迷い犬達《ストレイドッグス》のヒーローアカデミア   作:秘封蓬莱

2 / 3
亀ですまねぇそして今回短いです。
次回は本編に入っていくので赦してください



オリジン2

「…すまない少年」

 

 

オールマイトはただ謝った。失礼なことを言った俺に対して怒るわけでもなくただ頭を下げていた。

 

「私が遅れたことで君の大切な人を危険にさらしたことは私の落ち度だ。ただ他のヒーローを、彼らの行動を許してほしい。たとえ彼らの行動に己の保身があったとしても、彼らが多くの者を守ったことも事実だ。」

 

「オールマイト…」

 

そんなオールマイトの言葉を聞いて他のヒーローたちも謝ってきた。

 

「すまない、俺達は自分がヒーローだと言う認識が「もういいです」…ぇ」

 

俺はそのヒーローの言葉を最後まで聞くことなくその場を離れた。

家までの帰路を歩いていると響香が走ってきた。

 

「敦…あの…」

「響香…俺は雄英に行くことにするよ」

 

響香の目を真っ直ぐ見つめて話す。

 

「今のヒーロー社会は俺の理想では無い。だから俺自身が理想のヒーローとなり、社会を変えていく。今の俺にヒーローにとやかく言う資格はない」

 

彼女に約束するように

 

 

自分に言い聞かせるように

 

 

世界に宣言するように

 

「なってやる」

 

「全てのヒーローが目指すような、理想のヒーローに」

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

理想のヒーローになると決めてからは早かった。

志望校を雄英に絞りひたすらに勉強をした。元々成績が悪かった訳では無いが、雄英に余裕で受かる様な頭脳は持ち合わせていない為必死に努力した。

 

休みの日には「個性伸ばし」も行った。

 

(俺の個性は《月下獣》と《羅生門》の2つ…月下獣を重点的に鍛えようか)

 

幸い父親がヒーローだったおかげで、個性の訓練は人目を気にすることなく存分に行えた。

 

父(福沢諭吉)は『探偵ヒーロー 銀狼』というそこそこ名の知れたヒーローで、あのオールマイトに

 

『彼に刀を握らせて勝てるヴィランは居ない』

 

と言わせる程だとか、

父と言っても孤児だった俺を引き取ってくれた義父だが、本当の父のように慕っている。

 

「敦よ、私にまともに攻撃を当てられるようになって初めて雄英受験の資格を得る」

 

かれこれ3時間は組手をしてるのに1度もまともに攻撃が当たらない…

 

「時間だ…」

 

父が戦闘態勢を解くと同時に訓練室の扉が開き、1人の男が入ってきた。

 

「敦ぃ!勉強の時間だ!社長、敦をお借りします。」

 

「うむ、勉学の方は頼んだ国木田」

 

国木田独歩 ヒーロー事務所『武装探偵社』の社員で父のサイドキックの1人、元教師との事で勉強はこの人に見てもらっている。

 

「受験まで時間が無い!とにかく死ぬ気で覚えろ!出来なかったらスタンガンだ!」

 

国木田さんの個性『独歩吟客』 は手帳に書かれたものを具現化する個性。敵との戦闘では父直伝の武術に加えて個性で生み出した『スタンガン』や『閃光音響弾』などでボコボコにしている。

ちなみにこの人ならガチでやる。なんならもう既にスタンガンを持っている。

 

そんなこんなで父と死ぬ気で訓練した後は、国木田さんに死ぬ気で勉強を教えて貰うという生活が受験まで続いた…

 

 




いかがでしたでしょう?これからも気が向いた時に書いてくので相変わらず亀更新だと思います。
誤字報告、感想など気楽にどうぞ待ってます

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。