愛とか勇気とか元気とかでコンクリートを破壊するのはリアル的に駄目だと思うの!! 作:デルタイオン
さて、どうして私がこのようにして追い掛けられているのか。それを説明しよう。
まずは正義を謳ってる政府組織からだ。
事の始まりは魔法少女になってから初めての戦闘だ……
―深夜帯 廃工場跡地―
その時の俺は初めての戦場で少々興奮していた。
まあ、まさかマント着てたから敵と間違えられるとは思わなかったが。
マントは魔法少女の衣装が暗闇に溶け込むには少々……いや、結構無理があった。そこで防水布を改造したマントを作って着ていたんだ。
しかし、なんか魔法少女が戦っていたから見守っていたら戦いが終わり突然ハッとしたようにこちらに振り向いたんだ。
あ、ヤベッて思ったらステッキ向けられていたね。
いやぁ……まさかコミュ障が発動するとは思わなかった。仕方ないよね。人に、しかも女の子に話し掛けられて返答次第では殺すといった雰囲気だもん。頭混乱して何も言えなかったよね。
とりあえず…………逃げた。
で、もちろん追い掛けてきたから隠れてやり過ごしたよ。隠れる場所ならいくらでもあったからね。ただ執念が凄かったから家に帰る時には朝日が登ってましたね。ちなみに学校とかは行ってません。
まあ、なんだ?最低限生活できる事は出来るし、コッチに転移したらゲームとかスマホとかよりも魔法少女としての技術力を磨く事のほうが楽しくてね。あと人と会うのめっちゃ嫌。
なので自分は周囲から隔絶されている山奥にてニート生活さてましたね。
まあ、お金あるし、家事とかも出来るし……
不自由しないね!!
さて、怪人や怪獣は都心部のほうが発生しやすくて山奥等の所には発生しません。
これは魔法少女のある世界らしく感情が理由になっている。
感情には様々なものがある。それを言語化できる物と、言語化出来ず認知もし辛い物があるらしい。
この二つの間で反発があり、世界はそれを修復する為にとある存在を作り出した。
魔法少女と、怪人(怪獣)である。
酷い話だ。地球を修復する存在同士で戦っているのだから……
さて、その二つの存在は現在戦っております。で、私はどちら側に味方するのか。
そこで選んだのが『どちらとも味方せず、敵対せず』だ。
言うなれば傭兵。それも自分勝手で最強な。
それこそ俺が目指すべき魔法少女であり、人生だ。
いつか本当の平和が来るように……とかではなく。ただ単純に楽しそうだから。
人生楽しくないと悲しいじゃないか。
しかし、残念だな。まさか敵対してしまうとは……
さて、次に怪人側と敵対した理由といこうか。
怪人も知識と感情を持ったれっきとした知的生命体である。
そんな怪人が反逆したらしい。
『人を傷付けるのはおかしい。我々は人類と共存し、繁栄するべきだと』
その怪人がどうなったなど言うまでもない。
拷問による思考修正。
そんな話を聞いた時、俺はちょっと怒り狂ってね。
施設……破壊しちゃったのよ。
で、そこで俺が怪人から二つ名を貰った。
【メイデンドール】
意味は冥界の人形との事だ。人形と付けられた理由は……なんか機械的な動きだったかららしい。
さて、助けた怪人だが。現在家に住み着いている。
これは俺から提案したのだが、人間との共存共栄をしたいのであれば住処が必要だろうという事で住んで貰っている。
怪人……いや、彼女は家事が得意みたいだ。
初めてやる家事等は最初は失敗するものの、すぐに慣れて失敗しなくなる。
彼女曰く「一回やったら慣れますよ。あ、今日の晩ごはんは麻婆豆腐ですのでお楽しみに♪」との事だ。麻婆豆腐やったぜ!
しかも家事は分担とかではなく彼女が(強引に)全部やってくれている。
ちなみに一回手伝ったら目からハイライト無くなった。
なので家事はもう全部任せる事にした。もう赤ちゃんプレイはシタクナイ……
とまあ、これが全てと敵対した理由だ。あ、晩ごはんだ。いっただっきま〜す!!
ヤンデレ入れるか悩んだ末の結果、怪人ちゃんはこうなった。