魔法科高校の劣等生〜彼女はモブになりえるのか〜   作:アリス☆

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2桁の大台に乗りました!!


入学編 第十話

 

 

さてと、無事にメインキャラの三人とついでにクラスの半数を占める取り巻きの大所帯で午前の授業見学も終わり、昼休み……つまりは昼食の時間ですね。私が居なくても騒動が起きますように!!

優等生の原作通りあの後は、北山雫、光井ほのかの二人と司波深雪が仲良くなって、ついでに私も……たぶん今日限りだけど……少しだけ警戒していた北山雫に関しては何もですね……あちらも私に何も反応しませんでしたし。

ただし、原作とは離れた事もあります、それは席がメイン三人に囲まれているってどうしてよ!!めっちゃ変わってんじゃん!!!

 

「智駿は、お昼はどうなさいますか?」

 

はぅあ!!!

名前で呼ばれちゃった!!!

あとから嫌われるとはいえ想定以上に仲良くなりすぎたかな???三人からは名前で呼ばれてるけど、私はまだ苗字呼びで一応は一線を引いてる感じ……

 

「私も司波さん達と一緒で、学食にしようかなと思ってます。」

 

でも、そろそろアラームが鳴るから私は行かないけど、ごめんなさいねぇ!!

 

「じゃあ、席が埋まらないうちに行こ!」

 

元気な光井ほのかの声に四人と取り巻きで食堂までゾロゾロと歩いていく。いや〜、こんな団体移動って、普通なら周りに迷惑よねぇ……でも、他の生徒が司波深雪に見惚れてるから、特に何も言われないだけで(笑)

それに、お昼時に考えることは皆同じなようで行く道はだいたい混んでますから余計にゾロゾロと……早く抜け出したい。

 

ピリリリリ! …… ピリリリリ! ……

 

突如、鳴り響く着信音に周りを見渡す三人と取り巻き……ナイスタイミング!!

他の生徒も見てる……ちょっと音が大きすぎたかしら……

 

「すみません、私の端末です……皆さん、先に食べておいてください。」

 

そう言って頭を下げる私に困ったような顔の三人組の内の一人、北山雫が一言

 

「ううん、智駿のこと待つよ」

 

待たんでよろしいっっ!!

 

「いいえ、長い話になりそうですから……また午後の授業見学の……実技棟のロビーで待ち合わせましょう。」

 

そして司波深雪にお近付きになりたい取り巻きの皆様から次々に援護射撃が飛ぶ。

 

「ほら、森崎さんもそう言ってるから……」

 

「逆に待ってたら、森崎さんも困るだろうし……」

 

「森崎さん、ずっと端末、鳴ってるし早く出た方がいいよ」

 

いいよいいよ!!モブにしてはいい仕事するじゃない!!私を起点に仲良くしたかったみたいだけど、司波深雪が私の横にずっといて話しかけてたから……アンタ達は話しかけられなかったんだよね!!

ま、一科生と二科生の選民意識を持っている限りは無駄な努力だろうけど頑張って!

 

「それでは、皆さんまた後ほど……」

 

申し訳なさそうな顔をした司波深雪と目が合う……うん、モブが私を厄介払いしたいのを勘づいてるんだろうな……そして、そんな彼等の視線から私を盾にしてたことも気にしてるんでしょ……良いのよ、別に。

放課後になったら貴女に嫌われる為だから今だけは好感度をぶち上げとかないとね!

好感度が高ければ高いほど、後からの騒動でガクッて下がる予定だから……

 

 

 

 

 

 

行き先も決めず、適当に歩きながら電話をしてるフリをしつつ歩いていたら……いつの間にか昨日、主人公が座っていたベンチの所まで来てしまったわ……

ある意味、聖地巡礼かな……

とりあえず、立っているのもなんだから、ベンチに腰かけて頭上の桜を見上げる……

本当……今日も今日とて、満開の桜が綺麗ですわ……

この桜……いつまで綺麗に咲いているのかしら……もう、蕾は見えませんし……あとは散りゆくだけ……どうせなら雨が降ればいいのに……水溜まりに浮かぶ桜の花びらも風情でいいのよね……

 

はぁ……概ね、原作通りに進んではいるけど、やはり随所で原作とは違った所も見受けられる……

今日の朝とか、クラスの席順とか、その他細かい所の幾つか……

いや、そもそも……当時はボディーガードの仕事として気にもとめてなかったけど、本格的に手伝い始めての、初の護衛業務……財閥の令嬢である彼女と兄、私が関わる時点で、原作とは違う……そして、本来は二人で行う予定の業務に、私は実力不足を理由に外され、一人で仕事に行った兄は死んでしまったけど……

 

本当は、最初から原作とは違う流れになっているのかもしれない……

 

それに……通学路で見た主人公……手に包帯を巻いていたような……私を庇った時の軽い怪我なら、治せるはずだから……また別の要因で包帯を巻いているのか……それとも……他に理由があるのか……

 

実は今日、私がやる事は無駄なことかもしれない……ままならないなぁ……

 

長い間、考え事をしつつ桜を見上げてると、目の端に人影が見える……昨日のメンバーに司波深雪を抜いて、西城レオンハルトを入れた主人公御一行様……あぁ、午後から見学する事が出来る遠隔魔法用実習室がある実技棟にはこの道が早いものね……目を合わせないように目を閉じ耳で盗み聞く……御一行のうち、主人公以外は怒りの感情が感じられる……どうやら昼の騒動は起こった見たいね……

これで証明できた……私が居なくても物語は進む、少なくとも放課後の騒動は起こすとしても、九校戦は私が居なくても、新人戦の一科生は怪我を負い、主人公が、友人含めた三人でモノリス・コードに出るはず……

 

そうしているうちに目の前を通っていく御一行から厳しい視線が三つと……主人公は一体なんの感情なの?と疑問に思う視線を向けられる……厳しい視線なのは、だいたい予想が着く、先程起こったであろう出来事で一科生ってだけで、ムカついてんだろうなぁ……良き良き、いい感じにヘイトが高まってるね!!

これなら、スムーズに騒動が起こせそうっ!!





終わらん、見せ場までもう少しなのに終わらない!!

次できっと見せ場にいけるけど、オチがつかない!!
そして、この話も長い!!
気がついたら2000文字超えてました(笑)

話のテンポがグダグダしておりますが、お待ちいただけたら幸いです。

また次回もよろしくお願いします。

あ、特に何も考えずに押してください。そのうちの予定です。

  • 美男美女兄妹(達也深雪)
  • E組トリオ(エリカ美月レオ)
  • 幼馴染みコンビ(ほのかしずく)
  • 先輩グループ(花音啓服部中条沢木桐原)
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