愛とか勇気とか元気とかでコンクリートを破壊するのはリアル的に駄目だと思うの!!   作:デルタイオン

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今回ややR-18Gです。そこまでではないけど……

後半は久し振りの……です。

長くなった……


悪魔と、アクマ

ああ、つまり貴様はそんな存在か。

 

と、理解できた。

 

圧倒的な力。しかし、それは単なる自然発生し、成長の中で取り込んだというわけではない。

 

彼女が生まれる前。その力はその見に宿り、そして別生命体として成長したのだと。

 

つまるところ、彼女は人ではない。

 

生命体ではあるが、それもただの仮面でしかない。

 

そういった魔法少女を今まで何人見て、話して、殺してきた。

 

だからわかる。コイツもかと。

 

「もういい………彼女については大体わかった」

 

「え?ですが……」

 

「もうこれ以上話すな。どうせ何も喋れない」

 

「………ハッ!」

 

不服そうだが、申し立てる事もなく敬礼し部屋から出ていった。

 

「……話せるか?」

 

「………」

 

アンチマジックコネクタワイヤー。直訳で対魔法固定具とされるものだ。

 

それを骨まで喰い込ませ、長時間血を垂らさせている。だが、それでも口を割らなかった。

 

彼女の体は変形していた。醜く、人がここまでやって良いものかと。

 

頭髪は全て抜け落ち脳みそが空気に晒され、首元には針が何本も突き刺さり顔が下を向けなくしている。

 

顔面は唇の皮を別の生物の皮に変え、紫色に変色。耳は不要な為切り落とされた。それにより若干骨が見えている。

 

溢れ出る血は焼いて瘡蓋にしたため空気に晒されているだけでも激痛が走る。

 

爪は全て剥がれ落ち、指は手の甲に着くように折られ、多数の刃物と焼跡。言わずもがなワイヤーによる傷もそのまま残されている。

 

背中は脊髄を弄くり回し骨が露出し、最低限の生命維持装置による筋肉と脳の維持はされている。

 

足は逃げ足となる為神経は全て切断され、アキレス腱やその他足の重要筋肉部分は全て切断されている。

 

見るに堪えないだろう。普通なら……

 

切断され、変形され、変色し、人の姿が無くなった。しかし、その過程で悲鳴一つ上げず、ただ生命維持の為に息をしているだけのこれは普通の人ではない。

 

「魔法少女は確かにただの人ではない。戦闘の為に命を散らすよう洗脳されたただのマシーンに過ぎない。しかし、それは貴様も同様。貴様も裏の人に使われるただのマシーン」

 

そして、一拍を置いてその言葉を言った。

 

「だから不要だ。貴様は強すぎた。だから、一つの勢力として鎮圧させてもらう」

 

つまり処刑。

 

殺すのだ。

 

扉から斧を持った二人が出てきた

 

魔法少女だ。

 

「魔法少女は怪人を処刑した。それが、貴様の命運だ」

 

斧が振り落とされた――

 

 

 

 

―遥風一菜視点―

 

 

 

 

いやぁ……酷いことするねぇ……

 

現在私は飲食店で食べ物を食べていた。飲食店だから当然だが。

 

俺は今回ばかりは流石に限度が過ぎたのか監禁されてしまった。

 

で、数週間過ぎてようやく解放されたので久し振りに飲食店でフルーツの盛り合わせを食べていた。

 

捕まった俺だが、残念な事にドール一体死んでしまった。

 

まあ、身代わりならあと数体。時間さえあれば何体でも作れるのでそんな事どうでもいいのである。

 

いや〜、さすチーだなぁ!!残機あるって最高!!

 

だが、チートにも弱点はある。

 

オリジナルからの変形が出来ない。つまり形を変えて作れないのだ。

 

それによりすぐにまた特定されるだろう……

 

それを考えると憂鬱だが、今から食べるフルーツの盛り合わせにはそんな暗い先も晴れる!!

 

「おまたせしました〜!フルーツの盛り合わせでございます!」

 

「おお〜!!」

 

そこには山と表現すれば良いのか、谷と表現すれば良いのかわからない光景が広がっていた。

 

フルーツの盛り合わせ……それはただ単にフルーツを盛っただけではない。

 

アイス、プリン、ホワイトチョコ、ケーキを土台とし、そこに乗せれるだけ乗せた超高カロリー爆弾!!

 

食べたらどんな人でも太ると直感し、しかしながら理性はそれを間近で見れば溶けて無くなるという悪魔のメニュー!!

 

店内ではざわめきが起きていた……

 

「あ、あれを頼むとは……」

 

「この真っ昼間……しかも土曜日に……」

 

「クッ!お、俺も!!」

 

「バカ!あれを食べたら太るぞ!?」

 

「し、しかし……」

 

     ザワザワ……     ザワザワ……

           ザワザワ……

   ザワザワ……           ザワザワ……

 

「ご注文はありますか〜?」

 

「え?」

 

注文を頼んでもいないのに来た店員。

 

それは正に悪魔ッ!!超高カロリー爆弾を運ぶ死の商人ッ!!

 

人の所業ではないッ!!

 

駄目だ……駄目だ……今ッ!!ここで頼んだら……太るッ!!

 

必ず体重計を気にするようになるッ!!それも每日ッ!!このッ今頼んだ瞬間からッ!!

 

しかし……しかし……ッ!!

 

「あ〜ん!ん〜♪おいし〜♪♪」

 

あれを見ていると気が狂いそうだッ!!

 

嗚呼神よ!!愚かな我等を救いたまへ……

 

しかし、そんな願いは彼女の食レポにより吹き飛んだ。

 

「こ、このプリン……前は生クリームだけだったのにそこに更にカラメルソースが……!?」

 

「「「「「な、なに〜!?」」」」」

 

店主を見る。

 

その時、悪魔の微笑みッ!!

 

計画的だ……ッ!!

 

「ご注文……ありませんか?」

 

審判の時ッ!!賽は投げられてしまった……ッ!!

 

判決ッ!!

 

「フルーツの盛り合わせ……小を……一つ……ッ!!」

 

「……本当に小でよろしいので?」

 

理性を持て!!

 

建て直せ……小ならまだ良い!!

 

少し運動すれば大丈夫なのだ!!

 

今日は土曜日!!大丈夫……大丈夫なのだ……!!

 

しかし!!

 

それは大も同じ!!

 

今日は一週間頑張ったご褒美ッ!!

 

それでここに来て……楽しみしてたここまで来て……ッ!!

 

「欲望……解放しちゃいません?」

 

「は……はい!!フルーツの盛り合わせ……彼女と同じ大で!!」

 

我慢など足枷ダッ!!

 

「かしこまり〜♪」

 

「お、俺も!!」

 

「私もお願い!!」

 

破裂したように湧き出る同士達!!

 

赤信号

  皆で渡れば

    怖くない

 

そのような名言があるように、皆思い思いで楽しそうに笑った。

 

カロリーなんか気にするな。ここの皆同じようになるのだ……

 

何か悟ったかのような顔だが、気にしてはいけない。

 

今日は土曜日。待ちに待った土曜日なのだから……




みんな……土曜日だよ……

はっちゃけようぜ……(出勤)
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