ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
日常回…?です!
◆ニンブルside◆
「…………………………。」
だ、大丈夫だろうか?
まろん殿に誘われ、エ・ランテルに やってきたが、先ずは彼の屋敷で変装を施された。
ボサボサな長髪に、瓶底眼鏡。
手首が出ない程に長い袖な、ダボダボの上着。
その下のシャツには、『Don't Misunderstand!』のロゴに少しだけ怒っているかの様な少女の顔のイラストが、大きく描かれている。
下は少し色褪せシワだらけな、カーゴと呼ばれるズボンだ。
「これでニンブル君だって、誰も分からないさ。
それ以前、まさか"激風"が こんな変装するなんて、誰も思わないよ。」
……………………………。
凄く、凄く不安だ。確かに今から彼に連れて行かれる店は、所謂……な店で、それに帝国騎士である私が出入りしたのが世間に知られると、色々と問題が…
特に陛下に知られでもしたら、『騎士としての自覚云々…』等 と、かなりな注意を受けてしまうだろう。
や、やはり、此処までして貰ってアレだが、遠慮すべきだろうか?
「ああ、既にジルクニフ君には許可貰ってるから、何も心配要らないぞ。
逆に『ニンブルに足りないのは実践経験だ。是非ともアイツを、漢にしてやってくれw』と頼まれたから。」
外堀ぃ~っい!!?
…って、陛下アンタ、一体 誰に何 教えてやがるんですか??!
◆ニンブルside・了◆
▼▼▼
◆まろんside◆
変装ニンブル君を連れて…俺も黒髪紅眼を白金髪蒼眼に擬装して…街の裏通りに、足を運ぶ。
奥まで進んだ先に在るのは、【レイの店】と看板が掻けられた、見た目は軽食店。
しかしコレ、その実態はナザリックの
ナザリックは風俗業にも着手しているのか?
…と思う者も居るかと思うが、モモンガさん曰く、これも致し方無い事情?が有るとか。
王国時代には この街にも所謂『娼館』なる その類いの店が多々有ったが、その客と云うのが、殆どがク〇貴族様で、偶に大儲けしたりや、正に その為だけに節約に節約を重ねて、金を貯めていた冒険者が…という感じだったそうだ。
しかし、その1番の金蔓な〇ソ貴族様は、前の戦争にて、何処かの骸骨さんと愉快な仲間達が その殆んどを殺害。
顧客が激減し、経営が成り立たなくなった店は、次々とエ・ランテルから王国へと移り、魔導国首都は健全?…な街に。
しかし、それは
我慢すれば良い…のだが、その我慢を天元突破した者が "そっち"系の犯罪に及ぶ…な事例が複数発生した為、魔導国政府も対策に動いた…のが、このサキュバスで構成された『レイの店』なのだ。
因みに、店長格のサキュバスが『レイ』とか言う名前の、髪の毛水色の無表情系美少女だったりな訳では無い。
更には元々、ナザリック内でもサキュバス種のシモベが、『もっと男の
結果、街の男共は一般娼館の料金とは思えない程の、安い金で…表向きは軽食店だから…良い思いが出来、サキュバスの方も
…但し、基本は
そう、夢。
この店のシステムは、客が自分の希望する
其処に店員であるサキュバスが、その客の脳内に干渉して、
しかし、この注文の幅が凄い。
これはサキュバスの能力らしいが、夢の中の御相手…そして自身の年齢や容姿、そして
少し前…
≪≪≪
「はい♡ 普通に女性とのS〇Xは勿論、ハーピーやラミア等の女型モンスターを相手にするのも、そして勿論、乱〇パーリーに鬼畜レ〇〇゚や逆レもOK。」
「いや、レ〇〇゚は不味いだろ?」
「いえ、大丈夫ですよ? 夢ですから♡
そして、♂x♂なプレイや自身をTSさせて、男と相手したりや百合百合プレイ。
果ては幼〇〇辱や屍〇等の、普通は犯罪→『たっち・みー様、コイツです』から逮捕待った無しなプレイも、何の問題も有りません。」
「ま?」
「はい。何しろ、全て夢の中の出来事ですから、犯罪でも何でも無いのです♡
どうですか? まろん様も1度、試されてみますか?♡」
「いや~、俺は遠慮しとk
「あらあら? 一体、何の話をされてるんですか?」
「「ゆ、ユリたん!!!!??」
さん????!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
「何の話を、されているのですか?(ニッコリ♡)」
「ち、違う! これは違うんだユリたん!ふじこふじこ!」
「そ、そうですユリさん、誤解ですふじこふじこふじこ!」
≫≫≫
…な、やり取りが有ってだな。
あの時は本当に大変だった…な話は置いといてだ、兎に角、何をしようが全てが『夢』で済まされてしまう、ペロロンチーノが聞いたら感涙必至なサービス業なのだ。
そして これは、
それとは別の裏ルートとして、夢で無くて
因みに俺が、ニンブル君に世話してやろうと思っているのは そちら側。
≫≫≫
「…本当だって! 本当にニンブル君を連れて行くだけだから!
