荒廃世界の旅人   作:よっしー希少種

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更新しようとして忘れ、数日が経つ。鳥頭なんだから更新しようとしたらすぐしなさいって話


気になる情報

「お疲れ様、レド」

「疲れたぁ……」

 

 転送装置からレドが出てくる。かなり疲れている様子だ。

 

「今日は心身共に疲れたよ……暑かったし、長い時間気を張り詰めてたし……」

「うんうん、お疲れ様だよ。今日はすぐ休む?」

「休む。……の前にコア渡しとくよ」

 

 レドはジェネにコアを手渡した。

 

「ありがと」

「じゃあ……僕はご飯食べてお風呂入って寝る!」

「はーい。お風呂で寝ちゃダメだよ?」

「わかってる!」

 

 それからレドは風呂場に、ジェネは自室に向かった。

 

「残りは一個かぁ……」

 

 ジェネはコアを眺めながら呟いた。

 

「近いうちにあの扉の先がわかるって思うとワクワクしてきたなぁ……何があるんだろ」

 

 コアを机に置き、解析のための道具を近くに置くと、机に乗っていたタッチペンが床に落ちた。

 

「あ……」

 

 ペシっと音を立ててペンが落ちる。どうやら床では無く、何か別の物の上にに落ちたようだ。

 

「お……こんなところに書類の山が……お父さんのやつかな?」

 

 机と壁の間の空間にある箱に書類が積まれてあったようだ。ジェネは一度机の上の機械を下ろすと、机をずらして箱を取り出した。

 

「お父さんが僕に見せなかったやつもあるかも……」

 

 ジェネは好奇心に任せて書類を漁った。連絡した時のやり取りの記録や、設計図等が出てくる。

 

(見た事あるやつばっかりだなぁ……何か面白いやつは……)

 

 漁っていると、ホチキスでまとめられた書類が出てきた。今までは一枚ずつだった為、まとまっているのはこれだけだ。

 

「これは……」

 

 めくって見てみると、何か巨大な装置の設計図であることが分かった。

 

「お……これ他のと違う」

 

 設計図の端に記されている概要にも目を通してみる。

 

「…………え」

 

 そこに書かれていた内容に、ジェネは言葉を失った。

 

 

 一方、レドは入浴と食事を済ませ、寝る支度をしていた。

 

「コアも残り一個か……扉の先には何があるんだろうなぁ……」

 

 ベッドに寝転がりながら呟く。

 

(何か面白いものだといいな……二人で過ごすのに暇しないようなのが……)

 

 そんな事を考えていると、無意識のうちに眠りに落ちてしまっていた。それ程疲れていたのだろう。それから、朝まで起きることは無かった。

 

 

「……」

 

 ジェネはパソコンを立ち上げ、その中のファイルを漁っていた。

 

(お父さんはマメに日記をつける人だった……だったらアレについても何か情報が……)

 

 ファイルは壊れているようで、所々読めなくなっていた。しかし、ジェネが見たかった内容らしき日記は見つけることが出来た。

 

『○月‪✕‬日 今日は■下シェ■ターの最■部に設■■る機■の作成に取■■かる日だ。何でも、要と■る機械ら■い。既にエ■ルギー供■装置は完■している■■だが、一■何の装■なのだ■■か?』

『○月□日 例の装■の事を■録に残そうとし■が、止め■■てし■った。情■の■散を防ぐ為にいか■■媒体にも■報を残■■はいけないらし■。設■図も完成後は■やす事に■っている。罰せられ■■ないので、日■に記すの■止■ておこう』

『□月△日 よう■■形は出来てき■が、まだ半■も完成してい■■らしい。内■に組み■む装置が複■なのだろ■か? 最近は家■に構ってやれ■■ない。ま■ジェ■とも■んでやりたいな』

『‪✕‪月○日 テスト■為にと、■■■の生■デー■を装■に入力■た。勝■に使った■は申し訳■く思う。使う■は自分の■ータを入れ■事にしよ■。子ど■に■■を背負わ■るのは、大人■する事で■ない』

「…………」

 

 ジェネはその後も、父の日記を読んでいった。

 

 

 次の日……

 

「ジェネ……ジェネってば!」

「ん……?」

「ん? じゃないよ。最後の都市の情報くれるんじゃないの?」

「あ……ごめん、ちょっと考え事してて……」

「……大丈夫なの? さっきからなんか元気無いけど」

「大丈夫だよ。それより、次の都市の情報だよね」

 

 ジェネはタブレットを操作して、出てきた情報を読み上げた。

 

「最後のは、北にあるノーフィスって都市だね。雪に囲まれた寒冷地で、漁業が盛んだったみたい」

「漁業か……てか、寒いの?」

「多分……一応防寒具は用意しておくから、必要な時は言って。すぐ送るよ」

「ありがとう」

「後……ごめん、毎回アイテム渡してたけど、今日は無いんだ。なんかアイディアが浮かばなくてさ……あっちで必要なのあればそれ作るから」

「わかった。……ねぇ、本当に大丈夫? 声もちょっと元気なさそうだよ」

「…………やっぱり誤魔化せないか」

 

 ジェネは苦笑いをした。

 

「実は寝不足でね……面白い情報見付けたからそれ見てたら、いつの間にか朝で」

「で……今眠いと」

「そういう事……」

「ジェネが面白いと思う情報……。きっと僕には理解できないやつだろうなぁ……」

「正解。レドには難しいかなぁ」

「やっぱりね」

 

 二人はクスッと笑った。

 

「さて……じゃあ僕はそろそろ行くよ。サポートの方も無理しないでね」

「ありがとう。そっちも気をつけてね」

 

 身支度を整え、出かけるレドをジェネは手を振って見送った。そしてレドが見えなくなったところで室内に戻り、通信の準備をする。

 

「レド……レドは僕の判断、尊重してくれるかな…………」

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