僕のSRアカデミア   作:ガンロウ

14 / 41


これだけは本当に使いたくなかった。
使えば、俺は理性を保てなくなって暴走しちまうからだ。
一回、八木ちゃんを家に呼んで、試運転したが、気がつくと…
八木ちゃんはズタボロだった。
『平和の象徴』の八木ちゃんでさえ、俺の暴走を止めるために命を賭すほど『コイツ』の力は相当のものだと知った。
だから、俺は『絶対に使っちゃいけないカード』として、ホルダーの隠しポケットにしまっていた。
コイツを使うのは『本当に死ぬ』って時だけだった。
けど、『友達』を、『仲間』を守る為にコイツを使った。
けど、俺はまだ、コイツを制御できていないだろう。
『友達』を、『仲間』を『俺自身の手』で傷つけてしまうかもしれない。
だからこそ2人に、
『俺から逃げろ。俺のそばに近寄るな。』と伝えた。

みんなを守る為なら、人間だって辞めてやる。
けど、もし、本当に、俺が、狂ってしまったら、………頼む。
誰も……誰も!!




              俺のそばに、近寄るな!!!!!!


愛・哀・阨。

〈八百万side〉

ベルト『ガ……ガガッ……[EVANGERION]!!!』

ベルト『THESIS!LEFRANC!MYTHOLOGY![EVANGERION]!!!』

 

 

Zipppps!!!!

SMAASH!!!!!!

 

(ヴィラン) 8「グブゲェェェェッッッ!!?

 

BAAAAANG!!!!!!

 

私、八百万 百は、夢か幻を見ているのでしょうか?

同級生の万代 斗真さんが、一気にヴィランの懐に潜り込み、大きな一撃をかまし、ヴィランは岩へ吹っ飛んでいった。

万代さんのおかげで上鳴さんは助かりましたが…………

 

八百万「ば……、万代さん?」

万代(?) 「UROOOO………WOOOOOOOO!!!!!」

八百万「ッ!!?」

耳郎「!! ヤオモモ!!危ない!!」

万代(?) 「SYYHAッッッッ!!!!!!」

八百万「キャッ!?」

 

シュバァッッ!!!!

 

!? 何という跳躍力!?人間の業ではありませんわ!?

 

シュタッ!!

 

上鳴「ウ……、はっ!?ここは!?」

耳郎「上鳴!万代が!万代が!!」

上鳴「ウェ!?なにどうした!?落ち着け!?」

八百万「万代さんの様子がおかしくなってしまったんです!!」

上鳴「万代が!?」

 

万代(?) 「GURRRRRRRRRR!!!!!!」

上鳴「なんだありゃ!?また例の変身の〈個性〉か!?」

耳郎「そうなんだけど、アレになった途端にあんな風に!!」

上鳴「おい!!万代!!お前何やってんだ!?降りて冷静になれ!!」

万代(?) 「GURRRRROOO?」

 

ズゥゥゥ………ンン!!!!!!

 

上鳴「か……かはッ!?」

耳郎「ッッ!!?グゥゥッ!??」

八百万「…………………ッ!!!!!!」

 

コレは!?この目を向けられただけで感じる、この空気の重み!?まさか………!?

 

万代(?)「ッッッ!!!!!!」バッ

? 注意が私たちから逸れた?全く別の方向を見ている?

たしかアッチは……、

 

八百万「!! 相澤先生がいる場所!?」

万代「UROOOO………WOOOOOOOOO!!!!!!」

 

ドォォ………ン!!

 

と、飛んでい……、いえ、跳んでいってしまった……。

上鳴「ッッッ!!!!ゴホッ!?ゴホッ!?」

耳郎「カハッ!!ハァーッハァーッハァーッ!!」

八百万「…!! お2人共、無事ですか!?」

耳郎「な……、なん……、とか…。」

上鳴「じょ、冗談じゃねぇぜ!!あんなの、信じられねぇ様な化け物みてぇじゃねぇか!?」

確かに、今の万代さんは『怪物』や『化け物』に近いソレ…………。でも!!

