旅行に行きたい。旅の情趣で気持ちをリセットしたい。しかし締め切り間際だったり懐具合だったりと、大人の事情でそれが叶わないときがある(むしろ叶わない方が多い)。
そんなとき、お手軽に旅情を摂取できるイベントがあるなら── 行かずばなるまいよ、いざ物産展へ。
新宿や池袋などの大型百貨店で大々的に開催されるもの、観光フェアやフリーマーケットなどのついでに併催される小ぢんまりとしたものなどありますが、私が向かうのは東京・秋葉原。JRの電気街口改札を出て線路沿いを御徒町駅方面に歩いて徒歩1~2分、線路の高架下スペースにあるCHABARA(ちゃばら)が目的地です。
ここのテナントである『日本百貨店しょくひんかん』は、まさに”常設の”物産展と言っても過言ではありません。
全国から約4000ものご当地グルメアイテムを並べた圧巻の品揃え。北海道・静岡・千葉のスペースが広く中部や四国はスペースが狭いなど不均衡はありますが、それでも店内をうろつくことで目に飛び込んでくるパッケージには、心躍ります。
お酒、ジュース、オチャ、缶詰・瓶詰、レトルトパウチ、ふりかけ、燻製、乾麺といった日持ちするものが主流ですが、胡桃ゆべしなど賞味期限が1週間~10日程度の半生菓子もたまに置いてあります。
それだけでなく、店内には静岡おでんを肴にお酒が飲める角打ちスペースがあるんです! 天気が小雨交じりのちょっと肌寒い日だったらふらふら吸い込まれるところだった、危ない危ない。
個人的にここで買い物するコツは、空腹で出向かないこと(笑)。いや、ただでさえあれこれ目移りするのに、空腹だとあれもこれもと買いたくなりますからね。それから、急に食欲物欲が刺激されて冷蔵品を買いたくなったときのために、保冷バッグを用意しておくと安心です。
CHABARAでの買い物を終えたら、そのまま線路沿いに歩いて北上しましょう。
一つ隣の御徒町駅まで対して時間はかかりません。戦利品をどう美味しくいただこうかと思案を巡らせながら歩けばすぐです。それにウォーキングは健康にも良い。
御徒町駅に到着したら、そう。アメ横!
正式名称アメヤ横丁問屋街、戦後に生まれた闇市の流れを汲む、狭いところに多様な小ぢんまりした店がずらりと並ぶところ。
先程のCHABARAが小綺麗な雰囲気なのに対し、こちらは猥雑な雰囲気。でも画一的でない様々な品が取り揃えられているという部分は共通しています。
つまり、お買い物の第2ラウンドってこと!
アメ横を上野駅まで歩けば、秋葉原から二駅ぶんでそれなりに運動したことになります。カロリー消費を気にする場合は、アメ横での食べ歩き飲み歩きは自重する必要がありますけどね。