Bang Dream! ~時空の叫びと星の鼓動~   作:ライノア

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削除して済みません。プロローグリメイクです。


プロローグ(リメイク):別次元

 

??? side

 

 

闇の火口の最深部にて俺達は真の黒幕である暗黒ポケモン ダークライを倒す事が出来た。だが奴は最後の足掻きとして目を光らせると、背後に空間への扉『時空ホール』を出現させる。

 

 

ダークライ「ふふっ...。この時空ホールに入って未来へ行くのか...それとも過去に遡るのか私にも分からない。しかし!この世界では無理だったが、違う時代から暗黒に変えてやろう」

 

 

???「やっ、やめろ!ダークライ!」

 

???「逃さないわ!」

 

 

俺のパートナーであり、黄色い身体に赤いほっぺが特徴のネズミポケモン ピカチュウのピカと三日月の頭部を持つポケモン クレセリアが叫ぶ。奴の後を追おうとしても、時空ホールまでの距離は間近となっていた。

 

 

ピカ「うぐ...」

 

ダークライ「ふふっ、残念だな。後は此処(ここ)に飛び込むだけでタイムスリップ出来る...私を捕まえる事は出来ない」

 

クレセリア「ああっ...!」

 

ダークライ「さらばだッ!お前達!」

 

ピカ「ううっ...」

 

 

追いつけなかった事に思いおくピカ。後を追ったとしてもこの時空ホールには過去や未来、はたまた別の世界に遡るのかも分からない。

どんどん空間へと下がって行くダークライに、(また)しても逃してしまうのかと声を上げるクレセリア。

 

 

ダークライ「ふふふッ!悪いな!最後は私の...私の勝ちだッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうはさせんッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークライ「なっ、何ィッ!?」

 

 

自身の勝利を宣言する様に声を高らかにするダークライは時空ホールに飛び込もうとしたその時、何処からか声が聞こえた方へと周囲を見渡すと、地響きと共にポケモンが現れた。

薄く紫がかった白い体躯。背中の翼と中央にオレンジの真珠が埋め込まれている円盤型の両肩が特徴の二足歩行のドラゴンポケモン。空間を司どる神 パルキア。

 

 

ダークライ「おっ、お前はッ!?」

ピカ「パ、パルキア!!」

パルキア「空間の歪みを広げた罪は重いぞッ!ダークライ!」

 

 

グオオオオオオオオォォォォォォォォッ!!

 

 

全ての元凶を前に散々利用された自分への償いを怒りの咆哮へと変え、パルキアは口部にエネルギーを充填する。

 

 

???「ピカ、電磁波だ」

 

ピカ「えっ?でも...!」

 

???「頼む。全ての戦いにケリをつけたいんだ」

 

ピカ「...分かったよ。電磁波!」

 

 

ピカは黄色い音波を放ち、ダークライを麻痺させる。

 

 

ダークライ「うぐっ!?何だこれは...体が...動かんッ!?」

 

???「ッ!」

 

ピカ「!」

 

 

俺は電光石火で麻痺状態となったダークライの足を崩しながら羽交い締めにする。その状況にピカとクレセリアは驚きの表情をする。

 

 

ダークライ「き、貴様ァ...!」

 

???「御免な。やっぱこれしか方法がなくてさ」

 

ピカ「どうして...!」

 

???「俺がポケモンになって、星の停止が起こった原因はダークライにある。奴がこのまま違う時間軸に行けば、きっと違う世界が暗黒に染められてしまう。だから...俺ごとダークライをやってくれ!」

 

クレセリア「それだと貴方が二度と帰って来れない事を意味するのよ!?」

 

???「いいんだ。俺、ディアルガの暴走を止めて世界を救った時、これで終わりじゃないって分かってたんだ。ピカ達の時代へ行く前の自分とけじめを付けたいんだ。頼む...やってくれ」

 

ピカ「ううっ...。リオ...」

 

 

ピカは涙ぐむ。それでいいんだ。人間もポケモンも泣きながら進み続けなければ意味がない。だから、俺は...!

 

 

???「いいか?俺が時空ホールに飛び込んだと同時に撃てよ?失敗したら一生恨むからな?相棒」

ピカ「...分かった。僕、やるよ!」

 

 

溢れ出る涙を拭ってほっぺを叩き、電気エネルギーを充填する。

 

 

パルキア「正義の鉄槌(てっつい)だ!喰らえ!!」

 

ダークライ「やめろォッ!離せェ!!私が悪かった!もう二度と別の時代を暗黒の世界に変えないッ!!聞いているのか!?おい離せ!離せと言っているんだあああああああああああああッ!!!!」

 

???「へへっ。俺も一緒に行ってやらあ...!ピカ!この世界の未来を...命運をお前に託したぞ!」

 

ダークライ「やめろおおおおおおおおおおおおッ!!!!」

 

 

命乞いをするダークライを無視して俺は後ずさり、そのまま時空ホールへと飛び込んだ。同時にパルキアの正義の鉄槌とピカが放った稲光が時空ホールごとダークライを追撃する。

 

 

ダークライ「ギャアアアァァーーッ!!」

 

 

時空間内にて断末魔を上げるダークライ。有難う。俺、この時代で皆と出会えて...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても幸せだった。これまでの思い出を振り返りながら俺は目を瞑りながら静かに涙を溢した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダークライを巻き添えに時空ホールで別次元へと飛ばされ、意識が朦朧となる中、夜空に浮かぶ星空を見上げる。

奇麗だな...遠征の時に見たバルビートとイルミーゼを思い出すよ。

 

 

???「ねえ。だいじょうぶ!?どこかケガしてない?」

 

 

その時、一人の幼い少女が倒れている俺に声を掛ける姿が一瞬だけ相棒のピカの姿に見えた。

 

 

???「...ピカ」

 

 

そう呟いて俺は意識を失った。ピカ達の時代に平和を願うかの様に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




主人公がタイムスリップした別次元
2009年のポケモンだけが存在する世界→2009年の人間とポケモンが共生する世界

理央君の手持ちの中で活躍に期待したいポケモンは...?

  • ルカリオ
  • アーマーガア
  • ゴウカザル
  • ゲッコウガ
  • ジュカイン
  • ルガルガン
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