ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
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「ごめんね~♡ 余計な真似だったかな~?」
「いえ、そんな事 無いですよ!」
「純粋に感謝しますよ。ありがとうございます。」
◆まろんside◆
ギルドメンバーの異形種狩りの御礼参り。
最終的には俺達の前、先に
その後、ウチの代表であるマサトが、改めて無理矢理に乱入した事を謝罪すると、彼方さんも逆に お礼を言ってくれたり。
そして互いにギルドを名乗ったりしたのだが…
「まさか、『アインズ・ウール・ゴウン』だったとはな…」
アインズ・ウール・ゴウン。
異形種だけで結成され、異形種狩りからの救済を掲げ、逆に
「もしかしたら そうじゃないかと、最初に思うべきでしたね。」
ん、それな。
そして過去に1度、俺も入団を申し出たギルドでもある。
尤も その時は まだ俺は学生だった為、入団条件の『社会人』に該当していなかったので、断られたのだが。
…てゆーか、ギルマスのモモンガさん…でしたっけ?
アナタ、何時の間に、そんなド派手なローブ、身に着けているんだ?
昔は もっと、弩ノーマルな地味ローブだったじゃないか!
それが、俺的に気付けなかった理由だな。
◆まろんside・了◆
≫≫≫
◆モモンガside◆
ヴァーリ・トゥード。
常にランキングにて、俺達アインズ・ウール・ゴウンの1つ2つ上に居たり下に居たりなギルドだから、自然に名前だけは記憶していた。
しかも、そのランキングも同じ順位帯に停滞していた訳で無く、上位に昇格していたのだ。
つまりは俺達と同じレベルで進化しているギルド。
そんな、気持ち程度だが意識しているギルドと御対面。
理由は、異形種狩り。
俺達は単に、そういう輩を逆に狩るのを目的としていたが、彼等は その異形種狩りに遇ったギルメンの報復として、俺達の狩りの場に現れたのだ。
俺達からすれば、獲物を横取りされて云々な考えは持っていない。
最初は いきなりの介入だったから、その辺りの事情は分からないが、協力者を拒む事も無く。
即座に『連繋』。
その後は、今回の
人数的に圧倒優位に立てた事で出来た時間の余裕から、広範囲の強力魔法を放ち、その場を終わらせる事に成功した。
無論、先に『連繋』の設定をした事により、ヴァーリ・トゥードの皆さんに
「いや、マジ感謝っすよ?
コッチが殺られる事は無いとして、も少し時間掛かるかなって、思ってましたからね~?」
「全くだ。」
「本当、ありがとう。」
ウチのメンバーも、純粋に有り難いと思ったのか、彼等に お礼を言っている。
「まあ、想定は出来ていましたけどね。」
「え?」
そんな中、
曰く、少し前に、地球防衛軍の主要メンバーが、今日の この時間、この場に訪れるという情報を、多方面に流していたらしい。
普段からの異形種狩りで、それなりに名の知れたギルドだから、複数の…最低でもギルド1つ位は、それに反応する確信を持っていたとか。
「そして結果は、この通り…ですよ。
勿論、私達だけでも殺る事は出来たでしょうが、あくまでも保険、でしたがね。」
その保険で、より安全に、終わらせる事が出来ました!
「あの
キミは もう少し、消費魔力の調整をした方が良いと思うよ?
一発撃っただけで、後は今みたいに同僚に背負われて何も出来ないでは、ネタにしかならない。」
「ふっ…何を言っているです。
全てを対価にしての強大な破壊力こそが、爆裂魔法の醍醐味!
そうは思わないのですか?」
「…何となくは解るが、それでも それを実践するのは、頭がオカシイとしか思えないのだが?」
「何おーっ?!!」
「…久し振りだな、ワールド・チャンピオン。覚えているか?」
「ああ。何時かのトーナメント、初戦で戦った双剣士だな。
あの大会、最初のキミが1番の難敵だったから、覚えているさ。」
「ふっ!どーだ、聞いたか!
1回戦負けと言っても、決して俺が弱かった訳じゃ
「え゙ぇっ??! マジ?
