ジリリリリリリン!!ジリリリリリリン!!
「なんですか今度はぁ!!」
教会勢力の聖剣使い二人に忠告を言い渡してから数日後、突如四季のデスクの黒電話がなったのだ。
この電話が鳴るときは大抵嫌なことなので四季にとっては鳴って欲しくないもの第一位なのだ。
「はいはい!どなたですか!このくそ忙しいときに!!」
そういって四季は乱暴に応対したが相手は四季や小町、いや、日本神話からしても予想外の人物であった。
『え~と?四季ちゃん?大丈夫??』
「!!。いえいえ!“ヘカーティア・ラピスラズリ”様!大丈夫です!!」
そう、西洋方面の地獄を管轄している女神であるヘカーティア・ラピスラズリであったのだ。
『そ、そうならいいけど・・・ってそんな場合じゃないの!助けて~!!』
「ど、どうされたのですか!?そんなに慌てて!」
ヘカーティア・ラピスラズリには四季も新米時代に交流があり今では互いに上司の無茶ぶりの被害者同士でこっそりと酒を飲む飲み仲間となっていはいたが、普段からとても頼りがいがあるヘカーティア・ラピスラズリがここまで困っている事態に四季もただ事ではないとさとり、内容を問いただすと・・・・
『ケルベロスって覚えてる?』
「え?ええ。たしか頭が三本あるそちらの地獄の番犬でしたよね?その猛犬がどうされたのですか??」
『堕天使に勝手に駒王町に持っていかれちゃったの~!!』
「・・・・・・ええ??」
流石にこれには四季も理解するのに時間を要した。
(え?いやいや、現界にケルベロスを放つ?いや放とうというのですか?あの堕天使は!?)
「ヘカーティア様」
『ん?』
「そのケルベロスは何体ほど連れていかれたのですか?」
『おおよそ・・三体ほどね』
「三体も持っていったのですか!しかたありませんね・・・こちらで対処しますが一つよろしいでしょうか?」
『何かしら?』
「そのケルベロスは処理してしまって構いませんね?」
『・・・・ええ。できたら連れてった堕天使の魂はこっちに持ってきてくれる?それならいいわよん』
「了解しました。魂の件は努力します」
チン。
そういって四季は電話を置くと当直担当だった小町とは違う死神に小町以下精鋭の死神に招集をかけさせ、直ちに駒王町に向かい、ケルベロス三体の駆除と連れてった堕天使の捕縛、もしくは魂の回収を命じた。
駒王町 駒王学園屋上
今ここではオカルト部と教会の聖剣使い一人がコカビエル及びフリード・セルゼンとバルパー・ガリレイを相手に戦っていたがコカビエルが召喚したケルベロスに苦戦していた。
「くそ!」
「なっなんでケルベロスなんか呼び出せるのよ!」
まさか冥界の女神から奪ってきたとはだれも夢にも思っていなかったが・・・
「フハハハハハ!見よ!エクスカリバーが一つになったぞ!」
「ああ!」
「くそ!」
「ヒャハハハハハ!これでお前らはおしm」
ザシュ!!
「「「え?」」」
突然フリードの首が切り落とされた。
「まったく日ノ本で好き勝手にやってくれるねぇ!?」
そこには珍しく怒りをあらわにした小町と彼女の後輩である死神達がいた。
次回 小町無双