かわいそうな被害者たち   作:豪次郎

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第二十六話 四月バカとは加害者の事である

四月バカとは加害者の事である 街中にて‐1

 

 

 

4月1日、春休みも終わりかけているこの時期、気温も徐々に上がってきて晴れの日に外を歩くのが気持ちいい。

あのバカ共の相手をすることなく過ごすこの時間は至福である。

 

しばらくあいつらとも会ってないし、こんな時間がいつまでも続けば・・・

 

「大変だよ鉄風!!最近チ〇ポジがずれる事によるち〇ぽへの摩擦でケガする人が続出なんだってチ〇ポジをベスポジにすれば防げるらしいよ鉄風チ〇ポジずれてない?私に任せてこう見えてもチ〇ポジの調整には自信があるんだちょっと触っちゃうけど我慢してね絶対に鉄風のベスポジにおさめるから間違えてモミモミしちゃうかもだけど気にしないでポジショニングをきちんとするのに必要な事だから大丈夫けしてやましい気持ちはないからこれは鉄風をケガさせないための必要な事だからじゃあ触るねいただきます!!!!」ワキワキ

 

「いきなり現れてモロバレの嘘を早口でまくし立てんなっ!!」

 

世の中は無常である。

街を歩いていただけなのに、いきなり目の前に最も合いたくない人物(成香)が現れ、とち狂った嘘を早口でまくし立ててくるという苦行が待っていたのだから・・・

 

「嘘じゃないよ!!涼子ちゃんも宵夜ちゃんも言ってるよ!?」

 

「この世の中で最も信用できない二人だろうが!!」

 

「とりあえず鉄風のち〇ぽが危険なんだよ!!ポジショニングを私に任せて・・・」

 

「セヤァッ!!」

 

ゴチィンッ!!

 

「ギヤミッ?!え~ん!!なんでばれたの~!?」

 

「なんでばれないと思ったんだよ!?」

 

 

 

 

 

 

 

四月バカとは加害者の事である 街中にて‐2

 

 

 

「・・・あ、ごめんごめん、間違えた。本当は最近男の人でち〇びがこる人が続出してるんだった!!いや~うっかりだよ、間違えてたよ。じゃあ早速こりほぐしにち〇びコリコリ・・・」ワキワキ

 

ゴチィンッ!!

 

「ギヤミッ!?え~ん!!サイレントゲンコツはやめてよぉ~!!」

 

「もう何か言うのも疲れたわ・・・」

 

「突かれた?!まさか鉄風のお尻の処〇が?!」

 

「わざとなんだろ?なあわざとなんだろその言い間違い・・・!!」グイグイ

 

「い、いひゃい!!ほっへはふへははいへ!!??」

 

成香のよく伸びるほっぺたを思いっきり引っ張ってこのイライラを鎮めようとする・・・が、こいつに出会ってしまった不幸を考えてしまい、イライラが静まり、気が落ち込んでしまった。

 

はぁ・・・平和な時間は終わった・・・

 

ほっぺたから手を放し、次に来るであろう不幸に落胆するのだった。

 

どうせこの後はお決まりで・・・他のやつらが・・・

 

「これは今世間を騒がせてる事なの。丈二はそこらへんに疎いから知らないだけよ」

 

「そうなんかな・・・」

 

「そうよ、このウイルス・・・知り合いの女の子にケツに指を突っ込んでもらって前立腺を刺激してもらわないと死んでしまうウイルスが流行っている事は紛れもない事実なの!!」ドドンッ

 

「紛れもない嘘ついてんじゃねぇよっ!!」

 

なぜか都合よく俺達の前に現れた平和を壊す悪魔(成宮)に怒鳴り散らした。

 

つーかやっぱり丈二はバカなのか?!なにちょっと説得されそうになってんだよ!?

 

「・・・ッチ・・・あら成香に赤坂くん、偶然ね」

 

「おい、今舌打ちしただろ?」

 

「舌打ち?ナニを言っているのかしら?私がしたのは丈二のケツに指を入れるシミュレーションよ」

 

「ひぃぃ?!」ガクガク

 

「丈二、早くしないとウイルスで死んでしまうわ!!さあ、桃のようなケツを出しなさい!!」ワキワキ

 

「鉄風どないしょ?!ウイルスで死ぬ前に別の事で死にそうや!?」

 

「噓だって気づけよお前?!そんなウイルスあるわけないだろ!?」

 

「え?!嘘なん!?良かった・・・」ホッ

 

「・・・ッチ」

 

「やっぱりお前舌打ちしただろ!?」

 

「してないわ、したのは丈二にア〇ル〇ァックするシミュレーションよ」

 

「ひぃぃ?!さっきより言い方ひどくなっとる!?」

 

「さすが涼子ちゃん!できる女だね?」ニヤリ

 

「ふふっ・・・照れるわ成香」

 

「照れんな!!」

 

 

 

 

 

 

 

四月バカとは加害者の事である 街中にて‐3

 

 

 

あぁ、やっぱり来ちまった・・・

 

ドドドドド・・・

 

成宮が来たと言う事は・・・

 

ドドドドド・・・!!

 

当然ながらあいつも・・・

 

ドドドドド!!!!

 

「信様~!!!!私、信様とズッ婚バッ婚しないと死んでしまうウイルスに侵されておりますのでどうか助けると思って身も心もひとつになってくださいまし~!!!!」ドドドドドドッ

 

「なんでそんな見え見えの嘘つくかなっ!?」ドドドドドドッ

 

「噓ではありませんわ~!!!!私の体の事は私が一番知っておりますものぉ!!!!」ドドドドドドッ

 

「思い込みって怖いね!!??」ドドドドドドッ

 

「思いはすべてを超越しますわぁ!!!!あっ♡今信様と色々な意味で繋がりましたわぁ!!!!」ドドドドドドッ

 

「うわぁ・・・ひどい思い込みだ・・・」ドドドドドドッ

 

「えぇっん!!!!・・・ふぅ・・・信様の蔑みで達してしまいましたわ~!!!!」ドドドドドドッ

 

「そんな事大声で言わなくていいよぉぉぉ!!!!」ドドドドドドッ

 

・・・

 

・・・・・・

 

・・・・・・・・・

 

「・・・丈二」

 

「・・・なんや?」

 

「・・・後で信も入れて遊びに行くか」

 

「・・・そうやな」

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