ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
【今回の予習】
マサト…鮎川真里(ぶっ拓)
眼魔(通称・シャババさん)…ガンマン(キン肉マン)
谷屋あおい…ターニャ・デグレチャフ(幼女戦記)
カスミ…カスミ(モンスターファーム2)
ポチョムキン4世…荒くれ男(このすば!)
イスキオス…
…のイメージで。
◆モモンガside◆
前回、まろんサンが
「「「「「これが…ラピュ〇…」」」」」
「「「〇ピュタは本当に在ったんだね!」」」
「…違うと思うがの?」
南方砂漠。天に浮かぶ浮遊都市を見て、俺を含む、初見の者達が驚きと感動の声を漏らし、それにリグリットが突っ込みを入れる。
「ぷれいやーと言うか、ユグドラシルからの者達は皆、そんな感じなのかい?」
「いや…普通、アレを見たら そう言うだろう?」
コクコク…
ほら見ろ! まろんサン達も、頷いてるじゃないか!
それで今回、浮遊都市エリュエンテゥに居るとされる、魔神討伐に参加しているメンバーだが、
・俺
・まろんサン
・シャルティア
・コキュートス
・アウラ
・マーレ
・セバス
・エントマ
そしてヴァーリ・トゥードから(本来は まろんサンも此方側)
・マサトさん
・谷屋さん
・眼魔さん
・カスミさん
・ポチョムキン4世さん
…と、まろんサン製作NPCのイスキオスと、他にもNPCが数人。
ヴァーリ・トゥード、戦える人、総出だな?
マサトさんに八欲王のNPCの事を話したら、「それって、他人事じゃないよね~?」…と、協力してくれる事になったのだ。
マサトさん達も『のほほんと暮らしたい』派だから、ある意味 当たり前? 本当に有り難い。
更にはエリュエンテゥの案内役として
・ツアー(鎧)
・リグリット
それから最後、今回の要とでも云う人物が…
「♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
「……………。」
御機嫌、艶っ々な笑顔で、ツアー(鎧)の腕に組み付いている…元、と言うべきか?…漆黒聖典番外席次・絶死絶命。
…以上が今回、エリュエンテゥに乗り込むメンバーだ。
過剰戦力?…未知の地に乗り込むんだ、その位が丁度 良いんだよ。
それに俺は、これでも まだ足りないと思っている。
◆モモンガside・了◆
▼▼▼
◆まろんside◆
何なの? バカか? バカップルか?
ツアーと絶死絶命、真っ昼間から腕組み付きって、見せ付け過ぎってか、いちゃつき過ぎじゃないか?
「でもぉ、まろんお
「はぁっ?」
ば、馬鹿な!? そ、そんな事は無いと思うぞ?
「そうですよね、モモンガさん!」
「「「「「………。( ¬_¬) 」」」」」
おい、何故にモモンガさんだけで無く、皆が目を逸らす?
「あ…あの、アン? 人前で こういうのは、ちょっと控えた方が良いと思うのだ…けど?」
「え~? 別に良いじゃん♪ ツアツア~♡」
そしてコイツ等…アン? ツアツア?…だと?
「ああ、絶死絶命、本名はアンティリーネと云うらしいからねぇ。」
違う、そういう事じゃない!
いや、それも有るけど! 本名初めて知った!
俺が言ってるのは、あんな風に呼び合ってるって事だよ!
アレか? 長年、DTや処女を拗らせていた奴が目出度く卒業したら、その相手に依存するってヤツか?
…で、この2人、互いに初めてだったから、「「そーゆー訳で、マジに くっいちゃいました♡」」…ってヤツか?
何となくだがツアー、白金の鎧が赤味掛かってないか?
「あ、あのね、アン。気持ちは本当に凄く嬉しいけど、これって まろん達と、類友だと思わr
「ごめん、気を付ける。」
サッ…
うぉおぅいっ!??
どーゆー意味だ?!!
あのオセロ髪女、ツアーの一言で、腕を解きやがった!
