魔法科高校の劣等生〜彼女はモブになりえるのか〜 作:アリス☆
生徒会室の重厚な扉を開けると……
そこには……生徒会長、副会長及び他役員の二人に、風紀委員長がいました。
位置的には、正面に微笑まれているが何を考えているのか分からない生徒会長が席に座り、少ししかめっ面な副会長がその斜め後ろ、向かって右側に無表情な会計の市原鈴音、オドオドした様子の書記の中条あずさ、左側には今朝同様に堂々した立ち振る舞いの風紀委員長の渡辺摩利……三巨頭揃わなかっただけマシか……
「いらっしゃい、森崎さん、人が多くて驚きました?」
驚きましたよ、何なのかしらこの人数……嫌がらせ?
「お招き頂き誠にありがとうございます。私の話のために、生徒会の皆様、そして風紀委員長までお越しになるとは思いませんでした。」
猫〜、猫を〜、化け猫の皮を被れ〜
にこにこ、スマイルスマイル!!
あっ……中条あずさの肩がビクついた……私の顔って怖い?
それとも、モブ顔の笑顔が似合わなくて化け物に見えるとか?
「あぁ、真由美から面白い話を聞いてな……是非、私も拝聴したくなったんだ」
「そう……なんですね……今朝に引き続き、何だか恥ずかしいですわ」
本当に、当人の許可無く他の人まで呼ばないでもらいたいものだわ
「今朝、摩利に話していた内容も聞いたわ」
えぇ……人の話を周りに吹聴しないで貰えます?風紀委員長?私のプライバシーは?倫理観とか皆無ですか?
「……では、生徒会長は、一科生と二科生についての私の考え、どう感じました?」
「そうですね……否定はしません。この学校はそういった風に成り立っておりますから……」
そういった割には煮え切らない表情をしてますこと
まあ、この制度をどうにかしたい生徒会長にとってはあまり面白くない話でしょうから……
「それで、新入生代表の答辞についての……森崎さんの意見聞かせていただいても?私はとても素晴らしい答辞だったと思うのだけれど……」
さぁて、存分に嫌っていただきましょうか
「私も素晴らしい答辞だと思いましたわ……ある一部分を除いて……」
きっと、その答辞は、兄への……劣等生の烙印を押された兄へのみ向けられた言葉でしょう。
「皆等しく勉学に励み……なんて、この学校に入学しておいて、何を甘いことを仰ってるのかと……」
事実、学校の基準において劣等生なのは兄の方
そうであっても、理解したくは無いものでしょう。
「何を以ってして皆等しく平等な教育というのでしょうか。」
だからこそ、実戦では優秀で、魔法工学にも優れた兄に正当な評価をつけてあげたいのでしょう……
「今現在、魔法師とは……戦争において最も有効な資源です。」
私達は兵士、魔法を使う兵士。
「直近の事件で申しますと横浜……魔法協会関東支部への元防衛軍の魔法師脱走兵の襲撃……大きなものだと、3年前の沖縄海戦に佐渡侵攻事件……等があります。」
この先には、もっと大きな戦争が起きる。
「我が森崎家はボディーガードを家業とし成功を収めておりますが……それも人を守れるだけの強さを持った魔法師が居てこそ成り立っております。」
何かを守るためには強さが必要。
「才能ある者を叩き上げでも伸ばし、才能のない者を切り捨てる……非常に合理的な手段でこの学校は成り立っております。」
強くなければいけない。
「毎年、魔法科高校側には魔法技能専門高等訓練機関
……主に魔法大学に百名以上の卒業生を供給するノルマが存在します。」
強くならなければいけない。
「ノルマがある以上、ハッキリ申し上げますと皆等しくな教育は甘えだと思っております。」
皆仲良く平等など言っていられない。
「魔法以外にもと言うフレーズに関しては、共感を致しました……一概にも魔法だけを伸ばすのは、実戦では少々力不足。」
実戦においては、魔法の行使を妨害する道具もある。
「実戦において、魔法以外にも何か手段を持たねば、こちらがやられてしまいます。」
他に手段がなければ、そのまま死ぬだけ。
「……以上が私が新入生代表の答辞に対する考えです。」
この世界は……この世界は、本当に弱き者にとても厳しい世界だわ
弱い私は、いつ死ねるのかしら……
筆が進む進むぅ!!
今夜はオールナイトだぜっ!!(。 ・`ω・´) キラン☆
嘘です、予約投稿なので投稿時には作者は寝てます。
いやぁ、オリ主ちゃん、とってもくらぁいねぇ
あと、タグが減ったり増えたりしますけど気にしないでください
書きなれないのでなんのタグをつければいいのか手探りなんです
ついでに私情なのですが、
リロメモととあるifのコラボ話にて、一条将輝が増殖したのに腹を抱えて笑った作者が通りますよっと
一条将輝はかわいそかわいい!!!
あ、特に何も考えずに押してください。そのうちの予定です。
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