四季が小町以下死神の策略で眠らされてから一週間後。
彼女は今日も執務室で書類整理と処理に追われていた。しかし今回は少し内容が違った。
「こ、小町。それで相手さんに提出する資料はできたのですか?」
「は、はい。現在天照大御神様に点検してもらっていますので今少しかかるかと」
「そうですか‥‥はぁ。徹夜ですれば昨日のうちに終わったんですがねぇ…」チラチラ
「駄目ですよ四季様。そういって無理しまくった結果が先日の騒動じゃないですかい」
「‥‥」
そう。四季が小町達に眠らされた翌日に目を覚ましてすぐに書類処理をしていた四季は天照大御神に呼び出されて働きすぎだと怒られて五日間の強制休日を命じられて休んでいたのだ。
しかし、数百年ぶりの長期休みだったせいかやることがなくて困ったそうな…
「さて、明日はキリスト教系の冥界への出張ですか…で。どうやって行くんですかい?」
「え~と小町が仲良くなったシトリー嬢からの連絡資料によると‥‥‥え?駒王駅の地下????」
翌日
「「‥‥‥」」
二人はシトリーの案内を受けて冥界への入り口へ来たのだがよりにもよって駅の地下を勝手に改造していた上にそこを冥界との連絡用の鉄道線を通していたのだ。
ここは四季たちも把握していない場所だったので四季はさすがにめまいがした。
「‥‥あ~、シトリーさん?ここは把握してませんでしたしある意味便利ですから私の権限で現時点では外交拠点として目をつむりますから。あ、ただ天照大御神様に報告しますからね?」
「ええ。むしろそうしてください」
そう言ったのはあの四季の三大勢力代表者会議に殴りこんだ事件以降小町と仲が良くなり穏健派かつ良識派であったソーナ・シトリーだ。
彼女は四季の通達後に日本の是非曲直庁に菓子折りをもって現れて『眷属に数人日本人がいるのだが本人らとしては自分のそばにいたいと言っているので認めてほしい』と申し込んできたのだ。
その際、四季は門前払いしようかと思ったが、天照大御神が見舞いに来ていたので彼女に確認したところ…
『本人たちに四季ちゃんが聞いて能力で白黒つけて判断したら?』
と言われたので本人たちを連れてこさせて能力で確認したら心からそう思っているのを確認したので閻魔王代理をしている鬼神長と天照大御神の許可が下りたので四季も許可をだして眷属たちの冥界所属を日本神話から公式に認められた最初の例となる事態があったのだ。
それ以来姉が外交担当である彼女と同じ苦労人だった小町は仲が良くなったので今回はそのパイプで冥界への出張を取り付けたのだ。
「にしても駅の地下に駅を作るとは・・・。しかも列車は各家で専用車を作っているとは豪勢ですね」
「ええ。一応リアスのところも持っていますので有力悪魔は大体持っていたはずです」
「まぁそれについても詳しく魔王様に問いただすとしましょうか。それにシトリーさん今回はありがとうございます」
「いえいえ。私たちも冥界に戻らなければならなかったので…」
そうして四季たちはシトリーらとともに冥界(キリスト教系管轄の)へと向かう列車に乗り込んだ。