茶釜さんて あの、かぜっちなんスか?
えーっと、サイン…て、色紙無いか。
とりあえず握手、良いですか?」
「はいは~い♪」
「いや、聞けよっ!?」
「ヴァーリ・トゥード!
…てゆー事は、谷屋ちゃんは? 谷屋ちゃんは、来てないのですか?」
「谷屋さんはデスペナ中で、今回は お休みですよ。」
「…………orz」
「凹み過ぎじゃないですか?」
そして気付けば、両メンバー同士が『お疲れ様』的な感じで、何やら語り合っていた。
そして とりあえず、あの金色鎧の人はリアルでの茶釜さんのファン。
それから『谷屋ちゃん』と言うのが、ロリ系キャラなのは、察する事が出来た。
「何だか打ち解けてますね~?」
そんな中、俺に話し掛けてきたのは、ヴァーリ・トゥードのギルマスのマサトさん。
「くっくく…今回は敢えて、そちらの蒔いた餌に釣られてやったが、如何だったかな?」
そして もう1人、蒼のローブに黒羽扇を持った人物。
見るからに悪人顔(失礼!)な、
「餌…と言うと?」
その台詞に反応したのは、ぷにっと萌えさんだ。
「知れた事よ。
今回、地球防衛軍メンバーが この地に現れると云う情報。
その、最初の出処は何処だ?誰だ? 何故、その様な情報が出回っている?…と考えれば、自ずと答えは限られてくる。
あの異形種狩りの集団を快く思ってない者か、或いは その様な者を誘き寄せる罠か…の、な。」
「え? そうだったの? 仲達ちゃん?」
「下手に喋れば…と思ってな。」
それに対して、自己の分析を話す(結果は正解)、仲達なる人物。
どうやら彼は、ヴァーリ・トゥードに於ける、
「成る程…単に
ふふふ…その様なヒトが居たとは、それは私も、想定外でしたね。」
「くっくく…!」
何やら互いに納得した様に、笑う2人。
「ん~、何となく、『混ぜるな危険』な感じがするのは、気のせいかな?」
奇遇ですね、俺も同じ事を思っていました。
≫≫≫
「…ところ、で。」
ギルマス同士、マサトさんと色々と話していると、
「モモンガさん、実は俺達、この儘 地球防衛軍の拠点に殴り込み仕掛けるんだけど、一緒に来る?」
急に話題を変えて、とんでもない事を言ってきました。
ヴァーリ・トゥード的には、地球防衛軍の件、この場だけで終わらせる気は無かったとか。
相手のギルマス他、主力を潰した上で、次は この場には居ない、異形種を中心としたギルメンと一緒にカチコミ。
ギルドとして、完全に壊滅させる心算らしい。
「奴等、誰に手を出したのか、きっちりと教えてやらないとね♡」
因みに拠点襲撃予定のメンバーは、既に奴等のアジト付近で待機中だとか。
「面白そうじゃないですか、モモンガさん。」
「行こ行こ~♪」
それを聞いたウチのギルメンは、行く気満々。
尤も ぷにっと萌えさんは、ヴァーリ・トゥードの戦力に興味が有るからこそな、言葉だろうなあ。
「え?奴等のアジトにも、攻撃仕掛ける予定だったの?」
「…知らなかった。」
「司馬仲テメー、秘密主義が過ぎるぞ!?」
「報連相って知ってます?」
そして その事は、マサトさん以外のギルメンにも知らせていなかった様だ。
≫≫≫
わしゃわしゃわしゃ…
ドゴゴゴゴ…ッ!!
