湖の求道者   作:たけのこの里派

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先日の投稿場所の間違いお騒がせして申し訳ありません。
今回は間違いではないのでご安心をば。




第十九夜 聖杯簒奪

 エレインの言葉に、この場に居る全ての者が瞠目した。

 唯一人、彼女のサーヴァントでありここまで沈黙を保っていたランサーを除いて。

 

「それは……どういう事ですか?」

「単純だルーラー。私は聖杯の汚泥を浄化する術を持っており、それに対する報酬として聖杯を望んでいるだけだ」

「そんなことが可能なのか?」

 

 それが肝要である。

 散々大聖杯の異常とその改善方法の困難さを説明しておいて、イキナリ改善出来ますと言って信用できるものではない。

 

 するとエレインは懐から、明らかに懐に納まり切らない大きさの槍を取り出す。

 既に聖骸布が解かれている為、ソレが内包する神秘の力の発露が周囲を騒然とさせた。

 

「それ、は……?」

「アーサー王とルーラーは既に見ていたな────ロンギヌスの槍だ」

『ッ!?』

 

 その正体にセイバーとルーラー以外が今度こそ絶句し、畳み掛ける様に彼女は言葉を続ける。

 

神殺しの聖槍(ロンギヌス)を以てして、大聖杯に巣くう生まれる前の悪神(アンリ・マユ)のみを殺し尽くす。単純で明解な処方だと思わんか?」

 

 周囲────特に聖堂教会の人間である言峰は開いた口が塞がらなかった。

 

 手段としては反則を通り越して酷く卑怯である。

 説法を説きたいから釈迦を連れてくる様なものだ。

 贅沢極まりない、最早意味不明だ。

 

「な、何故貴女がその聖槍を持っている!?」

「おやおや、話の流れで私が1500年前の人間だということは周知だと思っていたのだが?」

 

 エレインはロンギヌスを管理していた聖人の系譜。

 それを保有していても何の不思議もない、云わば正当継承者である。

 

 尤も、神殺しの代名詞(厳密には違うのだが)にて聖杯に並ぶ世界最大の聖遺物をポンと出されれば、聖職者ならこうなるだろう。

 信仰に篤い人間なら目を奪われない訳がなかった。

 

「た、確かにかの聖者を貫いた聖槍ならば、悪神であるアンリマユを討つことが出来るでしょうけども……」

「これで汚泥のみを浄化できるのは実験済みだ。摘出した泥と魔力を混ぜ、泥のみを消滅できたからな」

 

 その言葉に、一先ずルーラーは胸を撫で下ろす。

 この世全ての悪の顕現と、それによる人類滅亡は回避できるのだから。

 そしてそれは聖杯戦争の正しき運営に繋がることにもなる。

 

「しかし、聖杯を譲れというのは……」

「正確には諦めろ、と言うのが正しいな。魔術は原則等価交換、魔術師間のやり取りもそれは変わらない。まさかとは思うが、貴様らの後始末をしてやるというのに、ただでとは言うまいな」

「くッ……だがそれは!」

「構わんだろう? 此処でこの問題を解決しなければ大聖杯を破壊するしかない。でなければ人類を鏖殺する宝具を持った英霊が受肉する。そうなれば抑止力が動く筈だ」

 

 抑止力(カウンターガーディアン)

  人類の持つ破滅回避の祈りである「アラヤ」と、星が思う生命延長の祈りである「ガイア」という、優先順位の違う二種類の抑止力がある。

 自滅を回避する防衛本能と生存欲求の具現。

 どちらも現在の世界を延長させることが目的であり、世界を滅ぼす要因が発生した瞬間に出現、その要因を抹消する。カウンターの名の通り、決して自分からは行動できず、起きた現象に対してのみ発動する。その分、抹消すべき対象に合わせて規模を変えて出現し、絶対に勝利できる数値で現れる、集合無意識によって作られた最終安全装置である。

 

