コロナのせいで生活があーもうめちゃくちゃだよ。
とほほ〜感染症はもうこりごりだよ〜!
あ、就活が一段落ついたんで少し書き溜めてたの晒してきますね。
New!! 兵藤一誠様へ
ミッションが解放されました
ステータスが解放されました
技コマンドが解放されました
インベントリーが解放されました
「……は? なんだこれ?」
俺が高校二年生を迎えて一週間ほどたった土曜日。朝目が覚めると目の前に半透明のモニターが表れこんなことが書かれていた。
「ステータス? ミッション? なんだかゲームみたいだな」
画面を見るとミッションボードと書かれた項目があり、気になってしまったのでスマートフォンをいじるかのように指でタップしてみた。すると……。
「うおっ!? なんか出てきたぞ?」
画面が切り替わり次のように表示された。
《ミッションボード》
《☆1チュートリアル》
やぁ! 兵藤一誠君! 私は通りすがりのチュートリアルおじさんだ! 早速君にはこれからあらゆるミッションここなしてもらうためにおじさんが手解きをしてあげよう! 大丈夫! ここにかいてある通りのことをすればおのずとミッションは達成できるよ!
達成条件:擬似モンスターを1体倒す
location:チュートリアル空間
報酬:
・ランダムな近接装備・はじめの一歩(実績)・索敵(スキル)・身体能力強化(スキル)
ミッションを受けますか?
yes/no
という画面が表示される。どういう事だまだ俺は夢を見ているのか? と思い頬をつねってみるが普通に痛い。
これで夢では無いことが確認できてしまった。いきなり現れたゲームのような展開に驚きを隠せない。いや怪しすぎるだろこれは誰だよチュートリアルおじさんって。だがしかしなんだろうこの妙に受けたいと思ってしまうこの感覚は? まるでおっぱいみたいだぁ……。
「うーん、なんかよくわからないけど取り敢えずyesってところを押せばいいのか……?」
好奇心に負けてしまった俺はそのまま俺は画面に表示されているyesをタップした。
その瞬間、ゲームのような効果音が流れ画面が切り替わった。
「はぅあっ……!?」
そしてそのまま画面から光が放たれる。映画やアニメなんかでよくあるようなどこかへワープするような演出だった。
……今思うとこのチュートリアルを受けなかったら俺はこの世界の裏側に全く関わらず平穏に一生を終えることになったかもしれない。
だが俺は一切後悔していない。それはなんでかって? 理由は簡単だ。
このミッションを通じて最高の仲間達と出会い、この世界の脅威と襲いかかる理不尽をことごとく打ち砕くことが出来たからだ。
光が収まると俺はいつの間にか自然溢れる平原に立っていた。辺りを見回してみるが特に変わった様子の無いTHE自然って感じの場所だった。せいぜい大きな岩が転がっているくらいだ。画面にはチュートリアル空間と書いてあったのだがまさか別の空間に飛ばされるとは信じられなかった。
「ほ、ほんとに来ちゃったよ……」
呆然として辺りを見回しながら立ち尽くす俺だったが。頭の中に響くように何者かの声が聞こえてきた。
『5秒後擬似モンスターが出現します。戦闘に備えて下さい』
「えっ5秒後!? 嘘だろ!? 俺丸腰なんですけどぉっ!?」
しかし、辺りに武器になりそうなものなぞ無く無情にもモンスターが俺の目の前の地面から這い出て来るように出てきた。
それは鳥の頭を持った人間のような姿をしていた。うわっきもちわるっ
「くけけけけけけけけけーッ!!」
『擬似モンスターA型 10/10』
モンスターを視界に捉えると画面にこのように表示された。この数字は明らかに体力を表すものだと確信した。
って冷静に観察している場合じゃない! モンスターは腕を振り上げて俺に向かって振り下ろしてきた!
「くげぁっ!」
「うおぁーっ!?」
幸いそこまで早い動きではなかったため咄嗟に後ろに下がって避けた。しかしモンスターがそこで止まる訳でもなくすぐさまこちらに向かって鳴き声を上げながら走り出した!
