次の日、夕張に話を聞きに行く。
夕張「こんごうさん達以外には、何もないんですが、、、ふぶきちゃんだけがちょっと変で、、、」
こんごう「どんな事が?」
夕張「こんごうさん達はレーダーが偶に異常が起こるのとはと違い、元々駆逐艦だったふぶきちゃんだけは、レーダーは絶対に正常なんです」
こんごう「確かにそうだな、、、ふぶきのレーダーはいずもやいぶきが載せているのと同じだしな、、、待てよ、、、?」
ふぶきの前の鎮守府はどこだ?前の水雷戦隊はどこだ?謎だ、、、ならばふぶきに聞いてみるか。
こんごう「ふぶき、来てくれ」
ふぶき「は、はい」
こんごう「ふぶき、いや、吹雪型駆逐艦吹雪、お前の前いた鎮守府は?水雷戦隊はどこだ?」
ふぶき「えっ、それは、、、その、、、」
こんごう「それに、ふぶき副長妖精から聞いた。声が聞こえた時、宥めるように話していたと」
ふぶき「そうなんですか!?」
やはりか、、、ふぶきは違う、、、つまり、、、
その後、自分は長門に報告する。
こんごう「ふぶきだけは、自分達現代艦のレーダーの異常は見られず、そして鉄艇海峡から発する声が発生したのはふぶきがここにきた際。偶然にはほど遠い。それに、ふぶきには自分達とまた違う何かが関係している」
陸奥「どうするの?長門」
長門「それだけで判断するのは難しい、、、しかし、、、」
自分は指令所を出る。
こんごう「みらいの深海棲艦にふぶきと声の関係。レーダーに異常が出ている時にこれはキツいぜ、、、いや、これ以上考えるのはやめよう、、、おやすみ、、、」
自分は深い眠りについた。
次の日、自分は部屋を出た。
長門「これより、南方海域ソロモン方面への全力出撃による作戦を展開する」
こんごう「レーダーは異常が出ているが、攻撃火器には問題ない。行ける」
長門「本作戦の最終目的は、ソロモン海域周辺での拡大、侵食を続ける、アイアンボトムサウンド変色海域の発生源の発見、及び、同破砕、殲滅だ。変色海域では、敵深海棲艦以外の生物は死滅し、我ら艦娘の艤装も侵食、破壊されて行く。この中で作戦を遂行するのは困難と判断する。しかし放置すれば、変色海域は拡大を続け、アイアンボトムサウンド中枢部への攻撃をすることは永久に不可能となる。よって、このショートランド泊地の水上攻撃部隊、全力を持って突入作戦を遂行する!各艦は心して作戦に当たってほしい」
その後、艦隊の編成などを発表され、艦隊に分かれて行く。
こんごう「もう、、、終わりにする、、、」
ふぶき「こんごうさん、、、」
みらい「ふぶきちゃん、こんごうさんにも色々あるから」
ふぶき「はい!」
やるか。
こんごう「特別艦隊、及びこんごう、出る!!」
ガラララララララ
ドゴン
キィィィィィィィン
ザザッ
みらい「レーダーに異常が、、、」
こんごう「赤色化の影響か、、、」
ふぶき「私には異常が見られません、、、」
やはりな、、、
いぶき「いつでも出せるけど、レーダーに異常があったら大変だね、、、」
こんごう「SPYレーダーにもやがかかって、見えづらい。SH-60Kによる哨戒を開始してくれ」
いずも・いぶき「了解!」
バラララララララララ
レー妖精「レーダーに感あり!」
こんごう「対空戦闘用意!シースパロー発射!」
ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ
みらい「スタンダード発射!」
ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ
いずも「F-35B、発艦!」
いぶき「ターキー隊、発艦してください!」
キィィィィィィィン
ふぶき「CIWS、起動!」
ブォォォォォォォォン
ドゴォォォォォォン
こんごう「クソッ!レーダーが!」
レーダーがいよいよ使えなくなる。まさに『バトルシップ』様々だな。
こんごう「全艦、レーダーが使えない。これより目視での対決となる」
ふぶき「私は、、、」
こんごう「自分達のサポートを。レーダーが使えるのはお前だけだ」
ふぶき「はい!」
そろそろ『アレ』使いますか。
こんごう「さてと、これを使う羽目になるとは」
みらい「それって、、、」
こんごう「あぁ。『バット』だ。これで深海棲艦を叩いて叩いて叩きまくる」ブンッ
ふぶき「それで、、、」
こんごう「任せとけ。この一本で、俺は奴らをぶっ叩く!!さぁ、深海棲艦共!!俺が相手じゃぁぁぁぁ!!!!」
キィィィィィィィン
せいっ!!
ドゴォォォォォォン
どりゃぁぁぁ!!!!
バゴォォォォォォォォン
こんごう「何ボーっと突っ立ってる!!早よ行け!!」
みらい「は、はい!!行くよ!!」
さぁて、、、野球部主将の自分に、勝てるかな?
そりゃ!!
