かわいそうな被害者たち   作:豪次郎

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第三話 加害者が先にくる

加害者が先にくる 登校中にて-1

 

 

 

「うん・・・だいぶ筋肉付いてきたな」

 

入学前の春休みから体を鍛え始めていた。

体が引き締まっていた方がカッコいいだろうと言う考えで始めてみたが、これがどうしてか鍛えるのが楽しくて夢中になっていた。

 

引き締まった体もそうだが、より強く大きな筋肉を求めるようになっていた。

 

その成果が少しずつ見え始めている事に達成感を感じた。

 

このまま鍛えればバキバキになれるな。

 

「おっはよう鉄風っ!!」

 

「成香か」

 

「腕まくりなんかしてどうしたの?」

 

「入学前から筋トレしてるんだよ、その成果を見てたところだ」

 

「そうなの?見せて見せて!」

 

「なら、見とけよ」

 

右腕に力を込め、グイッと力強く曲げる。

固くなった腕と力こぶが姿を表す。

 

「どうだ?」

 

「・・・え?早く見せてよ」

 

「は?今見せてるだろうが」

 

「見えないじゃん」

 

「お前何言って・・・」

 

「ズボンとパンツ脱がなきゃ見えないよ。さ、脱いで脱いで」

 

「そこは金であって筋ではない」

 

 

 

 

 

 

 

加害者が先にくる 登校中にて-2

 

 

 

「え?金トレって言ったじゃん。きん○まトレーニングじゃないの?」

 

「ちげぇよっ!!何だよきん○まトレーニングってっ!!」

 

「揉みまくって○液ドバドバ出すやつじゃん、知らないの?」

 

「知らねぇよっ!!てかっ、通学路でとんでもない下ネタかますなっ!!」

 

「鉄風だって言ってたじゃん」プークスクス

 

「貴様ぁぁぁっ!!!!」

 

・・・はっ?!いかんいかん、こいつのペースに乗せられてる。

落ち着け・・・落ち着くんだ・・・

 

「鉄風のきん○まってどのくらいの柔らかさ?耳たぶくらいかな?」

 

ムニムニ

 

「ショォウッ!!」

 

ゴチィンッ!!

 

「ギヤミッ?!」

 

・・・はっ?!またペースに乗せられてつい脳天に一撃を・・・

 

「もうっ!!また打ったっ!!」

 

「お前がろくでもない事言うからだろっ?!」

 

「ふーんだ、いいもんね!!見せてくれないなら今度鉄風のMMSを測定してやるんだから」ツーン

 

「・・・MMS?」

 

「知らないの?MMS(マックス・モーニング・スタンドアップ)の略だよ。つまり、最高にいきり勃った朝○ちの事だよっ!!」ドヤァ

 

「ドヤ顔で言うなっ!!つーかそんなもん測定しようとすんなっ!!」

 

「うへへぇ・・・私を怒らせた報いを受けてもらうよっ!!」

 

「セイッ!!」

 

ゴチィンッ!!

 

「ギヤミッ?!えーんまた打ったぁぁぁ!!」

 

「ちっとは反省して慎め」

 

やれやれ、朝から疲れる・・・

 

「相変わらず仲が良いのね」

 

「あん?」

 

 

 

 

 

 

 

加害者が先にくる 登校中にて-3

 

 

 

「おはよう、成香、赤坂くん」

 

「あっ!涼子ちゃんおはようっ!!」

 

成宮涼子、成香の幼い頃からの友達だそうだ。

スラッとした長身、黒髪ロングの見た目クールなやつだが・・・

 

「今日は丈二のMMSを観測できたわ!!」

 

「えっ?!すごいっ!!私鉄風のMMSまだ見れてないよ」

 

「え?何?それ巷で流行ってんの?」

 

そう、やつも残念ながら成香と同類である。

話に出てきた丈二とは、相良丈二と言って、こっちは俺と同類になる。

つまり、こいつらの被害者だ。

 

「赤坂くん、何故見せないの?」

 

「見せる必要はないだろ」

 

「見せてよ鉄風」

 

「うるせぇよっ!!」

 

「・・・ははぁん、さては小さくて自信がないのかなぁ?」

 

「成香の言う通りね、皮付きのドリルち○こよ、そうに違いないわ!!」

 

「やーいドリ○んドリ○んっ!!」キャッキャッ

 

「貴様らぁぁぁっ!!」

 

「違うと言うなら見せるしかないわね!!さあっ!!成香に見せるのよっ!!」

 

「そうだそうだっ!!」

 

「その手にかかるかぁっ!!」

 

「・・・ちっ、つまらない男ね、EDかしら」

 

「関係ねぇだろうがぁぁぁっ!!」

 

「・・・はっ?!もしかして○精したからパンツカピカピで見せられないの・・・?///」モジモジ

 

「もうお前ら帰れぇぇぇっ!!!!」

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