因みに…現在ユリたん♡と熟女ユリたん♡と幼女ユリたん♡との4Pを
店に向かう途中、有らぬ誤解を避ける為に、一応ユリたん♡に報告…だが、その《
因みにユリたん♡曰く、店を利用するだけで、
…orz
顔と背中と
無論、実際に そんなのはアウトだから、せめて夢だけでもと思ったのだが、ダメだと言われてしまった。
正しく、『人』の『夢』と書いて、儚い。
「「「「「いらっしゃいませ~♡」」」」
…って、まろん様?…ですよね?」
そんな事を考えながら、レイの店に到着。
数人のサキュバス…美女美少女美幼女、選り取り見取りに艶かしい女性達が、店内に入ったと同時、出迎えてくれる。
そして一瞬で、俺の変装を見破るサキュバス達。
彼女達には、髪と眼の色を変えた程度の変装は通じなかった様だ。
…まさか此処までの行き道、一般民にはバレてないよな?
「ぅぷはっ!?」
「「「「あら?」」」」
「あれ?」
その彼女達の格好を見て、いきなり鼻血たら~、慌てて鼻を押さえるニンブル君。
肝心な 大事な部分はギリギリで隠しているとは云え、殆んど下着姿と変わらない、サキュバス達の際どい衣装はDT青年には目の得…もとい、毒だった様だ。
≫≫≫
「俺は、単なる付き添いだから。
此方の友達を…だな。」
復活したニンブル君を紹介した後、
「ちょっと、良いかい?」
「はい?」
店に入って最初に応対してくれたサキュバス嬢を、ニンブル君から少し離れた所まで連れて行き、
「彼、こーゆー店、初めてだから…てゆーか、DTだから。」
「ま゙♡ つつつ、つまり それは…よ、宜しいのですか?」
「ああ。その心算で連れて来たんだ。
但し、変に依存やトラウマが残らない様に、加減間違わずに宜しく頼むぞ?」
「承知致しましたぁ♡ お任せ下さいぃ!!♡♡」
俺の台詞に、何処かの赤橙スーツに眼鏡な悪魔の様な理解力を働かせ、同時に瞳を輝かせるサキュバス嬢…とりあえず よだれ、拭こうな。
≫≫≫
「さぁ♡ どうぞ、此方へ♡」
「は…はひ…」
あの後ニンブル君は、見た目は彼と同じか少し上な、サキュバス嬢に個室に連れられて行った。
良い夢見ろよ…っと、彼は
「「……………………………。」」
それから、どうでも良い話だが…例え俺は単なる付き添い…それが目的で無かったとしても…この様な場所で知り合いに会うと、互いに気不味くなるよな。
「よ、ょお…」
…じゃねぇよ。
竜王国に居る お前が、何処から この店の情報、仕入れたんだ?
待合室のソファ、落ち着き無さ気に腕組みして座る、世紀末風・強面モヒカン男を見て そう思ったのは、別の話だ。
◆まろんside・了◆
▼▼▼
◆サキュバス嬢A(モブ)side◆
まろん様が連れて来られた お客様。
一見、不健康そうな男だけど、
みすぼらしい服装の下は、絞り鍛えられた
眼鏡と
しかも、
人間としては、最良物件!
まろん様から【現実コース】をお願いされ、それでは誰が相手をする?…の処で私を含む多勢が名乗り出た。
私達としては別に複数人プレイでも良かったのだが、まろん様が「彼は初めてだから、弩ノーマルで優しく犯ってくれ」と先に言われていた。
…ので、壮絶な話し合いの末に、私が その権利を勝ち獲ったのだ。
ふふふ…♡ 久し振りに、楽しめそうね♪
…精を貰える立場じゃないけど、最近は変な客も多かったから…
例えば…
≪≪≪
「普段は勝ち気で性格キツいけど、いざ その時になると素直で甘えん坊で おねだりさんになる、黒髪ポニーテールの
あ、『黙れナナフシ。貴様の その御粗末を伐り落とし、森の賢王の餌にしてあげましょうか?』…みたいな、ツン全開の女王様プレイも良いかも?♡」
それって もしかして…?
彼女にチクったら、本当に そうなりそうですね?…てゆーか絶対に殺されますね?
規約で、お客様の情報は外には流せませんが。
「18前後のDTをベッド上で拘束して、無理矢理に奪いたいのだが…ダメかい?」
すいません…内容的には問題有りませんが、当店は男性の精を頂くのが目的で、女性からの注文は承っておりませんので…
「何も知らない13歳位の美少年に、お姉さんが色々と教えてあげたい。」
…いえ、ですから当店は、女性の(以下略)
「私は女悪魔設定で、女騎士を討ち倒した後に、手足を拘束。
身動き出来ない体に あんな事や こんな事をして『くっ殺』と言わせてみたい。
或いは黒髪ポニーテールの
………………………………(ブチッ!)
だ・か・ら! ウチは、女の客は断ってるっ
≫≫≫
ハァ…ハァ…何だか思い出しただけで、少し疲れてきたわ。
「あ…あの…?」
「あ、すみません、何でもないですよ?」
あら、いけない。
今は、此方の お客様に集中しないとね。
…じゅるり♡…&、ゴクリ♡
≫≫≫
「……………………………。」
御馳走様でした♡
大変 美味しゅう御座いました♡
(-人-)
◆サキュバス嬢A(モブ)side・了◆
▼▼▼
◆まろんside◆
「…で、どうだった?」
「……………………………………。」
「そうか、それじゃ帰るか。」
「…すいません。転移は実家で無くて、自宅の方に お願い出来ますか?
今 家に帰ったら、姉さん達が怖い…」
…だ、そうだ。
尚、ニンブル君の
今回のレイの店…元ネタは説明不要ですよね?(笑)
次回『忠誠(予定)』
乞う御期待! 感想よろしくです。