湖の求道者   作:たけのこの里派

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 外は風が寒すぎて、自転車乗りながら呼吸困難に陥りかけますた。
 やべぇ。どのぐらいヤバイかというと、誤字修正機能というスーパーやべぇのと同じぐらいやべぇ。



第十二夜 奴はとんでもないものを盗んでいきました。貴女の心です(物理)

 

 

 

 姫エレインとロンギヌスの槍。

 この両者の縁は、二人の英傑の存在無くしては語れない。

 

 即ち、彼女の祖父であるカーボネック城の主、ペラム王。

 そして彼が漁夫王と呼ばれる原因となった、かつてアーサー王の騎士の一人であったベイリン卿である。

 

 前者が挙げられる理由としては、そもそもロンギヌスの槍を管理していたのはペラム王であるからだ。

 彼はアリマタヤのヨセフの子孫。

 聖槍を管理していたとしても何らおかしくはない。

 

 だが、問題は後者であるベイリンであった。

 彼はかつて『双剣の騎士』と呼ばれたほどの騎士。

 だがアーサー王の従兄弟を殺害した罪で追放、各地を彷徨っていたのだ。

 

 旅の途中、ガーロンという姿を消す魔法を使う騎士によってベイリンの道連れが、行く先々の人々が次々と殺されていく。

 被害者に、そして遺族たちに敵討ちを懇願されその報復としてベイリンはガーロンを探してペラム王の城を訪れた。

 

 ガーロンは、ペラム王の弟であったが故に。

 

 このペラム王の城では、客人は武器の携帯が禁じられていたのであるが、ベイリンは短剣を隠し持ちガーロンを暗殺することに成功する。

 しかしガーロン暗殺が明るみになり、当然弟を殺され激怒したペラム王とも戦うことになる。

 

 しかしベイリンの剣はペラム王の猛攻に耐えられず、ポキリと折れてしまった。

 不利と悟ったベイリンは武器を探して城内を逃げ回り、やがて寝室の壁に奇妙な槍が立てかけられているのを見つけた。

 

 それこそが、ロンギヌスの槍である。

 

 コレを用い、嘆きの一撃と呼ばれる力によって、カーボネック城と三つの国は滅ぼされる。

 尤も当時エレインは幸か不幸か、ブリテン島の主である妖姫モルガンによって囚われていたため、この被害には遭わなかったが。

 

 また辛うじて生き残ったペラム王ではあるが、しかし聖槍で傷付けられた為、癒えることのない呪いに苦しむことになるのであった。

 

 カーボネック城崩壊の報を受けてアーサー王が遣わした、「最近の趣味は斬魔剣・弐の太刀です」と脳内で自己紹介していたとある湖の騎士(アホ)が訪れるまで────。

 

 そして瓦礫に埋まったとは言え生き延びたベイリンは、しかし聖槍を手放し後に悲劇の死を迎えた。

 そんなベイリンの末路は兎も角、ソコで槍は一度紛失した。

 

 だがもし仮に、誰かがひっそりと見付け出していたのだとしたら?

 その誰かが、力を求めたエレインだったのだとしたら?

 

 斯くして数多のレプリカを残す聖槍は、本来の管理者(聖人の系譜)によって保管されていた。

 そして、現代に至るまでソレは変わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第十二夜 奴はとんでもないものを盗んでいきました。貴女の心です(物理)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ロンギヌスの槍だと……!?」

「あの蛮人に奪われたカーボネックの秘宝、私が持っているのはおかしいか?」

 

 余りにも有名なその槍の輝きは、信心など皆無に等しい切嗣をして目を奪われる物だった。

 

「尤も、世界を制する能力は莫大な負債を世界に生み出す。その負債がどうなったか知れているだろう? 故に思うがままには使えんがな」

 

