ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
改めてですが、まろんの容姿モデルは黒サガ(聖闘士星矢:原作版)です。
◆モモンガside◆
まろんサンがマジ装備になった。
「あれが噂の黄金の鎧…マジックアイテムなのか?」
「成る程。【ブラック&ゴールド】の『ゴールド』、ですか…」
フォーライヴの皆さんが、それを見て驚いているが、正確に言えばアレ、鎧で無くて糸状の稀少金属を編んで作った
銘も黄金闘衣だし。
【ブラック&ゴールド】を結成する時、俺達は幾つかの『設定』を作った。
例えば、
その1つが、まろんサン…マカロンの黄金闘衣だ。
しかし、2人してド派手な鎧を着ているとなると、本当に必要以上に目立ち過ぎる。
だからこそ、首が外れたりする以外は、紅眼が少しだけ異様だが普通の人間と変わらない外見な まろんサンは、冒険者…武闘家マカロンとしては、普段は旅人の服(DX)を。
尤も、
…ので、この黄金闘衣は装着すると、パワーアップの代償に、魔力と体力を消費するという
勿論、本当に消耗したりする事は無い。
ついでに言えば、
実際は
更に ついでに言えば、
「待たせたな!」
そしてフル装備となった まろんサンが前に
「稲妻・キィーック!」
ドォッ!
雷撃魔法を帯びた急降下の蹴りを、マントの下は全裸の 痴 女
『………………………………………。』
頭部に直撃。…したにも拘わらず、
「まだ、笑ってるだと?」
「アレも効いていないと言うのですか?」
吹き飛ばされ、ゆっくりと起き上がるも、何事も無かったかの様に嗤っている吸血鬼に、フォーライヴが戦慄するが、違います。
アレは、あの表情で
あの女を
そうした中、次の まろんサンの攻撃は、オレンジの炎を脚に纏わせて、
「ディアブル・ジャンプ!」
ベギィッ!
強烈な飛び回し蹴りがレッグラリアート気味に喉元に食い込み、またも敵を吹き飛ばす。
「シャァアッ!」
打々々々々々々々々々々ッ!
そして続くは、一撃入れると瞬時に敵の死角に回り込み、また一撃を繰り返す、上・中・下の蹴りの
「凄い…私達の出番、もう無いですか?」
「下手に加勢しようとしても、今は邪魔になるだけだろ?」
「とりあえず…《
ついでに《
この まろんサンのラッシュを邪魔しない様に、補助系魔法を神官が連続で唱える。
…それにしても、今回の まろんサン、蹴り技を多用してるなあ?
◇モモンガside・一時中断◇
≫
◆まろんside◆
…って感じでモモンガさんに見られてる気がするが、下手なボディタッチは、セクハラ扱いされかれないからだよ!
アンデッドとは云え、女相手には迂闊な技は出せないからな。
どうせコレ今、ナザリックじゃ皆が
下手に手を出したりして、それが胸とかに当たったりとか押し倒したり…いや、それは、どーでも良いんだ。
しかし、それをユリたん♡が見ていたら、どーするって話だよ?
「違う!コレは違うんだふじこふじこ」
…な展開になったら、どうするんだよ?
だから俺は、足は出すけど手は出しません!
え?鯖折り?
するか!?
てゆーか女相手に そんなのする奴って居るのか、居るのか? 居やしないよな?!
もし そんな奴が居たなら、ホースでカレーうどん、啜ってやるよ!
◆まろんside・了◆
≫
◇モモンガside・再開◇
ガシッ!
「あっ!?」
「不味いです?!」
ん。流石に蹴りだけじゃ、その内に読まれもする。
まろんサンの攻撃。
側頭部狙いの上段の回し蹴りは、ガッシリと足首を掴まれ阻まれてしまった。
恐らく
「残念っ!」
ベギッ!
まろんサンは構わず、その捕まれた脚を軸にしての回転蹴りを、今度こそとばかり、側頭部に放つ。
「マカロンさんは大丈夫なのですか?」
「
フォーライヴのリーダーの魔獣使いと神官が、心配そうに呟くので、
「心配は無用ですよ。
あの金色の鎧は、あらゆる攻撃に強い耐性を備えたアイテムですから。」
…と、説明すると、
「凄いアイテムですね!」
「素晴らしいですね!」
…と、納得してくれた。
嘘です。
まろんサンは実は
しかし、最初の装着シーンを見ていたからか、アレは かなり特殊なマジックアイテムだと、そういうのもアリなのだと認識してくれた様だ。
「でやっ!」
「ふんっ!」
「がるるる!」
「…で、御座る!」
そして何時までも、まろんサン1人に任せておく訳にも往かない。
俺達近接戦闘班が、
「《
「《
「《
そして魔法班がタイミングを見計らって、其々が攻撃を。
この連続攻撃で、かなりな強さ設定で作られた
「地獄爪殺法!」
「…特に技名は、無い!」
斬!!x2
それを見逃さない筈も無く。
まろんサンの黒炎の爪と、俺のグレートソードの一閃。
「《
ゴゴォオンッ!
