ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
【作者の先入観と偏見に満ちたオバロ2次あるある(異論応じます)】
①モモンガさん、アルベド(或いは他ヒロイン)に補食されて卒業
②ニグン、クレマンティーヌ生存→味方に(しかし今作は両者死亡)
③漆黒の剣生存→ニニャとツアレ、再会
ニニャ、貴族に対して猛毒キャラに
「あんな世の中に欠片すらも役に立たないブタなんて、本当に●ねば良いのに…
ねえ、皆も そう思いませんか? 思いますよね?」
「ぉ…応…」
「落ち着いて下さい!」
「眼から光が完全に消えているのである!」
③フォーサイト生存
その流れでアルシェ両親に鉄槌、双子ちゃんが無事に保護される
但し、アルシェはゲ■インの宿命には抗えない(笑)
④ガゼフ生存
⑤ブレインも生存
それも大抵が原作初登場時期に…
オリ主にボコられる
↓
「俺は まだ、戦えるぞ!」
「へぇ? 見込みが有るな。」
↓
ナザリック入り
⑥そして、今回の様な…
◆アルベドside◆
「…報告は以上ですよ、アルベド。失礼、宰相殿?」
「アルベドで構わないわ。…いえ、此処は やはり王妃様。
そう!王の正妻!…の意である、王妃様!か・し・ら?…くふぅ♡」
「………………………………。
それを貴女に言うと、思考が明後日の世界に向かい、連れ戻すのが大変ですので、絶対に言いませんよ?」
あら、失礼ね。
…デミウルゴスから報された内容。
それは
それから、一応は正規のルートから入ってきたけど、身元を偽って入国してきた者も同様に処置した、と。
「全く…スレイン法国では、バハルス帝国関係者に扮するのが流行っているのかしら?」
「どうなのでしょうね?」
モモンガ様からの指示で、都市内に潜んでいた その様な輩は、一般の者には知れぬ様に処理する事になっている。
クロ判定の時点で、その裏を取る事無く即座に、だ。
この事はバハルス皇帝や竜王国女王にリ・エスティーゼ王、更には評議国のドラゴン、そして一応は聖王国にも伝えているから、これ等の国々から その様な者が来る事は、先ず無いでしょうね。
故に そんな真似をする愚か者…
さしあたってはスレイン法国しか思い付かないわね。
「別に法国関係者を入国拒否している訳でもないのに、どうして堂々と入って来れないのかしら?」
「それは もう、疚しい心当たりが有り過ぎるのでしょう。
…まあ、実際に正規のルートでスレインの者が入国したならば、如何な者でも監視を憑けますがね。」
そして、エ・ランテル等の都市とは別。
先日、よりによって このナザリック地下大墳墓に侵入しようとした不届き者が居たので、地上部、霊廟の前で それ等を捕縛。
ニューロニストによる尋問の末、法国上層からの指示で このナザリックの偵察に来たのを自白させたのだった。
「只の財目当ての墓荒しでしたら…それが初犯ならば、軽くOHANASHIしただけで、逃がしてあげても良かったのですがね。
無論、このナザリックがアインズ様の
これもモモンガ様は敢えて、
後の外交の
そして此れ等の件…自国の者が行方知れずとなったとしても、法国は魔導国に尋ねる事なんて、普通に考えたら出来ないわね。
「そう。却って悪手。
此方を疑う様な問い掛けをすれば、それは自分達が先に不正不法に魔導国に入国したと言っているも同意。
逆に其を追及されても、文句は言えないのですから。」
「くす…泣き寝入りね。
その捕らえた者達…確か、法国の特殊部隊だったと聞いたけど?
法国からすれば、それなりに貴重な人材じゃなかったのかしら?
それをアインズ様は何の躊躇も無く、素材にするなんて…」
そう。既にモモンガ様は、スレイン法国との外交は考えていない。
先のローブル聖王国での襲撃事件で、完全に敵国認定。
今は建国したばかりの魔導国の、『国』としての確立を優先しているだけで、
恩には恩を。そして仇には仇を。
それがモモンガ様…いえ、私達の流儀なのですから。
「そう言えば…少し前にバハルス帝国でもスレインからの間者を多数 見付け、あの皇帝が直ぐに処断した…と、アインズ様が話されていましたね。」
◆アルベドside・了◆
▼▼▼
◆ジルクニフside◆
「これは…本当に宜しいのですか?」
「構わんよ。既に滅びが確定している国だ。
そんな国に、最早 外交も何も無いだろう?」
スレイン法国に宛てて書いた書状の内容に、
「もう向こうとしても、此れ位にハッキリとしてくれた方が有り難いだろう?」
「………………………。」
内容は、リ・エスティーゼ王国での…今は魔導国領となっている開拓村での、スレイン兵の襲撃について。
単なる襲撃ならば、何も言う事も無かったが、帝国騎士に扮しての それとなると話が違ってくる。
『スレイン法国はバハルス帝国を、虐殺の徒に仕立てあげようとしているのか?』
…この様な問い質し、同じ内容の書状を既に過去、何度も送っているのにも拘わらず、未だ何の返しも来ない。
それ故の、最後通告だ。
『これ以上 沈黙を返信とするならば、我々も其を此方の都合良く解釈させて貰い、相応の行動を取らせて頂く。』
もう、「それは違う」「誤解だ」等の、嘘でも何でも良いから返答が欲しいのだがな?
