魔法科高校の劣等生〜彼女はモブになりえるのか〜   作:アリス☆

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入学編 第十六話

 

正しく会議が踊るとはこの事……先程から私の風紀委員会入りを阻止したい渡辺摩利と私を委員会入りさせたい教師陣の話が堂々巡りで結論が出ない……

 

ただいま、7時30過ぎでございます。

始業まで、あと30分も無いんです。

まあ、一年は今日まで授業見学(オリエンテーション)なので特に困りませんが……

 

そして私が勝手に原作の通りに行かないかもと、心配していた七草真由美は10分前に所用があると会議室を出ていかれました。

……結局、あの方は何をしに此処に居たのやら、特に発言もなされませんでしたし……これなら最初からいない方がマシです。

 

もう一人、十文字克人も未だに黙り込んだまま発言もせずじっとこちらを見てきます。

正直に言うと、とても視線が痛いです。こちらを見ないでください。

ため息を吐きそうになるのをグッとこらえながら渡辺摩利を失礼にならない程度に見つめる。

 

ここまで強く拒否されるなら、いっそ風紀委員会に入らない方が良いのかもしれません。

風紀委員でも森崎駿は、目立った活躍もしてませんし、デメリットの方が多いのですから。

ここも原作とは違う流れになってしまうかもしれませんが、何とかなって欲しいですね。

……もういい加減疲れました。

 

もうどうにでもな〜ぁれ〜ぇ

 

口を開こうとした瞬間、態とらしく音を立て椅子から立ち上がる十文字克人にこの会議室にいる私を含めた全員がそちらに目線を向ける。

 

「先生方の言い分は分かりました。確かに森崎は今年の次席、優秀な生徒が生徒会にも風紀委員会にも入らないのは些か惜しい。」

 

……やだな、風向きが変わってきたよ

まさか間をとって部活連に入れとか?そっちもヤダよ

 

「渡辺、それでも森崎が気に食わないのであれば、模擬戦で決着をつけるのはどうだ?」

 

……なるほど??これが原作の強制力的な何か???

森崎駿は、絶対に風紀委員会に入る的な???

 

……そうだな…………どうせなら、とことん嫌われようかな

 

十文字克人の言葉に固く難しい表情で考えている渡辺摩利に向き直り改めて口を開く

 

「確かに、二科生の些細な言葉で煽られたとはいえ衝動的に魔法を使った私は未熟者に見えるでしょう」

 

そうそう、これに関しては私の未熟さが招いた結果。そこはもう、どれだけ言われても仕方ないと思う……けど……

 

「しかし、私にも家業での実績とプライドがありますので……このまま未熟者として扱われるのは少々不愉快ですので……」

 

何事も結果が全て。努力もそれに至る過程すらも結果次第では評価が上がったり下がったりする……とはいえ、たった一度の失敗で未熟者扱いされるのはさすがに腹が立つし、何より……

 

「私の実力を示す為にも模擬戦を受けては頂けませんか」

 

何より……何より…………今の私の方がもしかしたら渡辺摩利よりも強いかもしれない……いや、絶対に強い!!

だって、私、作中で最速の魔法師と謳われる千葉エリカの警棒弾き飛ばしたのよ!!

これから彼女はさらに強くなる、なら今の彼女よりも弱い渡辺摩利に私は勝てる!

絶対に勝ってやる!!

 

そして、こう言ってやるのよ!

 

私よりも弱い人間の下に付きたくないと!

 

「そして先生方には申し訳ないのですが……勝敗がどうであれ渡辺先輩が私を風紀委員会に不要と感じるのであれば……大変恐縮ですが、私は委員会入りを辞退させて頂きたく思います。」

 

それはそうとして、私の実力を分かって推薦してくださった先生方には申し訳ないけど、渡辺摩利には嫌われて何がなんでも風紀委員会入りを拒否してもらう

 

さぁて、渡辺摩利……この模擬戦、受けるの?受けないの??

まあ、受けなくてもいいのよ、それはそれで断るつもりだったから……

 

私はにっこりと微笑んで渡辺摩利を真っ直ぐに見つめる

傍から見れば余裕そうな私に眼光を鋭くさせこちらを睨みつける渡辺摩利が重い口を開く

 

「……その模擬戦、受けて立とう」

 

「ありがとうございます……あの、十文字先輩」

 

すかさずお礼を言い私は十文字克人に声をかける

 

「なんだ?」

 

不思議そうに私を見る十文字克人を見つめて私はさらに渡辺摩利を怒らせるような提案を言う

 

「その模擬戦、私は肉弾戦で対戦したいです。」

 

「……その理由は?」

 

一瞬難しい顔をした十文字克人の問いかけにさらに言葉を重ねる

 

「家業の訓練として魔法が使えない状況下で、主に総合格闘技と家業独自の拘束術にて相手を鎮圧する訓練があります。風紀委員として職務に当たるのであればこの技術は有効だと考えてます。」

 

一度言葉を切り再度、渡辺摩利の方へ目線を向ける……

 

……その形相、婚約者の方に見せれますか?と余りにも不躾な言葉を発しそうになるのをグッとこらえる

 

「せっかく風紀委員長が模擬戦を受けてくださるのですから、この機会を無駄にしたくないので……ダメでしょうか?」

 

本来の模擬戦のルールではノータッチルールといった、身体的接触を禁止する試合用のルールがあるけど……どうかな?

 

「……渡辺、異論は?」

 

「ない、その挑戦受けて立とう」

 

「……では、放課後第三演習室にて両名の模擬戦を執り行う」

 

 

……

 

…………

 

………………ちょっと、待てっ!!!!!!

 

その場所って……司波達也が服部刑部と模擬戦する場所じゃないっっ!!!!

 

やばい、無理、やばい、どうしよ……ヤバすぎる!!!

 

一応、森崎駿の出番は終わったじゃん!!

 

渡辺摩利に呼び出しを受けるっていう原作にはない行動がここまでのズレが生じるなんて……今からでも断る??

 

いや……無理だろ、渡辺摩利の顔見てみろよ……地獄の獄卒が裸足で逃げ出す位、顔が怖いんだよっ!!

周りの教師陣と十文字克人を見てみなよ、私を睨みつける眼光と形相にドン引きしてるんだけど!!

 

あ、煽りすぎたかも……え……マジ、どうしよう…………

 

 

 






メリークリスマス!!

クリぼっちな作者だよ!

でも、リロメモくんがお祝いしてくれるから大丈夫!大丈夫……うん、大丈夫!
だって、私には推しがいるもん!画面から出てこないけど……

オリキャラちゃんが出てるのにお相手の達也くんが出てきません……どうしましょう……次の話でだします(多分)(きっと)(期待して)(やっぱ期待しないで)

年内にあと三話行けるか分からなくなってきた作者からでした!
また次回、乞うご期待!!!

あ、特に何も考えずに押してください。そのうちの予定です。

  • 美男美女兄妹(達也深雪)
  • E組トリオ(エリカ美月レオ)
  • 幼馴染みコンビ(ほのかしずく)
  • 先輩グループ(花音啓服部中条沢木桐原)
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