 そしてアンリマユの受肉は、この抑止力が発動する十分な案件。

 そうなれば、現界した守護者は聖杯戦争に関する全てを無に帰すだろう。

 

「幸い、一撃で大聖杯を破壊できる人材は揃っているぞ。騎士王と英雄王の最強宝具なら、先ず間違いなく大聖杯を中身の泥諸共消し飛ばせるだろうな」

「……ッ」

 

 人類悪の受肉。

 大聖杯の破壊による、聖杯戦争の完全終結。

 

 それを未然に、完璧に防げるのだ。

 大聖杯の浄化、その対価として小聖杯を要求することは特別おかしくは無い。

 だが、だからと云ってそう易々と了承できる物ではないのだ。

 特に、御三家である遠坂時臣は。

 

「……もしそれに応じなかった場合、汝はどうするのだエレイン」

「ギネヴィア……お前達は寧ろ賛同する立場だろうが、まぁ良い。その場合は何も。私は冬木から出ていくさ」

「えっ」

 

 聖杯の浄化などせずに、早々に冬木から離脱する。

 余りにあっさりとした離脱宣言に呆気に取られるも、次の言葉に戦慄する。

 

 

 

 

 

 

 

「────小聖杯は既に確保してある。私にとって戦う理由など最早ない」

 

 

 

 

 

 

 

 

第十九夜 聖杯簒奪

 

 

 

 

 

 

 

 

「あり得ないッ!」

 

 その言葉に、アイリスフィールが遂に叫びを上げた。

 

「聖杯を確保した? そんな筈は無い! だって私がまだ────」

「昨夜にお前の内臓に融けていた聖杯は摘出済みだ。その様子では体調に問題ないようだがな」

「────」

 

 即座に返答された言葉は、容易く彼女の理解を超えた。

 

「エレイン、どういうことですか」

「単純な話だアーサー王。アイリスフィール・フォン・アインツベルンこそが小聖杯、聖杯の器だ」

「な────」

 

 咄嗟にセイバーは彼女を見るが、それにアイリスフィールは答えず、静かに俯く。

 それは間違いなく肯定に見えた。

 

「正確には聖杯の殻だ。そもそも前回の小聖杯がユーブスタクハイトの不慮で破壊されたのが、今回の彼女という聖杯の器が造られた経緯だ」

 

 故に敗退し分解され小聖杯に納められていたアンリマユは大聖杯に入り込み、汚染したのだ。

 それは聖杯戦争の途中終了でもあった。

 なんせ賞品としての聖杯が破壊されたのだ。戦う理由がない。

 

 そして今回はその反省としてアインツベルンは、無機物ではない聖杯を用意した。

 

「アインツベルンは聖杯自身が状況を判断し、危険を回避できるような外装を求めた。それが彼女だ」

 

 俯き続けるアイリスフィールに、周囲はそれを肯定と受け取った。

 

(あのホムンクルスが聖杯……。その上セイバーのマスターなら、敵でありながら此方は彼女を殺すことが出来ない。そして彼女を護るのは騎士王アーサー……アインツベルンも上手い手を考える。だが────)

 

 恐らくエレイン以外のマスターでは、一番平静を保っているケイネスが考察する。

 エレインの言葉が正しければ、万全の守りにいたアイリスフィールから聖杯を奪った事になる。

 

「一体……何時」

「昨晩のアインツベルンの城での攻防の際だ」

「!!」

 

 言峰綺礼と戦い、蹴散らされた後。

 気を失った彼女はてっきり、やって来たセイバーと近付いた事で発動した、己の中にある宝具────セイバーの鞘の治癒力によって助かったのだと思った。

 

 だが、同じくその場に居た舞弥の傷も治癒されていたのが解らなかった。

 もしそれがエレインによる仕業だとしたら?