尤も否定するならば、アインズから教えられている証拠を新たに突き付けるだけだが。
…敢えて、先日に捕らえて処理した、間者については何も言及しないぞ?
聞けばローブル聖王国で何やらが有り、魔導国から完全に敵国認定されたそうじゃないか。
だからこそ、今更
どうせ近い将来、滅びる国だ。
…そうなのだろう?アインズ?
「それ等を踏まえての、この書状だよ。
無論、向こうの
≫≫≫
…さて、間者の件だが、法国には何も言わないだけで、国内での後始末は必須だ。
「どうした物だかな…」
捕らえた者達を問い詰めた結果、此奴等は既に、帝国に侵入した目的の1つは終わらせていたそうだ。
騎士をその場に向かわせ確認させたが、確かに
何故 今更に…と思ったが、連中からすれば
どうせ、碌な使い方じゃなかろうがな。
さしあたり、帝国に直接のマイナスの影響は無さそうなので、これは済んだ話としよう。
それよりも…
「ハァ…」
「どうしたんですかい、陛下?
まるでレイナースから、何か無茶振りされた…そんな顔してますぜ?」
「知ってて言ってるだろ?」
バジウッドが笑いながら、私に尋ねてくる。
間者捕縛の件。今回その中心で動いたのが、バジウッドと同じく帝国四騎士の1人、レイナース。
他国からの間者(しかも多人数)を捕らえるというのは、単なる帝国騎士としての働きで終わらせる訳には行かない。
褒美を尋ねると、「魔導王陛下と謁見させて欲しい」と返された。
…そう来たか!
その目的・理由は、解る。
確かにアインズなら…或いはナザリックの者の
多分だが、私がアインズと知り得た時から、その機会を窺っていたのだろう。
彼女が帝国騎士となった経緯…その契約内容からして、簡単に跳ね除ける訳にも行かないが…
「良んじゃないですか?
あの
ん、アインズだしな。それは、否定しないが…
◆ジルクニフside・了◆
▼▼▼
◆モモンガside◆
『…すまない、アインズ。
私としても、その要求は予め想定しておくべきだった。…迂闊だった。』
「いや、私としては、互いの日程の調整さえ利けば、一向に構わないが?」
ジルから【すまほ】で連絡が。
内容は、帝国内で手柄を挙げたジル直属の騎士が その褒美として、俺との面会を希望している…らしい。
レイナース・ロックブルズ。
帝国四騎士の紅一点、金髪のワンレン美女。…だが その髪の下、顔の右半分は過去に討伐したモンスターの呪いにより、常に
ジルが言うには、顔を合わせれば間違い無く、その解呪を遠回しにだろうが願い出てくるだろうと。
どんなタイプの呪いかは実際に見ないと分からないが、俺的には、それは構わないのだが…
「アルベド。お前は、どう思う?」
「高が人間如きがモモンガ様に願い事等…な答えを、モモンガ様は望まれていないのですよね?
モモンガ様が その御心の儘、動けば良いと思います。
しかし、如何に皇帝がモモンガ様の御友人で在れ、只の馴れ合いで無く、相応の対価は要求すべきかと。
そして打算的に申し上げますと、皇帝や その女に『貸す』…その様な意味では、決して悪い事では無いと思いますわ。」
「ふふ…外交的な答えだな。それなら、こう尋ねてみよう。
相手が人間云々で無く…
◆モモンガside・了◆
▼▼▼
◆ジルクニフside◆
「失礼します、陛下。
レイナース・ロックブルズ。お呼びにより、参りましt…?!」
執務室の扉を開けたレイナースが、部屋の中を見た瞬間に硬直した。
「あ…ぁぁ…」
「こうして話すのは、初めてかな? レイナース殿?」
「くっくく…どうした?
何を面喰らった様な顔をしている?」
正確には、部屋に居た黒ローブの骸骨を見て、だな。
そして今回、アインズの傍らにはダークエルフの少女(王国との大戦時の少 女 年の姉らしい)と犬面のメイドが同行している。
「ま…魔導王陛下…?!こ、これは!?」
「これはも何もレイナース。お前が魔導王と対面したいと言っていたから、こうしてアインズに来て貰ったのではないか。」
「…!!」
「…大体の話は、ジルから聞いている。
しかし残念だが、私は呪いを解く等のスキルは持ち合わせていない。」
「……………!!?」
アインズの台詞に、レイナースの顔が青の、絶望の色に染まる。…って、アインズ?
お前も中々に良い性格をしているな?
「…
このペストーニャは、高レベルの神官だ。
彼女なら、如何なる呪詛も、簡単に取り除くだろう。」
「そ、それでは…!」
アインズの紹介に、小さく お辞儀をするメイド、ペストーニャ殿。
うむ? もう少し引っ張るかと思ったが、あっさりとネタばらしに出たな?