ゴォォォォォン
カキィィィィィィィン
こんごう「なんだ?お前らの力はそんなもんか?かかってこいよ!!CIWS、起動!!撃てぇぇぇぇぇ!!!!」
ブォォォォォォォォン
ズガガガガガガガガ
よし、殲滅が終わったか。とにかくふぶきに!!
こんごう「なッ!!ふぅぅぅぅぶぅぅぅぅきぃぃぃぃぃ!!!!」
ふぶき「はっ!!」
こんごう「お前は、特型駆逐艦、吹雪、そして、ふぶき型防空護衛艦だろぉぉぉぉぉ!!!!」
ふぶき「そうだ!!私は、皆の希望なんだ!!」
その時、中心部は光だし、深海棲艦が消えて行く。
こんごう「ふぶき、、、よくやってくれた!!」
いぶき「ふぶきちゃん、、、!」
いずも「ふぶきちゃん!!」
ふぶき「私、、、」
こんごう「やってくれた、、、!!」
みらい「レーダーの異常、治りました!!」
こんごう「よし!」
長門「ふぶき、よくやってくれた!!」
加賀「そうね」
こんごう「あぁ、戻るー」
レー妖精「ッ!?レーダーに感あり!!これは、、、イージス艦の、、、反応です、、、」
こんごう「イージス艦だと!?まさか!!」
長門「こんごう、どうした?」
こんごう「イージス艦だ、、、もしかしたらこれは、、、深海棲艦かもな」
大和「深海棲艦はさっき、、」
こんごう「違う。このIFFはみらいと一致している」
みらい「来たんですね」
こんごう「あぁ。長門、今から戦う」
長門「了解した。こんごう、敵イージス艦を撃沈せよ!!」
こんごう「DDG-173こんごう、やるぜ、、対水上戦闘用意!!ハープーン発射!!」
ドシュゥゥゥゥゥドシュゥゥゥゥゥ
レー妖精「敵イージス艦よりジャミング!!ハープーン落ちます!!」
こんごう「艦砲射撃だ!!撃ち方始め!!」
ドォンドォンドォンドォン
レー妖精「避けられました!!」
こんごう「チッ!」
長門「何故、、、イージス艦が、、、」
赤城「もしかして、こんごうさん達のデータを、、、」
みらい「それはないです」
長門「どうして言い切れる?」
みらい「あれは、私です」
長門「どう言う事だ!?」
みらい「、、、分かりました。一から話します。大和、いい?」
大和「えぇ」
みらい「私、実は太平洋戦争を経験したイージス艦なんです」
ゆきなみ「みらいが、、、太平洋戦争を、、、?」
みらい「私はエクアドルに向かう途中、雷に撃たれ、気づいたらミッドウェー海戦前の大和の前にいました。そして私は大和と戦い、マリアナ沖で大和と共に沈みました」
長門「と言う事は、、、」
大和「はい。角松二佐はみらい副長でした」
長門「しかし、何故、、、」
鈴谷「それよりも、こんごうを助けた方が!!」
長門「そうだったな、、」
くっ!相手がイージス艦だと厳しい、、、奴め、太平洋戦争で培った勘で戦ってやがる!!
レー妖精「ミサイル来ます!!」
こんごう「ジャミング!」
シュゥゥゥゥゥゥドォォォォォォン
こんごう「危ねぇ、、、」
このままだと残弾数がヤバい、、、
こんごう「いずも、F-35B出せるか?」
いずも「え?出せるよ」
こんごう「現代艦に通じるか否か、もう手は残っていない。やってくれ」
いずも「了解!紅葉隊、発艦!」
キィィィィィィィン
こんごう「指揮は任せてくれ」
いずも「分かった」
こんごう「紅葉隊、直上から降下でミサイルを打ち込めるか?」
紅葉隊長『行けますよ。任してください』
こんごう「紅葉隊、全機ミサイル発射!!」
紅葉隊長『FIRE‼︎』
シュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥシュゥゥゥゥゥゥ
深海棲艦(アリガトウ。コンゴウ)
ドゴォォォォォォォォォォォォォォン
紅葉隊長『まさかイージス艦を沈めるとは思いませんでしたよ』
こんごう「すまねぇな」
長門「こんごう、また助けられたな」
こんごう「いや、いいんだ」
長門「これより帰投する!!」
一同「はい!!」
数日後、、、
大淀『第一、第二特別艦隊は出撃してください』
こんごう「さぁて、お前ら行けるか?」
ふぶき「いけます!!」
いずも「任せて!!」
みらい「21世紀の戦い、見せてあげる」
ゆきなみ「ゆきなみ、やりますよ」
いぶき「ペガソスの海を護るのは私です!!」
角松『第一、第二特別艦隊、出撃!!』
こんごう「DDG-173こんごう、抜錨!!」
高校生、DDG-173こんごうになる。
劇場版編 〜完〜
え〜、終わりましたねー。まぁ、日常編もちょろちょろっと書こうかな〜と思ってます。ではまた。