ホワイトデーは被害者にとっての厄日 街中にて‐1
学校の卒業式も終わり、春休みまでもう少しと言った3月の中頃の休日、丈二と信の三人でゲームセンターに遊びに来ていた。
クレーンゲームをメインに遊び、満足してゲームセンターを出たところでふと何か忘れている感覚に陥った。
「・・・」
「どうかしたの鉄風くん?」
「いや、何か忘れてるような・・・」
「え?忘れ物?」
「いや、物じゃなくて・・・」
ドドドドド・・・
「何や?誰かの誕生日か?」
「いや違う。でも何かの日なんだよな・・・」
ドドドドド・・・!!
「そう言えば今日何日だっけ?」
「14や、3月14日」
ドドドドド!!
「3月14日?あ、そうか」
ドドドドド!!ズシャァァァ!!
「「「ハッピーホワイトデー!!精〇よこせぇぇぇ!!!!」」」
「いきなり何とち狂った事言ってんだっ!!!!」
ホワイトデーは被害者にとっての厄日 街中にて‐2
俺達の目の前に走り込んできていきなりトンデモ発言をかましてきたのは毎度おなじみ馬鹿三人。
もうこいつらが何を言い出すのかわからない。
「鉄風、ホワイトデーだよ!!」
「バレンタインのお返しにホワイトデーらしく精〇をいただきに来たわ丈二」
「さあ信様!!こちらのチョコレートにぶっかけてブラックチョコレートをホワイトチョコレートにしてくださいまし!!」っチョコレート
「ねえ鉄風くん、一回記憶喪失になっていいかな?」
「忘れても無駄だ、こいつらに思い出さされる」
「そうですわ信様!!何度忘れても私が思い出させて差し上げますわ!!この思い出になるであろうホワイトデーを!!!!」
「うん、絶対忘れたいから間に合ってるよ?」
「なるほど、毎回新鮮な気持ちでホワイトデーを迎えたいと言う事ですわね?さすが信様!!」
「悪夢を繰り返さないでくれるかなぁ?!」
まあ、悪夢だろうな。
ホワイトデーになぜか精〇を要求されるこの状況は・・・
俺も頭痛い・・・
「どうしたの鉄風?頭抱えて」
「お前らが変な事言うからだろうが・・・」
「・・・っは?!まさか昨日全てを出し切ってもう出ない事を悩んでるの!?」
「悩むかそんな事で!!」
「そうだよね、鉄風絶対絶倫だもん。たぶん先に私の方がへとへとになっちゃうね///」ヤンヤンッ
「うるさいよ!?何変な方向に話を曲げてんだよ!!」
「大丈夫だよ鉄風、ち〇ぽが変に曲がってても私受け止めるから!!」ドドンッ
「よし、まずはお前の狂った頭を曲げてやる・・・!!」
ホワイトデーは被害者にとっての厄日 街中にて‐3
「アカン!!こいつらたぶんこのままじゃ引き下がらへんで?!」
「ぐへへぇ・・・」ジュルリ
「丈二のは粘度がすごそうね・・・」ブツブツ
「さあ!!さあさあ!!信様!!レッツぶっかけ!!」っチョコレート
「・・・そうだ丈二、クレーンゲームで取ったぬいぐるみあっただろ?」
「そうか!!その手があったわ!!」
さっきまでいたゲームセンターでいくつかぬいぐるみをゲットしていた事を思い出した。
別に欲しかったわけじゃないが、どれだけ少ない手数で取れるかを競い合っていて、その過程でゲットしていたのだ。
「ほら涼子、これやるから堪忍してや」っぬいぐるみ
「・・・ぬいぐるみ?ゾウの・・・」
「そうや、これをやるからとりあえず・・・」
「なるほど、ゾウのぬいぐるみプレゼント→ゾウ=丈二のち〇ぽ→自分のち〇ぽをプレゼント=好きにしていい・・・わかったわ丈二、とりあえずお城みたいなホテルに行きましょ」
「何がわかったんや?!どう曲解すればそこに行きつくんや!?」
「曲解?ナニを言っているのかしら?ストレートに受け取っただけよ」
「ストレートをとんでもない暴投にするのやめてほしいんやけど!?」
「このぬいぐるみはありがたく頂くわ。これを丈二だと思って大切にする・・・とりあえずケツに穴をあけるところから始めるわ」
「早速大事にしとらへんやん!!製造会社に謝ってこい!!」
「・・・手を打とうとするほどに被害広がってない?」
「・・・そうだな」
「信様!!手を打つくらいなら私のお尻を打ってくださいまし!!///」ハァハァ
「え?ただしゃべるだけで被害が広がるなんてもうしゃべれなくなるんだけど?」
「大丈夫だ、しゃべらなくても被害は広がる。最善策を取ろう、逃げるぞ」