ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
◆ルプスレギナside◆
痛ひ…っス…(T_T)
「当然でしょ!」
まろん様とのデート(お泊まり)から帰ってきたユリ姉に、「どーだったかっスか~? 夕べは お楽しみだったっスか~? 朝ちゅんっスか~?」って聞いてきた答えは、外した頭を鈍器に見立てての、
これは、ユリ姉が実はボクっ娘ってのを まろん様にバラした&、昨日のデートの覗き見を提案したのも、実は私と判明した故の制裁だとか。(因みに実行犯のアインズ様も、まろん様から凄絶なOHANASHIされてたっス)
…で、此方の質問にはユリ姉、ノーコメントを貫いたスけど、私には無駄っスよ~?
ユリ姉の お股から、
まろん様に お初、貫かれたっスか~?
ついでに そのスイカで挟んで ずりずりしたっスか~?
…等とは、またゴリラダンク追加されるから、頭で思っても口には出さないっス。
◆ルプスレギナside・了◆
▼▼▼
◆???side◆
「クソッ!どういう事だ!?」
世界を終焉に導くと云われる、"
そう遠くない将来、それが このトブの大森林にて復活するという預言を元に、その封印されている正確な場所の確認…可能ならば、その場で精神支配して御す。
それにより、我がスレイン法国の世界的立ち位置は、絶対的な物となる。
…その為に私達スレイン法国最強特殊部隊【漆黒聖典】は、隊長を筆頭に1人を覗き全員で、この地に赴いた筈だったのが…
「隊長ぉっ!」
「僕は大丈夫です!そ、それより、皆でカイレ様を御守りしろ!」
「応!」
「はいっ!」
「承知!」
森に入り暫く。
それなりに奥に進んだと思った時、周囲に違和を感じた。
それは私だけでない。
同行していた皆が、それを感じとったのだ。
空気の質が、変わるという感覚。
恐らくは魔力結界の類いと思われたが、その力自体は微弱な物で、我々ならば何時でも突破は出来る程度な物。
一応の警戒をしておく…というのが皆の共通の認識だった。
…しかし!
「ちぃっ!」
少し前、王国で騒ぎを起こしたという
それは情報として、我々の耳にも入っていた。
それと思われるアンデッドが、更に森の奥に進んだ先で突然 我々の前に姿を見せ、襲ってきたのだ!
いや、モンスターの急襲自体は、この際 大した問題じゃない。
…が、その内の2体が、
その辺の有象無象じゃない。
だが もっと重要なのは、何処の何者かは知らないが、
これは正に本国への、絶対報告案件だ。
しかし まさか、噂のアンデッドの正体が、行方不明となっていた あの2人だったとは…
「くっ、本当に全裸マント…しかも本当に金色ですか?!」
「隊長お~? 何処~ガン見し~て~、言ってるんですかあ~?」
「言ってやるな"無限魔力"! 隊長は童貞だから、あーゆーのには慣れてないんだ!」
「ど、どど、童貞違わい!」
……………………………………。
皆さん、余裕ですね?!
それと、確かに隊長、普段から無限魔力の格好なんかも、まともに見れてないですよね? チラ見は していますが
「チィッッ!私達を守れ!」
『『シャァァアッ!』』
ギガント・バジリスクを2体召喚し、
ぼゎぁっ!…カァアッ!
『『グシャァヮァッ?!』』
しかし、
「しゅ…瞬殺だとぉ?!」
「嘘っ?!」
強力な筈の魔獣が、瞬く間に斃されてしまう。
…いや、
アレか? 人間の時に修得していた魔法は、アンデッド化しても使えるのか?
属性的な自滅ダメージ等も無いとでも言うのか?
ニタァ…
「ひっ?!」
そして それに動揺した僅かな隙を突き、女
元々にスピード特化だった この女に対し、漆黒聖典随一の巨体な彼は反応が遅れ…一応、見てくれ
「んん~~~っ?!」
「へ?」
「え?」
「は?」
「な?」
「ま゙♡?!」
せせせ、接吻だとぉ?
クソが! コイツ、
普段の言動から最悪だった上に、法国の秘宝を奪って出奔だけでは飽き足らず…お前は
「んぁ…」
「「「「「「…!!!?」」」」」」
そう思っていた刹那、人間最強の全身筋肉な体が、一瞬でミイラの様に萎み干涸びた、だと?!
パタン…
そして その死の抱擁から解放された人間最強は力無く倒れ、その衝撃で、枯れ木の如くと化した身体の、首と片手が脆くも砕け折れた。
「
「ヴ、
「ちょっと1人師団! アレ、アンタの妹でしょ?何とかなんないの?!」
「知るか?!…ですよ!
元よりアレとは既に、絶縁しています!」
痴女2号 無限魔力が普段の間抜けな延び延び口調を止め、早口で私にアレをどうにかしろと言ってきますが、出来る物なら、既にやっています!
「クソッ! 撤退…も、難しいか!」
隊長が
素体が
「ちぃ、こうなったら…」
「隊長!
