仮面転生者ΑGITΩ 〜人類審査のオーヴァーロード〜   作:ただのファンだよ。

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仮面ライダータイクーン
【ブジンソードフォーム】
デザインがめっちゃ好みです。
景和君はやく光返りしてあの頼もしいのか頼もしくないのかわからないキャラクターに戻ってもろて。





聖魔! 抜刀!!

 

 

 

 

 ゴウゥゥンッ!

 

 力尽き、その巨躯を倒れ伏させる最後のケルベロス。ゼノヴィアのデュランダルに頭の一つを断たれ、小猫の拳で脳天から潰され、リアスの魔力をくらい、朱乃の魔法による落雷に灼かれて絶命した。

 イッセーは赤龍帝の神器(セイクリッド・ギア)の能力である倍化を重ねる為に待機、アーシアの治癒の神器(セイクリッド・ギア)、『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』で負傷した者から回復していた故、メンバーはほぼ万全の状態でコカビエルに向かい合う形となっている。

 

『Boost!』

 

 イッセーの左腕、赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)が数度目の倍化を告げる音声を鳴らす。

 そして、

 

『Transfer!』

 

 神器の能力の一つ、他者や物に倍化した力を付与出来る譲渡能力『赤龍帝の贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』が発動する。

 対象は、イッセーが敬愛する主人たる女悪魔リアス・グレモリー。

 譲渡された力が全身を駆け巡り、吹き荒れる魔力に紅色の長髪が激しく揺れる。迸る赤黒の魔力、触れた者、呑まれた物を消滅させる滅びの魔力が大海粛の如く解き放たれる。

 

「……ふん」

 

 押し寄せる赤黒い津波にコカビエルは軽く鼻を鳴らして片腕を突き出す。轟音を発し大気すら消し飛ばしながら突き進む魔力は、より強大なチカラを内包する怪物の手に止められ、コカビエルの掌よりリアスの魔力に送り込まれる堕天使の光によって内側から食い破られる様に掻き消された。

 

「……ッ」

 

 眷属の力を借りて放った渾身の一撃を容易く無効化された事にリアスが歯噛みして悔しがる。嘗て同等の技を同じく格上の相手であるライザー・フェニックスに放った。その時も有効打とは成り得なかったが、それはフェニックスの不死性、強力な再生力によるものでありライザー自体は木っ端微塵に吹き飛ばす事が出来たのだ。

 だが今回は違う。もしかすればライザーに放った時よりも強力だったかもしれない一撃を奴は片手で受け止め、傷一つ付いていない。ライザー以上に実力に格差がある事の証明であった。

 

「───完成だ!!」

 

 バルパー・ガリレイが歓喜の声を上げる。

 眩い光を発し、浮遊していた五本の聖剣が重なり熔けて混ざり合っていく。

 

「ハハハ、刮目(みる)がいい! 本当の姿に最も近いエクスカリバーの光輝を。ははははは!!」

 

 バルパーの笑い声が高らかに響く。

 駒王学園の校庭全域を覆い尽くす程の閃光が止み、其処に在ったのは一本の聖剣。ちりちり、と只在るだけで悪魔の肌を灼く聖の波動を青白いオーラとして滲ませる一振りの剣。

 

「そして、エクスカリバーが融合した際に発せられた光が動力源となりもう一つの術式が発動した。後二十分もしないうちにこの町は崩壊するだろう、阻止するには術式の要であるコカビエルを倒すしかないがね」

 

 バルパーの言葉に緊張が走る。二十分、それは余りにも短い時間だった。増援を要請したとしてもとても間に合う時間ではなく、予め打診していた魔王の加勢は望めない状況と化した。

 

「フリード!」

「はいな、ボス」

「複合された聖剣を使うといい。どれ程のモノかこの俺に見せてみろ」

 

 コカビエルが配下の外道神父の名を呼ぶ。フリードはコカビエルの言葉に応え聖剣を手に取る。

 

