加害者を甘く見ないほうがいい 旅館にて-1
露天風呂、食事、その後に行ったゲーム、それが何事もなく過ぎていった。
それが・・・俺には不安で仕方ない。
何もしてこなかった?諦めたのか?いや、あいつらの事だから何か仕掛けてくるはず・・・
しかし、寝る間際になっても何もない。
・・・考えすぎか?
「・・・そろそろ寝るか」
「そうだねぇ、もう時間も遅いし」
最後に遊んでいたトランプを片付け、立ち上がる。
・・・こいつらの部屋に招かれたから何か仕掛けてくるかと思ったが・・・
鍵も取り上げたしこのまま部屋に戻って鍵をすればさすがに手出しはできないだろう。
「ほな部屋に戻ろか、鉄風」
「ああ、じゃあ、また明日な」
「うん、お休み~」ヒラヒラ
「お休みなさい二人とも。明日は7時に朝食があるわ」
「7時な、分かった」
手を振る成香と私物を整理している成宮に軽く手を上げ、部屋に足を進める。
「・・・」ニヤッ
「・・・」ニヤッ
それから一時間後
「・・・眠れん」
海で遊び疲れたからスッと眠れるかと思いきや、なかなか寝付けない。
変にあいつらの事警戒していたからか、気が休まらず目がさえてしまった。
「zzz・・・」
「丈二の奴はのんきに寝てるし・・・布団を被って無理やりにでも・・・」
布団を頭までかぶろうとした直後、部屋の扉付近から何やら音が聞こえてきた。
「?なんだ」
音を立てずにゆっくりと扉に近づく。
「(ふふふ、赤坂くんも甘いわね)」ヒソヒソ
「(鍵はまだあるんだなぁこれが)」ヒソヒソ
「(いい、成香?ちゃんと持った?)」ヒソヒソ
「(もちろん!これで鉄風との性夜を・・・///)」ヒソヒソ
「(私もよ、ようやくここまでたどり着いたのよ、しっかりキめるわ)」ヒソヒソ
「(じゃあ・・・いざパラダイスへ!!)」ヒソヒソ
ガチャッ・・・
「・・・あ・・・」
「・・・え・・・」
「・・・ようこそパラダイスへ」
「・・・えへっ♪」ニッコリ
「セイッ!!」
ゴチィンッ!!
「ギヤミッ?!えぇ~ん!!なんで鉄風起きてるの~?!」
「そうよ、計画が台無しよ」
「知るか!!まだ鍵持っていやがったのか!!」
成香の手に持っていた鍵を分捕る
「むぅ~!!」
「膨れんな!!・・・って、お前なんてもん持ってやがる?!」
「え?ゴムだけど?」っコ〇ドーム
「何しれっと答えてんだよ!!何する気だ!!」
「ナニするに決まってるじゃん!!」
「うるさいよ!!で、次はお前だお前!!」
「私?私も成香と一緒よ?」っコ〇ドームお買い得12個入り
「絶対違えよっ!!箱ごとじゃん!!どんだけ気合入ってんの?!」
「当たり前でしょ!?ようやくつかんだチャンスなのよ?!ここまでするのが普通でしょ!?」
「どこの普通だどこの!!」
「・・・ちっ、もう少しだったのに・・・」
「いいからとっとと帰れぇぇぇ!!」
「あと、こんなにうるさくしても目覚めない丈二に萌えたわ」
「反省しろよ本当!?あと言い方が若干古いな!!」
加害者を甘く見ないほうがいい 旅館にて-2
それからさらに一時間後
「(・・・ふふふ、油断したわね赤坂くん。鍵はまだあるのよ)」ヒソヒソ
「(さすがに二度目は考えないはず・・・くふふ、今度こそイけるね!!)」ヒソヒソ
「(私たちの執念を甘く見てもらっては困るわ)」ヒソヒソ
「(その代償を払ってもらうよ鉄風・・・その体でね!!)」ヒソヒソ
「(それじゃあ・・・)」ヒソヒソ
「(イッきま~す!!)」ヒソヒソ
ガチャ・・・
「・・・あ・・・」
「・・・え・・・」
「・・・よう、さっきぶりだな」
「・・・鉄風の言った通りやな」
「・・・えへへっ♪」ニッコリ
「セヤッ!!」
ゴチィンッ!!
「ギヤミッ!?えぇ~ん!!デジャブだよぉ~!!」
そう、まさにデジャブだ。
あの騒ぎでさらに眠れなくなり、二人が部屋に帰ったタイミングで丈二も起きた。
眠くなるまで話をしていたらこの始末だ。
「・・・で?また手にいかがわしい物持ってるけど?」
「ちっ・・・違うよ?持ってるだけで決して使おうとしたわけじゃ・・・」っコ〇ドーム
「成香の言う通りよ、勘違いしてもらっては困るわ」っコ〇ドームお買い得12個入り3セットパック
「何が勘違いだ何が!!お前はさっきよりパワーアップしてるじゃねえかっ!!」
「ナニがパワーアップよ!!1箱が3箱になっただけじゃない!!」っコ〇ドームお買い得12個入り3セットパック
「とんでもないパワーアップだよ!?何をやらかす気だ!!」
「愚問ね、これでヤる事はひとつでしょ?」ヤレヤレ
「うるさいよ本当!!」
「・・・鉄風、俺、今日は目が覚めてホンマ良かったと思ったわ。あと、鉄風がおらんかったら・・・」
「確実に私の餌食ね。大丈夫よ丈二、これだけあるからいくらでも出来るわ」ニチャァ
「ひぃぃぃ!?」
「ねえねえ鉄風ナニもしないからとりあえず布団に入ってくれないナニもしないから・・・///」ハアハア
「する気満々だろ貴様!!ねえ、何?何なのその君たちの原動力!?」
「何って・・・ねえ?」
「そうね、丈二には最初に出会ったときに言っているわ」
「私も鉄風と初対面の時に言ったよ?」
「「キュンッと来たの、下の方が」」
「黙れえええええええええええええええええええええぇぇぇ!!!!」