「おお~♪流石、長曽我部博士のゴーレムは、パねぇなぁ。」
あれから俺達は、ヴァーリ・トゥードの皆さんと一緒に《
待機していた…筈なヴァーリ・トゥードの異形種プレイヤーも暴れまくっていた。
「シャババババ!!」
独特な笑い声の
「ふははははは!死ぃねェエッ!!」
凶悪犯罪者面な(マジに失礼!)黒翼の天使が、巨大な光の槍を投げ放ち
「そぉ~…れぃっ!」
かなり胸を主張している
「やややややややッ!!」
金髪の猿人種が、拳の連打を繰り出し…そして その他の面々も、城から慌てて飛び出してきた人間種のプレイヤーを悉く蹂躙。
「すげぇー!」
「カッケーッ!」
「胸が揺れてるぜ!」
……………………。
ウチのギルメンが騒いでいるが、どうやら彼等は向こうの襲撃成功の報せを受けて直ぐに、勝手に行動に移ったらしい。
「まあ、そんな気は、していたよ♡」
「1番最初に動いたのは絶対、シャババさんだな!」
しかしマサトさん達は、本来は作戦無視な筈なのに…それも予測していたかの様に笑っている。
わしゃわしゃわしゃ…
「何と…素晴らしい!
どれだけ課金して作ったのですか、アレ?」
そしてゴーレムを見て、
「「「「……………。」」」」
「ん~、これは…」
「俺達の出番…もう、無いなwww」
その一方的圧倒的な光景に俺達が呆然としてる中、マサトさんと金色鎧の人は、まるで他人事の様に呟いている。
「ふむ…成る程、成る程。」
そして ぷにっと萌えさんは、何やら分析。
そうしている内に城内部に彼等は突入。
『出番が無い』とか言っていたマサトさん達と一緒に、我々も見学者として それに同行。
その後も敵プレイヤーや、守備型NPC達を蹴散らしながら、城内中枢に到着。
「オラァッ!」
グジャァアッ!!
そして其処に安置されていた、ギルド武器(重武装パワードスーツ型でした)を破壊。
これにより、ギルド【地球防衛軍】は、ユグドラシルに登録されているギルドリストから抹消された筈。
完全に壊滅・消滅した訳だ。
◆モモンガside・了◆
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◆???side◆
あれから…ボク達アインズ・ウール・ゴウンとヴァーリ・トゥードは、ギルド間で友好を結んだ。
これにより、多方面からDQNギルド認定されて、今までは単独ギルドでしか こなせるレベルのイベントしか挑めなかったが、ギルド同士で協力出来る様になり、クリア出来るイベントの幅も広がった。
彼等には本当に感謝ね。
そして一部ギルメン同士でも、フレンド登録をしたりして、互いにギルドを遊びに往き来する間柄となった。
「たっちー、勝負だー!PVPだー!出て来ーい!!」
「たっちサン、今日は娘さんの授業参観で、まだ来てないよ。」
「何…だと…?」
…あんな風に。
「ハァ…これだから、ちっぱいの素晴らしさが理解出来てない者は…」
「ハッ! 何言ってやがる。
如何にレアでステータスでジャスティスかは知らんが、所詮は少数派だろ。
結局 膨大な きょぬーの質量の前には、全て呑み込まれてしまうんだよ。」
「チッチッチ…過ぎたるは及ばざるが如し、という言葉が有ってだな。
最終的には可も無く不可も無くな、普乳やや増しが、真理なのだよ。」
………………………………。
そして、1番頻繁にウチに遊びに来ているのが、
アンデッドという事で、モモンガさんとも仲が良いけど、
「何ですと?」
「あ゙?!」
「戦んのか、ゴラァ!?」
今も女性の
「愚弟、正座」
「ひぇ? 姉ちゃん、勘弁!?」
「ほら、タケと まろんとモモンガさんも正座。」
「うぐぐ…」
「え? まろんサンは兎も角、俺は関係無…」
「正座。」
「…は、はい」
「茶釜ちゃま、優しく お願いします。」
ほ~ら♪ リアルでは
何故か巻き添えで、モモンガさんも一緒に(笑)。
…………………………。
…っにしても、まろん君の あの
卒業前に、お馬鹿な告白してきた男の子。
舞子ちゃん。今、俺と お付き合いしてくたら特典として、俺のDTが付いてきまs(ごんっ!)ぁ痛あっ?!
…まさか彼、久利君じゃ、ないわよね?
次回から本編再開です。