「むげげげけけけけっーーーー!!!」
「うわっ! こっちくんな!」
勿論こんな得たいの知れない生命体に立ち向かう勇気なんぞ一般高校生の俺にあるわけなんか無く情けないことだが背を向けて逃げる! だが……。
「ぐがぁーっ!!!」
「なっ……なぁっ!? と、跳んだぁっ!?」
なんとモンスターは約10メートルほどジャンプして飛びかかってきたのだ! いやそうだよな!? 鳥だから飛べるもんな!?
「う、うわぁあーっ!!!」
たまらず俺はその場にしゃがみ頭を守った。もうダメだ。おしまいだぁ……!
ゴンッ!!!
「むげばっ!?」
「……え?」
しかし、聞こえてきたのは何かがぶつかる音とモンスターの呻く声だった。恐る恐る顔を上げるとどうやら俺がしゃがみこんだせいで俺の頭上を通りすぎてしまい岩に激突してしまったらしく画面には『擬似モンスターA型 1/10』と表示が出ていた。
あれ、もしかして今攻撃すれば簡単に倒せるのでは?(人間の屑)
「むがががががか……」
「えーっと……。なんかすみません……」
頭を押さえるモンスターに対してチョップする。瞬間モンスターの体力が0となり、光の粒子となって消えて言ってしまった……。
いくらチュートリアルとはいえこれでよかったのだろうか……?
と、思っているとまた頭の中に声が聞こえた。
『実績【はじめの一歩】を取得しました』
『太刀【邪剣《夜》】を取得しました』
『索敵スキルLV1を取得しました』
『身体能力強化LV1を取得しました』
『10秒後帰投します』
このアナウンスが聞こえた途端、俺の手元に鞘に収まっているが刃渡り2mほどありクッソ汚い野獣を思わせるような飾り付けがされた刀が出現し、なんだか急に身体の調子がよくなった気がした。なんだか何時もより身体を動かせる気がする……!
「えっ? ちょっ? 刀って銃刀法違反……ってそれよりもどっから出てきたんだよこれ!? 置くとこ無いぞ!?」
このままではこんなもの父さんや母さんに見つかったらどこで買ってきたんだと問い詰められてしまう!
『……インベントリーをお使いください』
その言葉と同時に俺は光に包まれた。
「はぅあっ!?」
気がつくと何時もの俺の部屋に居た。また変な場所に飛ばされたのではないかと心配になりベットの下に隠してある松田にもらったエロ本の内容を確認する……。
うん! どうやらもとの場所に戻ってこれたらしい。ベットの傍らには、報酬でもらった刀も置いてあった。俺はそれを手に取る。
「や、やっぱり夢じゃないんだ……」
意を決して刀を鞘から引き抜く、するとクッソ汚い野獣の装飾からは想像できないほどの美しい、真夏の夜を思わせるような真っ黒な刀身が露になる。
朝日にを反射してそれは怪しく光って……。ってそうじゃない!
「は、早く何処かに隠さないと! ベットの下はもういっぱいいっぱいだし……クローゼットはたまに母さんが見てるし……どうしたもんか……」
と、悩んでいるとそういえばあの声はインベントリーを使えと言っていたな……。と思い辺りを見るがあの画面が無い。と思っていたら目の前に出てきてくれた。画面にはミッションボードの上にインベントリーと表示があった。
「えーっとインベントリーは……これだな」
タップすると升目のある画面が出てきた。恐らくここにしまうんだろう。すぐ下の方の9マスの升目の中に俺が手に入れた刀が表示されていた……これどう見てもMinecraftじゃん。だとしたらわざわざ上の方にしまわなくてもいいのかな?
「おっ消えた……。また出てきた」
俺の予想は正しかったようで常に画面に9マスの表示が表れるようなり、操作するとすぐ取り出せるようになった。
つまり1マス開けてさえいれば手元に何も持っていないように見せかけることが出きるようだ。
はーよかった。と一息着いていると、画面の左上にメールのマークがありそこに『NEW』と表示が出ている。誰かからメールが来ているってことか?
