」

 ヴァイスはグレンの名を呼ぶ。

 彼も何とか立ち上ったところであった。ゆっくりとした足取りでこちらへ向かってくる。

「大丈夫か」

「ええ、何とか……」

 本題に入る前に、ヴァイスはグレンの様子を確認した。相変わらず息は荒いが、それは疲労からきているものだ。何日か休めば問題はない。

 大丈夫だと判断したヴァイスが本題を切り出す。

「グレン。お前はこれは終わりではなく、始まりなんだ。そう考えていないか?」

「ええ。その通りです」

「グレンさんが……。あっ……」

 短い、しかしたったその一言で、クレアは全て理解できた。

「俺は、ここから新たなスタートをきりたいと思っています。ヴァイスさんたちと一緒に……」

 そう、グレンを加えたこのパーティーは新たなスタートを迎えようとしていた。それは、まだ始まってすらもいない。未だにスタートラインに立っただけの状態だ。ヴァイスの言う「自分たちにとっての終わりではない」ということはそういうことだ。

 だから、ここで終わりではない。ここから、ようやく始まるのだ。

「ああ、大歓迎さ」

 二人は、改めてグレンと握手を交わす。

 そこには、ギギネブラとの狩猟で見せたただ強さに拘っていたグレンの姿はない。一人のハンターとして、覚悟を決めた勇ましい姿がそこにあった。

 これからは、ただの仲間ではない。背中を任せる一人のパートナーとして、グレンという少年と行動を共にするのだ。今の彼なら託すことができる。

 大きな信頼と期待を受け、グレンは迎えられた。このパーティーに。

「さあ、行こう」

 この先、グレンにどんな未来が待ち受けるかは神のみぞ知る。だが、一つだけ言えることがある。彼は将来、隠れ持った才能を開花させる。ヴァイスはそう確信していた。

 剥ぎ取りを終えると、新たに結成されたパーティーはユクモ村へと帰還するのであった。

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