 

 それは事実だった。

 だからこそ、エレインは早々に衛宮切嗣を殺さなかった。

 ギリギリまで追い詰め、令呪によってセイバーを呼び寄せる様に仕向けたのだ。

 

 そしてセイバーと戦っていたランサーは自由となる。

 森の結界を掌握していたエレインの指示によって、ランサーは即座にアイリスフィールの元へ走る。

 それに気付いた言峰綺礼は、当然退くだろう。

 

 残ったのは意識を失い、無防備極まるアイリスフィール達だけ。

 

「ホムンクルスの構造は、大聖杯を調査する際十二分に知ることが出来た。何せ今のアインツベルンのホムンクルスはほぼ全てが、大聖杯────ユスティーツァ・フォン・アインツベルンを雛型に造られているのだからな」

 

 ソコに高いキャスター適正を持つランサー(クー・フーリン)の原初のルーンが加われば、聖杯の摘出も、気取られ無いよう調整することも短時間で可能だろう。

 ランサーの真名を看破できるルーラーはそれが瞬時に理解できた。

 

 再生に必要な魔力程度、他者の魂を貯蔵、エネルギーに変換出来る彼女には幾らでもある。

 

「そん、な……────」

「どうした? 寧ろ感謝の言葉があってもおかしくないと思っているのだがな。私のお蔭で、もう一度娘に会えるのだぞ?」

「────え?」

 

 聖杯が完成した時、アイリスフィールは聖杯の『包装』としての役目を終える。役目とはそれ即ち、聖杯を完成まで守ること。そしてサーヴァントの魂を内包すればするほど人間としての機能を喪い、果てに聖杯の完成と共に「器」は、「外装」であるアイリの肉体は魔力の余波で焼き払われ命を喪う定めだった。

 しかし聖杯を抜き取られた彼女にそのような終わりはこない。人間の機能を喪わせ、最後には肉体を消滅させる原因が既に彼女の中に無いのだから。

 

「イリヤ……」

「アイリスフィール!」

 

 彼女はイキナリ降って湧いた希望に、呆然と崩れ落ちながら涙を流した。

 セイバーはそれを支え、エレインを見遣る。

 

「聖槍に小聖杯……問題の解決方法と賞品。貴女は同時にそれを手にしていると」

「尤も、聖槍とは違い小聖杯は此処には無いがな。私以外に見つからないように隠してある。この意味がわかるか?」

「……これで我々は、お前を殺して聖槍を奪う事すら出来なくなった訳だな。プレストーン」

 

 元々冷静ならば頭の回転は速いケイネスは、エレインの思惑を直ぐ様理解した。

 

 聖槍を奪い大聖杯を浄化しようとも、肝心の賞品の小聖杯が何処にあるか解らないのであれば意味がないからだ。

 

「いやいや、根源への孔を開けるだけなら大聖杯が行うだろうから無意味ではないさ」

「そうすればお前は直ぐ様逃げるだろうが。聖槍の能力は未知数だが、お前の目的が件の湖の騎士ならばこの場には賛同する者は多い」

「あ!」

 

 ウェイバーはケイネスの言葉に、弾かれるように周囲を見渡す。

 視線の先はセイバーとアヴェンジャー。

 エレインの目的がランスロットならば、この大英雄とそれを打倒した叛逆の騎士は迷わずエレインに味方するだろう。

 

(まさか……!?)

 

 それにランサーも加われば、此方のサーヴァントはライダーとアーチャーのみ。

 

(その為に願望を話させたのか!? セイバーとアヴェンジャーが味方になる可能性を確実にするために!)