 

八百万「…………追いかけましょう!」

耳郎「!!」

上鳴「ウェェッ!?正気かよ!?無茶だって!!あんなヤベェの敵に回したら!!」

耳郎「………ウチも賛成。けど、みんなに万代が今、危険だって事は伝えておきたい。」

上鳴「ウッ……、な、なんだよォ。これじゃ俺が腰抜けみてぇじゃねぇかぁ……。」

八百万「私はただ、万代さんが、いつもの元気で、笑顔が明るくて、めちゃくちゃな言動をする、あの万代さんに戻って欲しいんです!ただ、それだけです。」

耳郎「ウチはあん時、何もできなかった。ウチが万代に言われなくても、しっかり〈個性〉を使っとけば、万代があんな姿に変わる必要もなかった。これは、ウチのケジメ。別に上鳴は良い仕事したんだし、それで良くない?」

上鳴「イィィィィィ良いわけねぇだろ!!俺があん時無差別放電した後もちゃんとしてればヴィランに捕まる事はなかったんだ!!俺だってケジメの1つや2つはつけラァ!!」

…………どうやら、皆さんも万代さんを助けに行きたい様ですね……!

 

八百万「では、参りましょう!!万代さんの所へ!!」

耳・上「「モチ(おう)!!」」

 

 

 

 

 

 

〈緑谷side〉

相澤「ーーーーーー!!!!!!」

怪物「グォォォォォォ………。」

リーダー格の(ヴィラン)「〈個性を消せる個性〉。素敵な個性だけど、なんて事は無かったね?」

嘘だ……。相澤先生が、『イレイザー・ヘッド』が手も足も出ないなんて……

それに……なんだ?アレ。アレも〈個性〉なのか?

 

黒い靄の男「死柄木弔。」

リーダー格の(ヴィラン)は『死柄木弔』っていうのか……。

 

死柄木「黒霧ィ。13号は殺ったのか?」

黒霧「行動不能には。しかし、散らし損ねた生徒に1人、逃げられました。」

死柄木「は?

!! 誰かが助けを呼びに行ってくれたんだ!!

 

死柄木「ハァー…。黒霧ィ、お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしてたよ!!

黒霧「……申し訳ありません。」

死柄木「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない…。ゲームオーバーだ。」

!?

死柄木「あーあ。今回はゲームオーバーだ。帰ろっか。」

 

『帰る』?今、『帰る』って言ったのか?

なぜそんなことを?逃げればこちらの危険意識が高まるだけだというのに!?

 

死柄木「けども………その前に『平和の象徴』としての矜持を少しでも、

 

 

            へし折って帰ろう!!!

 

 

刹那、死柄木弔はこちらに急接近し、蛙吹さんに向かって手を伸ばしていた。

遠くから見えた『奴の手に触れた相澤先生の粉々になった腕』。

僕は何もできず、ただ蛙吹さんの頭が粉々になるのを……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォォォッ!!!!

 

死柄木「グァッッッ!!???」

見ることはなかった。突如現れた紫色の『何か』が、死柄木弔の身体を吹き飛ばした。

 

緑谷「………ハッ!!蛙吹さん!!大丈夫!?」

蛙吹「ケロ!?……わ、私、生きてるわよね?」

緑谷「うん!!大丈夫!!ちゃんと顔もあるから!!」

蛙吹「……………良かった。」ポロポロポロポロ……

良かった……。ホントに良かった。

 

峰田「ぅおい!?なんななんあなんあなんだよアレ!?」

緑・蛙「え?」

???「URRRUUUOOOOOOO…………」

死柄木「ッッ痛ーーー!……ハッ!?あぁぁぁぁあぁごめんなさい!

!?

死柄木「ごめんなさいお父さん…!ごめんなさい!ごめんなさい!!」

な、なんだ……コイツ!顔中に付けていた手に向かって『謝っている』!?

『お父さん』!?なんなんだ!?コイツは一体!?

 

死柄木「………てめぇ、誰だよ?こんな事しやがって。決めた。お前から殺す。」

上鳴『1-Aに告げる!!今、万代が紫色の化け物みたいなのになってUSJ内を暴走中!!近寄らず、その場から離れろ!!』

!? 上鳴君の声!!それに『紫色の化け物みたいなの』って…………!!

 

緑谷「斗真………君?」

斗真(?) 「GURRRROOOOOO………」

死柄木「こんな奴が『生徒』だと?……殺せ。脳無。」

脳無「グォォォォォォ!!!!!!」

!! 死柄木弔の指示に反応してヤツが斗真君に!!

 

緑谷「斗真君!!逃げて!!!!」

峰田「斗真ァァァ!!」

蛙吹「万代ちゃん!!」

 

脳無「グアォォォォォォ!!」

 

ブォォン!!!

