刀鍛冶ですが、何故かボス討伐しています 作:そういうとこだぞ、ムラマサ!
大通りから外れた薄暗い路地裏
そこで何かがぶつかり合う音と、衝撃が響く。
原因となる人物は2人。大鎚を振り下ろすアリナと、それを大盾で防ぐムラマサ。
その近くでは、ジェイドがガクガク震えながら壁際に追いやられていた。
「……なにすんのよ、ムラマサ」
「てめぇこそ、なにしてんだよ」
「大した事じゃないわよ、ちょっと口封じにソイツを亡き者に―――」
「めっちゃ大したことあるだろうが」
ヒビだらけの大盾でなんとかアリナの大鎚を押し返すムラマサ。アリナとの距離が少し開き、ヒビだらけの大盾を捨てると、今度は刀身が白と黒の二対の剣を作り出すし構える。
しかし、アリナの翡翠色の瞳は、壁際に退かされたジェイドの方へと冷たい視線を向けていた。
「邪魔するなら……あんたから先に潰すわよ?」
「やれるもんならやってみろよ、ただし……全霊を持って掛かって来い!」
そして、ムラマサの二対の剣が、アリナの大鎚とぶつかろうとしていた
半日ほど前
イフール・カウンター飲食スペース
「先日はありがとうございました、ムラマサ様。おかげさまで新メニューは人気メニューになりました」
カウンター席でムラマサに頭を下げるマスター。
いつものように依頼を受けにギルドに出向いたムラマサ。また刀剣の数本の鍛造依頼を受け、自宅に戻ろうとした時、マスターに呼び止められたのだ。
先日マスターに渡した新メニューのレシピの件だった。
どうやらどのメニューも職員や冒険者それぞれに好評だったらしい。おかげで食材の在庫が無くなりそうになったくらいに。
「そうか、それなら考えたかいがあった」
「えぇ、流石はムラマサ様ですね。これなら、冒険者だけでなく、料理人としても有名になりそうですね?」
「所詮趣味の範囲だ。本職様には敵わねぇよ」
その後、お礼としてギルドからのお礼金と、マスター個人からはイフールでも有名な演劇劇場のチケット(二人分)を貰った。
最初は断ったが、イフール・カウンター皆の気持ち、ということで、受け取った。
「そう言えば、今日は珍しい事がありましたね」
「珍しいこと?」
「はい、お昼頃に白銀のジェイド様が来られましてね――――」
「別に珍しくねぇだろ。何かクエストでも受けに来ただけだろ?」
「いえいえ!なんとクエストなどではなく、受付嬢のクローバー個人に会いに来たようで、しかも何やら親密なご様子でしたね」
「へぇ~……確かに珍しい」
だがよくよく考えてみると、珍しくないかもしれない。アリナは中身性格はアレだが、見た目は中々のもの。
このイフール中の男性100人に聞けば、殆どの者は彼女を美人と言うだろう(ムラマサの中では)。
おそらくジェイドも彼女に多少の気があり、デートの誘いでも来たのだろう。
「これは、強敵の登場ですな、ムラマサ様?」
「ん?どういう意味だ、マスター?」
「いえいえ、一応忠告しただけですよ」
「は?」
数分後
「ふぅ~、さすがにダンジョン攻略後に依頼するやつは少ないな……」
ギルドでの用事を終え、帰路に着こうとしたムラマサ。今晩は家にある食材でシチューでもするか、そう考えていた時
「ん、アレは……」
「分かりました……せめて場所を変えましょう」
「ありがとう、アリナさん」
「アリナと、ジェイド?」
アリナの方は定時になったので帰ろうとしたのは分かる。だが、ジェイドは何故またギルドに来てるのか?
もしかして、仕事終わりにデートの約束でもしていたのか?
