買い物だろうが被害は飛んでくる お店にて-1
学校のテストが始まり憂鬱になる中、早くも夏の暑さが感じられるようになった。
暑さにうなだれながらテストを受け、何とか終える事の出来たその日、成香が水着を買いに行こうと言い出した。
まだ早いと思っていたが、こう言うのは早めに手に入れるべきと成香に強引に店に連れてこられた・・・のだが。
「うん、この水着がいいね」っ『ブーメランパンツ』
選ばれたのは俺の水着でした。
いやいやいや・・・なにこのキレッキレの水着?!とんでもない角度のVラインじゃねえか!!てか、え?!俺の水着買いに来たの!?
「おい待て、お前の水着買いに来たんじゃないのか!?」
「私のも買うよ?でも先に鉄風の水着だよ」
「いや俺はいらな・・・」
「あ、こっちのやつの角度もいいね」っ『ブーメランパンツ』
「聞けよ!!いらないし、何よりこんなもんはかねえよ!!」
「え~・・・これなんか最高にモッコリになりそうなのに・・・」
「うるせえよっ!!お前の狙いはそれかっ!?」
「あわよくばモッコリどころかモロりとか・・・」
「なんだよモロりって!?・・・いや、言わなくていい」
「ち〇ぽと金〇がもろ見え状態・・・」
「言うなっつってんだろ!?店中で何言ってんだよ?!」
ダメだこいつ何とかしないと俺まで同類に見られる・・・
「しかたがないなぁ・・・じゃあこれは?」っ『』
「・・・は?」
何も手に持ってない・・・?
「・・・何も持ってないよな?」
「ふふふ、これはね・・・鉄風には見えない水着だよ!!」ドヤァ
「・・・はぁ??」
「大丈夫大丈夫鉄風には見えないけどちゃんとみんなには見えてるからさ安心してはいちゃっていいよ少し開放的な感じになるけど全然大丈夫・・・」ハァハァ
「何が大丈夫だ馬鹿野郎!!裸の王様かよ!?俺を犯罪者にしたいのか?!」
「もぅ、なにいってるの?同意の上なら犯罪にならないんだよ♡」キャッ
「なんの同意だなんの!!・・・くそ、言えば言うほど墓穴を掘るきが・・・」
「えっ?!おけつを掘るっ!?そんな、私掘れるもの持ってな・・・」クネクネ
「デリャッ!!!」
ゴチィンッ!!
「ギヤミッ?!えぇ~ん痛いよ~!!」
黙らせるにはこれにかぎる。
買い物だろうが被害は飛んでくる お店にて-2
「・・・あら?成香?」
「あ、涼子ちゃん!!涼子ちゃんも来てたんだ」
店の奥側から顔を覗かせたのは成宮だった。
ちっ、こいつが騒いでたから気づいたのか。
こいつと遭遇するとどうせろくでもない事になるんだろうな・・・
「ええ、丈二の水着を選んでいたのよ」
なに?あいつもいるのか?
「お?二人も来とったんやな」
丈二もこちらに顔を覗かせるが、何やら手に持っている風にしていた。
風に、と言うのは、どう見ても手に何も持ってなかったからだ。
「この、丈二には見えない水着を勧めてるところ・・・」
「お前ら考える事一緒だなおいっ!!」
「鉄風、この水着見えるんか?みんなには見えるらしいんやけど・・・」
「お前も簡単に騙されるなよ!?バカなの?!わかるだろ!?」
「・・・ちっ、余計な事を・・・」ボソッ
「余計な事してんのはお前だよっ!!犯罪者を生み出すんじゃねえよ!!」
「?なに言ってるの?同意の上なら犯罪にはならないわよ?」
「返しまで一緒かよおいっ!!」
「え?なんの事や?」
「それはせっく・・・」
「言わせねえよ?!お前店の中って事忘れてるだろ!?」
「鉄風!!ここはお店の中だよ?落ち着いて・・・あ、おちちつついて・・・」ツンツン
「黙れええええええええええぇぇぇっ!!!!」
この後しっかり店の人に叱られました。
こいつらのせいなのに・・・