また、皆様の応募を募集してしまいますが、興味がある方は、よろしくお願いします。
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「2004年だって」
足下にあった新聞。
それは未だに新しく発行されたばかりの物であり、拾い上げて、読んだ年号はとても信じられなかった。
今から18年前の新聞が、なぜここにあるのか。
「そもそも、俺はなんで、ここに?
確か、起動実験で」
そんな風に疑問に思っていると、聞こえる声。
振り返ると共にいたのは、蛙を思わせる怪人だった。
「フロッグアンデットが、なんで。
既に封印されているはずなのに」
呟くように言う。
だが、考えるよりも、今は目の前にいるアンデットの封印が先決だ。
俺はすぐに懐から起動実験の時に装着していたバックルを取り出す。
取り出したバックルをそのまま腰に当てると、ベルトが伸びて巻き付いた。
同時に俺はそのまま懐に仕舞っていたラウズカードを手にする。
「行くぜ、相棒」
そのままバックルにラウズカードを挿入し、そのまま目の前にいるフロッグアンデットに向かって走り出す。
「変身!!!」
【TURNUP!】
鳴り響く音と共に、フロッグアンデットは俺の目の前まで迫る。
だが、それよりも早く、俺のバックルから出てきた光のゲートがフロッグアンデットを吹き飛ばす。
同時に俺の身体は光のゲートを潜り抜け、その姿を変える。
その姿は、かつて、アンデットと戦った戦しの1人、仮面ライダー剣をモデルにした姿。
だが、剣が西洋の騎士を思わせる姿ならば、俺は武士を思わせる姿だった。
腰には刀が携えられ、手に持つ武器も太刀と呼ばれる長めの刃を持つ武器となっている。
吹き飛ばされたフロッグアンデットはすぐに俺の方に向き直り、再び襲いかかってくる。
それを正面から受け止めるように構えると同時に俺はフロッグアンデットの攻撃を弾く。
その衝撃に耐えきれず、後ろに下がるフロッグアンデット。
それを見て、俺は一気に間合いを詰めて斬りかかる。
振り下ろした一撃は見事にフロッグアンデットに命中し、火花を上げる。
そのまま反撃しようとしたフロッグアンデットだったが、俺の方が早かった。
素早く刀を振り上げ、そして思い切り横に薙ぎ払う。
それによってフロッグアンデットは大きく吹っ飛び、地面に叩きつけられる。
地面が大きく陥没する程の威力を持った攻撃を受けて、流石にダメージが大きかったのか、起き上がることが出来ないようだった。
だが、それでもまだ油断出来ない。
ここで完全に倒しきらない。
アンデットは不老不死の生命体。
だからこそ、封印する必要はある。
「って、俺のラウズカードが全部ないっ!?」
俺はすぐにラウズカードを使用しようとしたが、よく見ると、変身用のカード以外は全てなくなっている。
これはやばいと思いながら、俺はそのまま構えていた。
すると、こちらに迫るエンジン音。
同時に見つめると、そこにいたのは
「ギャレンだって」
かつての戦いで破損し、そのまま戦う必要がないという事で破棄されたライダーシステム第一号のギャレン。
そのギャレンが、なぜここに。
「ブレイド?
いや、違う、剣崎じゃない。
お前は誰だ」
「っ」
ブレイドに剣崎。
その名を聞くと共に俺は確信してしまった。
どうやら、本当に、先程の新聞で見た年号は本物だという事。
同時にフロッグアンデットは立ち上がり、こちらに迫っていた。
俺はすぐに蹴り上げ、近くに破棄されたバイクに乗り込む。
乗り込んだバイクは、瞬時にその姿を変え、そのまま走り出した。
「待てっ、ぐっ!!」
ギャレンはこちらに向けて、すぐに発砲しようとしたが、既に倒れかけているフロッグアンデットを放っておけるはずはなく、すぐにラウズカードを投げる。
それによって、フロッグアンデットは無事に封印された。
その光景を見ながら、俺はそのまま走り続けた。
やがて、誰も見ていない事を確認すると共に、俺は変身を解除する。
「本当に、どうなっているんだ、これは」
そう言いながら、俺は手に持ったラウズカードを見つめる。
そこに描かれているラウズカード、チェンジケルベロスを見つめながら、ゆっくりと目を閉じる。