「……お? おお! おおおおおお!! うっひゃー、ナニコレ最&高! 握っただけで俺ちゃんの身体にすぅ〜パァーッなチカラが漲ってキタ――(゚∀゚)――!! スパスパ素敵仕様なエクセレントでカリバーんなコイツを使わせて貰えるなんて、俺のボスってばすぅんばらスィー!」

 

 発言のイカれ具合とは異なり数回剣を振るって具合を確かめるフリードからは歴戦の戦士であるゼノヴィアを持ってしても隙が見当たらなかった。

 

「それじゃあデュランダルとかいうパワーしか能のない人斬り包丁と違って多種多様な能力を持った聖剣を使ってどっちが上かわからせてやりますかねぇー! あ、その後は俺ちゃんの下半身の聖剣改め性剣で“ わからせ ”やりますっヨ」

「………っ」

 

 フリードの下品な物言いとその言葉の意味を察してゼノヴィアが顔を顰める。

 

「───複合されて一つになった聖剣か、これは骨が折れそうだ」

 

 フリードとエクスカリバーを警戒し、身構えた全員の背後からもう一人の仲間の声が聞こえた。

 一切に振り返れば、そこに居たのはリアスより騎士(ナイト)の駒を賜った眷属の一人である木場 裕斗。聖剣に復讐を誓う剣士の姿があった。

 

「遅ぇぞ木場!」

「……ごめんねイッセー君。十分(じゅうぶん)に回復するまでに結構掛かっちゃって」

 

 苦笑を浮かべる裕斗にアーシアが駆け寄る。よく見れば駒王学園の制服の下から包帯を巻いた姿が垣間見える。裕斗はアーシアの治癒を柔らかく断りイッセーやゼノヴィアと並び魔剣を握り、その切先をバルパーに向ける。その瞳にはアーシアや仲間達に見せた理性の色を消し、代わりに昏く燃える憎悪の焔が浮かび上がっていた。

 

「バルパー・ガリレイ。僕は貴方が行った狂気の沙汰、『聖剣計画』の生き残りだ。……いや、正確には貴方に殺され、そして悪魔に転生した事で蘇った復讐の刃そのものだ」

「ほう、運命……という奴だろうか。奇妙な因縁を感じるな、こんな極東の国で会う事になろうとは。……くくく」

 

 バカにした様な笑みだ。裕斗をよく知り、親しくする者達からすれば不快以外の何ものでもない笑い方だ。

 

「なに、実の所君達には感謝しているのだよ」

「……なんだって?」

「君達は私の計画にとっては 失 敗 作 でしかないが、君達のお陰で私は人工的に聖剣使いを創りだす方法が完成したのだからな。これを、見るといい」

 

 バルパーが懐から何かを取り出し、裕斗達にも見える様に晒す。それは透き通った青色の結晶体だった。そして、それに教会の戦士であるゼノヴィアには見覚えがあった。

 任務を命じられ、聖剣が与えられる直前にゼノヴィアとイリナは司祭からとある物を渡され、それをその身に宿した。それこそ、バルパーがたった今見せた結晶体そのものだった。

 

「これは、我々人間が持つ聖剣を使うのに必要な因子を抽出し結晶化させた物だ。長年の研究で私は聖剣を扱うにはこの因子を一定値以上保有する必要がある事を突き止めた」

 

 バルパーは手の中の結晶体を指先で弄りながら自身の過去を想う。

 

「コレにより、聖剣使いの研究は飛躍的に向上したと言っていい。それなのに教会の者どもは私だけを異端として排除したのだ。私の研究を利用しておきながらな! まったく、忌々しい奴らだ!……まぁ、今になってはどうでもいい事だがね」

 

 バルパーは昔話に興味を失ったのか結晶体に放り捨てた、転がった結晶体は木場の爪先にぶつかり止まった。

 

「欲しいのならくれてやろう。設備さえ整えばより高品質な物を量産出来る状況にまで研究は進んでいるのだから、その様な最初期に作り上げた粗末な物など幾らでもくれてやろう」

 

