仮面転生者ΑGITΩ 〜人類審査のオーヴァーロード〜 作:ただのファンだよ。
今回は完全おふざけ回、次から二巻編になります。
遅れて…本当に申し訳ない(どこかで見た事あるようなベルトを付けた金属男の博士風)
許してクロノス。
「■■■■■■■ッッ!!」
大地に繋がった巨体を揺らし、ワニやトカゲの様な大顎を広げて咆哮を上げる。場所は駒王町の外れの森、時は闇夜。
「……っ」
「■■■■ッ!」
咆哮の主は薔薇の花弁の様なエリマキを生やし、頭部のものとは別に大きな目玉を中心に備えた緑色の胴体が地中へと伸びたモンスターだ。
しなやかな鞭の様に払う
「………」
「■■■■■ァー!!」
「……!」
前から迫る
「〜〜っ!? ■■■■■■ォーー!!!」
「……ッはぁ!」
密度を高め、更に防御壁の後ろにももう一枚防御壁を編む
「……! ハッ!!」
跳躍して巨体の
「■■…っ■……!?」
「……」
ぐらり、と
頭部を割られ、普通なら死んでいるであろう状態になって尚目の前の怪物は生存している。左右に裂けた頭部同士を細い繊維が繋いで元に戻そうとしている。ギョロリと頭部の目玉の片方が戦士を睨む。
「……!」
「■■ァ!!」
再生など許すものかと駆け出そうする戦士に向けて
地面から飛び出す鋭い触手による槍衾を咄嗟に身体を丸め、脚で腹部を、腕で頭部と胸部を守る。触手の先端が手足を突き、火花を上げて戦士の身体が僅かに浮き上げられる。
「───
戦場より少し離れた木々の物陰から
「■■■■ッ!!」
「ああ!? 危ない!!」
一転攻勢。頭部の再生を終えた
少女の悲鳴が響き、アギトの身を触手によってハリネズミの様に串刺しにする直前!
「ふっ!」
ガツンッ! とアギトが地面を殴り付け、その反動で触手群の着弾地点より脱出。それどころか触手群によりアギトの姿が隠れ、地面に刺さった触手が邪魔で根っこ触手による追撃も出来ない。
「───はぁぁ…!」
「……ごぁ? ッ!? が、がぁっ……!?」
重い呼吸。其れを
花弁のエリマキが黒ずんで萎え、瑞々しい緑の身体も黄ばんで枯れたかの様な色合いへと変異する。強靭だった我が身が脆く貧弱なモノへと変わる感覚に
クロスホーンが展開され、大地に描かれる金色の紋章が渦巻いてアギトの両足に流れ込む。触手群による大波が腰を落として身構えるアギトを襲い、呑み込む。息を飲む音がする、悲鳴が絶叫に変わる───其の寸前に触手群が弾け飛ぶ。
「……すぅー、ハアッ!!」
満を持してアギトが天高く飛翔する。足に流れ込んだ大地の力を
金色の手刀による刃が
再生に使用されていた大地の力を奪われた
「………ん?」
崩壊する
「………」
アギトがソレを拾い上げる。
ソレは丸く、柔らかかった。握る手に少しでも力入れれば指が沈み、それながら内側から弾く様な張りのある弾力性。人肌の様な仄かな暖かさと光源に翳せば反射する様な色艶。そして一点、肌色の様な全貌の中で一点だけ茶色の部分があり中心には突起物がある。
其れの姿形、そして性質は女性の乳房───即ちオッパイの実であった!!