 

 加えてライダーは受肉するなどケイネスが認める訳がなく、そもそもケイネスは聖杯戦争に興味が失せていた。

 自分が撒き餌に引っ掛かったマヌケだと言うことに怒りはあるが、それよりも今は時計塔に戻り己を研鑽したい欲求に駆られている。

 好敵手と定めた相手が先に行っていると知ったが故に。

 

 何より、最早破綻した聖杯戦争に名誉など見出だせないからだ。

 それが早期に片が付くのなら、最悪エレインに味方しかねない。

 

 残りのアーチャーの戦力こそ規格外だが、エレインが逃亡する隙は確実に作れるだろう。

 仮にルーラーが令呪で強制しようとしても、ランサーとアヴェンジャーはマスターが令呪を使えば相殺可能だ。

 セイバーも一画の令呪なら抵抗できるだろう。

 

 だからこそ、あの無意味とも取れる問答を行った。

 戦わずに状況を把握させ、事を収めるために。

 

「ルーラー、勿体振って済まなかったな。手段は兎も角目的は言うまでもないだろうが、一応教えておこう」

 

 ルーラーを見るエレインの顔、それは正しく勝者のそれだった。 

 

「私の目的は、世界の外側にいるランスロットを取り戻すことだ」

 

 モードレッドとギネヴィア、そしてアルトリアの顔が強張る。

 モードレッドはエレインの言葉の意味が分からず、ギネヴィアは既に知っていた想い人との再会が手に掛かった事が信じられず。

 

「外側……?」

「お前は本当に知らなかったなモードレッド。曰く彼は真祖を斬り過ぎた事で人の領域を超えてしまい、現世でも幽世でもない世界の外側の方へ弾き出されてしまった。まさにあの戦いの最後にだ」

「……!」

「彼はその強すぎる力を持つが故に世界の外側へ追い出された。だが湖の乙女の話が本当ならば、人の身を超越した彼はまだ生きている!」

 

 それに関しては前例が存在している。

 エレインのサーヴァント、ランサー。

 クー・フーリンたる彼の師である、影の国の女王スカサハ。

 

 彼女は神と死霊を殺し過ぎた為に人の身から外れ不老不死となり、果てに国ごと世界の外側へ弾き飛ばされた。

 ならば同様に世界の外側に弾き出されたランスロットも、不老不死の類いになっているのが道理というもの。

 

 その言葉に、セイバーの口が開く。

 

「それが、貴女が言った簡単ではない話ですか」

「そうだ。仮に英霊の魂7つ全てを聖杯に捧げても、出来るのは孔を穿つのみ。聖杯1つあったところで、彼の元に向かうのも此方に呼び寄せるのも出来はしない」

 

 ただ世界の外側に辿り着けたとして、広大な世界の外側でランスロットを見つけ出すのは天文学的数値の可能性しかないだろう。

 そもそも世界に孔を穿ち、外側へ向かおうとするならば聖槍だけで事足りる。

 

「今は出力を抑えてはいるが、これは本来世界を制する力を持つ対界宝具と言って良い。世界の外側への孔を空ける事も出来るだろう」

「……まさか」

「私が聖杯を使うのは、世界の外側へ足を踏み入れた後だ」

 

 過程を省略して結果を得る。

 その小聖杯の機能ならば、無限に近い距離を省略して何処に居るかも解らないランスロットの元へ一足飛びに向かえるだろう。

 つまり────、

 

「聖槍で世界の外側への孔を開け、聖杯の願望器としての機能を使いランスロットの元へ辿り着く事で、私は私の目的を果たそう」

 

 ────最早それは、勝利宣言に等しかった。

 

 だがエレインのこの計画には、当然ながら穴がある。

 先ずこの計画の場合、万が一大聖杯を破壊された場合本当にどうなるか解らない点だ。

 小聖杯が健在であるにも拘わらず大聖杯を破壊した場合、エレイン本人が語ったようにどうなるか解らない。

 もしかしたらサーヴァント達が小聖杯に焚べられずに、直接英霊の座に還る可能性さえある。

 

 そしてアーサー王たるセイバーは例外のサーヴァント。

 彼女は世界との契約で生きている状態でサーヴァントとして現界している、異例の存在だ。

 その為、彼女が聖杯に焚べられる事はない。

 

