仮面ライダー刀   作:ボルメテウスさん

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始がカリスの姿へと変身し、そのままカテゴリーキングとの激闘を繰り広げていた。

その姿はブレイドの時に比べても強く、相手がカテゴリーキングであっても、その優勢は変わらなかった。

「可笑しい」

「どうして、始さんの方が優勢だと思うけど」

その戦いを見て、橘は思わず呟いた。

そこに天音は疑問と共に呟く。

「あまりにも圧倒的過ぎる。
あいつは、あの程度で簡単に倒せるはずでは」

そう、かつて戦った事のある橘だからこその違和感だった。

その違和感の正体が分かる時はすぐそこだった。


第50話

 アルビノジョーカーは、その力を感じてか、一歩、後ろへと下がる。

 

「……はぁ!!」

 

 だが、そんなアルビノジョーカーを逃さないばかりに、キングラウザーと共にその黄金に輝く重装甲な鎧からは考えられない程の俊敏な動きで、瞬く間にアルビノジョーカーに向けてキングラウザーを振り下ろす。

 

 一瞬で、目の前までに迫ってきたキングラウザーに対して、驚きを隠せないアルビノジョーカーだったが、すぐにその手には大鎌でなんとか受け止める。

 

「ぐっ!!」

 

 だが、キングラウザーから放たれる一撃は想像以上に重く、アルビノジョーカーは片膝をつく。

 

 さらに続けて襲ってくる斬撃。

 

 それを避けようと体をずらすアルビノジョーカーだったが、それは叶わず肩口を大きく切り裂かれてしまう。血飛沫が上がり、鮮血が舞う。

 

 そして、それに構わず反撃に転じようとするアルビノジョーカーであったが、その時にはもう眼前にキングラウザーが迫っていた。

 

 咄嵯にアルビノジョーカーは大鎌で防ごうとしたが、それも虚しく、大きく吹き飛ばされ、背中から壁に激突してしまう。

 

 壁は大きくひび割れ陥没し、そこに埋まるかのようにして、アルビノジョーカーはめり込むようにして倒れた。

 

 そこから起き上がろうとするも、痛みによってか体が思うように動かないようだ。

 

 それでも立ち上がろうと必死にもがくが、もはや勝敗は決していた。

 

 そしてキングラウザーを振り上げた剣崎は、アルビノジョーカーに止めを刺すべく、その切っ先をゆっくりと近づけていく。

 

「こんな所でっ負けてたまるかよぉ!」

 

 同時にアルビノジョーカーの視線は、呆然と見つめている刀磨の姿だった。

 

 それを見たアルビノジョーカーの行動は早かった。

 

(あいつを人質にすれば、剣崎一真は動けない! 

 

 その隙にっ!)

 

 そう、アルビノジョーカーは刀磨を人質にする為に走り出す。

 

 無防備なまま駆け出していくその姿はあまりにも無謀であった。

 

 だが、今の彼は勝利を確信してしまっていたのだ。

 

 己の勝利を疑わない者こそ真の強者である。

 

 彼もまたその一人だ。だから彼は止まらない。

 

 例えそれが敗北への道だとわかっていても止まれない。

 

「お前に、俺を倒せない」

 

 あと一歩という所だった。

 

 だが、剣崎は、アルビノジョーカーの動きを分かっていたように、すぐに動き出す。

 

 刀磨を守るように立った剣崎はそのまま迫り来るアルビノジョーカーに向けて、躊躇なくキングラウザーを振るった。

 

 それはまるで吸い込まれるかのような軌道を描き、アルビノジョーカーに直撃すると、その巨躯を軽々と宙に浮かせ、吹き飛ばす。

 

 宙に浮かび上がると共に、そんなアルビノジョーカーに向けて、剣崎は構える。

 

 同時に彼の前には光のレリーフが5枚現れると共に、そのまま剣崎は真っ直ぐとアルビノジョーカーに向かって、飛ぶ。

 

 黄金の光を纏いながら、剣崎は真っ直ぐとアルビノジョーカーに向かっていく。そしてその手に持つキングラウザーを力強く握り締めた。

 