 バルパーの物言いは元は同じ勢力に属していたゼノヴィア、残酷過ぎる所業に涙するアーシア、それにリアスやイッセー達に凄まじい怒りを抱かせるのに十分だった。当事者である裕斗の主人であるリアスなんかは殺気さえ滲ませている。

 

「………っ、……みん、な…!」

 

 結晶体を拾い上げ、大切に、慈しむ様に両手で包み込む裕斗。肩を震わせ、声音から泣いているのを感じさせる。ぼた、ぽたぽた、と校庭のグラウンドに涙の雫が落ちる。

 

 ぴきり。

 

 裕斗の手の中で、其れは解き放たれた。

 淡く優しい光、緩やかに広がり、包み込み。燐光が浮かび、集まり、形を成す。

 

「………皆?」

 

 裕斗の声に反応する様に数多の光の集合体が人の型になり輪郭が顕になる。少年がいた、少女がいた。背の高い子がいた、髪の短い子がいた、顔立ちの整った子がいた、瞳の大きい子がいた。

 

「あ、ああ、み、んな…! みんなぁ!!」

 

 全員の顔を知っている、憶えている。共に笑い、共に祈り、支え合って生きてきた今は亡き同胞の姿だ。とうとう我慢出来ずに裕斗は大声で泣きだす。その後ろ姿は迷子になった子供の様で。

 

「ずっと……っ、ずっと思っていたんだ。“ 僕だけが生きていてよかったのか ”、て。僕よりも夢を持っていた子かいたんだ。僕よりも生きたかった筈なんだ! ……なのに……なのにぃ、僕だけが平和な暮らしを過ごしていていいのかって……!」

 

 ぽすっ、

 

「……え?」

『  』

 

 光の内の一人、少年の思念体が裕斗の肩を叩き微笑む。そうして久しぶりに再開した仲間に思念体が口を開く。言葉はなかった。けれど祈りが、死して尚想う仲間に言霊は伝わった。

 

───生きろ、自分達の事を想うなら目一杯。

 

 裕斗は彼らの事を忘れられない。これからも裕斗は自分だけが生き残った事を背負って生きていく。

 だったらせめて、その背中を押そう。重荷でなく、彼の力に成れる様に、彼らの命はとうの昔に尽きている。ここにあるのは因子に宿った吹けば消える様な僅かな思念体だけだ。

 

───剣を取れ、『イザイヤ』。

 

 それは、彼が『木場 裕斗』と成る前の名だ。彼らだけが知る裕斗の真名だ。

 

───君の剣が守るべき相手は僕らじゃないだろう?

 

 裕斗の目が嘗ての同胞から今の仲間達に向けられる。

 兵藤 一誠が熱い想いを目で訴える。姫島 朱乃が優しげな瞳で彼を見つめる。塔城 小猫が「帰ってきて」と切なげな目を向けてくる。アーシア・アルジェントが涙を流しながらも慈愛の籠った瞳をしている、

 そしてリアス・グレモリーからは揺らぎなき信頼の眼差しで見抜かれる。

 

───さぁ、立つんだイザイヤ。

 

───剣が折れても構わない。

 

───膝が崩れたっていい。

 

───心が負けても次がある。

 

───なんだって立ち上がればいいんだ!

 

───孤独(ひとり)じゃ無理なら僕達が一緒だ!

 

───僕らの心はキミと在る!!

 

 ぱきん、裕斗の中で自身を縛る内なる鎖が砕ける音がした。

 

 

 

 

 

 

 

 美しいモノを観た。まるで長い年月を過ごしてきた家族のような絆。

 利用され最期はゴミのように処理(ころ)された若者達が、死して尚たった一人の生き残り(ともだち)の為に見せた慈愛。復讐を果たせる、自分達を殺した者を自分達が生き延びさせた者が殺す事が出来る瞬間で、怨みや憎悪よりも、その生き延びた者の平穏を願ったのだ。

 

「わかったよ。……みんな」

 

