仮面ライダー刀   作:ボルメテウスさん

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仮面ライダー刀 キングフォーム
元ネタ:双烈融身・ガロ
13体のアンデットと融合した事によって、誕生したキングフォーム。
剣崎のキングフォーム同様に瞬時にアンデットの能力を発動する事ができ、トリッキーな動きが可能となっている幻影、分身、瞬間移動をタイムラグなしで発動できる為、距離を関係なく発動できる。
また、専用武器であるジェネラルラウザーは単体の武器としても優秀だが、ブレードラウザーを二刀流で戦う事も可能だが、合体させる事で、薙刀モード、大太刀モードへと変える事ができる。



キングの輝き

 俺はゆっくりと、自身が手にした力を確かめるように構える。

 

 13体のアンデットと同時に融合した事で得られたキングフォームの力は想像以上に強く、両手で握り絞めている武器が壊れてしまう程の力が身体の中で感じている。

 

 そうしている間にも、俺の目の前には俺の力をコピーしたと思われるトライアルSが迫っていた。

 

「そっちは頼めるか、刀磨」

 

 それと共に背中合わせになりながらも、剣崎さんもまた、目の前にいるトライアルへと視線を向けていた。

 

「えぇ、任せてください」

 

 同時に俺もまた、両手にブレードラウザーとジェネラルラウザーを構える。

 

 それと共に、巧さんの力をコピーしたと思われるトライアルCがその手に持つ銃をこちらに引き金を引く。

 

「頼めるか」『えぇ、勿論』

 

 だが、それよりも早く、俺自身に一体化しているアンデットの一体であるぺリュトン・アンデッドの声が聞こえると共に、その能力である瞬間移動を発動する。

 

 それによって、トライアルCが手に持つ銃をその腕ごと斬り上げる。

 

「っ!」

 

 一瞬の事で、トライアルCは驚きの表情を見せるが、瞬時にもう片方の手にある銃を俺に向ける。

 

「アンズー」『しっかり飛ばしな!』

 

 それよりも早く、拳に力を込めて、トライアルCを宙に殴り飛ばす。

 

 未だに困惑が見える様子のトライアルCに対して、俺は手に持つジェネラルラウザーとブレードラウザーの持ち手同士を組み合わせて、一つの薙刀のような形態にする。

 

 同時に5枚のラウズカードをそのままジェネラルラウザーにスキャンさせる。

 

『スペード5・スペード6・スペード7・スペード8・スペード9。ストレート・フラッシュ!』

 

 鳴り響く音声と共に、一体化になっているジェネラルラウザーに黄金の輝きと共に薙刀のように回転させながら、そのまま真っ直ぐと空に浮かぶトライアルCに向けて突きを放つ。

 

 同時に俺の薙刀となったジェネラルラウザーの先端部分から、巨大なエネルギー刃が出現する。

 

 それはまるで竜巻のように渦巻きながら、空中に浮かぶトライアルCに向かって伸びていく。

 

 そのままトライアルCを、真っ二つに切り裂く。

 

 それによって、一体目のトライアルを倒せた。

 

 同時に、俺に向かって、トライアルSが襲い掛かってくる。

 

 だが、薙刀の形から、また別の形へと合体させる。

 

 それにとよって、太刀から大太刀と言える程の巨大な武器へと変形し、トライアルSの攻撃を受ける。

 

 そのまま合体したブレードラウザーで、トライアルSの持つ武器を斬り上げる。

 

「悪いが、俺達14人に勝つならば、もっと強い奴を連れてこい」

 

 同時に俺はその手に5枚のラウズカードをそのままスキャンする。

 

【スペード10・スペードJ・スペードQ・スペードK・スペードA! ロイヤルストレートフラッシュ!】

 

 鳴り響く音声と共にそれぞれのカードの絵柄をした光のフィールド5枚が出現する。

 

 その内、4枚のカードからは複製されたジェネラルラウザーとブレードラウザーがあり、それを掴む4本の腕を持つ幻影の巨大な俺が現れる。

 

「我、幻影を司りし物。幻影と共に、それは現実に」

 

 そうしている間にも、次々と幻影の俺は攻撃を仕掛けていき、やがて4つの斬撃が受けたトライアルSに最後の一撃で切り裂く。

 

