ホワイトルーム・もう一人の最高傑作   作:椎香

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三話

入学式が終わった

 

(……堀北学ですか)

 

この学校の生徒会長、さっきの演説もそうだが優秀な人のようだ

 

(…この学校に入学して正解でした。他の一年生も優秀な生徒が結構いましたね)

 

銀髪の少女、龍園くん、金髪のナルシストっぽい人、胸の大きな人など

 

特に金髪のナルシストっぽい人…彼は僕に届きそうな実力を持っている

 

(……清隆くんは友達ができたのでしょうか)

 

あたりを見回すと、清隆くんと性格に難のありそうな少女が一緒にいました

 

(彼女と友達になったのでしょうか…大変そうですね)

 

僕は椅子から立ち上がり教室へと歩きだす

 

教室に戻り先生から施設の説明を聞いて放課後になりました

 

(さて、どうしましょうか…とりあえず寮に行ってからスーパーに行き必要なものを買いましょうか)

 

「ねぇ」

 

「どうしましたか?」

 

また伊吹さんに声をかけられました…面倒くさいです

早く友達を作ればいいのに…彼女の容姿ならすぐにできるでしょう

 

「あんたこれからどうするの?」

 

「寮に行ってからスーパーなどで必要なものを買おうかと思っています」

 

「そう…じゃ、また明日」

 

「はい」

 

そう言って教室から出ました

 

廊下を歩いていると清隆くんに会いました

 

「友達できましたか?」

 

「まだだ」

 

「そうですか…そういえば朝の少女と一緒にいましたね、友達になる人はしっかりと選んだほうがいいですよ」

 

「違う、堀北とは友達じゃない」

 

(……堀北?)

 

「そうですか」

 

清隆くんと会話をしながら寮に向かう

 

「自己紹介は上手くいきましたか?」

 

「…………失敗した」

 

「……そうですか」

 

「蘭は友達できたのか?」

 

「…朝にも言いましたが、僕には必要ありません」

 

「そうか、でも入学式のとき女の子と一緒にいたじゃないか。あれは友達じゃないのか?」

 

「違います。教室で寝ていて入学式が始まる前に起こしてもらい、成り行きで一緒に行っただけです」

 

「友達になってみたらどうだ?蘭は必要ないというが一人くらい作ってみたらいいんじゃないか」

 

「……ありえませんね、それに僕と一緒にいたら変な噂など色々彼女に迷惑をかけることになりますから」

 

「…そうか」

 

「清隆くんがいますし、友達を作る必要はないと思いますが」

 

「オレは蘭と友達なのか?」

 

「さぁ…もう何年も一緒にいますし友達と言ってもいいんじゃないですか」

 

「……変なものでも食べたか?」

 

「失礼ですね」

 

「蘭は俺と友達と思ってくれているのか…嬉しいな」

 

「…無表情で言われても」

 

話しながら歩いていると寮につく

 

「蘭はこれからどうするんだ?」

 

「スーパーなどに行って必要なものを買いに行くつもりです」

 

「オレも一緒に行ってもいいか?」

 

「嫌です」

 

「即答か…蘭はオレと友達だろ」

 

「一人で行きたいので」

 

「相変わらず冷たいな」

 

「…買い物も一人で行けないんですか?」

 

「そうじゃない、オレは蘭と買い物に行きたいんだ」

 

「無理です」

 

「そんな…」

 

そう言って清隆くんは肩を落とします…一人で行こうが二人で行こうが変わらないですし、僕は一人が好きなので

 

「………はぁ、今度一緒に出かけましょうか」

「本当か!」

 

「ええ…」

 

「約束だぞ」

 

「…わかってますよ」

 

管理人に鍵をもらい部屋に向かう

 

「蘭は何号室だった?」

 

「401号室です」

 

「隣だな、オレは402 号室だ」

 

「そうですか…あまりうるさくしないでくださいね」

 

「わかってる」

 

清隆くんと別れて部屋に入るとなかなかにいい部屋だった

 

水道、電気代は無料ですかてっきりプライベートポイントから引かれると思っていましたがラッキーですね

そこそこ広いですしいいですね気に入りました

 

(買い物に行きますか)

 

僕は部屋を出る

 