 木場祐斗。嘗てはイザイヤと名を与えれられた少年は、残留思念となった亡き仲間達の声に、願いに、祈りに、唄に。たった一人の為に奏でられる絆の聖歌に包まれ涙を流す。復讐に生きた自身の穢れを、恨みを、後悔を全て涙に込めて外へ流す。

 無意識に両腕を前に翳す、両の手の狭間で想いが集う。

 自身に生きる道を与えてくれた女悪魔(リアス)とその眷属。今も少し離れた位置で見守ってくれる新たな仲間達と築いた『魔の力(繋がり)』。

 肉体は失くし、けれど想いは潰えず。“ 死 ”程度のもので絆は引き裂けない。見えない未来に夢を語った今尚仲間達からの『聖の力(しゅくふく)』。

 

 みんなで歌おう。暗闇で迷子になったちっぽけな彼の背中を押そう。嘗ての仲間達が、彼を受け入れたくれた新たな仲間達の元へ。優しげな表情で彼の決めた答えを見守る思念体達。

 いつまでも待とう。彼なら迷ったとしても必ず戻ると信じているから。何故なら彼を導いてくれる人達が居ると知っているから。離れた所から彼を信じている故に見届ける主と眷属達。

 

 彼の手に一本の魔剣が創造される。両手で柄を握り、幼き頃、皆で読んだ絵本の立派の騎士の様に立ち振る舞う。全ての思念体も彼と同じ姿勢になり、そして彼の吸い込まれる様に重なった。一人、また一人と裕斗と姿が重なっていく。

 彼が握る剣の鍔から『(クロ)』と『(しろ)』の力が芳流となって織りなされる。本来反する力が、不可能を可能にする一つの要素が紡ぎ合わせていく。魔と聖が強く凛々しく、そして柔らかに紡がれていく。二つの光は彼の手でDNAの様に絡まり、そして一本の剣となった。

 その剣を軽く一振りして、彼が閉じていた瞳が開かれる。青白い光が炎の様な軌跡を描く。

 

「リアス・グレモリーの騎士、主の敵を斬り裂く剣。これが僕の、『答え』だ」

 

 世界にとって初である、魔と聖の融合。これが彼の、イザイヤの───木場祐斗の至りし高み、神器『魔剣創造(ソート・バース)』の禁手(バランス・ブレイカー)

 

 其は、

 

───双覇の聖魔剣(ソード・オブ・ビトレイヤー)

 

 顕現した聖魔剣。まだ粗削りで拙さが残るが、それでも尚素晴らしき一振り。バルパーの錬成(つく)り出した異形の剣とは違い、高貴さを醸し出していた。

 

「……な、なんだ。なんなのだ、ッッ! それは!? 聖と魔の融合? あり得ない!? そんなバカなことが在るもの、───ッッ!?」

 

 目の前の光景、聖と魔という真逆の性質のエネルギーを融合させた聖魔剣に半狂乱であり得ないと喚き散らすバルパーだったが剣を握り歩み寄ってくる木場に息を飲み、尻餅をつきながらも後退する。

 

「僕は貴方を殺したりはしない」

「来るな、来るんじゃない!?」

「それは()()()が望んでいないから」

 

 幼き時、あの施設で(イザイヤとして)共に過ごした仲間達、悪魔(木場祐斗)になってから得た仲間達。『みんな』の一言に詰められた想い。

 

「何をしてるフリード!? 聖剣でこいつを殺せ!」

「ちぇ〜、はいはい。それじゃあ俺ちゃんがこの雰囲気をぶち壊してクビをチョンパしてやろうかしら!」

「させるものか!」

「うぎっ、邪魔するんじゃねぇよクソビッチが!!」

 

 バルパーの指令に従おうとしたフリードをゼノヴィアが阻止する。

 今この一時だけはフリードの相手をゼノヴィアに任せて裕斗はバルパーに向かって歩みを進める。

 

「けれど貴方を逃がしはしない」

「コカビエル!頼む!助けてくれ!早くっ!!」

「貴方には罰を受けてもらいます。正しい場所で然るべき報いを、沢山の命を弄んだ罰を…」

 

