魔法科高校の劣等生〜彼女はモブになりえるのか〜 作:アリス☆
「それでは、渡辺摩利対森崎智駿の模擬戦を執り行います……両者前へ」
私と渡辺摩利の一方的な睨み合いの後、部活連の役員が十文字克人を連れて行ってしまった為、彼女との模擬戦の審判は生徒会の会計の方……市原鈴音へと変わりました。
壁際には、先程の対戦相手の四人と生徒会メンバー、そして司波兄妹……主に厳しい視線を向けていたのは生徒会長と副会長……書記の方は子リスの様な見た目に違わずオロオロとしてるばかり……唯一心配そうな視線をくださる司波深雪と、やはり何を考えているのか見当もつかない視線でまるで穴があくほど見つめてくる司波達也……
にしても……随分と原作の流れから外れたなぁ……でも、負けたくないし……
審判の市原鈴音を基準にお互いに5m離れた場所に立ち苛立ちを隠そうともしない渡辺摩利と真っ直ぐ向かい合う
「今からでもCADや道具の使用を認めてもいいんだぞ」
随分と上から目線ですね……傲慢だこと……
「いいえ、いりません」
一瞬だけ風紀委員の四人にだけ視線をやり、また渡辺摩利に視線を戻す
「お山の大将な貴女には素手で十分ですから」
「……その減らず口、いつまで続くかな」
「渡辺先輩こそ、先程の風紀委員の方みたいに……ビビって降参しないでくださいね」
「雑談はそこまでにしてください」
渡辺摩利が反論を述べようとしたが、埒が明かないと言わんばかりに市原鈴音が口を挟んできた
雑談だなんて……
くすくすと笑いながら渡辺摩利を真っ直ぐ見つめ、上から下へと観察する
手首に装着している汎用型CAD……とは逆の手に木刀……バカなのね、まぁいいわ……
さて、騒乱編の時のCADは足に身につけているのかしら……制服の上からじゃ分からないわね
「準備はよろしいですか」
木刀を構える渡辺摩利と構えも何もしない森崎智駿
「ああ/はい」
彼女と私の返事が重なる
「では……始めっ!」
開始の合図と同時に渡辺摩利が此方に向かって来る……何処をどう狙うかと言った視線も木刀の太刀筋もバレバレ、装着しているだけのお飾りのCAD。只々、私に向かって真っ直ぐ向かってくるだけの足取り……何処をどう捉えても弱いとしか思えない……
私から1m手前で飛び上がり木刀を振り下ろす彼女を最小限の動きで避ける。
続けて、腰下から横腹目掛けて振り上げる木刀をバックステップで後ろに避ける。
突き刺すような鋭い木刀の太刀筋も彼女の身長よりも高く飛び上がって避け、音もなく彼女の後ろに着地し背後を取る。
そのまま、コチラに振り返って攻撃してくると思いきや私から距離を取り、伺うように睨みつけながら木刀を構える彼女を見て私はこう思った……
魔法も剣術も中途半端に手を出し、どちらも極めたとは言えないどっちつかずの実力……恥ずかしくないのかな……と
あけましておめでとうございますm(_ _)m
本年もこの小説共々、作者をよろしくお願いします。
てことで、新年一発目の話です!
戦闘の描写がしっかり出来ているかどうか不安な作者です……
若干、渡辺摩利を小物に書きすぎたかなと思いつつ……原作では特に活躍もない人なのでテロ事件しかり、九校戦しかり、色々と……ね?
では、また次の話で、さようなら〜(・ω・)ノ
あ、特に何も考えずに押してください。そのうちの予定です。
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