ミアハの口調が難しい。
「【
「さすがフィン! エルフの女王様を
少年が高みへと昇る少し前、拠点の前では【ロキ・ファミリア】の副団長であるリヴェリア・リヨス・アールヴがようやく到着する。
一時間前にボロボロになって帰って来たリオンと輝夜から、中で接敵した『影』について聞いた。ライラは現状の戦力では太刀打ちできないと考え、フィンに援軍を要請したのだ。
「拠点じゃあガルフの魔剣が暴発して、戦場への道が塞がれちまった。
「なるほど。【アストレア・ファミリア】の力では再突入することもままならないというわけか」
「っ、言ってくれるではないか、【
「輝夜っ、やめなさい! リヴェリア様の言うことは確かだ……。私たちは、弱い」
リヴェリアの煽るような事実確認に、輝夜は睨みを効かすが、リオンの言い様に納得してしまい、自己嫌悪に陥る。
拳を握り、悔しさを顕にしている輝夜を見て、リヴェリアは訂正するように手を振った。
「不快に思ったのならすまない。襲撃に次ぐ襲撃に、私も疲れを感じているようだ」
「いんや、ウチの武闘派がすまねぇな。ついさっきまで斬りあってたから、血が騒い出るみてぇだ」
リヴェリアの表情をよく見れば、目の下には薄めの隈、頬も心なしかゲッソリしており、最大派閥の幹部としての重責は計り知れないものだ……リヴェリアの場合は、加えて問題児の子育てという面もあるが。
ライラは意識を切り替えて、今も中で身を潜ませているだろうガルフたちの救援へ全集中する。
「とりあえず、レベル5の力で入り口をこじ開けて欲しい。そうしたら、迅速に二人の救出に向かう」
「了解した。【間もなく、焔は放たれる。忍び寄る戦火、免れえぬ破滅――】」
鼠の二つ名を関する少女の冷静な指揮に、リヴェリアは舌を巻いた。
プライドを捨てて、格上たる自分に頼るその浅ましさと狡猾さ。しかし、その想いの根幹は二人を助けたいと望むだけ。
(フィンが目をかけるのも納得だな)
自分が指示することは元より何もないと感じ、すぐに詠唱を始めた。
紡がれるは、全てを焼き尽くす終焉の炎。
名実ともに都市最強魔導士であるリヴェリア・リヨス・アールヴの必殺魔法の一つにして、【ロキ・ファミリア】の固定砲台が拠点へとその銃口を向ける。
高まっていく魔力を肌で感じながら、【アストレア・ファミリア】総員は各々の得物を構える。
もう守られないと誓う少女は漆黒の柄に手をかけ、崩落を目の前に何もできなかった妖精は木刀を強く握った。
「【――ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼きつくせ、スルトの剣――我が名はアールヴ】!」
第二階位攻撃魔法【レア・ラーヴァテイン】を放とうと、リヴェリアは拠点を睨んだ瞬間――――
「なっ! 私はまだ放っていないぞ!?」
「あれは、中からの攻撃……?」
リヴェリアは拠点が突如炎上した事よりも、自身が放とうとした【レア・ラーヴァテイン】よりも
緻密な魔力を内包している割に顕現した魔法は、英雄とも、はたまた悪魔とも取れる、無慈悲な漆黒。大地をも焼き尽くす……いや、喰らい尽くす暴食の焔だ。
思わぬ光景に誰もが思考を停止する。
それほどの『異常』であり、神々が涎を流す『未知』であった。
そして、その中から一つ、二つ、三つと人影が現れる。
「おい、ありゃあ……!」
ライラが言い切る前に、リオンは既に駆け出していた。
唯一触れることができる大切な仲間を、そして、見捨ててしまった最年少を見て、駆け出すなと言う方が酷であろう。
見覚えのない大男を背負う少女と少年。
どちらも数え切れない傷を負いながらも、その表情には安堵と友愛の笑みが浮かんでいる。