だが、2人の様子からはそんな楽しそうな雰囲気は感じられない。なんというか、アリナの方は不満げな顔をしていた。
となると――――
「はは~ん、ジェイドのヤツ、昼間にデートの誘いを断られて、それでも諦めず誘いに来たな〜?」
彼もしつこい男だな。まぁムラマサはよくよく知っていることだが。
そしてアリナもひと目につかない場所ではっきり断るつもりなのだろう。
「これは明日の愚痴はジェイドの事になりそうだな……」
『何やら親密なご様子でしたね』
『これは強敵の登場ですな』
「………いちおう、アリナが暴走しないか、監視だけはしとくか……」
……」
2人の後をつけて行き、だんだんと人気のない路地裏まで来ると、2人の動きが止まった。
ムラマサも2人に気付かれず、また2人の声がギリギリ聞こえるくらい離れたところに隠れて様子を伺っていた。
すると、ジェイドがアリナの方に向き直り、単刀直入に切り出した。
「どうしても、アリナさんには白銀の剣に入ってほ――――」
「スキル発動、『
「なっ!?スキル発動っ!『
「しいぃぃぃぃぃぃーーー!!??」
ジェイドの要件を言い終わるのを待たず、アリナは唐突にスキルを発動。魔法陣から大きな戦鎚を取り出すと、彼の言葉を彼ごと叩き潰すのように大鎚を振り下ろすアリナ。
だが、咄嗟に二人の間に入り込み、ジェイドを押し退けたムラマサが、スキルで大盾を作り出し、大鎚を受け止めた。
しかし、咄嗟のことだったのでその衝撃は完全には殺しきれず、ムラマサが立っていた床面がクレーター状になり、大盾もヒビだらけになっていた。
「……なにすんのよ、ムラマサ」
「てめぇこそ、なにしてんだよ」
「大した事じゃないわよ、ちょっと口封じにソイツを亡き者に―――」
「めっちゃ大したことあるだろうが」
ヒビだらけの大盾でなんとかアリナの大鎚を押し返すムラマサ。アリナとの距離が少し開き、ヒビだらけの大盾を捨てると、今度は刀身が白と黒の二対の剣を作り出し構える。
しかし、アリナの翡翠色の瞳は、壁際に退かされたジェイドの方へと冷たい視線を向けていた。
「邪魔するなら……あんたから先に潰すわよ?」
「やれるもんならやってみろよ、ただし……全霊を持って掛かって来い!」
そして、ムラマサの二対の剣が、アリナの大鎚とぶつかろうと――――
「ちょちょちょちょちょちょちょっと待って待ってっ!!いきなりなにするんだよアリナさんっ!?ムラマサさんもなんでこんなとこにいるんですか!?」
状況を未だに把握出来ないジェイド。だが、アリナから感じる殺気で、2人の間には入れなかった。
「言ったでしょ、
「直感だけど、変な言い方してないですか?」
「
「は、はい……ありがとうございます」
「どうせ、昨日の
「そ、そうです。でもその前に、この間のダンジョンでチラッとフードの中が見えて……一瞬だったんで女性かどうかも確信は持てませんでした。でも、昨日のムラマサさんとの会話でカマをかけて、それで確証を得ました。」
お前か〜!と睨むアリナ、それを気まずそうに目線をそらすムラマサ。
「ていうか、その大鎚どっから出したんだ!?」
「知らない。スキル使うと勝手に出てくる。まぁムラマサと同じようなものよ」
「
「そうだっけ?」
「魔法陣から武器……やっぱり!
しかし、文献でしかその存在は知らされておらず、誰一人として見たことは無い。
「ならコレが神域スキルかなんて分かんないでしょ。それならムラマサのはどうなのよ?」
「いや、ムラマサさんは魔法陣なんて出てないし、殆ど使い捨ての武器を出してる。スキル発動と同時に魔法陣から専用の武器が発現するなんて、少なくても超域スキルでは見られない。そう考えると、やっぱりアリナさんのは神域スキル――――」
「ま、どうでもいいけど」
そう言い、アリナは再びジェイドに狙いを定めて大鎚を振り上げる。だがムラマサも再び剣を構える。
「さ、今度こそ始末してあげる」
「待て待て、落ち着けアリナ」
「ムラマサさぁ〜ん!」
ムラマサだけは味方をしてくれ、ジェイドは嬉しく両目に涙を浮かべる。
「なによ、一緒に潰されたいわけ?」
「違う、幾らなんでも無抵抗のヤツを殺るのはマズイ。せめて盾くらい構えさせてやれ。その上で潰せ」
「ムラマサさん!?」
と思いきやそうでないと分かり、ムラマサからも距離をとるジェイド。
「そもそも俺はアリナさんと戦いに来たんじゃない!それにこんなところで死ぬわけにはいかないんだ!」
「あらそう」
ジェイドの必死の訴えを、興味なしに受け流し、無表情で大鎚を振り上げ、ジリジリとにじり寄るアリナ
「今『白銀の剣』は大変なんだ!アリナさんも知ってるでしょ!ウチの
『白銀の剣』の前衛、『暴刃のガンズ』は先日のダンジョンでの
それを聞いた張本人のアリナは気まずそうに大鎚を消した。
「それで、私のせいだからなんとかしろって?」
