ぬらりひょんの孫 イスカリオテの神父を添えて 作:ふくよかな体型
原作:ぬらりひょんの孫
タグ:R-15 オリ主 神様転生 残酷な描写 クロスオーバー オリ主最強 HELLSING 再生者 銃剣 神父 マイルドなイスカリオテ ご都合主義
名前はアレックス・アンデルセン
わずか13歳にしてカトリック教の神父を勤めていてしかも孤児院の子供達にはとても優しくお兄ちゃんの様に慕われているが実はある秘密があった
妖怪それは現代ではいない存在とされているが実際は違う
東京の浮世絵町にはある組織があるそれは、関東の妖怪どもを束ねる総元締の任侠極道一家で、百鬼夜行の主ぬらりひょんが初代総大将の
浮世絵町にある中学校の1年生の教室、多くの生徒がいる中に1人の少年がいた、見た目は茶髪で眼鏡をかけている生徒がいた。 その人物こそぬらりひょんの血を4分の1引く孫で、妖怪と人間のクォーターで奴良組若頭で次期三代目組長候補になってる名は【奴良 リクオ】である。
彼は温厚な性格で他の生徒からは好意的に見られてる。
更には
彼は今幼稚園から幼馴染であり学年で5本指に入る美少女の【家長 カナ】や周りの友人と話してたが、担任の先生が教室に入ると皆は自分の席に座った。
皆が座ったのを確認してから
「よ~し皆座ったなホームルームを始める前にこのクラスに入る転校生を紹介するぞ」
担任の口から突然この様な事を言われた生徒達はざわめくと一人の生徒が手を上げて
「先生~、ゆらさんに続いてこのクラスに転校生来るんですか?」
一人の生徒の口から出たのはつい先日転校してきた人の名前を言った。
【
ここまでなら普通の転校生の話になるのだが妖怪の血を引くリクオにとっては肝が冷える事だった。
何故なら花開院家というのは、平安時代に陰陽師として活躍した【
ゆらは花開院本家の当主候補であるが現在は修行中の身であり、修行の為リクオのクラスに転校してきた。
転校してすぐに旧校舎にある呪いの人形を見に行った清十字怪奇探偵団に付いていき本物の呪いの人形が探偵団に攻撃をしてきたのを咄嗟に陰陽術で撃退したのを見られてしまい会長から専門家(特別軍事顧問)として信頼されているが、その活動には乗り気ではない
生徒に言われて思い出したのか
「ああ事前に通達するのを忘れてたな‥すまんな今回はなんと外国からの転校生だ!!」
先生は謝った後に転校生が外国から来ることに生徒達はまだざわめいたが先生が落ち着かせた。
「よ~し静かになったな……では入っていいぞ!」
先生が言った後すぐに扉が開いた。
中に入って来たのは、男の子の外国人で綺麗な金髪をベリーショートの髪型にしていて、眼鏡をかけており首もとには十字架がかけられていた。
先生の隣に立つと後ろにある黒板に振り向きそこに置かれてたチョークで【アレックス・アンデルセン】と書きまたこちらに振り返ると笑顔で自己紹介をした。
「初めまして私の名前はアレックス・アンデルセンと言います気軽にアレックスとお呼びください」
口から出たのは綺麗な日本語で生徒達は驚いていたが先生が
「よ~しこれからアンデルセン君に質問タイムだ」