駆け寄る妖精に気づいた少女は、いつもと変わらぬ声で叫んだ。
「リオン! ただいま!」
怪我人なのに元気な団長の姿に、【アストレア・ファミリア】は瞳に涙を浮かべるのであった。
皆を代表して、リオンが応える。
「はい……っ。おかえりなさい、アリーゼ」
そんなやりとりを、少年は優しい顔で見守っていた。
「たくっ、心配かけんなっつーの!」
「いたい」
「病院では静かにして下さい!」
妙齢の女性に注意されたため、ライラはケッ、唇を曲げて、ベットに隣接している椅子に腰掛けた。
【ミアハ・ファミリア】の病室にて、僕は
アリーゼとリューが泣きながら感動の再会を果てしているのを見て、気が抜けてしまったのか、僕はあの場に倒れてしまったのだ。
「あれから大慌てだったんだぞ? 急にぶっ倒れやがって、体を酷似しすぎんなんだよ」
「何も言い返せない……」
「特にアリーゼは泣きそうな顔になって、動揺しすぎたのか、倒れたお前に心臓マッサージを始めやがった」
「えぇ……」
少なくとも心臓マッサージは違うだろと思いながら、心配をかけた事は事実なので口籠る。
あれから倒れた僕を、あの場にいたリヴェリアさんが迅速に【ミアハ・ファミリア】まで手続きをしてくれたらしい。
さすがは【ロキ・ファミリア】の『ママ』だ。
ライラに聞いたところ、あの襲撃作戦から丸一日寝ていたらしく、頻繁にアリーゼや輝夜がお見舞いに来てくれていた。
ちょうど今から十分前くらいに目を覚まし、看護師さんから状況を聞いたのち、様子を見に来てくれたライラ会って今回のことを叱られているというのが今までの流れだ。
「その様子じゃ、アリーゼとの一悶着は解決できたようだな」
「……アリーゼから聞いたの?」
「いーや、纏ってるオーラが柔らけぇ。それに、今は素顔も見えるしな」
『シャドウ』との一戦は、僕のなかで大きな変化を与えた。魔剣の強化……《閻魔焔劫・正宗》への昇華により、身体が作り変わったのだ。
冒険者で言うところのレベルアップ、器と体が合わない感覚がなんとも度し難い。
それに伴い、魔力が飽和しなくなった。
これは持論だが、身体の容量が大きくなり、溜め込める魔力の総量が増えたのではないかと思う。だから、今では仮面を付けなくても暴走せずに生活できる。
「まぁ、僕もアリーゼも無事だからよかった」
「無事、だぁ……?」
あ、やばい、地雷踏んだ。
フルフルと静かに怒りを溜めるライラを見て、死期を悟った。
「全身大火傷及び疲労骨折のどこが無事なんだよ!? 神ミアハから『生きているのが不思議なくらいだ』って言われてアストレア様はぶっ倒れかけたからな!」
「至近距離の強化魔剣ブッパはさすがに無理があった」
「アリーゼから聞いたら、お前はマグマよりもあちぃ焔を真正面から浴びたんだろ!? 強敵とは言えもっとやり方がなかったのかよ!?」
「……いや、でも、治ったから」
「そこもだよ!! 何でお前は一日で治ってんだ!? 最低でも一週間は安静が必要な怪我だろ!! こうして話せてることも奇跡だわ!!!」
「病院ではお静かに!」
キャラ崩壊が起こったライラを、ドウドウと鎮める。額に青筋を立てている看護師さんに、目線でごめんなさいと言いながら、ぼんやりと変化について考える。
僕の身体に起こった変化の二つ目……それは自然治癒能力の向上だ。
もちろん、【ミアハ・ファミリア】に来てから
それをもってしても、速すぎるのだ。
一日寝ただけで全快するのが普通であれば、その世界から医師は消えるだろう。
神ミアハも時間が経つごとに傷が塞がっていく僕を見て、冷や汗をかいていたとライラに教えてもらった。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「はい、これお水」