「早まるな!」
「ストーップ!」
「…っ!」
此方は1人が殺されたが、まだ、この場を切り抜ける手段が有るには有る。
しかし、今それを実行するのはイコール、本国より言い渡された任務の失敗を意味する事になる。
敵は3体。
その内の1体に、カイレ様の装備している神具『ケイ・セケ・コゥク』の
しかし今、コイツに其れを使えば、今回の本命である
そして1体は隊長の持つ
確かに其れ等を実行した後ならば、残る1体は我々だけで対処が不可能では無い筈。
しかし、それは代償が大き過ぎる!
実際、隊長は余程テンパっていたのか、咄嗟に其れを行使しようとした様だが、仲間が止めに入った。
ぐにゃぁ…
「「「「「…???!」」」」」
そうして敵の攻撃を避け反撃しながら、どう動くべきかを模索していた時、突然 周囲の景色…空間が歪みだした?
「此処は…?」
「な、何なのだ?!」
「転移…魔法か…!」
そして一瞬、目の前が闇に覆われたと思えば、景色は一変。
私達は森の中に居た筈が、洞窟の中?に立っていた。
地面や壁に点々と埋まっている、水晶の様な鉱石が淡い光を放ち、全く周囲が見えない訳では無く。
「ぜ…全員、飛ばされたのか?」
「いや、隊長とカイレ様が居ないぞ?!」
「もぉ~、一体、何なのですか~?」
「へぇ~? 2人、捕まらなかったか~?」
「「「「「????!!」」」」」
そんな中、不意に話し掛けてくる声。
「つまり あの婆さんの他に もう1人、
………………………………………。
声の方向に顔を向けると、
「ぶぃっ!♪」
小柄な
◆???改め、1人師団side・了◆
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◆モモンガside◆
「上手くいった様だな…」
そして彼らに護られる様に中央を歩く老婆が着込んでいるのは どう見ても傾城傾国だった。
いや、だから本当、年寄に あんなエグいスリットなチャイナ、着させるなよ!?
ババアの太もも全開って、誰得?
見てる 此方が罰ゲームだからな?!
「ん。分かる、解るぜ、モモンガさん。
あーゆーのは やっぱ、ユリたん♡とかアルベドだよな?」
しゃあらっぷ!
…てゆーか、
「あら♡ アインズ様は、あの様な衣装が お好みなのですか?
それでしたら、私めに一言 言ってくだされば…くふぅ♡」
「…………………………。」
と、兎に角、
此奴等、何をしに来たのかは分からないが…どうせ、碌な事じゃないだろうが…よりによって
結果、その気配に釣られて、其れ等は奴等の前に現れ、戦闘突入。
1人程 殺られたタイミングで、俺が遣わせたアウラとマーレが到着。
アウラに貸した
そして残った老婆…というか傾城傾国を、ナザリックに持ち帰るな心算だったのだが、リーダー格な雰囲気の青年も、その場に残っていた。
どうやら この男も、
…って、スレイン法国が所持しているっていう
あの安っぽい見た目の槍が、もしかして そうなのか?
「少しだけ、予定が狂ったが…」
まあ、マーレなら大丈夫か!
◆モモンガside・了◆
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◆1人師団side◆
「お前は…?」
私達を大森林から、この何処とも分からぬ洞窟へと転移させたのは、間違い無く このダークエルフだろう。
「「「「………………。」」」」
私だけで無く、この場の皆が、このダークエルフに最大級の警戒を発する。
このダークエルフの少女は、非常に危険だと。
『『『……………っ!!?』』』
その根拠は、先程まで我々が手に負えなかった…一緒に転移してきたアンデッド3体を、容易く鞭で縛り上げ、完全に動きを封じているのだ。
それだけで、その実力が窺える
「この転移は…アナタのチカラによる物なの?」
「…だとしたら?」
ダークエルフに尋ねるのは、"占星千里"。
しかし、このダークエルフは、それに まともに答えようとしない。
「巫山戯るなよ、このガキがっ!」
バシュッ!
「「「「!!!!??」」」」
その舐めた様な態度に、"巨盾万壁"が怒り顔で飛び出そうとするが、その最初の1歩目の次の瞬間…2歩目が地面を踏む前に、この漆黒聖典随一の怪力の持ち主の頭が爆発したかの様に飛び散った。
「あ・の・さ~? コッチは なるべく殺さない様にしろって言われてんの!
頼むから、大人しくしていてくれないかな~?」
「「「「「………………。」」」」」
何処から取り出したのか、大弓を構えた少女は、呆れ顔で そう言うのでした。
幼い容姿での その何の惑いも無い言動に、私達は ますます戦慄。
「ひっ、ヒィィイッ! ち、違うのです、スルシャーナ様!
どうか、御慈悲をぉ!!?」
そして直後、占星千里が
いえ、それよりも『スルシャーナ様』って、貴女は一体、何を視たと云うのですか?
次回『マーレvs隊長&カイレ』(予定)
乞う御期待!
感想よろしくです。