湖の求道者   作:たけのこの里派

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あとがき

 

 

 

 どうも、たけのこの里派と申します(きのこの山も美味しいよ!)。

 

 と言うわけで遂にこの作品も完結と相成りました。

 ぶっちゃけこんなに長くなるとは思いもよらなかったりします。

 

 そもそもこの作品自体、別の投稿作品の息抜きに描きはじめたモノでしか無く、Zero編も予定していなかったものだったりします。

 二次創作自体完全な趣味ですし。

 まぁ自分が大学時代に両親の介護を始めて以来執筆速度がアホみたいに落ちたのも、ここまで長引いた原因かと思いますが(白目)

 

 それが何がどうなったのかここまでの評価を頂き、結果ここまで書き上げることが出来ました。

 これもひとえに感想や評価をしていただいた皆々様のお蔭であります。

 

 この作品のコンセプトとかテーマとかは、ぶっちゃけ殆ど覚えていません。

 度を越えた最強キャラを描いてみようと、神座シリーズをプレイして明さまに影響を受けたのが切っ掛けだったのか。

 少なくともディーン版アニメstaynightを視聴して以来型月厨となった自分が、Zero放送に触発されて描き始めたのは確かです。

 

 空の境界からZero以来、stay night、プリズマイリヤ、グランドオーダー、アポクリファ、そして劇場版やエスクトラなどまだまだ衰えを知らない型月シリーズにひたすらの感謝を。

 昔は「きのこ仕事しろ」が「きのこ仕事しすぎ」と言われるほどなのですから、その波がどれだけかよく解る話です。

 お蔭で話の中でどんどん設定が変わったり修正したりと大変でしたが(白目)

 

 作品内容としては前書きでも書いた様に、

 ランスロットが強くなる→警戒して各勢力が動き出す→問題発生→ランスロットが解決。

 というマッチポンプで結果周囲を救っていく流れです。

 尤も、元々プロット段階でZero編が無かったのでランスロットを最強にし過ぎた為ラスボスに配置したり、結果伏線が足りなかったり説明不足だったりが目立ちもしたりしましたが。

 

 オリキャラのエレインについてですが、作中の後書きで書いた様にランスロットが矢面に出れば作品が早々に終わってしまう為の狂言回しです。

 元々は普通の転生者とかをランスロットへの当て馬に考えた事もありましたが、そんな通行人をダンプカーに突っ込ませる行為はあんまりだと思い、寧ろ味方に据え、また当時現実からの転生キャラを好ましく思わなくなっていました。

 だったら原典キャラをチート装備と日記から原作知識与えてロアみたいに転生させればええやん、と考えたのが彼女です。

 おれつえーしつつ、翌々考えれば何の意味もないという。

 

 また当初バーサーカー、最終的にアヴェンジャーであるモードレッドを登場させるに当たり、氷室鐘をギネヴィアの転生体として登場させました。

 理由の大半はアニメUBWの氷室がドストライクだったことにつきますが、やはり味方でないとプロローグの臓硯のようにブルドーザーに跳ねられる幼児みたいな末路しか無かった、というのもあります。

 彼女自身氷室の天地(ほぼ未読。どこで売ってんの)で前世占いによれば「某国のお姫様で、望まぬ婚姻をさせられそうになったが、祝宴の席で料理に睡眠薬を混ぜて全員眠らせた後、目をつけていた美形の騎士を拉致して逃亡。しかも、騎士の誓いで手を出さない彼を手篭めにしてしまった。最終的に彼は非業の死を遂げた」とのこと。

 つまりケルトのグラニアと声優ネタから、「グラニアってギネヴィアの元ネタやん」と原典ネタへとハッテンすることに。

 まぁ既存キャラや原典キャラを使うと動機付けや関係性の構築、行動させやすかったのもありますが。

 

 そして最初からやれと言わんばかりの引っ張り展開は演出の都合でした。

 というか本気でやれば臓硯殺害直後大聖杯を破壊してしまうので、プリヤ時空に行ってしまうという謎現象が起こってしまいます。

 だれも損はしませんが(アインツベルンを除く)、誰も得しません。

 何が面白いのソレ? という話です。

 

 アポクリファ編などの続編を希望している方々には申し訳ありませんが、作者が最強キャラを描くのに限界を感じています。

 なのでおそらく続編は書かないだろう。というか当面の予定にはありません。

 期待して頂いた方々には本当に申し訳ありません。

 

 趣味で書いてる自分にしてみれば、ここまでの評価を頂いていること自体とても有りがたいことですから、期待を裏切ってしまうようで心苦しいのですが。

 

 原作:Fate/ 湖の求道者

 総合評価46,372pt UA5,586,237 お気に入り23,389件 感想 3,615件

 これが一番予想外だった、累計ランキング第2位。

 

 このあとがきを書いている時点ではありますが、数多くの応援と返しきれないほどの感想、本当に、本当にありがとうございました(ヨコオ並感)

 

 

 

 


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