迫真空手部・哲学の裏技   作:Prý důležité nádraží

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新約聖書レ〇プ!アガペーと化した空手部

木村「今度は、かの有名なキリスト教についてやっていきましょう。…三浦さん、イエス・キリストぐらい知ってますよね?」

 

三浦「当たり前だよなぁ?」

 

野獣「本当は余り知らないんでしょ?」

 

三浦「ソーナノ…(小声)」

 

木村「今度はイエス・キリストの思想に就いてやっていきますよ。…三浦先輩もキリストについて理解できるように分かりやすくしますので。…まずキリストは、どんな善人であれ悪人であれ、神は愛を与えるだろうと考えたのです。つまり、全ての人に遍く愛情を注いだわけですね。これを『アガペー』と言うんです」

 

三浦「アーボ?(難聴)」

 

野獣「何がどうなったらアーボに聞こえるんですかね…?(困惑)」

 

木村「アガペーですよ、三浦先輩。…そして余り知られていないのですが、元よりキリストはユダヤ教徒だったんですね。しかし彼はユダヤ教徒の厳しい戒律…例えば安息日には働いてはいけないとか、人の血に触れてはならない、とかに疑問を抱いたのです。…結果、彼は戒律を破ってまでアガペーを守りました。…どんな人であれ神は愛を与えるだろうから、と考えたのです」

 

野獣「アレだろ?もし血を流して怪我している人が居たら、ユダヤの教えでは触れてはいけないけど、キリストはアガペーを優先したからこそ介抱したり、安息日に病人の介護をしたんだろ?聖人だってはっきりわかんだね」

 

三浦「おっ、待てぃ(江戸っ子)…どうしてそんな優しい人が処刑されたのかゾ?」

 

野獣「確か『万人の罪を背負った』とか言う文句は聞いたことありますあります」

 

木村「当時のユダヤ教徒にとって、キリストは救世主的な存在でした。彼は多くの信者を引き連れていたのです。しかしユダヤの体制派にとって彼は如何わしい存在だったのです。…だから当時のローマ総督ピラトに訴えたのです。総督と言えど看過できませんでした、と言うのもキリストたちが反ローマを掲げて暴動を起こす可能性さえあったからです。…そしてユダの裏切りによってキリストは捕まってしまったのです」

 

野獣「ユダもう許せるぞオイ!」

 

木村「しかしユダも最後は罪悪感を感じて、自殺してしまいます。…『なんて事をしてしまったのだ!』、と」

 

三浦「でもなぁ…ユダが慕っていた人を裏切るのは酷い話だけど、ピラトの言い分は分からない事も無いような気がするゾ」

 

木村「これについては話が長くなってしまうので言いませんが、最後に一つ、重罪人バラバについてやっておきましょう。バラバは殺人や強盗を犯してイエスと同様に十字架に架けられていましたが、イエスの代わりに恩赦を受けました。…これはユダヤ体制派に唆された民衆がバラバの恩赦を要求し、イエスの処刑を願ったからです。だが、ここにも偶然か運命か、イエスのアガペーは宿っているのではないのでしょうか?」

 

野獣「ん、そうですね。やっぱりキリストは偉大なんすねぇ~」

 

三浦「恩赦された後のバラバは結局どうなったのかゾ?」

 

木村「伝説によれば、バラバはイエスの有難さを感じては回心し、キリスト教を伝えて殉教したらしいですね。…今回はここまでにしますが、イエスがユダヤ教の中で救世主として呼ばれたのも理解出来ましたか?」

 

野獣「んにゃぴ…キリストが救世主扱いされるのも分かります分かります」

 

木村「さて、次はキリストが処刑されてから発展した哲学についてやっていきましょう」

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