 エレインはセイバー無しでの聖杯完成を視野に入れなければならない。

 するとアーチャー、ランサー、ライダー、アサシン、アヴェンジャーもしくは最後の謎のサーヴァント全員を聖杯に焚べる必要がある。

 これでランサーとライダーの二騎分の霊格により四騎分、そこにアサシンと謎のサーヴァントで英霊六騎分の魔力を得られる。

 アーチャーはその規格外性から自力で存命しそうで怖いのだが。

 

 尤も、ランスロットへの道程を省略出来れば、無理に聖杯を完成させる必要は無いのだ。

 願いの内容は遺品(日記)を触媒に持ち主の元に距離を無視して向かう事。

 英霊一騎分、多くて二騎分で事足りる内容だ。

 あらかじめ話を通してあるランサーを自害させれば十分である。

 

 更に必要なら、大聖杯のサーヴァントを現界させている魔力をアンリマユ浄化後に回収すれば良い。

 

 何せ前回の第三次聖杯戦争は小聖杯が破壊された時点で中断終了している。

 つまり前回のサーヴァントの、最低でもアンリマユ一騎分以上のサーヴァントの魔力が納められている筈である。

 サーヴァント召喚によって幾らか減っているだろうが、足りない魔力の補充としては十分だろう。

 

 どちらにせよこの聖杯戦争はここで終わり、エレインが聖杯を手に入れ望みを叶える以上、彼女が勝者であることに揺らぎはない。

 

「すみません、少し宜しいですか?」

 

 ────だが、其処に。

 金色の英雄王が、待ったを掛けた。

 

「お姉さんのお話ですが、ボクのマスターはまだ判断出来ずにいます。ですので実際に見に行ってみませんか?」

「見に行くって……オイオイまさか」

「マスター、大聖杯は何処にありますか?」

 

 それは大聖杯の元へ赴き、その汚染を見に行くという提案だった。

 

「……王よ、それは────」

 

 その宝石のごとき輝きを放つ紅の瞳に、時臣は直ぐ様返すことが出来なかった。

 

 当然だろう。

 大聖杯は御三家秘中の秘。

 その御三家すら無闇に近付くことができないアインツベルンの技術の結晶である。

 それを参加者とは言え外部の者に教えるなど、本来ならば考えられない。

 だが状況が状況。

 それに汚染云々を確かめる意味合いもある。

 彼は苦渋といった表情で、絞り出すように答えた。

 

「柳洞寺山奥……大空洞。ソコに大聖杯は、安置されています」

 

 その答えに笑顔で頷いたアーチャーに、エレインは目を細めて睨み付ける。

 瞳に浮かぶ感情は、疑念だ。

 

「英雄王、何のつもりだ?」

「別に構わないでしょう? 貴女のお目当ては小聖杯。なら大聖杯を裁定するのは貴女の目的に支障は無い筈」

 

 それでも訝しむエレインに、ニッコリとした表情を止めて底知れない笑みを作る。

 

「でもちょっと急がないと間に合わないので、皆さんボクのヴィマーナに乗ってください。でないと────────」

 

 ────何もかも台無しになってしまいますよ?

 

 

 その言葉に、今まで余裕を崩さなかったエレインの表情が固まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




エレイン無双終了のお知らせ。
と言うわけでエレインの方策は「小聖杯の奪取と除菌剤の聖槍所有による勝ち逃げ」でした。
全うな英雄であればあるほどアンリマユの存在は看破できず、魔術師も同様。
御三家に対処する方法が無い以上、エレインに頼るしかありません。

つまりエレインを勝者にしなければ大聖杯の破壊をするしか、アンリマユへの対処方法が無いのです。
ギルガメッシュなら何とかできるかも知れませんが、子ギルは空気を読めるのでやりません。

いつも感想ありがとうございます。
修正or加筆点は随時修正しますので、よろしければ誤字報告システムをご利用いただければありがたいです。
では次の更新でまた会いましょう。


アンリの聖杯関連を修正しました。








既に明日へ次話投稿予約済みじゃオラァ!




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