「それは違う……俺は………」
拳をギュッと握りしめ、意を決してジェイドは口を開いた。
「俺は、アリナさんが欲しいんだ!!」
「なるほどセクハラですね」
「いい趣味だが、セクハラだぞ」
「違うっ!?」
「こんな受付嬢に迫らなくても女性には困ってないでしょう」
「だから違うって!他の女なんて関係ない!一目見たときからアリナさんの力や顔が頭から離れない。ずっとアリナさんのことを考えてた」
「普通に気持ち悪いんだけど……(ドン引き)」
「なるほど、確かにコイツは美人の部類に入るし、気持ちは分からんでもない」
「あんたは黙ってて」
「と・に・か・く!俺はそれだけ本気なんだ。だから、俺たちのパーティー、『白銀の剣』に入ってほしい」
そう言い、アリナに手を差し伸べる。しかし彼女はため息をつき、改めてジェイドに言い聞かせる。
「私は受付嬢として、平穏に暮らしたいの。その平穏にあんたなんかが介入出来る余裕なんてないの、分かった?」
「じゃあ、なんでヘルフレイムドラゴンを倒したりしたんだ?そんなことをしてたらそれこそ平穏に暮らすなんて――――」
「残業が嫌だから」
「無理……え、残業?」
「なによその顔、他に理由が必要なわけ?」
ゆらり、とアリナはジェイドに詰め寄るや、目をカッ開き、先ほど並みに殺気をにじませてジェイドを胸ぐらを掴んだ。
一体何事かと、ムラマサの方に顔を向けるが、顔を横に振るムラマサ。そんなことはさておき、アリナの鋭い視線がジェイドに向けられる。
「あんたに分かる?終わらない書類の山を見つめたときの絶望が!明らかに追いついてないのに別の仕事を押し付けられたときの殺意が!」
「いや、あの、すいません。分かりません……」
「あんたらがちんたら攻略してるから、私の残業が終わらなくて!だからワ・タ・シが!終わらせたの!それの何が悪いのよ!?」
ブンブンとジェイドの首元を掴んで振り回すアリナ。
「えっと……俺たちのパーティーに入れば残業なんて無くなる――――」
「定時っていう概念が無いだけでしょ」
核心をつかれ、うぐっと口が閉じてしまうジェイド。
「とにかく私は安全で安定した仕事に付きたいの。いつ手足が無くなるかもしれない冒険者なんて仕事はごめんなの」
「そもそもお前を倒せる奴なんていないだろ」
「黙れ」
ギロッとアリナの殺気増々の視線を向けられ慌てて顔を背けるムラマサ。
そしてアリナはジェイドを離すと、今度こそ背を向け大通りへと戻ろうとする。
「そういう訳だから、『白銀の剣』には入らないから。
「
「まだ何も言ってませんよ!?」
「そ・れ・と――――」
クルッと男2人に振り返り
「この事を他にもバラしたら、許さないからな……」
それだけ言い残し、アリナはその場を後にした。
残された男衆は
「だ、そうだが、どうするジェイド?」
「お、俺……絶対諦めません、諦めきれません!アリナさんも、ムラマサさんも!」
「おっと、用事を思い出した!それじゃ、またな」
勧誘の気配を感じ、ムラマサも早足でその場を去って行った。
翌日
ムラマサ宅 キッチン
「さて、始めますか」
キュッとエプロンの紐を締め、ムラマサは調理を始めた。
昨日処刑人の正体がバレたのは少なからずムラマサにも責任があるので、そのお詫びの品を作るためだ。
「まずはバターっと」
バターを3cm程に切り、使う直前まで、冷却の魔法がかけられた冷蔵庫に冷やしておく。
次に市場で買ってきたチョコレートを大き目に角切りにする。
そして、金属のように硬い核を持つくるみ、メタルウォールナット。コレをムラマサ特製のくるみ割りで中の種子を取り出し、適度な大きさに砕く。
「次は粉関係だな」
薄力粉と強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を混ぜ合わせ、粉ふるいでふるい、そこに先程の冷えたバターを加える。
「コレを細かい雨(そぼろ状)になるまで混ぜてっと……」
コレに全身銀色の牛、シルバーホーンから取れたビタミン豊富な牛乳と、ヨーグルトを加え、ヘラで切るように、またこねないように混ぜる。
ある程度まとまったら、手で生地をまとめる。そして、コレを3つに分ける。その内2つにチョコとくるみをこねず、中に入れ込むように混ぜる。
混ぜ終えたら手を大きく使って生地をまとめ、調理用の薄い布で包み、冷蔵庫で30分程寝かせる。
「その間に紅茶とジャムの準備っと……」
30分後、強力粉を敷いた台に生地を置き、伸ばして折り畳む。これを2〜3回繰り返す。2cm程の厚さにし、4〜6等分に切る。
180℃に予熱しておいたオーブンで10〜12分。それから温度を200℃にして2〜3分焼く。ただしこの時、焼きムラが発生しないように、それぞれの焼き時間の半分になったら
「生地の位置を前後入れ替えてっと……」
