仮面ライダー刀   作:ボルメテウスさん

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仮面ライダーの情報がネットで広がっている。

その事を問題視した剣崎達はすぐにネットを投稿されており、都内のネットカフェで行われている事が既に分かっていた。

それを止める為に剣崎達はすぐに行動に移したが、それはカテゴリーキングであるコーカサスビートルアンデットことキングの罠だった。

彼は時を止める力を持つアンデッドであるスカラベアンデットを使い、剣崎のベルトを奪ってしまう。

キングは、そのまま合流したカリスとスカラベアンデッドが交戦。

さらには、もう一体洗脳していたアンデットであるぺリュトン・アンデッドが同時に襲い掛かる。

2体の強力なアンデットに苦戦を強いられる中で、近づく影に気づかず。


第30話

剣崎さん達からの連絡を受け、俺達はすぐにネットで仮面ライダーの情報を広げている人物を探していた。

 

その中で、俺が辿り着いた橋の下ではカリスに変身している始さんがスカラベアンデットとぺリュトン・アンデッドの姿が見えた。

 

「まさか、このタイミングで、変身!」

 

【TURNUP】

 

俺はすぐに変身すると共に降りると同時にスカラベアンデットに向けて、ブレードラウザーを振り下ろす。

 

背後からの攻撃と言う事で、その能力を使う前に攻撃され、怯んでしまうスカラベアンデット。

 

「刀磨か」

 

「始さん、それに剣崎さんにっ!」

 

振り向くと共に、俺の目の前にいたのは赤いジャケットを羽織った金髪の少年であり、その人物を見た瞬間、本能で理解し、構えた。

 

「へぇ、君は気づいたんだ」

 

「カテゴリーキング」

 

それと共に、俺は瞬時に後ろにいる2体のアンデットを倒す為に動き出す。

 

カテゴリーキングのアンデットは、アンデットの中でも最強の存在。

 

嶋さんは本当に例外な存在であり、それ以外の奴らはすぐにでも倒さなければならない。

 

【アブソーブクイーン】【フュージョンジャック】

 

鳴り響く音声と共に、俺は瞬時にジャックフォームへと変身し、蛇をスカラベアンデットを拘束する。

 

時間停止する事ができるスカラベアンデットだが、時間が停止しているがゆえに硬直中の相手への直接攻撃はできず、ダメージを与えるには時間を動かすしかない。

 

だからこそ、俺はスカラベアンデットの動きを事前に拘束した。

 

それを見たぺリュトン・アンデッドもまた影の中へと潜り込み、こちらに攻撃を仕掛けようとする。

 

だが

 

【GOLD】【CUT】【GOLDSLASH】

 

音声が鳴り響くと同時にブレードラウザーには、黄金によって形成された巨大な剣と共に、拘束しているスカラベアンデット、そして背後から襲い掛かるぺリュトン・アンデッドを巻き込んで、全て切り裂く。

 

それによって、倒れた2体のアンデットに対して、俺と剣崎さんはすぐにラウズカードを投げる。

 

2体のアンデットは封印され、そのまま俺は同時にキングに向き合う。

 

「残るはお前だけだ」

 

「ここで、お前を封印する」

 

そう言い、俺達は囲むように、キングを睨み付ける。

 

「思ったよりもやるね。

けど、良いのかな、ジョーカーを放っておいて」

 

「今は始よりも、お前の方が危険だ」

 

「へぇ、優先順位という訳」

 

そうしていると共に、構えていると共に、俺達に向けて、銃弾の嵐が襲い掛かる。

 

すぐに構えると共に見ると、そこには蝙蝠を思わせる黒い存在がおり、その存在は既に知っている。

 

「またっトライアルっ」

 

「こんな時に」

 

トライアルシリーズに襲撃とカテゴリーキング。

 

その2体を同時に相手にしなければならない事に俺達は顔を歪ませながらも、構える。

 

「剣崎さん、始さん。

今、巧さん達にある場所に合流するように伝えています。

その場所まで行きます」

 

「行くって、街の中で戦うつもりなのか」

 

「さっき封印したアンデットはテレポート、つまり瞬間移動ができます。

それで」

 

「そういう事か」

 

その言葉に納得したように頷く。

 

この場で戦うのがまずいのならば、場所を変える。

 

それならば、なんとかなる。

 

そう思っていた。

 

ひたり、水の中を歩く音が聞こえる。

 

同時に俺の中で懐かしさと共に、その気配の正体が分かった。

 

音の正体を確かめるように、振り返ると、そこには有り合わせを適当に繋ぎ合わせて出来上がった服を身に纏い、左手はまるで魔物を思わせる。

 

その容姿は美人であり、同時にこの時に現れて欲しくなかった。

 

「あれは、まさかアンデット」

 

「へぇ、また面白いアンデットだね。

ぜひとも「っ」なに」

 