余りのレイナースの落胆具合に、罪悪感でも沸いたか?
その甘さ、本当にアンデッドとは思えないぞ?
「それではアインズ様、ジルクニフ皇帝陛下。
先ずはレイナース様の呪い。その具体的な症状を確認したいのですが、女性の顔というデリケートな事ですので、隣の部屋をお借りしますわん。」
「うむ。」
「ああ、構わんよ。」
そう言うとペストーニャ殿は、ダークエルフの少女と一緒に、レイナースを連れて移動する。
◆ジルクニフside・了◆
≫≫≫
◆アウラside◆
最初、アインズ様が帝国皇帝の手下の呪いを解くと聞いて、びっくりした。
しかも態々、アインズ様が彼方側に出向くというから、尚更だ。
高が人間の悩みなんて、放っておいても良いのに…
そう考えていたけど…これは、一番最初にアルベドも問われたらしいけど…
「人間云々で無く、『女』としてならば、どう考える?」
アインズ様はズルい。
そんな風に聞かれたら、冷たい反応なんて出来ないじゃない。
アインズ様は本当にズルい。
そしてアインズ様は、本当に心優しい御方だ。
「それでは その髪の毛、少し捲らせて貰いますわん。」
「…………………。」
コクリ…
ペスの言葉に、小さく頷く皇帝手下女。
そして顔半分を隠している髪を捲り上げると、ぅゎぁ…
撤回。これは酷い。確かに これは、人間とか関係無く、女として同情に値するレベルだった。
ん、これは、治せるなら治してあげないとね!
でも この女も、この世界の生き物としては、かなりな強さなのに、それに こんな呪いを掛ける事が出来る、モンスターが居たのにも驚きだ。
「ふむ、成る程…」
「…………………。」
「ど、どうなの、ペス?」
顔の……な部分に掌を近付け、魔法による診断していたペスが、納得した反応を見せる。
「結論から言えば、この呪いは簡単に取り除くが出来ます。」
「………………!!」
この言葉に、女は驚きの表情と同時、目に涙を潤ませる。
ん、ん! 良かったねー!
「但し、レイナース様。
その身に別の代償を背負う事になりますが。
そもそも
「え?」「へ?」
≫≫≫
「何です…って…?」
ペスが言うには、この女の今の強さは、この呪い?による身体強化が理由だと。
顔が
「つまり、それは呪いで無く、寧ろ祝福と言っt
「そんな祝福、要りませんわ!!」
ですよねー。
しかも頼んだ訳で無く、勝手に憑けられたりしたら、堪ったもんじゃないよねー。
「ですので、その呪いを解くとレイナース様、貴女は今の
貴女は『それで呪いが解けるなら…』と御思いでしょうが、それはバハルス帝国の戦力を大きく削ぐ事と同意故に、今 此の場で私が勝手に解呪をする訳には参りません。
事情を皇帝陛下に伝えた上、それからの話になりますわん。」
◆アウラside・了◆
≫≫≫
◆モモンガside◆
「成る程…な…。」
ペストーニャの説明に、ジルが複雑な表情を浮かべる。
呪いを解けば、直属の騎士が勤まらない程に、大きく弱体化するそうだ。
「私は…構わんがな。」
「………………。」
それでも最後は、レイナースに『好きにしろ』な意味の言葉を放つジル。
帝国は人材が豊富だ。
仮に彼女が直属の四騎士から外されても、その穴埋めの候補となる者は沢山居るだろうから、その辺りの問題は大きくないのだろう。
「寧ろ問題は、アインズへの対価だな…」
「うむ。それなんだがジル、私からリクエストして良いか?」
「手柔らかにな。」
【前書きの続き】
⑥レイナースの呪いを解く話。
原作は次のスレイン法国との あれこれで、完結も決定してるらしいから、このエピソードが出てくるか分からなくなりましたね。
【駄文】
かなり古い話になるけど、4期1話の最初辺りの、アウラのアインズ様への抱っこアピール。
アレは作者的に、自身の性癖を破壊寸前迄に追い込んだ程のヤヴァさだった(作者は基本、スイカップスキー)。
いや、だって あの笑顔、凄く可愛かったじゃん!
たっちさん、
≫≫≫
【次回予告】
◆デミウルゴスside◆
敵を知り、己を知れば、100戦危うからず。
ユグドラシル時代、他ギルドとの大きな戦に際し、至高の御方…特に ぷにっと萌え様が申されていた言葉です。
近い将来に為されるであろう、我等が魔導国とスレイン法国との戦も その御言葉に習い、今は法国にシモベを送り、情報収集の最中。
はい?不法侵入?
それが何か? 無論、彼等が見付かった時…彼等を失うであろう覚悟は出来ていますよ。その報復込みで。
そして、アインズ様や まろん殿も、戦前にすべき作業、その準備を、ヴァーリ・トゥードより真里殿を招いて、何やら進められております。
次回「死亡フラグを立てる訳には行かないからな。(予定)」
御期待下さい。感想も、よろしくお願いします。