 持ち主に世界を制する力を与える槍。

 しかし世界を自在とする程の力には確実にリスクが伴う。

 第五の魔法が、その行使によって世界に対する負債を莫大に生むように。 

 よってエレインは槍の世界を制する範囲と負債を、もう一振りの槍を合わせることによって最少に抑え込んだ。

 

「フ……」

「!」

 

 エレインが槍を突き付けただけで、暴風の壁が城内の廊下を駆け抜ける。

 セイバーならば耐えられるが、その風圧は人間でしかない切嗣を押し潰すだろう。

 

「セァッ────!」

 

 渾身の魔力放出で加工した聖剣で、その壁を切り裂く。

 

「やはり瞬間的な魔力放出なら、世界の大気ではなく個人と認識されるか。なら、コレはどうだ?」

 

 呟きと同時に、エレインの周囲から九ツ首の竜巻が発生した。

 その暴風は咄嗟にセイバーが切嗣を抱えて飛び退いた場所を、削岩機の様に塵に粉砕する。

 それどころか、城に大穴を開けた。

 

「く……!」

「マスターを抱えていては、御得意の聖剣は真価を発揮できんぞ?」

 

 エレインが聖槍をくるりと廻すだけで暴風の槌が複数、しかも同時にセイバー達を襲う。

 セイバーは魔力放出で相殺、または直感で何とか掻い潜る。

 

 しかし切嗣を抱えながらでは、じきに避けられなくなる。

 

 自在に振るわれる暴風の檻を突破する手段は、セイバーの聖剣の解放のみ。

 しかし彼女の宝具は、使用に両手を使う。

 故に切嗣を抱えた状態では、全宝具中最上位の威力を誇る聖剣も使用に漕ぎ着けられないのだ。

 

「それほどの宝具、本来の担い手(聖ロンギヌス)以外の人の身が扱うには相応のリスクがある筈だが……!?」

「これの発生させる負債、最少に抑え込むのに苦労した!」

 

 世界を操るというのは極めて重大な問題を発生させる。

 ソレは世界の滅亡のカウントダウンを速める様なモノだ。

 それを大気に限定し、発生する負債を最少に抑え込む。

 

 だが、それをどうやって成したか。

 

「尤も、これは偉く便利なモノでな。溜め込んだ負債を破壊で清算するのだが────やはり、彼は私を助けてくれる」

 

 そう、エレインが本来得物としていた、ランスロットから贈られた短槍だ。

 合わせると言っても溶かして打ち直した訳ではなく、概念置換なのだが。

 

「故に、今の私が操れるのは精々世界に遍く大気だけだよ」

「私の風王結界を(ほど)けたのは、それが理由か……!」

 

 だが相対し、マスターを守らねばならぬセイバーは城の屋上で歯を食い縛る。

 成る程、確かに伝説の神の子の聖血を受けた槍ならば、星に鍛えられたセイバーの聖剣にも耐えうるだろう。

 

 風を統べることが出来るなら、空気の流れを伝って探知することも大気のクッションも作るのも容易い。

 魔術によって起動する切嗣の起源弾も、宝具相手では話にならない。

 だが、思わずにはいられない。

 

 かつてセイバーが保有していたブリテンの聖槍と、同等以上のこの槍が『あの時』あれば、結末は変わっていたのではないか?

 

「その槍……」

 

 聖杯に並ぶ世界最大級の聖遺物。

 ならば、ならばならばならばならばならば。

 

「?」

「ソレは彼を取り戻せるのか?」

「────ッッ!?」

 

 突如眼前に現れたセイバーに耳元で囁かれたエレインは、背筋を襲う殺気に本能的に半歩下がった。

 瞬間、セイバーの聖剣が鼻先を掠める。

 

「な────」

「その槍は彼を……」

 

 絶句し、エレインが下がりながら聖槍を構えるも、セイバーはエレインから離れずに先程とはまるで違う動きでエレインを捉え続けた。

 

(何だ、まるで動きが別人だ!? それに、この動きは────)

 

 エレインは忘れもしない己の師、愛しきランスロットと同じ歩法────!