俺は瞬時に、剣崎さん、始さん、そしてキングを同時に抱えるように突っ込む。

 

「何をするんだ」

 

「逃げるぞ。

ここで、彼女と戦っちゃ駄目だっ」

 

「はぁ何を言って「お前も、殺されるぞ」君、頭可笑しいの」

 

それはキングが自分が不老不死だからこそ、冗談だと思っていた。

 

だが、置き忘れていたトライアルの姿を見て、その表情は一変する。

 

彼女の巨大な左手は、トライアルの胴体を掴むと共に大きく覆う。

 

その左手はまるで巨大な口のように、トライアルを噛み砕く。

 

気味の悪い金属が砕ける音と肉が潰れる音。

 

それらを行っている間、彼女は動かなかった。

 

「トライアルを」

 

「食べているだとっ」

 

「彼女はフェンリルアンデット。

俺のカテゴリーキングであると同時にアンデットを殺す事ができるアンデット」

 

「アンデットを殺す事ができるだって」

 

「とにかく、逃げますよ」

 

【TELEPORT】

 

鳴り響く音と共に、俺達はすぐにその場を移動する。

 

なんとか、その場から離れた俺達はそのまま地面に転がる。

 

「刀磨、さっきの話、どういう事なんだ」

 

「・・・アンデットは不死の為、いかなる手段を使っても殺害出来ない。

けど、フェンリルアンデットは、アンデットの身体を一欠片も残さず、吸収し、その力を我が物にする事ができます。

吸収されたアンデットはジョーカーやライダーシステムのように自在に力を使う事ができますが、完全に一体化する為」

 

「死んだも同然という訳か。

捕食がまさかアンデットを殺す手段だとはな」

 

そう、まるで皮肉を言うように始さんは呟く。

 

「だからこそ、こいつも助けた訳か」

 

そう、転がるキングを見ながら言う。

 

あの場で、キングも吸収されれば、俺達に勝気はない。

 

「だけど、どうするつもりだ。

そんな相手に勝てるのか」

 

「分かりません。

正直に言うと、俺達ライダーが全員力を合わせても、勝てるかどうか分からない。

以前までだったら、勝てたかもしれませんけど」

 

「トライアルを喰らって、その力を増した訳か」

 

それも、あの一体だけではないだろ。

 

もしも、フェンリルアンデットに勝つ手段が、現状あるとすれば

 

「キング」

 

「なに?」

 

「共同戦線だ。

フェンリルアンデットを封印するまでの間、俺達と手を組め」

 

この最悪のカテゴリーキングと手を組むしかない。

 

「へぇ、僕の力が必要なんだ」

 

「何を言っているんだ、刀磨!

確かにカテゴリーキングの力は強いかもしれないけど、こいつに頼る事はない!

それよりも、こいつを封印して、嶋さんの協力すれば」

 

「嶋さんは、今。

睦月さんをカテゴリーAの呪縛から解く為に戦っています。

だからこそ、現状での手はこれしかないです」

 

「あのね、さっきからこっちを抜きに話を進めないでくれる?

誰も手を組むとは言っていないんだから」

 

「けど、お前だってあのまま放っておくのは嫌だろ。

何よりも、一番強いとか言っていたのに、既に一番でもなんでもないんだから」

 

「・・・挑発のつもり」

 

「事実を言ったまでだ」

 

そう言い、俺達は睨み合う。

 

 




こちらでは連載予定はないけど、思わず思いついてしまった奴も掲載していきます。
セイバー編も少しずつ行っていきますが、もしも出てくる小説で気に入ったのがありましたら、感想などがあれば、嬉しいです。