火傷しないよう注意し、あとはじっくり焼き色を見て
「綺麗なキツネ色に焼き上がれば、出来上がりっと!」
あとは出来上がった品を丁寧に包み、”あの場所“で食べるように敷物や食器類を準備していった。
昼頃
裏通りにある細い階段を登った先。イフールの町並みを見渡せる小高い丘の上、ほとんどの人々に忘れさられた小さな空き地。そこにポツンと1つのベンチがある。
そこがアリナのいつもの昼食場で、数少ない彼女の心を癒やす場所でもある。
「はぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
そこでアリナの深ぁーーいため息を吐いていた。
「知ってるか、ため息1つ吐く事に、幸せが逃げていくらしいぞ」
その隣で、ムラマサが反対側に敷物を敷いて、朝方作った品を並べていた。
「知ってる。私のため息の元々の原因は、あんたがあのストーカー野郎にうっかり私の正体をバラした事を」
「それに関しては、全面的に
「………ごめん、私も言い過ぎた。そもそも私が我慢出来ずにダンジョン攻略したのが原因だから。でも、今日はホントに疲れた……」
「なんだ、また仕事を押し付けられたか?」
「そんな感じ……もう帰りたい」
そう言い、モグモグとサンドイッチ(町のパン屋作)を食べる。
なんとなくそんな感じがしたムラマサは、ポットからコップに飲み物を注ぎ、彼女に手渡した。
「ほら」
「ありがとう、ゴクッ……あれ、レモンジュース?けどあんまり酸っぱくない……」
「特製ホワイトレモンのジュースだ。疲れた時によく効くぞ」
「それって、北の地方でしか採れない白いレモン?」
「あぁ、酸味は普通のレモンの半分だが、ビタミンはその倍。更にハチミツを混ぜてるから疲労によく効く」
「へぇ~。ゴクゴクッ……お代わりある?」
「もちろん」
ムラマサが新しくアリナのコップにジュースを入れたとき
「へぇー、こんな場所があるとは」
アリナの癒やしの聖域に、彼女が今1番聞きたくない声が響いた。
「ジェイド?なんでここに?」
「いや〜、俺も丁度静かな場所で昼飯を食べようと、いい所を探してて。そしたらアリナさんやムラマサさんが裏通りに向かうのを見たって言う人がいたんで、行ってみたらお二人が。ここで昼飯食うなら、俺も一緒に「スキル発動、
白光と共に魔法陣から大鎚が生み出されるのを見て、ジェイドは、慌てて飛び上がり、彼女と距離を取り、背中の大盾を構える。
「良くもまぁ私の前に出てこれたものよね、この営業妨害ストーカー野郎」
「なんだお前、そこまで墜ちたのか?」
「違う違う!!俺はただちょ~と様子を見に行っただけで――――」
「それを営業妨害って言うの知ってるかしら?」
話によると、何故か朝早くからジェイドがイフール・カウンターに居座っていたのだ。
特に依頼を受ける訳でもなく、ただカウンターにいるだけ。
そのせいで多くの冒険者や、彼目当ての女性たちでカウンターはパンパン。しかもその中に同僚や先輩受付嬢も混ざっていたので、仕事はあまり進まず、中にはアリナに押し付ける者も。
おかげで今日も残業確定だ。
「でも、アリナさんの正体はバラしてないでしょ!?」
「うるさい、私の職場でサボってないで仕事しろ。この営業妨害下痢グソストーカー野郎」
「良かったな、あだ名が進化したぞ」
「進化なのか?そもそもサボってない!俺はただ処刑人調査のため――――」
ドゴッ!!
言い訳を言い切る前に、彼の目の前に大鎚が叩き付けられる。それを見たジェイドの顔から一気に血の気が引き、頭を下げた。
「すいませんでした!!」
「午後から真面目に働け、良・い・わ・ね?」
「はい……」
彼女の冷たい視線により、大人しくなるジェイド。と思いきや、ちゃっかりムラマサとは反対のアリナの隣に座ろうとして
「あんたは地べたで食べてなさい」
「はい……」
チョコンと、地面に座らされた。
「ほら、それよりもコレ食うか?」
そう言って出したのは、ムラマサが作ったお詫びの品。
「これ、スコーン?」
「プレーンとチョコ、くるみとあるからな。それと、イチゴジャムとマーマレード、クリームもあるからな」
そして、アリナにスコーンを入れた箱を見せると、アリナはまずプレーンを取り出し、ジャムを付けて一口かじる。
「モグモグ……甘くて美味しい」
「俺も良いですか?」
そう言い、ジェイドはチョコスコーンを取り、食べる。
「モグモグ……外はサックリ、中はふんわり柔らかい、なんだコレ、スゲー美味い!」
「当然よ。ムラマサの料理はそこらの店よりも断然美味しいわよ」
「おだててもお代わりしか出ないぞ」
「ギルドの飲食コーナーの料理の殆どはムラマサさん考案って話、ホントだったんだな……てか、ホントに刀鍛冶師ですか?」
「ただの趣味だ。まぁ今回のは、バレたお詫びってやつだ」
それからは、3人だけの昼食は続いていった。