そして最後はナーベラル…『冒険者ナーベ』として使用を許している、最大威力の攻撃魔法。
これにより、
『♪どんちゅーぎみよーらびんぱっしょん?
♪あいのぅぼーだーしゅびっれっご~!♪
…ふぅ~…」
…と同時、吟遊詩人も その詩を吟い終えた。
そう、この戦闘の間、彼は ずっと歌っていて、俺達にバフ効果を与えていたのだ。お疲れ様で御座います。
◆モモンガside・了◆
▼▼▼
1週間後
◆まろんside◆
「お…」
「おお…!」
冒険者組合に顔を出した俺達に、他の冒険者が注目する。
そう、先日の戦闘を報告した事により、俺達【ブラック&ゴールド】は目出度く、昨日 正式にアダマンタイト級冒険者に認定されたのだ。
ぶっちゃけ、完全にマッチポンプだった訳だから、少しだけ申し訳無い気持ちも有ったりするが。
「…んん?」
「「「「ヒェッ!?」」」」
此方を見ていた冒険者チームの1つに顔を向けると、そいつ等は怯えた様に、顔を背けた。
あー、思い出した。
コイツ等、俺達が冒険者登録した初日に、下らん真似をしてきたから、壁や床に埋めた奴等じゃないか。
【凶報】駆け出しの新人と思って舐めた態度で接した冒険者が、あっと言う間にアダマンタイト級になってしまった件 ((( ;゚Д゚)))
連中からすれば、こんな感じか?
心配しなくても、そっちから吹っ掛けない限りは、いぢめたりなんかは しないよ。
そんな訳だからナーベラル?
その「ふん…フナムシが!」とばかりな、見下す様な どや顔は止めてあげなさい。
オマケで言えば、俺達と同行していたフォーライヴも、ミスリルからオリハルコン級に昇格。
そして我等がリーダー(笑)、イグヴァルジ率いるクラルグラ。
コイツ等も見事、
理由としては、先ず1番に、イグヴァルジの冒険者引退だ。
やはり、実質片腕と変わらなくなった事で、冒険者としての活動は無理だと、流石に当人も そう判断したのだろう。
しかも その経緯を、俺達とフォーライヴの皆さんが正直に…
更に言えば、実はクラルグラは以前から、他の冒険者達からも問題行動を色々と組合に相談されていた様で…
イグヴァルジは人格は兎も角、冒険者としてはミスリル級相応な有能者。
そんな人物が抜けたのだから、チームとしてのレベル低下は否めない。
それ等を踏まえ、組合長が
尚、
≫≫≫
「申し訳ありません…
今は、モモンさん達に お任せ出来るような依頼は…」
「そうですか、それでは また伺いますよ。」
組合の受付嬢に、アダマンタイト相当な
「いえ、そ、それで、仕事とは違うのですが、実は…」
「「はい?」」
≫≫≫
さて、王国の吸血鬼騒動も片付き一段落。
俺達の冒険者としての立ち位置も確立した。
『ん、それじゃ まろんちゃん、待ってるからね~♪
モモンガさんにも、よろしく言っといてね~♡』
…そんな訳で、俺達…と言うかナザリックより少しだけ遅れて この世界に転移してきた、俺が本来 所属しているギルド、【ヴァーリ・トゥード】に向かう事にした。
ギルド拠点が転移した位置は、カッツェ平野より南東に位置している竜王国領内。
《
「楽しみですね。」
モモンガさんも、ウチのギルマスに会うのを待ち遠しい感じだ。
≫≫≫
「それでは、留守は任せたぞ。
何か有ったら、直ぐに《
「承知致しんした。」
「行ってらっしゃいませ。アインズ様。」
「うむ。」
モモンガさんがシャルティア達に出発の挨拶を済ませ、大型馬車に乗り込む。
竜王国には
因みに竜王国に向かう面々は…
俺、モモンガさん、アルベド、コキュートス、ユリ…の5人だ。
イグヴァルジ、
但し、死亡は回避。
m(_ _)m そしてクレマンティーヌさん、マジに すいませんした。
お気に入りは少しずつ増えていますが…
モチベ維持の意味を込めて、感想と評価(高いヤツ)も宜しくお願いします。
次回『【ヴァーリ・トゥード】(予定)』