 ただ一直線に、剣崎は突き進む。

 

 その先には、今まさに落下しようとしているアルビノジョーカーがいた。その手には大鎌を持っている。だが、既にボロボロの状態であり、使い物にはならないだろう。

 

 それでも、それを盾に生き残ろうとした。

 

 だが

 

【ロイヤルストレートフラッシュ】

 

 鳴り響く音声と共に剣崎は一閃。

 

 キングラウザーを薙ぎ払うと共に、その刃がアルビノジョーカーの胴を捉えた。

 

 切り裂かれた部分からは鮮血が舞い散る。それと同時に、アルビノジョーカーの手から大鎌が弾き飛ばされる。

 

 そして、そのまま地面に叩きつけられた。

 

 同時にアルビノジョーカーはそのまま巨大な爆発を起こす。

 

「がっぐぅ」

 

 既に身体の半分が喪失している状態であり、目の前に近づく剣崎を見つめる。

 

 そのまま、手にはラウズカードがあり、まさにアルビノジョーカーを封印しようとしていた。

 

「このままでっ終わらせるかぁ!!」

 

「なっ」

 

 同時にアルビノジョーカーは腕を強く叩きつけた。

 

 それと共に、地響きが鳴り、剣崎も刀磨も戸惑う。

 

「何をした」

 

「復活させたのさっ! 

 

 本来ならば、4枚のキングと生け贄が必要だったが、俺の命を代償になぁ!!」

 

「一体何をっ」

 

「邪神だよ、ははははははっ!!!」

 

 大声で笑いながら、アルビノジョーカーはその身を灰になりながら、消えていく。

 

 そして、それに合わせるように、彼らからそう遠く離れていない場所に巨大な何かが姿を現す。




という事で、MISSINGACE編もいよいよ終盤という事で次回作の候補に絞ったⅢ作品をアンケートを行います。
予定としてはあと2話で終了予定となっています。
改めて、設定の見直しや主人公名などを書いた設定を以下に書いております。
こちらを参考に皆様の応募、お待ちしています。


『W』
弾空寺隼
弾空寺家の次男であるが、後継者争いに興味はなく、普段は学校近くのアパートで一人暮らしをしている。
家ではあまり居心地が悪く、姉である香澄や使用人である弓岡あずさ、そして亡くなった祖父である義蔵だけが家族だと思っている。
偶然、拾ったナスカメモリをきっかけに風都にあるドーパントの事件に巻き込まれていく。
その最中、メモリに宿る霧彦や仮面ライダーW達との交流と共に心が成長していく。
またシュラウドが彼に目を付けた理由としては、『NASCA』との適合率だけではなく、Nという文字と大きな関わりのある文字。
その文字に刻まれたガイアメモリによって誕生する仮面ライダーを目的にしている。

園咲霧彦
ナスカメモリの前使用者。
街を守りたいという思いがナスカメモリに宿ったのか、幽霊として少年の元にいる。
未だに経験の少ない少年をアドバイスや、数々のガイアメモリを売ってきた事もあり、その知識量は多い。
ドーパントから街を守る為には少年の力が必要だと感じながらも、同時に少年を戦いに巻き込んでしまった罪悪感がある。

仮面ライダーナスカ
ナスカメモリを使い、変身した姿。
見た目は仮面ライダージョーカーのボディを青くし、ナスカドーパントを思わせるバイザーとマフラーが特徴的な姿。
ナスカメモリの力を十全に発動する事ができるが、あまりにも強い力は暴走する為、使用者の力量次第では、大きく戦闘能力が異なる。
専用武器であるナスカブレードにナスカメモリをセットする事によって、ナスカの地上絵がモチーフになった動物を再現した必殺技を放てる。