そう言ったので多くの生徒達が彼に質問した。
「アレックス君は何処から来たの?」
「イタリアのローマから引っ越してきました」
「日本語上手だね誰かに習ったの?」
「ええ向こうの知人に日本人がいましたのでその人から学びました」
「ねぇねぇどうして日本に来たの?」
「親の仕事の都合で日本に来ました」
色々と質問をされたが時間がかなり過ぎたので担任から最後の質問と言われた生徒は気になってる事を聞いた。
「ねぇその首に掛けてるのって十字架だよね」
「ええっ、私はキリストのカトリック教徒なので十字架を首に掛けているのですよ、学校からの許可は貰ってます」
皆はへぇ~としたところで
「じゃあこれで質問タイムは終わりだアンデルセンくんは奴良くんの隣の席に座ってくれ」
先生にそう言われリクオの隣の空席に近付くアンデルセンはリクオの方に顔を向けると隣同士になったので
「奴良さんよろしくお願いします」
「よろしくねアレックス君、僕の事はリクオでいいよ」
「分かりましたリクオ君」
リクオは初めての外国人の友人に嬉しそうだった
だがこの時リクオは思いも知らなかった。
彼とは学校のクラスメイトだけではなく妖怪の時でも関わる事と彼のもう1つの顔を知ることとなる。
アレックスが転校してきてから時間が立ちクラスに馴染んで来た頃に奴良組ではある問題が起こった。
それは奴良組系傘下組織の【
旧鼠組というのは浮世絵町の歓楽街で暗躍するネズミ妖怪。星矢(せいや)という源氏名でホストクラブのナンバーワンとして振舞うが、それは餌にする娘を得るためにすぎない。自己中心的で狡賢い性格のため、組ごと破門させられた過去を持つ。
更には、奴良組系【
【化猫組】組長で猫又の【
【
捕らえられてる場所に着いたリクオ達、そこには牢獄というよりはカゴの様なものに捕らわれていてその周りには旧鼠組員と組長の旧鼠が立っていた。
突然現れた百鬼夜行に驚く旧鼠達だったがリクオが三代目襲名を破棄しないと気付き戦闘となる。
旧鼠達は狡猾な妖怪だけの組織で戦闘なれしてない一方リクオについてきた妖怪達は戦闘慣れしてるばかりなので瞬く間に旧鼠組員は数を半分以上減っていた。
この状況に焦ったのか組員はなんとカゴからカナとゆらを連れ出し首元に武器を押し付け盾にする。
流石にリクオ達はすぐに攻撃を止める。
リクオ達が動きを止めたことで形成逆転となったことで調子に乗る旧鼠達だったがその時
グサグサッ!!
カナとゆらを人質に取ってた組員2人の頭に何か突き刺さる音が聞こえた。
見ると剣の様なものが頭に突き刺さっていた。
(あれは……銃剣か?)
リクオはその剣を見てあることを思い出していた。
昔じいさんに色々と教わったものの中から思い出した。
その組員達は何が起こったか自覚出来ないまま死亡した。
突然の事に困惑する旧鼠組に、一瞬だけ硬直した奴良組だがその隙をついて2人を救出に成功して周囲を警戒し始めた時に
コツ、コツ、コツ、コツ
突然足音が聞こえてきて音が聞こえる方に奴良組・旧鼠組共々振り向くとそこには……
(あれはアレックス・アンデルセン?)