 

カキィィィーーーーーーーーーン!!!!!!

 

緑谷「え?」

死柄木「は?」

 

僕たちは信じられなかった。信じられないものを目の当たりにした。

斗真君の目の前には……………

 

透明な『バリアー』の様なものができていたのだ。

 

斗真(?) 「URROOO…………WOOOOOOOOOOOO!!!!!!」

 

バキャァッッッ!!!!!!

 

脳無「グオォッッッッ!!???」

斗真(?) 「WOOOOOO!!!UOOOOOOOOO!!!!!」

 

バキッ!ドガ!ドスッ!!ゴキャッッ!!!!

 

脳無「ッッッッッッッ!!!!!!」

死柄木「おい!!何してる脳無!!てめぇには〈ショック吸収〉と〈超再生〉の〈個性〉があるだろーが!!ガキ一匹に何遅れを獲られてやがる!!?」

脳無「オ………………オォ…………。」

 

あの『脳無』という『怪物』は、もはや、戦えるような身体ではなかった。

しかし、斗真君は…………

斗真(?) 「GRUOOOOOOOOOO!!!!!!」

 

 

 

ドグシャァァッ!!!!!!

 

 

 

容赦なく『脳無』の頭を文字通り『叩き潰した』。

 

死柄木「……何なんだよ。何なんだよ何なんだよ何なんだよ!!!!!!『脳無』だぞ!?対『平和の象徴』用の改人だぞ!!?あんな奴にッ!!!チートがァァッッッ!!!!

斗真(?) 「URGRUOOOOOOO???」グルンッ

死柄木「ッ!?く、クソッ!!こっちに来るな!!」

 

カチャッ!

 

緑谷「!? 銃!?」

黒霧「死柄木弔……。それは…。」

死柄木「『先生』から護身用にな!まさか使う事になるとは思わなかったがな!!」

緑谷「だ、ダメだ!!斗真君!!」

死柄木「死ね!!!!」

 

BANG!!!

 

 

ガスッッ!!

斗真(?) 「GURUUAOOO!!???」

緑谷「あぁッ!!!」

蛙吹「嘘でしょ……?」

峰田「うわあああああ!!!斗真ァァァ!!!!」

斗真君の顔に銃弾が直撃し、斗真君は仰け反った。

 

死柄木「ハハ!!眉間に入れてやったぞ!!化け物め!!とっとと死ね!!」

斗真(?)「………………………………。」

黒霧「………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリンッ!!

斗真(?) 「KRRRUUAAAHHHH!!!!」カッ!!!!

!!?

 

BEEEEEEEEEMMMMM!!!!!!

 

 

ズバッ!!!!

死柄木「ガァッッッッ!!??」

黒霧「!!? 死柄木弔!?」

!!? 今、何が起こったんだ!?斗真君が仰け反ったと思ったら、一気に起き上がって、目の辺りから『ビーム』が!?

 

死柄木「あ”あ”あ”!クソッ!!『ビーム』だと!?ッッッチートがァァ!!!!」

黒霧「……肩を貫く程の光熱線……。死柄木弔!引きましょう!!これ以上は…」

死柄木「言われなくてもそのつもりだ!!!!」

斗真(?) 「GURUUUUUOOOOO!!!!!!」ブォォン!!!

 

CRAAAAAAAASHHHH!!!!!!

 

死柄木「ッッッ!!」

黒霧「死柄木弔!!こちらです!!早く!!」

ズォォォッ(ゲートが閉じていっている)

死柄木「グッ!クソッ!!…覚えてろよ化け物!!次は絶対に貴様をk」

斗真(?) 「KISYAAAAHHHHH!!!!」カッ!!!!

 

BEEEEEEEMMM!!!!

 

ズバッ!!

死柄木「ギャァッッ!!?」

黒霧「!! 死柄木弔!!!!」

ズゥゥゥ…………

 

消えていった………。

 

峰田「や………やったぞ!!(ヴィラン)が逃げてったぞ!!助かったんだ!!」

緑谷「……………いや。まだだ!」

峰田「え?い、いやいや!?何言ってんだよ!?(ヴィラン)はもう」

蛙吹「確かにヴィランは消えたわ。けど、そうなると次に厄介になるのは……」

緑谷「……………『斗真君の暴走を止める』事だ!!」

 

斗真(?) 「GURUUUAAAHHH……」

 

             〈……to be continued ………〉




書いてる途中で
今回面白くなる!!
って思った。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。