 それと同時に、幻影も消えてなくなり、トライアルCは光となって消滅していく。

 

「なんとか、なったか」

 

 その言葉と共に、俺は見つめた先には2体のトライアルに対して剣崎さんは圧倒していた。

 

 それは、ブレイドラウザーを宙に舞い上がらせ、防御の盾としていた。

 

「これは、キングと深い関わりがあったからか」

 

 それは俺が過去のデータで見たキングフォームよりも強かった。

 

 コピーされたとはいえ、錬司と虎堂の能力をコピーしたトライアルに対して、その力は圧倒していた。

 

【スペード10・スペードJ・スペードQ・スペードK・スペードA! ロイヤルストレートフラッシュ!】

 

 同時に俺と同じようにロイヤルストレートフラッシュを発動させ、突進してフィールドを通り抜け2体のトライアルを切り裂く。

 

 それによって、トライアルは完全に消滅した。

 

「剣崎さん」

 

「あぁ」

 

 その言葉と共に俺達は確かな勝利を感じた。

 

「うっうぅ」

 

「子供が、泣いている? 

 

 まさか、避難が遅れたのか」

 

「急ぎましょ」

 

 その声と共に、俺達はすぐに向かう。

 

 どうやら、先程の戦いに巻き込まれ、迷子になっているようだ。

 

「どうしたんだ、君」

 

「さっき、お兄ちゃんと逸れてっそれで」

 

「お兄ちゃんと、よしっ分かった。

 

 俺達がすぐに見つける。

 

 君、名前は?」

 

 不安になっている様子が見せる少年を励ますように剣崎さんが言う。

 

「志村刀磨」

 

「えっ、その名前って」

 

「マジか」

 

 その名前を聞いて、俺は思わず呟く。

 

 だが、おそらくは、もうこれ以上はなんとか隠せないだろ。

 

「これって」

 

「……この子を送り届ける途中で、話します。

 

 もう、隠す必要はないですから」

 