 

「ランスロットを取り戻すことは出来るのか?」

「────ぐぁッ!!」

 

 莫大な魔力を纏わせ、先程は耐えたエレインを一撃で吹き飛ばした。

 壁に叩き付けられた衝撃に、しかし風のクッションで無傷のエレインは顔を顰めながら己の目を疑った。

 セイバーの瞳が、一瞬黄金色に染まっている様に見えたからだ。

 

 もう一度セイバーを見据えて────ゾクリ、という怖気が走る。

 

 あの麗しい騎士王は、しかし光を喪ったドロドロに濁った瞳でエレインを、感情が削ぎ落とされた顔で見据えた。

 

「────答えろ」

 

 万能の願望器たる聖杯。それに並ぶ聖遺物である世界を統べる聖槍ならば、かつて目の前で消えたランスロットを取り戻すことが出来るのではないか、と。

 

 だが当のエレインは未知への恐怖を呑み込み、表情を苦悩に染めた。

 

「……そんな単純な物ではないんだ、彼の現状は……!」

「何……? それはどういう────」

 

 エレインの答えの真意を問う前に、タイムリミットは訪れた。

 

『準備完了したぜ、マスター』

「……そうか」

 

 ランサーからの念話が、この場にいる理由を無くした。

 

「時間切れだ。如何にその聖剣に耐えうるとしても、やはりサーヴァント相手に白兵戦は肝が冷える。それに、どうやら彼の真似事も付け焼き刃でも無いらしい」

「逃げるのか」

 

 踵を返すエレインをセイバーが止めに入るのに、切嗣は令呪の使用を思案に入れる。

 唯でさえ脅威極まるエレインに、此処に居ないランサーが追加されれば本気で勝ち目が無くなる。

 絶対にここで倒さなければならない。

 セイバーが聖剣に黄金の魔力を束ね、真名解放をしようとするも、

 

「いや、退かせて貰う。だがアーサー王、今度はこの戦争の真実を教えてやろう。そして、彼を取り戻す私の方策もな」

「な────」

 

 その瞬間、エレインの姿が霞の様に掻き消える。

 空間跳躍。

 セイバーの直感が、エレインがもうこの場に居ない事を告げた。

 

「……すみません、逃しました……」

「……」

 

 セイバーは感情を無くした表情で力無く剣を下ろし、切嗣は歯を食い縛る。

 魔術師殺しの魔弾は通じず、絶好の好機でも聖槍という鬼札でもってセイバーの猛攻を凌ぎきった。

 

 アインツベルン陣営は負けたも同然なのだ。

 そしてまだ気付かない。

 

 エレインが、この場でチェックメイトを掛けていたことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 エレインが姿を消す数分前、アイリスフィールと舞弥は地に伏していた。

 舞弥は体のいたる所が重傷、アイリスフィールも腹部を刃で貫かれて血溜まりを作っていた。

 

 下手人はカソック姿の偉丈夫。

 呆然としながら、言峰綺礼はアイリスフィールを見下ろしていた。

 

 此処では戦いがあった。

 言峰綺礼と、切嗣に執着する彼を止めんとするふたりによって。

 

「おや、すごいスピードでサーヴァントがやって来るね。この速度はライダーか、いやランサーかな?」

「…………そうか」

 

 三人しか居なかった空間に、黄金の少年が姿を顕す。

 教会で保護されていた綺礼をこの場に(いざな)った、遠坂陣営のサーヴァントアーチャーだ。

 

 綺礼は既にサーヴァントを失い教会で保護を受けている身。

 そんな彼がアインツベルンの者達を害している姿を見られれば教会の監督役、即ち綺礼の父の信用を疑われる事となる。

 そうなれば教会と遠坂の協力関係まで明るみになりかねない。

 

 そうならないよう、綺礼はこの場を後にする。

 

