四季映姫・ヤマザナドゥの苦難   作:島田愛里寿

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第十三話 悪魔捕縛・開戦?

 

四季が三大勢力代表らを問い詰めていた頃、学校の外では小町の後輩の死神達が警備中の悪魔と揉めていた。

 

「だがら!そもそもここは我ら日本神話の領土なんですよ!ですから帰っていただきたい!」

 

「そういうわけにはいきません!我らはここの警備を仰せつかっているんですぞ!」

 

「だ~か~ら~!」

 

まぁ双方の気持ちも分からんでもない。悪魔側の警備担当らは自分らの仕事をしているだけであれこれ文句を言われるいわれはないというスタンスだが死神としても黙っているわけにはいかない。

 

なにせここは日本の土地。日本でのことは我々が対処しなければいけないという誇りがあるからだ。

 

 

「ったくもう‥‥ん?」

 

 

そんな感じであーだこーだもめていた所ある死神が近づいてくる集団がいることに気が付いた。

 

 

一方その頃‥‥

 

「で、でもよ!俺はまだ死んでねえぞ!!」

 

「ですから、貴方は日本の人間としてはすでに死んだ身なのです!!最もあなたとつるんでいた他の二人も地獄行は確定ですがね!!ほらさっさと行きますよ!!小町!!」

 

「はいは~い!ちょっとごめんよ?」

 

そう言って小町は一誠を確保しようとするが

 

「ちょっと待ちなさいよ!一誠は私の眷属よ!!勝手に決めないで頂戴!!」

 

「あのさ?話、聞いてた??」

 

リアスが抵抗してさらにもめる始末だ。

 

「まったく。サーゼクス?あなたの妹への教育はどうなっているのですか?」

 

「い、いやリアスの意見も聞いてくれないか」

 

「天誅!!」

 

スパン!!

 

「ハベェ!!??」

 

「いいですか!?あなた方の失態や怠慢でこういう面倒な事態になってるんですよ!?そもそもここは日本!!あなたたちの住む世界とは違うのです!!日本に来るなら日本の法や常識を学んでから来させなさい!!そもそも大人の付き添いなしでよく統治させようと考えましたね!?今は21世紀!植民地開拓時代の19世紀とは違うのですよ!!」

 

で、リアスをかばおうとしたサーゼクスは四季にさらに怒鳴られる始末だ。

 

「し、四季さま!!四季様!」

 

「あん?」

 

するとそこに小町の部下が飛び込んできた。

 

「おや?どうしましたか??」

 

「はっはい!先ほど魔術師らしき者たちをとらえまして‥‥」

 

「はい?」

 

校庭

 

「おら!おとなしくしなさいな!」

 

「ええい!離せ死神風情が!!」

 

「あんだと貴様!」

 

西洋系の魔術師との日本の死神の関係は実はかなり悪い。その理由は開国以降宣教師と偽って日本人を誘拐して魔術実験の材料にしようとしてきた者が多く、その大部分が悪魔関連だったので開国以降は死神の仕事に魔術師の処理が追加されたほどだったのだ。

 

 

再び戻って会議室

 

「で、その総大将らしき悪魔は逃がしたと…」

 

「す、すみません」

 

「まぁ構いません。あ、あとサーゼクス?」

 

「は、はいなんでしょうか?」

 

「今度あなたたちの冥界に行きます。あなた達だけではお話にならないことがよ~く分かったので貴族連中にもしっかりと通達しますから。あと日本系の眷属がいたら即刻回収しますのでそのおつもりで」

 

 

四季は有無を言わせない圧をかけながらそう言った。

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