『エグゼイド』
来栖暁
黒髪のくせっ毛に黒縁眼鏡。前髪をイジるのが癖で、基本的にポケットに手を突っ込んでいる。
口数は少ないが上記の通り正義感の強い性格で、人助けの結果無実の罪を着せられても助けた人間を恨む事は無い。
しかし、恋愛観は特殊であり、幼少の頃に見た『ソウルハッカーズ2』に出てきたリンゴが好きになってしまい、以降はファンとなって、彼女を追いかけていた。
高校生にもなって、その夢が覚めようとした時、バグスターウイルスに感染した事によって、バグスターウイルスはリンゴとなって再現する。
彼女と暮らせる事もあって、ストレスは全く感じる事なかったが、バグスターウイルスとの相性が良いのか、彼女に身体を乗っ取られた際には、その身体能力を発揮できる。

リンゴ
生まれたばかりの存在の為、好奇心が旺盛で人の社会や感情に興味を持っている。
そして、バグスターウイルスとしての自分を受け入れていた来栖に対しては好意を抱いており、彼自身を消滅してまで実体化したいとは思わない。
だが、その実体化する方法がガシャットにあると考えた結果、時折彼の身体を乗っ取り、仮面ライダーソウルとして変身し、ガシャットのデータを収集する。
その目的は実体化した身体で彼と共に過ごす為。

仮面ライダーソウル
リンゴがガシャコンバグヴァイザーとソウルハッカーズ2をセットする事で変身した姿。
レベルはXという事もあり、その戦闘能力は高く、変身アイテムであり、武器でもあるガシャコンバグヴァイザーを使い、近接遠距離共に優れた戦いが行える。
中でも特徴的なのは、ガシャコンバグヴァイザーをガシャットのデータを吸収する事で、そのゲームにあるゲーマーを召喚する事ができる。
抽出した能力は内部に保管する事ができ、以後自由に引き出して自身の戦力として行使することができる。

『ビルド』
最上終一
最上魅星の孫。
彼自身は財団Xとの関わりはなく、祖父は死んでいたと言われていた為、その存在は知らなかった。
だが、最上がネビュラバグスターウイルスの実験台として、感染させられた最初の感染者である。
最上はそのデータを元にカイザーシステムを作り出す事に成功する。
その時期と共に、エグゼイドの世界における戦いに巻き込まれ、次元を越えてビルドの世界に飛ばされる。
その時、ビルドの世界に来た時に西都に来た際に、最上が行った数々の出来事を教えられ、恨まれているなどで、心を傷つけ、数々の洗脳処置を行われる。
だが、クローズとの戦いを通して、自身の世界にいるエグゼイドを始めとした仮面ライダー達の姿を思い出し、自力で洗脳を解き、以降は彼らと共に行動する。
思い込みの激しく、落ち込んだ時にはあまり戦力にはならないが、心が高ぶった時にはハザードレベルの上昇値はメンバーの中でも一番高い。

仮面ライダーライズ
スクラッシュドライバーとフェニックスクラックフルボトルで変身する。
主人公の青年と高い適合率を持っており、飛翔能力も最初から保有している。
その原因は青年の体内にあるネビュラバグスターウイルスが要因である。
ネビュラバグスターウイルスが体内で媒介となり、常人では不可能な速度でハザードレベルを上げる。
それは必然的にエボルトの細胞と同じ働きとなっている。
エグゼイド達の世界からビルドの世界に転移された時に発見。
他の被験者への移植は不可能な為、洗脳処置を行いながら、スクラップドライバーなどの実験台となっていた。
その為、西都の最高戦力として数えており、代表戦の2人目として出す。
クローズとの戦いを行った際に、自分の世界でも憧れを抱いた『仮面ライダー』という言葉をきっかけに徐々に洗脳が解かれ、万丈に連れ出される形で東都へと連れて行かれる。
東都に流れ着いた後、戦兎の実験で、洗脳は完全に解ける。
以降は元の世界に戻る前に、日本の戦争を終わらせる為に、戦兎達と共に戦い続ける。
ライズの戦闘はフェニックスクラックフルボトルによって引き出される能力があり、常人離れをした再生能力を備えている。
また、エグゼイドの世界の仮面ライダーにあるレジェンドミックスの組み合わせをネビュラスチームガンに装填し、発動させる事によって、一時的だがレジェンドライダー達の姿に変わる事ができる。
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