緑谷「……………『斗真君の暴走を止める』事だ!!」
斗真(?) 「GURUUUAAAHHH……」
……斗真君の今の姿……、目についた『獲物』を、容赦なく喰らい尽くす『怪物』そのものだ。
どうする!?どうすれば助けられる!?
斗真(?) 「URRRRRRR……!!!!」
緑谷「………どうにかして『暴走』を止めないと……!!」
峰田「け、けどそうは言ってもよぉ!どぉ〜すんだよぉ!見てるだけでもヤバいってのに!!」
蛙吹「万代ちゃんから感じるこの『ドス黒い何か』は……プレッシャー?」
緑谷「いや……多分だけど、『殺気』だよ。それも、さっきの
この『殺気』は本当にヤバい
オールマイトやプロヒーローは、こんな感じの、若しくはそれ以上の『殺気』を放つ『
斗真(?) 「……GUA?」スンスン…
緑谷「?」
斗真(?) 「URRA……。」スンスン…スンスン…
峰田「な、何やってんだ?斗真は?」
蛙吹「何かの匂いを感知しているのかしら?」
斗真君は、何かの匂いを感知して、フラフラと歩き出した。そして、ふと立ち止まった。
そこにあったのは……、
斗真(?) 「GAAA……。」
蛙吹「……『脳無』の所で止まった?」
斗真君が止まったのは、自らの手で叩き潰した『脳無』の残骸が放置された所だった。
緑谷「? 何を?」
斗真(?) 「………KUAAAHH!!」ガバァッ
BITE!!!!!!!!!!!!
グチャッ!ボリ…ゴリ……メキッ!パキッ!!
緑谷「ッッッ!!???」
峰田「ウゲェッッッ!!?」ウップ!
蛙吹「……た、……『食べてる』?」
信じられない……!『暴走』していると思考回路も『獣』に近いものになってしまうのか!?
斗真君は、獣の様に這いつくばって、『脳無』の肉を口で引きちぎっていた。
オールマイト「もう大丈夫!私が来たァァァァァアアアアァァ!!!?」
緑谷「!! オールマイト!!」
峰田「オオォォオールマイトォォッ!!」
蛙吹「良かった!来てくれたのね!」
私、オールマイトこと、八木俊典は夢か幻を見ているのだろうかと疑った。
あれは間違いなく万代少年だ。決してヴィランではない。
だが、以前見た『彼の禁忌とも言える変身形態[エヴァンゲリオン]』に彼が変身して、『
オールマイト「え、えーっと、今どういう状況?」
緑谷「え…えーっと実は……。」
そこで私は緑谷少年から『襲撃してきた
オールマイト「そうだったか!だが、もう大丈夫だ!今、このUSJには雄英教師即席の精鋭がやってきている!相澤君達も助かる!!」
緑谷「!! じゃあ!」
オールマイト「あぁ!後は『万代少年の『暴走』を止める』だけだ!!」
斗真(?)「…………………。」
しかし困ったぞ……。迂闊に触れようとすれば、こちらが手痛い攻撃を受ける……。ここは穏便に……。
オールマイト「万代少年!私が分かるか!?オールマイトだ!!」
斗真(?)「(ブチブチィッ!) ハァ…。 !………YAGI…………CHAN……?」
オールマイト「!! そうだ!私だ!ヴィランはもういない!だから落ち着くんだ!!」
斗真(?) 「………………。 ! FUSYUUHH!!」ガシッ
オールマイト「!?」
なんだ!?万代少年、
斗真(?) 「GAッッッ!!!」
ズボォッ!!!!!
子供「…………。」
オー・緑・峰・蛙「!!???」
あれは……、『子供』!!?何故
斗真(?) 「AHHHッッッ!!!」ガシッ
その後はまさに『奇怪』だった。ヴィランの残骸からは小さな子供が5〜6人、『人だったであろう肉塊』、『誰かの内臓』が無数に飛び出してきた。
そして何より私ですら『恐ろしい』と感じてしまったのは………、
『ヴィランの残骸からあらゆるモノを取り出すために、ヴィランの残骸を『嗤いながら』抉り出し続けていた万代少年の姿』だ。
オールマイト「……………………ゴクリッ。」
緑谷「…………………。」
峰田「ウップ……。待ってヤベェ吐きそう………。」
蛙吹「ここでは吐かないで。」
突如、万代少年が
そんな事を考えていると万代少年がこちらを向いて歩き始めた。
斗真(?) 「………YAGI………CHAN……。」スタ……スタ……スタ……
緑谷「……………。」
オールマイト「…万代……少年。」
蛙吹「……………ケロ。」
斗真(?) 「…………YAGI……CHAN。」スタ…スタ…スタ…スタ…
峰田「(ゾワッ!!)ッ!!こっこっち来んな!!」
斗真(?) 「!!」ピタッ…。
緑谷「ッ!?」
蛙吹「!! 峰田ちゃん!!」
峰田「ハッ!!い、いや……違ッ」
斗真(?) 「………GURRRUUOO……」
オールマイト「ッ!???」
斗真(?) 「YAGICHAN………。
A・SO・BO??? 」
Zippps!!!!!
オールマイト「(ゾクッ!!)ッッ!!!!!!SMASH!!」
SMAAASH!!!!!!
斗真(?) 「ッッッ!!!!!!」
緑谷「!! オールマイト!!」
オールマイト「ッ緑谷少年!!今すぐここから離れるんだ!!」
緑谷「!? オールマイトは!?」
オールマイト「彼を止める!!みんなと合流したら、教師含めて全員USJから脱出しろと伝えてくれ!!」
緑谷「ッ!!」
すまない。緑谷少年。だが、これは私でなければ倒せない相手だ。『暴走』の止め方も、この場で知っているのは私だけだ。
それに……、
『ヤツ』と同等、若しくは『それ以上』の『殺気』を放つ彼に、私以外のプロヒーローが勝つことは100%不可能だ!!
オールマイト「……万代少年!!痛いだろうけど、我慢しておくれよ!?」
斗真(殺意) 「『GURRRRRRUUAAAAHHHHッッッ!!!!!!』」
峰田ァーー!!何やってんだお前ェーー!!
みんな必ずこう思っちゃったんじゃないんですか?