 本当の意味で。




鳴り響く警戒音と共に、そこに侵入している人物がゆっくりと歩く。
その人物はコウモリの特質を備えたオルフェノク。
西部劇に登場するガンマンのような姿をしており、その名はバットオルフェノク。
そのバットオルフェノクが、その研究所に入っていくと共に、警備員だと思われる人物が次々とバットオルフェノクに向かって行く。
「貴様、どういうつもりだっ」
「これは裏切りだぞっ」
そう言いながら、バットオルフェノクに対して、警備員は警告するように叫ぶ。
それに対して、バットオルフェノクは無言で手に持った銃を真っ直ぐと警備員に向けて、引き金を弾く。
放たれる銃弾の嵐に、警備員が吹き飛ばされていき、絶命していく。
「ぐっ、貴様ぁ!!」
それを合図に警備員は次々とオルフェノクの姿に変わり、次々とバットオルフェノクに向かって、襲い掛かっていく。
だが、そんな攻撃など意に介さず、ただ無言のまま、拳銃を構えて、引き金を引き続ける。
やがて、銃弾が全てつきたのか、その手に持った拳銃を捨て、そのまま残りのオルフェノクに対して、両肩にあるブーメランを投げる。
それが綺麗に切り裂き、次々とオルフェノクは倒れていく。
次々とオルフェノクを倒していきながら、バットオルフェノクは研究所の奥にある物に向かって、進んでいく。
そんなバットオルフェノクに対して、研究所の警備員が次々と集まってくる。
そんな警備員に対して、バットオルフェノクは躊躇うことなく引き金を引く。
そして、襲いかかってくる警備員を次々と殺していきながら、歩いていく。
やがて、たどり着いた部屋の前でバットオルフェノクは止まり、ゆっくりとドアを開ける。
そこには巨大な装置があり、それはいくつものケーブルや機械で繋がれていた。
その装置は光を放ち続けており、その中で眠っている物に手を伸ばす。
「Stop there」
聞こえてくる声に、バットオルフェノクは振り返る。
そこには青い光が特徴的な仮面ライダーサイガがバットオルフェノクにフライングアタッカーを構える。
「No way, I wasn't expecting you to attack this institute.Is the purpose the belt?」
「だったら、どうする。
俺は、お前の所のボスの方針で親友を殺された。
だったら、お前らに復讐するのは、筋だろ」
「Don't speak your mind.It's my job.」
そう言いながら、サイガはバットオルフェノクに近づいていき、殴りかかろうとする。
それに対して、バットオルフェノクは拳を避けると、サイガの後ろに回り込み、羽交い絞めにする。
その瞬間、サイガはそのままフライングアタッカーから光弾を放つ。
だが、バットオルフェノクはそれを相打ちにするように銃弾を放つ。
互いの攻撃の衝撃によって、吹き飛ばされるが、すぐに態勢を立て直す。
「Give up, even if you are strong, you can't beat the power of this heavenly belt」
「お前らを倒す為に、それを考えていないとでも思っているのか」
「っ」
同時にバットオルフェノクが手にしたベルトを見て、驚く。
「ふぅ」
それは、ベルトのカラーは青く、ブラッドフォトンの部分は白いベルト。
それを腰に回すと、そのまま番号を入力する。
【6・6・7・Standing by】
「変身」
手に持った形態をそのままベルトにセットする。
【COMPLETE】
その音声と共にバットオルフェノクの姿が変わる。
その顔はΛ文字が刻み込まれており、ボディカラーは青く、エネルギーとなるフォトンブラッドは白く輝いている。
それこそ、天のベルト、地のベルト。
それらのベルトを開発する前に作り出された海のベルト。
そのライダーの名は仮面ライダーラムダ。
ラムダに変身したバッドオルフェノクは、その力を確認するように拳を握りしめる。
「はぁ!」
そして、一気に加速すると、サイガに向かって殴りかかる。
「なっ」
いきなり目の前に現れた存在に、驚きながらもサイガは即座に対応する。
ラムダの腕を掴み、投げ飛ばそうとする。
だが、それと同時にラムダは腕を振るう。
その瞬間、サイガの身体が宙に浮くと同時に吹き飛ばされてしまう。
「ぐぁ!?」
その一撃でサイガは壁に叩きつけられるが、すぐに立ち上がっていく。
そんなサイガに向かって、ラムダは容赦なく追撃を仕掛ける。
空中を蹴り、サイガに急接近すると、拳を突き出す。
だが、サイガはフライングアタッカーで、そのまま宙に飛びながら、ラムダに向けて光弾を放っていく。
それをラムダは腰にある専用武器であるランドルを手に持ち、ミッションメモリーをセットする。
それによって、フォトンブラッドによって作られた鞭で、その光弾を払い落とす。
さらに、そこから振り回して、サイガを叩きつける。
吹き飛ばされたサイガにさらに、ラムダは接近していく。
今度はミッションメモリーをセットされたラムダ専用の槍型へと変形し、振り下ろす。
サイガはそれに対して、フライングアタッカーの推進力で後ろへ飛んで避けようとする。
だが、それもまたラムダの狙いだった。
そのままラムダは槍を投げつけると、そのままサイガに突き刺さり、壁まで押し飛ばす。
そんなサイガに対して、再び槍に姿を変えてラムダの手元に戻ると、ミッションメモリーを再びセットする。
その状態で、サイガに槍で連続攻撃を仕掛けていく。
だが、サイガも黙ってはいなかった。
その攻撃をギリギリの状態で回避しながら、サイガは腰についている銃を引き抜く。
だが、それもまた軽々と避ける。
「時間か」
それと共に、ラムダはそのままサイガのフライングアタッカーを破壊すると共に、走り出す。
「それでは、またな」
既にスマートブラインから増員が迫っている事に気づいたラムダはその場から逃げる。
同時に、その場で残されたサイガはそのまま壁を叩く。

今回のテーマとしては、仮面ライダー555パラダイスロストで思った疑問をテーマに書かせて貰いました。
天のベルトのサイガ、地のベルトのオーガとありましたが、海のベルトがない事も疑問に思い、書かせて貰いました。
また、今回はオリ主というよりも、劇中でもかなりの強さを持ちながら、名無しのオルフェノクであるバットオルフェノクを選びました。
はっきり言えば、あのバットオルフェノクならば、レジスタンスは瞬く間に倒されるのではと、思いながらも、出て来なかったのは、劇中でもアークオルフェノクによって親友でもある同僚を殺されたから、その復讐でスマートブラインと敵対したと考えました。
ラムダに関しては、仮面ライダーXが元ネタとなっています。
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