何て御無礼な貧乳なんだ!?
大体、類友って何だ? 類友って!?
「ふっ…、人目憚らず、いちゃつくバカップルという意味だと思うが?…違うのか?」
ボチョムキン~っ?!
◆まろんside・了◆
≫≫≫
◆セバスside◆
これは凄い…としか、言い様が有りませんな。
各々が《
因みに私はアウラ様マーレ様と共に、マーレ様のドラゴンの背に乗っての移動。
「…本当に、通れるの?」
浮遊都市全体を囲み包むかの、光の壁の様な結界に近付き、絶死絶命が呟く。
「多分、大丈夫…だよ?」
「…何で疑問形?」
成る程。確かに、強力な結界。
しかし、デミウルゴス様の仮説が正しければ、八欲王の血を継ぐ彼女なら、嘗ての十三英雄のリーダーと同じく、それを潜る事が出来る。
「はーい。それじゃ絶死絶命、行っきまーす♪」
ス…
そう言って、結界に向けて飛ぶ絶死絶命。
本当に直ぐ光の壁の直前に迄 近付き、手を延ばし、壁に触れる。
ホヮァ…
「「「「「「!!!?」」」」」」
すると、何という事でしょう。
その部分を中心に、円状に壁が取り払われたでは有りませんか!
私達全員が一度に通り抜けられる程の、巨大な穴が空く。
結界を出入り出来る鍵。どうやら それは本当に、八欲王の血だった様ですね。
「きゃーっ☆! やったわ!ツアツアー!♡」
ガバッ!
「ん、よくやったよ、アン。
でも、嬉しいのは分かるけどさ。
その…抱き付いたりするのは帰ってからに、して貰えるかい?」
「あ、ごめん。やっぱり鎧より、生身の方が良いよね?♡」
「「「「「「……………。」」」」」」
さ・て…手持ちのアイテムの中に、無糖珈琲は有りましたでしょうか?
皆様にも配らねば。…まろん様以外に。
「をゐ、どーゆー意味だ!?」
「アレは2代目まろユリだから、お前には不要という意味だろう?」
「谷屋、テメーッ!?」
◆セバスside・了◆
≫≫≫
◆モモンガside◆
コントの後、俺達はエリュエンテゥに上陸。
「それで、ツアー、リグリットよ。アイテム庫は何処に有るのだ?」
「モモンガさん、いきなり それ?…っ!?」
「シャババババ!早速、御出座しな様だな!」
その俺達の侵入に気付いたのか、彼方から数人の人影が此方に向かってくるのか確認出来、
「…歩いてるって事は、飛行能力は持ってないのかしら?」
「どうだかな…!」
眼魔さんが、カスミさんが、まろんサンが…前衛組が前側に出て身構える。
『『『『……………。』』』』
そして俺達の前に現れたのは、ユグドラシルの装備…恐らくは
一応は人型だが、兜で頭も全て覆っているので種族は分からない。
『『『『……………。』』』』
「「「「「「「………。」」」」」」」
腰の剣を抜くで無く、俺達を観察するかの様に、此方を見据える4人のNPC(多分)。
ザッ…
「「「「「「「え?」」」」」」」
そして その数秒後、俺達…正確には絶死絶命にだろう、揃って跪く。
どうやら彼女を八欲王…自分達の主の血筋と気付き、敵では無いと判断した様だ。
それでも話し掛けてこないのは、元より そう創られたのか、それとも魔神化した事で、自我を失っているからか…
「さて、モモンガ君。コレ等は、どうする気だい?」
「そうですね。此処で攻撃を仕掛けたら、それこそ敵認定されて、浮遊都市の全ての魔神からの総攻撃を受けかねない。
先ずは八欲王のアイテムを、全て頂戴しましょう。
ツアー、リグリット。案内を頼むぞ。」
「モモンガさん…此処に来た目的…」
◆モモンガside・了◆
≫≫≫
◆まろんside◆
何だかモモンガさんだけは、このエリュエンテゥに来た最大の目的が違ってる気がする。
いや、確かに八欲王が自分達の拠点に残したアイテムって興味アリアリだけど?