俺はそのまま走り続けると共に、目の前に襲い掛かる獣を思わせる怪人が、その爪を俺に向けて、振り下ろそうとする。
4月までは、これまでと変わらない日常だったはずなのに、あのバスの事件以来、どういう訳か、こんな怪物に襲われる。
そして
『油断しないでください』
同時にその爪から守るように、空からその剣が襲い掛かる爪から俺を守る。
赤い刀身を持つ忍者刀で、外側には鮫の歯を思わせる鋭く小さな刃が無数に生えているそれは俺の前で怪物と牽制し終えると共に、そのまま俺の手元へと来る。
『いつも言っているはずです。
なぜ、私を持ち歩かないのか』
「いや、普通に充当違反だから、駄目だろ。
とにかく、頼むぜ、相棒」
『了解しました』
そう言いながら、俺はニンジャークソードを構える。
【What's up!?】
同時に俺はニンジャークソードをまるでギターを弾くような動作と共に構える。
「アバターチェンジ!」
【DON MURASAME!!斬リ捨テ Sorry!!】
それと共に、俺の身体は徐々に変わっていく。
その姿はまるで鮫の要素を付加した紫の忍者を思わせる戦士だった。
ニンジャークソードを構えながら、そのまま構える。
「こういう時は、ヒーローって、やっぱり名乗った方が良いのかな」
『僕達はヒーローではないので、名乗りはいりません』
ドンムラサメへと変身すると共に、やはり名乗りが必要なのか、ふとニンジャークソードに尋ねる。
だが、ニンジャークソードは俺の言葉に対して、冷静に突っ込む。
「お前、冷たいなぁ」
そう呆れている間にも、目の前にいる怪人が襲い掛かってくる。
まるで猫を思わせるその怪人は再びその爪で俺に襲い掛かるが、ドンムラサメへと変わった事で、その攻撃は簡単に避ける事ができた。
「それじゃ、喰らっていきますか!!」
それと共にニンジャークソードを構えながら、俺は怪人に攻撃をする。
ドンムラサメの身体能力は高く、先程までだったら、おそらくは無理だっただろう壁走りを行いながら、その手に持つニンジャークソードを振り下ろす。
怪人は、すぐにその爪で攻撃を受け止めるが、鮫の牙を思わせる刃は怪人の腕を噛み切り、切り裂き、更にはその足を切り刻む。
それにより、怪人は大きく悲鳴を上げながらも俺から距離を取る。
その隙を逃すつもりはない。
すかさず俺はジャンプすると、そのまま怪人の頭上へと移動すると同時に再びその腕を振るう。
怪人はそれを受け止めるが、その勢いに押されて大きくよろける。
それを見てチャンスだと判断した俺は着地をすると同時に駆け出し、その足を斬りつける。
傷口から血を吹き出しながらも、怪人は再び飛び上がる。
「まだまだぁ!!」
それに負けじとばかりに、俺はニンジャークソードを振り上げる。
怪人はその傷口を気にする事もなく、俺に向かって蹴りを放つ。
だが、その動きを読んでいたかのように、俺は軽くしゃがみこむ。
それと同時に俺の頭上で蹴りが通り過ぎる。
どうやら俺を倒せない事に苛立ちを覚えているらしく、怪人が怒りの声を上げる。
「まったく、こいつらは毎回毎回面倒だな」
『アバターチェンジをしましょう』
「あぁ!」
その言葉と共に、俺はそのままドンムラサメのディスクを回す。
【What's Up!?】
その音声と共に、俺の姿は黒とメタリックブルーが特徴的な戦士、デカマスターへと変わる。
同時にニンジャークソードもまた、ディーソード・ベガへと変わる。
「猫には犬!
犬のお巡りさんで、お前を逮捕だぁ!!」
『さっさと決めますよ』
「分かっているよ」
その言葉と共に俺はニンジャークソードを脇に構えて滑るように突進する。
怪人はそれに対して、爪を振り下ろそうとするが
「必殺!ベガスラッシュ!!」
ニンジャークソードの切っ先が高速回転し、その爪を弾くと共に、その身体を切り裂きながら、怪人の身体を通り抜ける。
切り裂かれた箇所からは爆発が起こり、それが引き金となって、爆発を起こす。
爆風に巻き込まれる形で、俺の身体も吹き飛ばされる。
そして ドーンッ!! 大きな音と共に辺り一帯が大爆発する。
「これにて、コンプリート!!」
『調子に乗らないでください』
そう言いながら、俺はそのまま変身が解除される。
「なんだよ、今回だって、なんとか勝てただろ」
『勝てただけです。
これからも、おそらくは獣人は襲い掛かります。
奴らから人間を守るのが、私達の使命のはずです』
そう言いながらもニンジャークソードは、何か不安そうに呟く。
こいつと出会ったあのバス事故の時にも、何かを忘れているようなこいつを、放っておく事ができなかった。
「分かっているよ。
俺だって、あんな奴らがいて、放っておけないからな。まぁ、まずは今日の帰り道からかな」
『はい、マスター。
それでは、私は、この辺で』
「おう、またな!」
そんな事を言いながら、俺は家路へとつくのであった。
未だに、戦いは始まったばかりだから。


キャラクター設定
主人公
獣人が起こしたバスの事件の生き残り。
偶然出会ったニンジャークソードを手に、ドンムラサメへと変身する。
的外れな言動は多いが、正義感はわりと強い。
現在はとある事がきっかけで学校から疎外されている幼馴染みに関する悩みがある。

ニンジャークソード
脳人世界から脱出の際に間違って墜落してしまう。
その際に出会った主人公と共に活動する事になる。
幾つか故障している為か、マザーとの連絡や、脳人関連の知識、単独でのアルターチェンジが不可能になった為、主人公がいなければ、ドンムラサメへと変身できない。
主人公と共に交流する内に、人間というのを理解し始める。

ドンムラサメ自体が結構面白く、バディ物でやってみたら面白いのではないかと思い、書いてみました。
本編ではアバレキラーに変身していましたが、番外戦士ばかりの変身でも面白いではないかと思い、今回はデカマスターへと変身させて貰いました。
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