「サンキュー……ってちげぇ! 何で私が看病される側なんだよ!?」
「ライラ静かに」
「くぅ、イライラする……」
ゴクゴクと水を飲み干すライラは、足をジタバタさせて不満を表していた。
姿も相まっていじけている子供にしか見えない。
考えている事を察知されたのか、また睨まれたが話を逸らすために目覚めたときに看護師さんに説明されたこと言う。
「神ミアハいわく、今日中に退院できる。本来なら大事をとってもう少し入院すべきだけど、今は医療が逼迫してるから」
「お前の身体どうなってんだよぉ、私たちが知らないところでエリクサーでもぶっかけられたのか?」
「まぁ……身体の変化の心当たりはある」
逆に心当たりしかない。
セイバーにも高みに登ることは地獄に等しいと言われたし、今までと何らかの差異があることは覚悟していた。
魔術回路の酷似に、慣れない魔術の行使、魔剣を無理やり強化……叩けばどんどんと心当たりは増えていく。
未だにバチバチしてるライラを宥めていると、小気味良いノックの音がした。どうぞー、と声をかけると笑みを浮かべた長身の美丈夫が入室してくる。
「息災なようでなによりだ、少し元気すぎる気もするがね」
「神ミアハ、今回はありがとね」
「なに、困っている子がいれば手を差し伸べる、神として当然の事をしたまでだよ」
気後れする程の善良さに眩しいものを見る気になっていると、ライラは嫌そうに目を顰めていた。
彼女にとって、アストレア以外は全員くえない神であり、だからこそ底抜けの善神はやりにくいのだ。
「病状について説明することがあるが、そこのパルゥムの子も聞いていくかい?」
「……いんや、私が世話するほどこいつはガキじゃねぇからな。大人しくパトロールに戻るとするか」
椅子から立ち上がったライラは、出入り口であるドアへと向かい、直前で立ち止まる。
そして、微笑をたたえながら、チラリと僕の方を見て口を開いた。
「みんな待ってるから、さっさと帰ってこいよ?」
返答を待たずに、ライラは正義の使徒としてパトロールへと向かう。
ライラの一言が胸を満たして、頬がニヤけるのを感じてしまう。
前方からの温かな視線に目を向けると、微笑む神ミアハと目があった。
「良きファミリアでないか。さすがはアストレアの
「……うん、僕にはもったいないくらいね」
無性に、みんなに会いたくなった。
アリーゼに、輝夜に、リューに、そして、背中を押してくれたセイバーとアルフィアさんに。
そうするためには早く退院しなければならない。
「それで、説明することって?」
「……その事だが、まず大前提としてお主の身体は『異常』だ」
善神ではなく、医神としてのミアハが、真剣な眼差しで僕を射抜く。
「全身の骨が折れていたのにも関わらず、お主は一日で完治した。その治癒速度は医神の私を持ってしても知りえない未知だ。その様子だと、見当はついているみたいだな?」
「……うん。ほぼ確定だと思う」
神ミアハは大きく息を吐いて、心情を整える。
それは、自分の好奇心を満たす未知を発見した喜びのようで、これから言いにくい事を告げる気まずさのようでもあった。
目を忙しなく四方八方に向け、焦りをあらわにする神ミアハに、当たっているであろう予測を伝える。
「神ミアハ、自分の身体のことだから、何となく分かってる」
「っ、そうか。既に、察してしまったようだな」
やっぱり、アストレアと同じく人間が大好きな神様なんだとしみじみ思う。
ただの患者である僕に、そこまで顔を歪めて心を砕いてくれる、底抜けの神格者。
なるべくこの善神を追い詰めないよう、ゆっくりと僕は口を開く。
「僕の寿命は、あとどれくらい?」
神ミアハはその端正な顔を強張らせる。