 高く聖魔剣を掲げる。強い、正しい意思が込もった瞳がバルパーを射抜く。

 いわば、これは木場なりのケジメだ。過去の(おも)い。復讐に走った自分自身。それらを断ち切り清算する、新たな自分への誓い。

 掲げた剣を捻り、振り下ろす。

 

「コカビエル!?だすげ!!!」

 

 過去との決着は、とても呆気ないものだった。聖魔剣の腹で頭を打たれたバルパーは気を失い倒れる。

 何か思う所はあったのだろう、けれど木場はバルパーに背を向け仲間達に向かって振り返る。その表情はとても、とても晴れやかであった。

 

 

 

 

 

 

 

 バルパーは片付いた。

 ならば次はバルパーが生んだ負の遺産、間違った形として統合されたエクスカリバーだ。嘗ては誉高き王が持ちし伝説の聖剣がいつまでもあの姿のままでは可哀想だ。一秒でも早く解放してあげよう。

 裕斗が駆け出す。騎士のスピードを持って一瞬で距離を潰し、ゼノヴィアと鎬を削るフリードに接近した。純白の煌めき、漆黒の剣閃、聖魔合一による未知の力が秘められた剣は一太刀で統合された聖剣を半ばから断ち切った。

 『破壊』も『擬態』も『天閃』も『夢幻』も『透明』も関係無い、聖魔の剣が罷り通る。

 

「マジかよマジかよそんなのアリかよぉぉ!? エクスカリバーちゃんが真っ二つ! 酷い酷すぎるッ、所詮一度折れたものはダメだって事でしょうかぁ!?」

「やるじゃないか」

「まぁね」

 

 仰天するフリードを他所にゼノヴィアからの賞賛にいつもの爽やかな仕草で返す裕斗。

 

「それではドドメを刺すとしよう」

「合わせるよ」

 

 二人同時に駆け出す。

 きらりと剣の刃面が月光を反射し、二つの刃が閃く。

 

「ゲボバァ!? クソ…が、ぁ、ぁあ」

 

 交差する様に斬り裂かれ鮮血を噴き出すフリードが倒れる。武器を失い、致命傷を負った、もはやフリードは戦闘不能だ。

 

「ありがとう皆、この剣はいつも皆と共にある」

 

 聖魔剣を掲げる。

 裕斗の言葉に剣は切先を光らせて応えてくれた、そんな気がした。




木場 裕斗
長き期間を経て漸く聖魔剣に覚醒した元復讐者系イケメン王子ナイト。
友の為に剣を取り、仲間の為に剣を振り、主人にのみ剣を捧げる。今は亡き彼らの想いと共に、今共に笑っていられる彼らを守る。
ここだけの話ではあるが、余りにも暴走する裕斗を一誠が止める為にガチンコバトルさせて、
一誠「このままじゃお前は止まれなくなる」
裕斗「───僕はそれを望んでいる」
的な展開にしたかったが割り込む場所が見つかんなかったので没。
ところでキミいつになったら女体化するんだい?

ゼノヴィア
前回はオリキャラ解説?の所為で特に追求がなかった系デュランダル適合者。現状、彼女はデュランダルが使える だ け の存在であり、到底コカビエルへの刺客には分不相応。教会側はなんでコイツとコイツ以下のツインテ娘送り出したん?

残留思念ズ
因子結晶に内包されていた『木場裕斗』に成る前の少年の仲間達の残滓。様々な解釈はあると思うが今SSでは「嘗ての仲間達の魂が宿っていた」なんて事をなく、“ 彼ら ”は既に終わった存在である。“ 彼ら ”の魂が死後どうなったのかは今や定かではない。
今回現れた“ 彼ら ”は木場裕斗の想いに共鳴して投影された影法師。簡潔に言うと『木場裕斗が望んだ都合のいい幻影』。ただ、『都合のいい幻影』が現れる程度には想いが込められていた。

その想いが木場裕斗のものか、それとも“ 彼ら ”のものかは誰にも知り得ない。
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