ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました   作:挫梛道

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改めて、冒険者チーム【フォーライヴ】の紹介
 
ヒトシ・コノミ:魔獣使い…ドラクエⅤ主人公
シーゲル・イヅミーヤ:吟遊詩人…ハッサン(DQⅥ)
ヨースィー・イノーエ:神官…クリフト(DQⅣ)
タクロゥ・ジョースダー:戦士…キーファ(DQⅦ)
 
…のイメージで。
 



嗤う金毛(スマイル・ゴールド)

◆ナーベラルside◆

 

ワラジムシが…!!

 

どうして私達が…いや、私は この際どうでも良い。

何故、モモンさん(アインズ様)マカロンさん(まろん義兄様)が、あの様な愚物(ムシケラ)の指示に従わないとならないのだ?!

あの先制攻撃とばかりに死者の大魔法使い(エルダー・リッチ)の放った魔法を、私の魔法で相殺した後、私達【ブラック&ゴールド】はアンデッド共のボス格である女吸血鬼に攻撃を仕掛けようとしたが、

新人(ルーキー)は引っ込んでろ!」

「コイツは、俺達が倒すんだよ!

お前等はアッチの相手でも、してやがれ!」

…と、自称リーダーの男と そのチームが、私達を押し退ける様に前に飛び出し、吸血鬼と戦闘を開始。

 

 

ボォッ!

 

そして その台詞を推す様に、死者の大魔法使い(エルダー・リッチ)の1体が、私達に《火炎球(ファイヤーボール)》を撃ってきた!

 

「チィッ!」

 

バヂィッ!

 

その攻撃は、まろん義兄様が燃える拳で迎撃。

もう1体の死者の大魔法使い(エルダー・リッチ)も、別の冒険者チームと戦闘を始めている。

必然的に、私達の相手も決まった形だ。

チィッ…結果的とは云え、あんな人間(ゴミ)の言いなりになってしまうとは…!

 

 

◆ナーベラルside・了◆

 

≫≫≫

 

◆まろんside◆

( )

…とか、ナーベラルは思っているだろうが、それは小さい事だ。

どうせ大手柄目当てだろうが、イグヴァルジ程度じゃ、あの嗤う金毛(スマイル・ゴールド)は倒せなく、ついでに言えばフォーライヴの方も、そのレベルじゃない。

あの2体、何しろ六色なんたらとか言う、人類最強(笑)の戦闘部隊に所属していた人間を、元にしているんだぞ?

最後には俺達に出番が回ってくる。

その前に負傷したり死んだとなったら、それは自己責任って事で。

尤も、俺達以外が全滅したら、誰が俺達の活躍を伝えるんだ?

自分から『俺達ブラック&ゴールドが全部、倒しました!どやぁっ!』とか言う?…無えよ!って話になるから、心配しなくても、なるべく死なせない様に努力してやるさ。

同行者を死なせたとなると、それは それで、俺達の悪評価に繋がりかねないからな(自意識過剰w) 。

 

「…さて、とりあえずは我々も、担当した敵を片付けるか。」

「はっ!」

「承知に御座る!」

「了っ!」

そしてモモンガさんの言葉で、

 

ボッ!

 

フードを被らず、スキンヘッド剥き出しな死者の大魔法使い(エルダー・リッチ)蓋頭(スカルヘッド)の魔法攻撃を捌きながら、さぁ、俺達も戦闘開始だ。

 

 

◆まろんside・了◆

 

≫≫≫

 

◆ハムスケside◆

♪Can someone give me the A~N~SWER

♪To my Qu~e~stion.

♪Where's my soul?

同行していた詩人殿が竪琴を脇に携え、背負っていたリュートを手にすると それを奏で、また盛大に熱唱で御座る!

おぉを?! それを聴いてると、何だか力が溢れるというか、テンション上がってきたで御座るよ!

今なら(スーパー)ハムスケになれそうで御座る!

 

「これは…!

マカロン! ナーベ! ハムスケ!」

それは殿も同じらしく、某達に短期決戦を呼び掛ける。

 

「応!」「はい!」「御座る!」

そして それに応える某達。

 

ズシャッ!バジュッ!ベキッ!

 

尻尾による刺突、雷撃、拳打のコンビネーションから、

「…大鋏!」

 

斬ッ!

 

続いて殿が、2本の大剣を交差させる横凪ぎの一閃!

殿、凄いで御座る!初めて見る技で御座る!

これにより、敵の体が上半身と下半身に斬り断ったで御座る!