「何か、満足のいく答えは見付かったかい?」

 

 イヴを誘惑する蛇の様に、しかし迷える子羊を導く聖者の様にアーチャー────ギルガメッシュは問い掛けた。

 

「…………」

 

 走りながら、綺礼は思考し続ける。

 彼を足止めに来たあの二人の行動が、不可解極まりなかったからだ。

 

 あの女の内一人は、恐らく今回の聖杯の担い手。

 この聖杯戦争でアインツベルンの悲願を叶えるためには、絶対に死ぬわけにはいかない人材である。

 故に衛宮切嗣が言峰綺礼を止めろ、などと彼女達に命令する訳が無い。

 

 それなのに、あの二人は命を賭して言峰綺礼を止めようとした。倒そうとした。

 元代行者である綺礼を倒すことが出来ない事など、解り切っていただろうに。

 ならば、言峰綺礼を止めようとした行動は、彼女達の意思ということ。

 

 義務感でも職務意識でもない、信念を以て。

 

「何故だ……」

 

 衛宮切嗣が言峰綺礼の同類であるならば、誰にも理解されない空虚の筈。

 肯定は勿論、何かを託せる様な存在であってはならない。

 理解し、その為に命を賭す者など居る筈が無いというのに。

 

 虚無なる男、衛宮切嗣。

 そうでなければならない。その果てに尚、闘う理由と意味を見出した、言峰綺礼の望む答えを知る者であると。

 

 故に衛宮切嗣は孤高でなければならない。

 誰にも理解も肯定もされず、他者と隔絶した存在でなければならなかった。

 言峰綺礼がそうであるように────────

 

「────────本当に?」

「────」

 

 魂の奥底まで暴き出すようなギルガメッシュの問いに、思わず脚が止まりそうになる。

 

「本当に居なかったのかな? 君の為に命を賭した人間が、誰一人として居なかったのかな?」

「…………」

 

 その問いの意味が理解出来ない。

 居ないからこそ、こんな所にいるのではないか。

 そんな安直な答えに逃避しようとして、そんな言峰綺礼を自身で侮蔑する。

 

 ────居たのだ。

 

 言峰綺礼にも、ただ一人彼の本質を理解し命を賭した女が。

 言峰綺礼が最も奥底に留めているモノ。

 己を真に理解した、あの病弱で白い聖女の様な女が────────

 

「ぐッ……!」

 

 頭痛が綺礼を襲う。

 まるで答えを出すのを拒否しているかのように。

 

「…………質問はここまでにしておこうか。何、夜は長い。ゆっくりと己に問い掛けると良い。衛宮切嗣とやらに会うのは、それからでも遅くはないさ」

 

 黄金の小さき王は、布で形作られた帽子を綺礼に被らせ、彼の姿を消した。

 ────ハデスの隠し兜。

 ギルガメッシュは頭痛に歩を緩めた彼を、教会まで隠し続ける。

 

 振り向き、二人の女がいた現場に向かって笑みを浮かべながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────……! アイ……! ────アイリスフィール!」

「……セイ、バー?」

 

 アイリスフィールが目を覚ましたのは、エレインが姿を消した数分後。

 セイバーが救援に来た、その直後だった。

 

「ッ! 御無事ですか!?」

「え、えぇ……」

 

 セイバーに抱き上げられた彼女は、月明かりで美しく輝かせる金髪を見て安堵のあまり再び意識を手放す所であった。

 そしてセイバーの存在が愛する夫の存命の証拠であるのも大きかった。

 

「良かった、切嗣が何度も連絡しても、一向に繋がらなかったので私が向かいましたが……何があったのですか?」

「そうね……ソレは切嗣が一緒にいる時に話しましょう。今は舞弥さんの治療を……!」

 

 首を締め上げられ、腹部を三本の黒鍵で刺されて尚、アイリスフィールは無傷だった。

 その要因を彼女は知っている。

 