「………」
「そ、それはぁぁ!?!?」
じっとオッパイの実を眺めるアギトの背中に半分ぐらい絶叫である言葉が投げ掛けられる。
声の主の方へと振り返る。
「流石、と言ったところかしら?」
「しょ──アギトさん! 大丈夫ですか!?」
アギトの勝利を賞賛する紅髪の女悪魔リアスと先日転生悪魔となったばかりのアーシア。そしてアーシアと同じくリアスの眷属であり下僕悪魔である朱乃、小猫、裕斗、そして何故だか感涙を流す一誠の六人の悪魔達が近付いてくる。アーシアはアギトのすぐそばまで駆け寄り怪我がないかと問い掛け、問題無いと告げると安堵した様に息を吐く。
「……
「そう言わないでちょうだい。
アギトの一言に居心地の悪そうな表情を浮かべるリアス。
それもその筈、アギトの言葉通り、リアスのその眷属達一行はアギトと
「……」
「あらあら、初めまして。お噂は
リアスと同じく駒王学園の女生徒の制服を着こなし、これでもかと主張される
初対面の相手な以上強く警戒して朱乃に注意深く視線を向けていたアギトもつい一瞬、おっぱいに目線が寄った。
「むーっ」
「アーシア? どうした?」
仮面越しでわからない筈の目線を女の勘で機敏に感じ取ったアーシアが頬を膨らませて抗議の目でアギトを見上げる。
男なら惹きつけられて当然、寧ろ凝視してしまわないだけ褒められるべき
「う、うぅ〜…!」
「………む、むぅ」
「あらあら、うふふ」
怖くない所か可愛らしい表情で睨むアーシアと困った様に唸るアギトの二人を微笑ましいモノを見る目を向ける朱乃。
「うぎぎぎぎ……ッ! う、羨ましいぞアイツぅ〜!? ってそうじゃなかった部長! あの実って」
「ええ、そうね。あの“ はぐれ悪魔 ”が言っていた果実でしょうね。一つだけ実っていたみたいね」
「う、うひょー!?」
「……?」
イッセーとリアスの会話が耳に入り、アギトは手に持っているオッパイの実に目を向ける。
「これが何か知っているのか?」
「ええ。私達はつい先程とあるはぐれ悪魔を捕らえたのだけど、そのはぐれ悪魔が尋問の時に吐いた情報の中にその果実の話があったの。いえ、寧ろその果実ことがはぐれ悪魔の目的ね」
「そのはぐれ悪魔ってのは
「そうなるわね」
“ 殺すべきでは ”とかなり物騒な思考が頭をよぎる。
「……それで、コイツにはどんな価値があるんだ。まさか姿形が好みだからって理由だけじゃないよな?」
「ええ。頭の痛い話だけどその果実には」
「───悩める全ての女性を救う事が出来るんだぁ!!」
「なに?」
「イッセー?」
リアスの会話に一誠が割り込んでくる。
一誠は感動の涙を流しながら心に訴えるが如く熱心に話す。
(“ 悩める全ての女性を救う ”…? コイツにそんな効果が? ハッ、まさかこの実には衰弱した子供も回復し、それ以上に力に溢れる様な常識離れした栄養素が詰まっていたりするのか!? だったらこのデザインにも納得がいく……気もしなくもない、か? なんというか…その…生命力の象徴…的な、感じ…みたいな…? 兎に角、そんな優れた物なら得ようするのも納得出来る。いや、寧ろ追われている様な
一誠の只事ではない様子にアギトも果実に向ける認識を改める。
アギト───翔介の中では一誠は『アーシアの為に教会に乗り込むぐらい情に熱い男』という認識だった。
「……なら、コイツはお前に渡」
「それは
「………は?」
まぁ、その認識はたった今、崩れ去り、塵と化したのだが。
「一口食べればおっぱいのサイズに悩む女性のおっぱいを豊かにする究極の果実。夢の為、野望の為に主を裏切るおっぱいに対する並々ならぬ執着。大きな胸から摂取した生気により育ったその果実は女性だけじゃない、この果実が世界中に広がればありとあらゆる男の夢! 巨乳の女性に満たされた世界という夢の楽園が実現する最高のアイテム。胸が小さいからって好きな人に振られた女性、周りの人達との格差に苦しむ女の子、
「ふん!」
バチュンッ!