リクオは足音の主の姿を見て驚いていた。 何故ならそこには学校のクラスメイトで先日転校してきたアレックス・アンデルセンがいたのだが変わっているところがあった。
まず服装が中学校の制服から裏が青色で表が灰色のコートと青色のラインが入った黒のシャツに黒のズボンと手には十字架と何かしらの文字が描かれている白の手袋を着用していた。
更に両手には先ほど妖怪を殺した物と似ている変わった形の剣を持っており、顔も普段は温厚な笑みを浮かべてるのに今は狩人の様な獰猛な笑みを浮かべ殺意を出していた。
「何だ貴様は!?」
旧鼠からしては自分の部下が只の人間に殺されたからだろう怒り心頭だったがすぐに固まることになる
「我は神の代理人 神罰の地上代行者」
普段学校では優しい声で言う彼の口からとても想像が出来ないくらいの低い声で言った。
「我の使命は 我が神に逆らう愚者を その肉の一片までも残さず 絶滅すること」
そう言いながら両手に持った銃剣を十字架になるように合わせて
「Amen!!」
そう言うと彼は旧鼠組に向かって突撃した。
それから
「アレックス君……君は一体何者なの?」
「私はヴァチカン法王庁特務局第13課、通称【特務機関イスカリオテ】所属の神父で化物専門の殺し屋ですよ」
リクオはアレックスに正体を聞いたり
「馬鹿な……貴様は致命傷を受けたはず……なのに何故動ける!?」
「舐めるなよ、貴様ら化物を倒すために築いてきた、技術の結晶を」
明らかに死亡してもおかしくない傷を受けてもすぐに【
「久しぶりだなアレックス」
「あれ? 義父さんなんでいるの?」
「私の護衛で来たんだよアレックス君」
「お久しぶりですマクスウェルさん」
とある目的で来た特務機関イスカリオテ機関長【エンリコ・マクスウェル】が来日しておりその護衛のためについてきた
「初めまして私は特務機関イスカリオテの機関長をしておりますエンリコ・マクスウェルと申します」
「本日は遠路はるばるようこそお越し頂きましてありがとうございます。 私は花開院家二十七代目当主の【
京都で羽衣狐が再び活動したことで京都にいるカトリック信者を守るため花開院の当主と話すために来たイスカリオテ機関長マクスウェルを護衛するため義父さんと一緒に花開院家に行くことになったアレックス
「久しいなぁアレックス君」
「ええお久しぶりですゆらさん」
話し合いの末共同戦線を張ることになりマクスウェルと義父さんは戦力を呼ぶためローマに戻り、つかの間の時間を久方ぶりに会うゆらと話したり他の花開院の人々と話したりした。
「何だきさ、ぎゃああ!!」
「外道どもが喋るな」
ローマから義父さんが隊長をしてる【武装神父隊】が到着して早速京都にいる羽衣狐一派の妖怪どもを片っ端から排除しまくる
「アレックスか久しぶりだな」
「
外道の妖怪共を排除しているとゆらを助けに来たリクオが百鬼夜行を連れて京都に来た。
「副隊長!! 奴良リクオ率いる百鬼夜行が壊滅状態です!!」
「なんだと!!!」
土蜘蛛によって百鬼夜行が壊滅した報告に驚くアレックスそこに義父さんが合流する
「退くなら今のうちだぞ人間」
「「退く!? 退くだと!? 我々が!? 我々神罰の地上代行イスカリオテの第13課が!? ナメるなよ外道共! 我々が貴様ら汚らわしい外道共に引くとでも思うか!? 」」
リクオの所が壊滅したことでアンデルセン親子の所に集まる羽衣狐一派の妖怪共が顔をニヤつかせながら言った言葉に親子はぶちギレる
「貴様らか随分と妾の手下共を殺してくれたのぉ」
「「
この私達の眼前で外道が歩き妖怪共が軍団を成し戦列を組み前進をする。
唯一の理法を外れ外道の法理をもって通過を企てるものを、我ら
貴様らは震えながらではなく、
羽衣狐とその側近共に会い2人は銃剣を抜きながら十字架の様に会わせると
「「Amen!!」」
これは神によって死んだ者がイレギュラーであるイスカリオテと共に外道の妖怪共を狩る物語である
オリ主 設定
名前 アレックス・アンデルセン
年 13歳
通り名 二代目
役職
(表) カトリック神父 孤児院世話係 浮世絵中学校1年生
(裏) 特務機関イスカリオテ所属 武装神父隊副隊長
能力
使用武器 銃剣 聖書
概要
神の手違いによって死んだ少年で、ぬら孫の世界にアンデルセン神父の力を持って転生することになったのだが、何故かこの世界にはいないはずのアレクサンド・アンデルセンがいて、そのまま養子となりカトリックの信者となった。
生まれながらにして
父親に鍛えられたのか9歳にして次期
この世界でのイスカリオテは、隣人を愛せよの精神があるためカトリック信者ではない人物もしくは無害な妖怪にも普通に接するが、プロテスタントや外道な者達には原作通り
この世界において祝福儀礼された武器は大妖怪でもとても痛い