 別に彼女がホムンクルスとしてそういう能力を持っている訳でも、アインツベルン秘伝の奇跡が彼女を癒した訳ではない。

 

 ────『全て遠き理想郷(アヴァロン)』。

 セイバーを召喚した触媒であり、所有者の傷の悉くを癒し老化すら停滞させる、アーサー王を戦場に於いて不死とした、聖剣エクスカリバーの鞘である。

 

 勿論、本来ならばその能力は本来の担い手であるアーサー王のみを癒す魔法の鞘。他人が持とうがなんの効力も発揮しない。

 ただし、アーサー王であるセイバーとの縁が有れば話は変わってくる。

 

 本来ならば致命傷を受けたアイリスフィールが無傷なのは、アヴァロンの効力によるもの。

 概念武装として体内に封入している彼女の傷を、直接セイバーと接触していれば魔法の鞘は宝具の呪いも無視して傷を癒すだろう。

 

 だが、それはアヴァロンを切嗣から託されたアイリスフィールのみ。

 

 それほどまでに言峰綺礼は彼女達にとって怪物だった。

 言峰綺礼の肉体破壊の暴威に晒された舞弥は、瀕死とまではいかないものの当然のように重傷の筈である。

 

「いえ、彼女もアイリスフィール(・・・・・・・・)同様(・・)、意識は失っているものの無傷の様です」

「────────え?」

 

 にも拘らず、アイリスフィールの視線の先で倒れている舞弥のたてている息は安らかだった。

 直ぐ様駆け寄ったアイリスフィールは彼女の容態を確認する。

 すると彼女は傷はおろか、口から流れていた血反吐すら綺麗に無くなっていたのだ。

 

(────どうして? まさか、セイバーが来る前から私は無傷だった? じゃあ、アヴァロンが理由じゃない!? なら、一体何が────)

 

 舞弥の傍からゆっくりと立ち上がったアイリスフィールは、何かとてつもない見落としをしているのではないか、と不安に己の手を胸元で握る。

 それは、セイバーの片方の瞳が僅かに金に染まっていた(・・・・・・・・)事も含んでいた。

 

 どうしようもなく取り返しの付かない事態に陥っているのを、彼女が知るのはもうすぐの事。

 

 聖杯戦争の全てが集結する夜。

 サーヴァントたる英霊達は勿論、そのマスターも。

 抑止に縛られる哀れな守護者も、

 星の意思が操る月の姫も、

 誕生せんと足掻く人類悪すら。

 

 彼等を迎えるのは聖杯戦争三日目にして、最後の夜である。

 

 

 

 

『なぁ、明日の桜の晩飯は出前取ってくれる?』

「ん? 何でだ」

『いや何、ちょっくら────聖杯くんブチ壊しに行くから』

 

 ────────そして当然、この阿呆も。

 




阿呆「知ってる? 聖杯戦争って、サーヴァントやマスター殺さずに終わらせる方法があるんやで(剣構えながら)」
大聖杯「待てや」

 という訳で、今作品に於いてロンギヌスとロンゴミニアドは別物、とさせていただきました。
 エレインがロンギヌスを持っていたのは作中の説明通りです。
 ロンギヌスの詳しい説明は真名解放した回にさせていただきますです。

 そしてセイバーのオルタ化。
 これは彼女の精神状態の悪さと考えて頂ければ幸いです。
 オルタ化が進めば進むほど戦闘技能は徐々に嘗てのランスロットに近付き、精神が不安定(ヤンデレ)になっていきます。
 仮に完全にオルタ化するとランスロットを求める悪鬼に堕ちてしまい、分かりやすい闇落ちエンドですね。
 まぁ大丈夫ですが。

 まぁそんな感じでアイリスフィールとか阿呆とか伏線貼って行き、聖杯戦争第二戦目はお開きです。

キチンと、感想返せるか分かりませんが、感想待ってます。


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