そして、変わらず無表情でいる僕を見て、観念するように大きく息を吐くのであった。
「こんな早く退院できるんだ」
目覚めたのは朝だったので、最低でも夜までは拘束されるかと思っていたけど、あれから簡単な健康診断をした後、無事退院できた。
神ミアハは無力さ故に拳を握り、悔しいそうにしていたから、
退院して真っ先に向かうのは『星屑の庭』……ではない。
「最初はここに来ないとね」
アリーゼたちに心の中で謝罪しながら、もはや見慣れてしまったボロボロの建物につく。
ヒビの入り方が長い年月を物語っている教会には、予想通り一人の女性がいた。
珍しく焦りながら、いつもは閉じている両目をこれでもかと開けている女性に、笑顔で声をかける。
「ただいま、お母さん」
灰髪の女性は唇を震わせて、教会の入り口に立っている。
こんなに驚くなんて珍しいなぁ、と思いながらどんどん足を進めていく。
アルフィアさんと僕の距離が人一人分まで狭まり、その表情がよく見える。怒っているような、それでいて嬉しく思っているような、複雑な顔をするアルフィアさんは、右手を振り上げる。
何をするんだろうと思った次の瞬間――頭に衝撃が走る。
「連絡は寄越せ!」
「いたい」
殴られることに既視感を覚えながら、僕はアルフィアさんと一日ぶりに再会を果たした。
外で話すのもアレなので教会の中に入りながら話を進める。
「なぜ、昨日は来なかったんだ?」
「
あれはちょっとじゃねぇ!? ……ファミリアの参謀の悲鳴が聞こえたけど、気のせいだろう。実際一日で治ってるのだから、擦り傷と差して変わらない、うん、そういうことにしておこう。
事情を伝えるとアルフィアさんは大きくため息をついて、今度は弱く小突いてきた。
「その怪我はもう治ったのか?」
「うん、むしろ前より元気」
筋肉を入れて力コブを見せると、アルフィアさんは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、微かに弧を描いた。
「例のファミリアとのいざこざは解消したようだな」
「……よく分かったね」
「お前は顔に出やすいんだ」
アルフィアさん曰く、悲壮な雰囲気が取り除かれたらしい。
ゆっくり教会の椅子に腰掛けて、アルフィアさんとの談笑を楽しむ。内情を全部見透かされるので、もう一度仮面をつけようとしたら止められた。
詳しくは話せないけど、昨日の襲撃のこと、死に別れた師匠に会えたこと、鍛冶師として新たなステージに昇ったこと、色々話した。
「では、ランクアップしたのではないか?」
「……あっ、そっか、
確かに、神々が言うところの『偉業』は達成できただろう。なり損ないとはいえ、人理に刻まれた英雄を倒したのだから、その経験値は計り知れない。
ただ、僕にとっては
一ミリも考えてなかった、という顔をする僕にアルフィアさんは疑問符を浮かべるが、説明のしようがないのでうまく話を逸らす。
「そんな事より、アルフィアさんは――」
「……」
「ん、どうしたの?」
さっかから感じているのだが、アルフィアさんの様子が時折変なのだ。
僕が話すタイミングになるので何か変なことを言ってしまったかと焦るけど、思い返しても普通のことしか言ってない。
意を決して探ってみると、アルフィアさんは不機嫌な顔で口を開く。
「……んなのか?」
「ごめん、よく聞こえない」
アルフィアさんらしからぬか細い声に、思わず聞き返してしまうと観念したようにアルフィアさんは言った。
「『アルフィアさん』、なのか?」
「えっ?」
呼び方の問題だった。
だけど、その呼び方はいつも通りであって、別におかしい筈では……
「今日、教会の前で会ったとき、お前は私に何と声をかけた?」
「え、えーと、確か…………」
『ただいま、お母さん』
