稲妻の料理は毒舌な少女達と共に   作:初見さん

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 低評価貰った時に、評価ありがとうございましたって言うと皮肉とか強がりって言われて批判されるし、かと言って何も言わないのもなんか失礼なので、こういう保守的な前置きを置いてから言います。

 評価・感想ありがとうございます。精進します。


ましろとあこ。ついでにリサ

 とあるCiRCLEのカフェスペースで戦争が起きようとしていた。

 

「ねぇましろ。そろそろ決着をつけようよ」

「奇遇だねあこちゃん。私はあこちゃんを滅ぼそうと思ってたんだ」

「あこもましろを消さないとまずいかなって思ってたんだ」

「「狼君(竜兄)は私のものだと!」」

「「……アハハハハ!!」」

「あ、もしもし竜? 今からCiRCLE来てくれない? え? 今起きた? じゃあ5分以内に来て! 確か家近かったよね? え、お腹すいたの? パスタ茹でる? 何分茹でるの? 7分? そんな事だろうと思ったよ! あ、ちょっと!? ……あいつ切りやがった」

 

 雷狼竜。まさかのプライベートでも遅刻である。仲が良くなったリサと竜がお互い名前で呼び出したことを彼女達は知らない。

 

 ♪♪♪ 

 

「という訳で、朝冷凍庫開けてみたら生クリームが消費期限ギリギリだったので、それを使って今日はカルボナーラを作って食ってきました。痛い、リサ、脛蹴らないで」

「蹴るよ! 蹴りたくなるよ! 5分で来てって言ったのに、なんで一時間もかかってんのさ!」

「シャワーしてきました」

「冗談じゃないわよぉ!」

「だから、あこは竜兄の手にキスしたんだから竜兄はあこのものなの!」

「違うよ! 狼君は私みたいにおっぱい大きい子が好きなんだから私のものだよ!」

「そんな脂肪なんて消えてなくなってしまえ! 竜兄はロリコンだからあこの事が好きなの!」

「うるさいよちんちくりん!」

「ましろもそんなに変わらないじゃん!」

「「……むむむ!!」」

「……さて、朝起きてすぐ級友に呼ばれて、目的地にきたら幼馴染と俺に告白してきた女の子が争ってる場面を見かけた事ってよくありますよね?」

「無いよ」

「そんな時には一息入れてコンビニサラダを食べましょう」

「食べてる場合じゃないよね?」

「ちくしょう! なんてこった! ドレッシングが別売りじゃねぇか!?」

「それはよくある」

「くっそぉ、一旦俺がドレッシングを買いにもう一度コンビニに行ったらそのまま帰宅するかもしれねぇ」

「させないよ」

「という訳で家でドレッシングをペットボトルで作って来ました」

「ねぇ、まさか遅刻した一時間の内訳の中でそれやってて遅れた訳じゃ無いよね?」

「……さて、材料はオリーブオイル、醤油、酢、和風だし、サラダ油の代わりにオリーブオイル、砂糖、レモン汁、オリーブオイルを用意します。そして、コップで飲んだから口つけてないよっていう綺麗なペットボトルの中に入れます」

「今の無言何? しかもオリーブオイル多くない?」

「因みにペットボトルには元々少量水が入ってました。ラッキーラッキー」

「もしかしてはなからそれ見越してコンビニサラダ買ったんでしょ」

「入れたらペットボトルに蓋をして5分くらいシェイクして乳化させたりさせなかったり。完成は家でやってきましたが、今少し沈澱してるので軽くシェイクします」

「私の方が狼君を愛してる!」

「あこの方が愛してるもん! もう、結婚していいよね!」

「ねぇ、竜ってよくこの状況で冷静にシェイクできるよね」

「ままままままぁ、おおおお俺は、れれれれ冷静な、おとととこだだだからななななな……」

「顔真っ赤にして動揺してる!?」

「ストレートに好きって言われると照れるよな……あ、シェイク完了です」

「……どうにかしてくれないあの2人」

「そもそも……あむっ……んぐんぐ……うめぇ……そもそもどうしてこんなことに?」

「食うなよ。……練習終わりにましろとあこが邂逅しちゃって……告白の話をした瞬間ラグナロクが起こって……我が紅の炎を持ってしても止められなくて……」

「さてはお前同業者だな?」

「この状況で冷静なフリして顔真っ赤にしながらサラダ食べてる人に言われたくないなぁ」

「……んぐっ、と……ご馳走様でした。さてと、止めるか」

「え? 今更?」

 

 そういうと竜はあことましろの元に行って……

 

「わしわし。お前ら、喧嘩するなよ。仲良くしないやつは嫌いだぞ?」

「ごめんねあこちゃん。私言いすぎたよ」

「ううん。あこの方こそましろのこと悪く言ってごめんね?」

「え? 頭撫でるだけで? 2人ともちょろく無い? アタシの苦労なんだったの?」

 

 リサ感服である。呆れてるんだよ。

 

「んじゃ、四人で飯行くか。俺の奢りだ好きなの食え」

「いいの!? 私ビーフシチュー食べたい!」

「あこはハンバーグ!」

「それじゃあリサは筑前煮か。ファミレスならあるかな」

「え? アタシもいいの?」

「いいのって、2人が世話になったし、俺も迷惑かけたし。ハブられるのは中学の頃ましろと組もうとしたら男女別って言われた時くらいで充分だ。それにそろそろ空腹が出る時間だしな」

 

 竜がそういうと、竜以外の3人が音を鳴らした。

 

「……何か食べようか」

「おう、んじゃ弟さんに連絡入れとけよ、さて俺はパスタ食うかな」

「さっきパスタ食べてから来たんじゃないの?」

「自分のパスタとファミレスのパスタはそれぞれ良いとこがあるからな。久しぶりにファミレスパスタ食いたいんだよ。大盛りでいいや」

「狼君そう言えばさっきサラダ食べてなかった? お腹馬鹿じゃないの?」

「なんか竜兄っていつも食べてるイメージあるよね。化け物?」

「多分モカみたいに胃袋がブラックホールだけど、竜の胃袋は腐ってるんじゃないかな?」

「あれ? なんで罵倒されてんの俺?」

 

 そして罵倒をされながら竜達はファミレスに向かったのだった。




 
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