 

「サラマンダー・クロッーオ!…ッラァッ!」

 

ボォッ!

 

そしてトドメとばかり、まろん殿が燃える爪で このアンデッドの首を撥ね、更には その頭を引き裂き、燃やし尽くす…一丁上がりで御座る!

 

「よし、別れるぞ!」

その後の殿の言葉で、殿と某、まろん殿とナーベラル殿の組に別れ、他の冒険者チームに助っ人合流で御座るよ!

 

 

◆ハムスケside・了◆

 

 

≫≫≫

 

◆モモンガside◆

大鋏。

我ながら、これは良いネーミングだと思うぞ?

何と表現するか…そう!不意に頭の上に『ピコーン!』と白色電球が灯ったかの様に、閃いたのだ!

技自体も結構 派手にカッコ良かったと思うし。

これで決まれば、更にカッコ良かったのだが、最後は まろんサンに持っていかれてしまった。

まあ、それは細かい事だから、気にしてないけどな!

 

「加勢するぞ!」

「おお!モモン氏!」

そしてハムスケと共に、フォーライヴに助太刀。

敵は疵面(スカーフェイス)

嘗てカルネ村を襲ったスレイン法国特殊部隊の隊長格の人間を素体(ベース)に作った、死者の大魔法使い(エルダー・リッチ)だ。

本来なら、フォーライヴのレベルでは まともに勝負にならない強さだが、このチームの吟遊詩人の唄によるバフ効果と、リーダーの男が使役する魔獣(キラーパンサー)の強さで、大苦戦する程度に収まっていた。

 

「ふんっ!」

 

斬!

 

それでも決して、苦戦しながらも勝てるレベルという訳ではない。

単に圧倒的に殺られる事が無いだけ。

しかし、それでも あの唄の効果は絶大と言って良いだろう。

俺達が加勢する迄、持ち堪える事が出来たのだからな!

 

≫≫≫

「でやぁっ!」

 

斬!

 

フォーライヴの戦士職の男が…あの剣は、マジックアイテムか?…刃に宿る炎を纏わせた斬撃を繰り出す。

 

「はァッ!」

 

カァッ!

 

同じく神官の男が、十字架を思わせる形状の剣からアンデッド特効の聖光を放ち、 

「《回復(ホイミ)》!」

同時に回復魔法でダメージを負った仲間を癒す。

 

「がるるる!」

「…で、御座る!」

 

斬々!

 

そしてキラーパンサーとハムスケが、牙と爪での連携を見せ、

 

「《真空刃(バギュム)》!」

 

ブォッゥ!

 

更にはリーダーの魔獣使いが…彼は魔法詠唱者(マジック・キャスター)でもあったのか?…真空系魔法で、死者の大魔法使い(エルダー・リッチ)を斬り刻んだ。

 

「おぉぉっ!」

 

斬ッ!

 

そこに俺が、グレートソード二刀流で追い撃ち。

 

「これで終わらせます!…ハァァッ…!」

そして勝負処と判断した神官が前面に、それをフォローするかの様に、戦士が その前に出てきた。

神官は大技を出そうとしているのだろう、精神と魔力を集中、高めていく。

 

「…行きます!」

溜め(チャージ)が終わり、そこから繰り出すのは先程の十字架剣に込められている聖光に、自身の持つ、破邪系魔法を上乗せした、上級の聖属性攻撃…

 

「セイクリッド・ハイネス・エクソシズム!!」

 

スォオオッ!

 

…………!??

十字架剣を両手持ち、一刀両断な振りから放たれたのは、超特大の聖光。

その前までの攻撃によるダメージ、そして今尚 吟遊詩人が唱っている事によるバフ効果。

これ等の要因も有ってか、その直撃を受けた疵面(スカーフェイス)は、その場から完全に浄化(しょうめつ)した。

いや…本当に凄まじい威力だった。

少しだけ…本っ当の本当に少しだけだけど、技の余波で俺も巻き添えダメージ受けてしまったからな!

兎に角、残るは全裸マンt…ゲフンゲフン、嗤う金毛(スマイル・ゴールド)のみだが…

 

うぎゃぁあああぁっ!??

 

…え?

 

 

◆モモンガside・了◆

 

≫≫≫

 

◆まろんside◆

うぎゃぁあああぁっ!??

う、腕?俺の腕えぇ?!