一応は、世界の脅威に成り得るだろう、
まったり生活目指してるんだろ?
「…その辺り、シモベとして どーよ?」
「アインズ様ノ御言葉ハ、全テニ優先サレマス。」
何処の大魔王様だよ!?…って、モモンガさん、非公式ラスボス或いは裏ボス大魔王だった!
≫≫≫
「ほう…コレは、中々…」
「アインズ、ちょっと待て!」
「え?」
シャキンッ!x2
「「「「「!!!!?」」」」」
そしてツアーの案内で、モモンガさんのリクエスト先の宝物庫へ。
この部屋にも2体、全身鎧のNPCが居たが、とりあえずは襲ってくる気配は無かった。
…が、モモンガさんが壁に飾られてあった派手な装飾の盾に触れようとした瞬間、そのNPCが剣を抜く。
「どうやら私以外は、触るのNGみたいだね~?♪」
ツアーの制止も有り、モモンガさんがギリギリで手を引っ込めたので、それから攻撃される事は無かったが、絶死絶命の言う通り、此処のアイテムは八欲王関係者しか手にする事は、出来ないらしい。
「全く…いきなり手を出すとは思わなかった。」
「私等の時も、アイテムに触れて大丈夫だったのは、リーダーだけだったからねぇ。」
「いや、そういうのは、事前に教えてくれないか?」
「確かに予め伝えないのもダメだけど、やっぱり余所様の所持品を勝手に触ろうとした、モモンガちゃんの方が悪いと思うな~?」
「ま、マサトさん?!」
ん。俺も、そう思うぞ。
「仕方無い…」
ス…
そう言ってモモンガさんはアイテム
「頼むぞ。」
「はいは~い♪」
ポイポイポイ…
その開いた
『『…………………。』』
その様子、NPC達も黙って見ている事から、この行動はセーフな様だ。
「心配しなくても、後で皆さんで分けますよ。」
当たり前だ。
≫≫≫
『…随分と、好きにしてくれているな?』
『流石に其程迄だと、看過は出来ぬぞ?』
「「「「「「「??!」」」」」」」
そんな時、部屋の外から声が。
その方向に目を向ければ、其処には3体目と4体目が立っていた。
「喋れるタイプも居たでありんすか?」
「それとも、正気を保ってるのかな?」
見た目は同じくな全身鎧だが、喋れるというだけで、雰囲気が変わってくる。
さて、コイツ等は どっちだ?
シャルティアの言った喋れるタイプか、アウラが言う通り、魔神化してないのか…
『我が主の宝を盗むハイエナ共!』
『如何に主の系譜と云えど、その行き過ぎた真似は赦す事は出来ぬ!』
「「「「「「「「!!」」」」」」」」
どちらにしても、もう戦闘は避けられない。
最初に部屋に居た2体を含む計4体のNPCが各々、剣や槍を手に取り、俺達に襲い掛かってきた!
しかし、気持ちは解る。
モモンガさん、そして ひんぬー! お前等 本当に盗り過ぎだ!
「フッ!」
バシュッ!
『何?』
『…だと?!』
4体の同時攻撃。
しかしコレは、ポチョムキンが瞬時に編み上げた衣の壁によって防がれる。
「それで終わりじゃないぞ?」
スパ…クィッ!
『『…?!』』
更には その衣を4分割、帯状にして、敵4体を各々同時に縛り上げる。
見た目は どう見ても前衛な世紀末モヒカンだが、コイツの真骨頂は糸状に加工されたレア素材をその場に応じた形状に織り成し活用する職人芸だ。
「
ドゴォッ!
『 』
このヒヒイロカネ製の拘束は、簡単に解かれる事は無く、1体は無抵抗状態の儘、カスミの爆裂系魔法を宿した双掌打をまともに喰らい、斃される。
「シャババババ!」
ガキィッ!
