勘違いで生徒会に入りました 作:匿名P
沢井との公式戦に勝利し、家畜行きは免れた希実。だが、その場に聚楽がいたことで希実は目をつけられることになってしまう
そして、公式戦からしばらくたったある日
「早く仕事終わらせて帰ろ。だるいんだよなー」
希実は独り言を言いながら生徒会室へ入っていく
「なんだ誰もいないのか…じゃあこんな早く来る必要なかったじゃん。てか、普通にめんどいなー」
愚痴を言いながら自分の席に座り仕事を始める
〜数時間後〜
「あと少しか1回休憩しよ」
半分まで終わったため休憩しようと希実が窓の方へ行こうと立った時いないはずの人物がいた
「え?いや気のせいか、疲れてんのかな」
と言いつつも希実は人物の方を2度見する。その瞬間希実は目があってしまった
「あら、どうしたの?」
この声の主は生徒会長・桃喰綺羅莉だった。綺羅莉もパソコンで作業をしていた
「あのーいつからいました?」
「あなたが入ってくる前からいたわよ」
独り言が全部聞かれていた希実は終わったと思いうなだれる
「さっきまでのことは本心ではなかったと言いますか、たまたまと言いますか…」
「何のこと?」
「いや、なんでもないです」
希実は綺羅莉が首を傾げるので聞いていなかったと思い安堵する
「そういえばあなた図書委員会からの報告書が提出されていないのだけれど、どういうことかしら?」
「あっ…」
希実は報告書を作ろうとした時に聚楽に拉致されそのまま今日まで忘れていた
「やってないことは無いわよね?」
希実は綺羅莉からの圧で潰れそうになっている
「えっとですね、やってないことはなくもないんですけど…」
何とか誤魔化そうとするが、目線がウロチョロしている
「とりあえず見せてくれる?」
綺羅莉がよこせと言わんばかりに手を差し出す
「……すいませんでした!やってません!」
誤魔化しきれないと悟った希実はすぐに土下座した
「なら、それ相応のことはやってもらいましょうか」
「え?」
希実はほくそ笑んでいる綺羅莉に背筋が凍った
「何をすればいいんですか?」
それ相応と言われても具体的なことが言われていない
「そうね、とりあえず報告書は終わらせて。その後のことはまた伝えるわ」
「…わかりました」
もう少しで帰れそうだった希実だが自業自得で仕事を増やされ肩を落とした
「はぁー終わった」
この「終わった」には報告書が終わったということと仕事が増えて終わったという2つの意味がかかっている
「終わったの?なら、次は…いいわよ入ってきて」
綺羅莉が言うと生徒会室の扉が開き、大量の書類を抱えた生徒が何人も入ってきた
「……なんだこれ」
生徒が持っていた書類は全て希実の机に置かれあっという間に書類で埋め尽くされた
「それは図書室の本、1冊1冊のデータよ。いつ貸出され、返却されたのかが載ってるわ。あなたにはそのデータを元にどの本が人気なのか調べて図書室に人を呼び込んで欲しいの」
「は、はぁ」
「あなたには図書室に人を呼び込む企画書を考えてもらうわ。あと、図書室を賭場としても使いたいと思っているからその企画書もお願い」
「賭場?あそこにそんなものは設置できないですよ」
「この学園はギャンブルの強さが全て。だから、無理でも何とかして」
「えーさすがに」
綺羅莉からのムチャぶりに希実は頭を悩ます
「やりなさい」
希実が喋っている途中で綺羅莉が言った
「…わかりました」
希実が綺羅莉に強引やらされる形でまとまった
「遅かれ早かれ、これはあなたがやることになっていたのよ」
「……そうなんですね」
希実はどっちみち地獄に落ちていたと肩を落とす
「本来ならあなたが仕事に慣れてからやってもらおうと思ったのだけれど…その様子なら大丈夫そうね」
「……」
希実は言葉で返さず力なく頷いた
「じゃあ頑張って」
綺羅莉はそう言うとパソコンを閉じて荷物をまとめ始めた
「ここは9時まで使っていいわよ。最後は鍵を閉めて帰って」
「あの、これはいつまでに終わらせればいいですか?」
「そうね…
綺羅莉の鬼畜発言に希実は顔が青ざめる
「いっ、1週間!?さすがに無理ですよ!」
「これはキツイです!いくらなんでも!死にますよ!」
希実は必死に何とか期間を伸ばそうとアピールする
「1週間」
綺羅莉は表情を一切変えずにキッパリ言う
「だから!人じゃ無くなりますって!」
「1週間」
希実の必死の訴えも綺羅莉には全く届いていない
「ほんとに!頼みます!せめて2週間!」
「1週間。言うことを聞いて」
「…はい」
希実の必死の訴えも綺羅莉の圧に潰された
〜再び数時間後〜
「もうそろ9時か…帰んないと」
時計の時刻は8時45分を指している。生徒会室には希実の他に誰もいない
「全然終わんない…持って帰るか…」
「死ぬって、これ。なんで1週間?」
「やっぱあの人、
「
心からの愚痴をぶちまけて希実は生徒会室を出て帰路へついた
こんな私利私欲で書いてる小説が結構多くの人に閲覧頂いていて驚いてます(  ̄▽ ̄)スゲェェェ
これをモチベにもっと質の良いやつ書いていけるように頑張ります(*•̀ㅂ•́)و
もしかしたら3話書き換えるかもしれないです。ごめんなさいm(_ _)m