「あっ」
あの時は、色々と感情が溢れ出て、日記に書いてた名称で話しかけてしまったんだった。
アルフィアさんと話すごとに頭が落ち着いてきて、いつも通りの呼び方になった。
それをわざわざ指摘すると言う事は――
「――『お母さん』」
「っ」
「そう、呼んでいいの?」
一番最初に会った時は、前世の母親と間違えてしまいお母さんと言ってしまった。
その際に嫌がられたので『アルフィアさん』という名称に落ち着いたのだが、確認の意を込めて問いかけると、アルフィアさんは微かに頬を赤くした。
初めて見るアルフィアさんの恥ずかしがっている姿に目を奪われた瞬間――額を小突かれた。
「ふぐっ、なんで……」
「お前が期待した視線を寄越すからだ」
ヒリヒリする額を揉んでいると、アルフィアさんは目を必死に逸らしがら、僕の問いに応える。
「……二人きりの時であれば、呼んでいい」
「っ!」
どうしようもなく、頬が緩むのを抑えられない。
こういう時は仮面が欲しいと思うけど、アルフィアさん……いや、お母さんも今はこっちを向いていないから良いとしよう。
まだ目を逸らしてるお母さんに向けて、悪戯気に口を開く。
「お母さん」
「っ、なんだ?」
「ううん、言ってみただけだよ」
そう言うと、お母さんは怒りながらも喜ぶという、複雑な想いを表情全面に出して、また軽く小突いてくる。
それが照れを隠すためのものだと分かって、また笑みが溢れる。
「ふふ、お母さんって結構ツンデレだよね」
「やめろ、それは
「じゃあ、きっとお母さんはそのファミリアが大好きだったんだ」
もちろん、そのファミリアからも好かれていた。
何も興味がないように見えて、だけどすごく面倒見の良い、そんな人が好かれない筈がない。
お母さんは顔に手を当てて嘆息し、無表情ながらも柔らかであった。
「そう、だな。なんだかんだ、退屈しないファミリアではあったな……」
昔日の念を感じさせるお母さんは、寂寥感を醸し出しながら、静かに微笑む。それは、メインストリートに出れば、男神や男性冒険者を一瞬で魅了させてしまうものだった。
だけど、僕には悲しそうに思えて、細い色白の手をにぎる。突然手を握られたお母さんは微かに目を開くが、そんなのはお構いなしだ。
「っ」
「これからは、一人じゃないよ」
お母さんが僕を救ってくれたように、今度は僕がお母さんを救う番だ。
目をあらんかぎりまで見開いたお母さんは、何かを堪えるような顔をして、僕の頭を撫で始めた。
「なら、もう少しだけそばにいてもらうか」
「お望みとあらば、いつまでも」
貴族風に返答すると、お母さんはクスリと笑う。それに釣られて、僕を声を上げて笑った。
それから、太陽が沈むまで僕とお母さん長らく談笑するのであった。
――この時は、お母さんと戦うことになるなんて、思いもしなかった。
オラリオ日記・34日目
日記を『星屑の庭』で書くのは三日振りだけど、とても永い時間が経ったのような感覚だ。
お母さんと色んな事を話した後、ようやく『星屑の庭』へ足を踏み入れた。思ったよりも長く談笑してしまい、どう入っていいのか分からなくて、入り口の前で右往左往していたら、幸か不幸か、パトロールから帰ってきたアリーゼと目が合った。やばいと思った束の間、お腹に衝撃が走った。『シャドウ』との戦いよりも速く感じたアリーゼの突進を避ける事が出来なかったのだ。
あまりに痛みに文句を言おうとして、止めた。アリーゼが泣いていたから、僕が生きていたことに喜んで、また会えたことに涙を浮かべていた。その時、僕はようやく、みんなに向けて『ただいま』と、言うことが出来た。
彼女たちに再び会えたことに、史上の感謝を。
今回の話を見返して思ったことーーメインヒロイン、アルフィアで草。