ナーベラルと共に、嗤う金毛(スマイル・ゴールド)と戦っているクラルグラと合流したは良いが、そのリーダーであり、今回のチームのリーダー(笑)のイグヴァルジが、また暴走した。

俺達に見せ場を盗られるのが気に入らないとばかり、自分の仲間の戦士の男すら押し退け、前に出張ったのだ。

コイツの(クラス)野伏(レンジャー)

本来なら中衛~後衛の立ち位置なヤツが、前衛に出てどうするよ?…って話だ。

そして短剣で斬り掛かるも、それは あっさりと躱され、その腕を掴まれる。

そこからの生命力吸収(エナジードレイン)

今までは戦士が壁役(タンク)となり、持っていた大盾で この吸血鬼の攻撃を凌ぎながら、その隙を突いての遠距離攻撃を…この場合は最適解な戦法をしていたのに、変な功名心からの愚策。

そんなにポッと出な俺達が活躍するのが、気に食わないか?

即座に戦士が大盾を使った体当たり(ぶちかまし)で全裸マント痴女を吹き飛ばし、イグヴァルジは右腕が枯れ木の様に萎んだだけ…全身ミイラは免れた。

命に別状は無いが、これは片腕を失ったも同然。

冒険者としては、完全に致命的だ。

あれは治癒魔法でも治せないだろう。

もう別の、一般的な職に就くしか無いな。

それでも片腕となると、その選択肢は かなり限られてしまうが。

…って、ナーベラル?

気持ちは解る。解るから その、『プークスクス、( ゚艸゚ )カマドウマ、ざまあwww』な表情は、隠しておけ。

 

「マカロン!」

「マカロン氏!」

このタイミングで、モモンガさんとフォーライヴが、此方に合流してきた。

 

「どうやらコイツは魔法等の()()()()は持ってない様だ!

先ずは前衛がヤツの攻撃を受け止め、後衛(うしろ)が攻撃を!」

「「応!」」

「「「はい!」」」

「承知で御座る!」

俺の呼び掛けに、モモンガさん達が応えてくれる…って?

 

「「「ぁ…ぁあぁ…」」」

クラルグラの連中が全員、ビビって戦意喪失している…だと?

いくらイグヴァルジが ()()()()()からって、少しメンタルが弱過ぎじゃないか?

一応はミスリルだろ?

 

 

◆まろんside・了◆

 

≫≫≫

 

◆ハムスケside◆

「絶対にヤツに捕まるな!あのバカ(イグヴァルジ)みたいに干涸びてしまうぞ!」

「うむ!」

「応!」

「御座る!」

「がるる!」

ふーむ。りーだー冒険者チームの面々は どうやら、完全に敵に恐れを為し、実質リタイアで御座るな。

殿、まろん殿、某、そしてフォーライヴの戦士殿とゲレゲレ殿が、吸血鬼に対して囲んでからの接近戦を仕掛け、

「《放電撃(プラズマ)》!」

「《真空刃(バギュム)》!」

「《聖光弾(ホーリーボール)》!」

後ろからナーベラル殿達が魔法で攻撃。

 

♪Grab onto me and Dance now endlessly.

Chase after HOLLOW HUNGER even when we're on our knees!

♪Roll the Dice,We'll take a chance and live out through this Dance.

Stuck in this endless Nightmare Madness keeps us in a trance.

♪Give into all Your Sins and Dance the night awa~y.

Even in our emptiness our pride will stary…

そして その間も、詩人殿は詩での支援をしているで御座るよ。

しかし、敵も はやりボス。

大して効いていないのか、その表情(わらいがお)を全く崩さずで御座る。

 

≫≫≫

「モモン!皆! ()()くれ!」

「了解した!」

「「「???」」」

決定打を出せない状況に、まろん殿が某達に声を。

7秒? 某や他の面々は何の事か分からぬが、殿だけは、それを理解している様子。

ならば間違っていない筈!その7秒、全力で稼ぐで御座るよ!

 

スゥ…

 

むむ? まろん殿が右手を空に掲げると、まろん殿の頭上に黒い()が空いたで御座る。

おお! その穴から、まるで2人の人物が背中合わせしたかの様な、金色に光る置物?が出てきたで御座る!

ほぇ? その置物、下の部分から まるで糸が解れる様に形を崩していき、その糸は まろん殿の体を包み被い…

うおぉおぉぅっ!!?

まろん殿が あっと言う間に、その身に金色の鎧を着込んだで御座る!

糸が鎧になったで御座る!

その間7秒。

なるほど、『7秒くれ』とは、そーゆー事で御座ったか!(©デミウルゴス殿で御座る)

 

 




 
…一応、歌詞コード張っておく
 
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