……………

 

 

「……疲れた」

 

帰ってきました、石鹸やシャンプー、食料、飲み物などなど…ポイントはまだ95000ほど残ってます。一ヶ月は問題なく生活できるでしょう

 

(まだ、14時ですか…どうしましょう)

 

僕は軽く昼食を食べ、買ってきた本を読み始めました

 

(……もう20時ですか)

 

夕食を作って食べ、入浴しベットに入ります

 

(コンビニにあった無料商品、それとDクラスの生徒が不良品と言われていました…僕の考えはどうやらアタリみたいですね)

 

 

「……んっ……もう朝ですか」

 

ベットから出て体を伸ばす

 

顔を洗い制服に着替えて朝食の準備をする…

朝食を食べ髪の毛を櫛で整える、やっぱ髪の毛切ろうかな…

面倒くさいから放置でいいや  

 

ドアを開けるとちょうど清隆くんも出てきました

 

「おはよう」

 

「おはようごさいます」

 

「…一緒に学校に行かないか?」

 

「いいですよ」

 

清隆くんと一緒に学校に行く、登校中にチラチラと見られますね…まぁそのうち慣れるでしょう

 

「……髪切ったほうがいいんじゃないか」

 

「嫌です。面倒くさい」

 

「そうか…」

 

会話をしながら歩いていると下駄箱に付きました

 

「それでは、先に行きます」

 

「ああ」

 

清隆くんと別れて教室に入ります  

 

席につくと伊吹さんが挨拶をしてきました

 

「おはよ」

 

「…おはようございます」

 

「あんた昨日何買ったの?」

 

「食料とか石鹸、シャンプーと本とか買いました」

 

「そう…あと何ポイント残ってる?」

 

「95000ほど残っています…伊吹さんは?」

「あたしもそんくらい」

 

「…節約してるんですね」

 

「まぁね…やっぱ来月も100000ポイント貰えるとは思えないからね」

 

「……そうですか」

 

「あんたは来月100000ポイントもらえると思う?」

 

「いいえ、貰えないと思います」

 

「そっか…」

 

伊吹さんと会話していると先生が来ました

 

「………んんっ、やっと昼休みですか」

 

授業を受けていましたが勉強はすでに大学卒業まで終わらせているのでとても退屈でした。復習にはなりましたが…授業中に私語や携帯を弄る人もいましたが先生達は注意しませんでしたね…やはり

 

(…食堂に行ってみましょうか)

 

席を立ち食堂へ向かう

 

(……人が多いですね)

 

食券機に向かうと

 

山菜定食?

 

(無料ですか)

 

あたりを見渡すと山菜定食を食べている生徒がちらほらいる

ポイントはもらったばかりのはずなのに…

 

(食べてみましょうか)

 

山菜定食を受け取り席につく

食べてみると

 

(………そんなに悪くないですね)

 

不味いかと思っていたがそこまで悪くないこれくらいなら全然食べれる…

 

(昼食は山菜定食にして、たまにお弁当を作りましょうか…そうすればだいぶ節約できます)

 

なるべくポイントは減らさないほうがいい

 

(ごちそうさまでした)

 

食器を返却し教室に戻る

 

そして退屈な授業を終え放課後になり、廊下で清隆くんに合い一緒に寮へと帰る

 

(Sシステムに関しては僕の考えで正解でしょう)

 

「Dクラスはどうですか?授業態度とかは」

 

「…真面目に授業を受けているやつはほぼいないな」

 

「そうですか…さすがは不良品といったところですね」

 

「…不良品?」

 

「先輩方が言ってましたよDクラスは不良品の集まりだと」

 

「そうか…」

 

「清隆くんはS システムは理解できましたか?」

 

「ああ」

 

「流石ですね…でもこのままだと来月Dクラスはあまりポイントをもらえなくなってしまうのでは?下手したら0ポイントとか…クラスメイトに教えたりしないのですか?」

 

「…オレは目立ちたくないからな。Dクラスがどうなろうと 

オレには関係ない」

 

「そうですか…ポイントに困ったら貸しますよ」

 

「……どうした?熱でもあるのか」

 

「……この」

 

話していると寮につきました

 

「また明日」

 

「ああ、また明日」

 

 

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