『 』
そして別の1体は、やはり身動きの出来ない儘、シャババさんに捕まると強烈な
これの何が恐ろしいと言うと、シャババさん、ヒヒイロカネの帯も一緒に引き裂いているのだ。
「死ねっ…!」
ドッドッド…ッ!
『な…』
更には谷屋。
手にしたマスケット型ライフルから撃ち放たれたのは上位の火炎系魔法、《
この攻撃を全身に まともに受けた、喋るタイプその①は、跡形も無く消滅した。
「セィッ!」
バキゥッ!
『ガハァッ?!』
そして最後の1体と対峙したのは、俺の創ったNPCのイスキオス。
喋れるヤツ②の拘束を解くと、背後に回り、背中合わせの姿勢で両腕両足を極める
…から、技を解かず、その状態の儘で翔んだと思えば、
グシャアッ!
『クホェッ!?』
空中で1回転させて落下、相手の頭部を床に叩き付ける!
下手すれば、自分の頭も地面に打ち付ける危険な技。
人型故に、そのダメージは脳天と首に集約され、そして人型故に、それは致命傷となり…ついでに落下の衝撃で両腕両足も完全に破壊され、その身は物言わぬ動けぬ屍となった。
…って、誰だよ?! あんなエグい技、
「何とか、片付きましたね…」
結果、暫定的だが、エリュエンテゥのNPCは大した事無い判定。
推定レベルは50~60程度とアタリを付けてみた。
「他の奴等も、この程度なら安心だけど…」
…それ、
◆まろんside・了◆
≫≫≫
◆マーレside◆
「ひぃい~っ?!」
「いやぁ~っ!?」
「眼魔の お馬鹿! アンタのせいでっ!」
「言ってる場合じゃない!」
ダダダダダダダ…
い、今 僕達は、巨大な…ダイフンボと同じ位な大きさの、全身鎧さんに追いかけられています。
さっきのアイテム部屋の戦闘で、眼魔さんが相手したのは実は
そして それを嗅ぎ付け、現れたのが あの巨大全身鎧さん。
僕達は あの巨体だからと、狭い道を選んで逃げているのに、全身鎧さんは建物を破壊しながら、どんどん僕達を追い掛けます。
最初、僕が地割れを起こして地面に埋めようと提案しましたが、それは…と言うか『地』系の攻撃は、この浮遊都市が崩壊する可能性が有るとして止められました。
ドシュッ…!
「チィッ!」
谷屋さんが走りながら、魔法の銃を撃ちますが、どうやら あの全身鎧さんはメタル属性を持っているみたいで、魔法が効きません。
「皆、あの開けた所まで走ろう!」
そう言ったのは、
目の前には、建物が並ぶ街道から、広場の様な大きく開かれた空間が。
「あれだけの
き、期待して、良いんですよね?
【ヴァーリ・トゥードの皆さんの
マサト…???
眼魔…
カスミ…魔法拳士(注:魔拳士では無い)
ポチョムキン4世…織物師
谷屋…
イスキオス…グラップラー
≫≫≫
谷屋のマスケット型ライフル…予め、魔法を
一度に複数、数種類の魔法を込めるのも可能で、撃ち出しには魔力を消費しない(装填時に消費する)。
彼女の魔法銃は実弾の装填も可能で、更に その弾丸に魔法属性を付加して撃つ事も可能。
▼▼▼
オバロの話じゃないけど、ミート君の声、すみぺサンだと…?!
動画見たけど、アリでありんす!
宮野氏(スグル役)に続いてビックリしたぜ!
≫≫≫
【次回予告】
◆モモンガside◆
あの巨大魔神を前に、マサトさんが前に立った。
「マサトさん、此処は皆で…」
「いやいや、カスミちゃん達も頑張ったんだ、俺にも魅せ場、頂戴よ~?♪」
まあ、マサトさんが そう言うなら、俺は何も言いませんが?
まろんサン達も、それで良いですよね?
次回『エリュエンテゥ③(予定)』
乞う御期待! ヴァーリ・トゥードのギルマスの実力が、明らかに!