それはナニカが潰れる音、柔らかい物が破裂する音、夢が希望が未来が絶望と悪意によって闇に消える破滅の音色。
「お、ぉ、ォォ、オオォォ!? な、何してんだぁぁあ!!!!」
びちゃり。ぽたぽた。
乳白色の果肉片が地に堕ち、果汁の雫が滴る。
一誠は目の前でおっぱいの実【乳&ピース】の成れの果てを嘆き、近寄って跪く。土に汚れた果実の残骸を掬い上げ、感服の涙は悲痛の其れへと変わる。
「お、お前、お前ぇー! よくも世界中の夢と希望……を……」
「……………」
悲痛の涙を拭い、怒りで心を奮い立たせて見上げれば、自身を遥かに上回る怒りを放つアギトが其処に居た。
「お前、アーシアに何かしたか?」
「え、…えっと…?」
「聞こえなかったか? なら言い方を変えよう。俺が居ない所でアーシアに手を出してないだろうなぁ!」
「してません! 断じてしておりません!! 部長と部長のおっぱいに誓って言います!!」
「………」
「!? え、ええ、本当よ。イッセーがアーシアに不埒な行為に及んだ事は決してないわ。ね、アーシア?」
「え? あ、はい!」
「…………アーシア、本当にか? 無理しなくてもいいんだぞ、ここに居る奴らぐらいなら全員殺せる」
「だ、大丈夫です、皆さんには良くしてもらってます!」
「……わかった」
アーシアの言葉で漸くアギトの怒気が収まる。
直接威圧感を向けられた一誠は勿論、近くにいたリアス、朱乃、裕斗、小猫の四人も全身を冷や汗で濡らしている。
「………おい」
「はいぃ! なんでございましょう!!」
アギトに呼び掛けられた一誠が敬礼の姿勢で応える。
「今日の所は見逃してやるが、今後アーシアに手を出せば……判るな?」
「はい! 勿論で御座います!」
「ならいい」
アギトは一誠から視線を外し、果実の残骸を踏み躙る。
一誠は心の中で絶叫している。
「アーシア、何かあったら言えよ。すぐに駆け付けるから」
「はい」
一誠達から背を向け、最後にアーシアに話し掛けるとその場を去る。
去り行くアギトの背中を見送り、その姿が見えなくなると(アーシア以外の)全員が漸く緊張が切れて息を吐く。
中でも一誠だけは踏み躙られて殆ど土と同化した果実だった物を想い涙を流す。
「くそ、くそぉ…ッッ! チクショォォォオオ!?!!?」
闇夜の静寂を引き裂いて、森の中で一人の男の嘆きが響き渡った。
津上 翔介
イッセーの本性を知ってドン引きしたオリ主。今後はイッセーがアーシアの近くに居るだけで警戒を強める様になる。あれ、コイツもコイツで激重感情向けてない?
キック以外の必殺技もある系アギト。ダイナミックチョップ…!(違う)
俺の強さに
「アギトはチョップしないだろ!?」って?
するんだよなぁ、そう『
アーシア・アルジェント
新人転生悪魔の魔女っ娘元シスター系聖女。つい先日までイッセーと一緒に悪魔稼業を勉強していたが次の日から小猫か朱乃が付き添いに変わった。あとリアスや朱乃のオッパイを眺めながら牛乳を飲む量が増えた。
兵藤 一誠
我らがH EROイッセー。オッパイをこの上なく愛する変態にしてハーレム王を目指す系男子。全人類(貧乳派を除く)の夢と希望を目の前で粉砕されて大層嘆き悲しんだ男。実は彼の中で翔介アギトが強さの象徴と化していたりする。
因みに翔介が果実を握り潰したのは果実について熱演するイッセーがアーシアに手を出しているのでは?と危惧したから。なので対応さえ変えていれば果実は無事だった可能性が微レ存。インガオホー。
リアス・グレモリー
最近新しい眷属が二人も出来た貴族令嬢系女悪魔。但し新眷属その1はアギトに危険視され、新眷属その2はアギトと親密と二人揃ってアギトと関係を持ってしまっている。更にはそのアギトはアーシアに何かあればグレモリー眷属御一行皆殺し√に陥る可能性が付き纏う事になった。
因みアギトにより彼女が殺された場合彼女の兄である悪魔界のトップが仇討ちに出て来る。つまりΑGITΩ対魔王の頂上戦争が始まる。ガンバレ♡ ガンバレ♡ 世界の命運は君の肩に掛かっている。
姫島 朱乃
デカーイ! 説明不要!!
塔城 小猫
チイサーイ! 説明不よ(何故かこの先は文字にならない歪な線が続いている)
木場 裕斗
最近悪魔化したもう一人の男性眷属仲間は他女性眷属仲間+a達と激しい(意味深)スキンシップをしているのにそういった話は一切無いし、ライバルは出てるのに表紙に出た事がない系男子。かわいそう(切実)
ただ女体化した裕子きゅんはかなりのエッッッッ!!なのでヨシ!(現場猫) なんで今SSじゃ女体化してないの? はー(クソデカ溜息)つっかえ(理不尽)