「迷惑メールとかじゃないよな……?」
と言いつつもメールを開いてみた。
from.チュートリアルおじさん
やあ! こんにちは! チュートリアルおじさんだよ! このメールが届いたってことは無事にミッションはクリア出来たみたいだね。』
「クリアっていうか相手が自爆したんだよなー」
確かにそうだ、何故俺にこんなことが起きているのか気になっている。
「……え?」
この一文に困惑する。唯でさえ短時間で処理しきれないほどの事が起こっているというのに更に混乱してしまう。……いやまて、物語の主人公だった……? 現在進行形ではなく、過去形?
「主人公としての力……?」
このキーワードに何故か引っ掛かりを覚えしまう。だが何でだ? 俺は今日までを普通に暮らしてきた学生だった筈なんだ。どうして心の中で「納得」が行ってしまうのか。
……手紙を読み進める。
……。
『君の人生は君のモノだ、誰かに左右されてはいけない。悪意のある奴らなら尚更だ。……僕達が言えた口じゃないけれど。この力を使って君自信を含めた大切な物を転生者から守って欲しい。欲を言うならあらゆる世界で好き勝手して傍迷惑な転生者どもを皆殺しにして欲しい。僕達はいつでも君の健闘を祈っているよ! チュートリアルおじさんより』
……ずるりとベットから転げ落ちた。最後の最後で台無しだよ!
てか転生者ってなんだよ?
改めて手紙を見るとまだ何か書いてあるようだった。
その文面を見た途端にまた頭の中にアナウンスが流れた。
『技コマンドは武器種が対応するものでないと発動出来ません』
『発動の際には技名を気合いを入れて叫ぶと発動します』
『尚、技コマンドはAP(アクションポイント)を消費します』
『APは自動回復しますが無闇に乱発しないことをお勧めします』
『AP残量はステータスから確認ができます』
『他の重要なステータスも表示されるためステータス画面は設定で常に表示することをお勧めします』
あっそういえばステータスってのも見れるのか。何で今まで見なかったのか。ステータス画面を見るのもゲームの醍醐味だ。
「早速確認しよう。えーっとこれだな」
一体俺のステータスはどうなっているのかワクワクしながらステータスの画面をタップした。
兵藤一誠
HP 100/100
AP 100/100
ATK 15
DEF 20
《保有スキル》
◆索敵スキルLV1
◆身体能力強化LV1
《実績》
◆はじめの一歩
《技コマンド》
◆パワースラッシュ 消費AP50 威力105
なんと言うか思ったよりもシンプルだった。まあ、昨今の複雑なステータスと違ってさっぱりしているから見やすくて助かる。
「あ、常に表示にするには……このマークを押せばいいのか。エクセルみたいだな」
画面端をいじくるとパソコンのウィンドウのように大きさが簡単に変えられるらしいので取り敢えず見やすくしておいた。
すると下から母さんの声が聞こえてきた。
「イッセー! ご飯よ~! 今日の朝飯は食パンに見せかけて湯豆腐よ~」
どうやら朝飯らしい。ふと時計を見ると起きてから30分も経っていなかった。どうやらあそこの世界に居るときはこっちの時間は進まないらしい。
「へーい! 今行くよ」
なんと言うか朝からいろんな事がありすぎて1日が終わってしまったかのようだ。だが……あの手紙にはまるでこれからもっと大変なことが起こるような事が書いてあった。
……まあ、なるようになるか。今考えても仕方ないし。
とにかく俺は、朝ごはんを食べるために階段を下りていくのであった……。
……流石に朝から湯豆腐はどうかと思う。
こんなクソみてーな小説でも楽しんで頂ければ幸いです。
真夏接近で熱中症が増えるよね。
どうして昆布ってニンテンドースイッチの変わりにならないんですかね。ショック!
やっぱり代用するなら手ぬぐいかなぁ?
きのこも良さげだよね!