ユグドラシル最終日、余所のギルド拠点で談笑中、現実世界の方で寝落ちしてしまいました 作:挫梛道
最初はモモンガ、まろん達が、聖地に攻め入っていた頃…
◆ジルクニフside◆
「…ほう? 法国の神殿の者が?」
「はい。…どうします?」
帝国内の法国関係者が、私との謁見を求めてきたとか。
この時期の、いきなりの申し出。
どうせアインズ…魔導国絡みの事だろうが、さしあたり、魔導国との同盟解除の要請か?
それに応じない場合、自分達は帝国から撤退する…帝国内の病人怪我人の世話は しないとか脅しに来たか?
「…………………………。」
「…陛下?」
あー、それは こまったことになったぞー。
いま ほうこくしんでんのものにさられたら このさき いったい、こくないのけがにんや びょうにんのちりょうを、だれがするというのだ?
いやいや、ほんとうに こまったこまった。
あー、アインズと まろんがいっていた。
こんなときは、『何とかしてよ~、〇〇えもん~!』…だったかな?
「…今は忙しい。そもそも事前の約束も無しな面会等、出来るとでも思っているのか?
そうだな。とりあえず、『法国には以前より、私直筆の質問状を何度も送っている。その対応が出来ない限りは、此方も法国関係者との やり取りには応じられない。本国にも そう伝えろ。』…とでも言っておけ。」
「了~解でさ。」
「…申し訳無い、
「いえいえ、どうか気にならさずに…わん。」
◆ジルクニフside・了◆
▼▼▼
◆アルベドside◆
嗚呼、モモンガ様…愛しのモモンガ様♡は、まろん殿達と【聖地】なる場所に。
戦時と云え、国の施政を疎かに出来ない故に、今は私が その全てを取り仕切っているが デミウルゴスは帰ってきたら、とりあえず1発ぶん殴る 、今 、私の机の上に、ある意味 興味深い書状が届いている。
魔導王…モモンガ様がアンデッドなのは、既に周知。
故に、モモンガ様は勿論、私やデミウルゴスにパンドラズ・アクター、そしてラナーも何時か、
しかし、書状とは少し、意外だったわね。
いきなり、それなりに上位の者が、私達…或いはモモンガ様の前に直接、姿を見せてくると思っていたのだけど…
尤も その時は、不法侵入者として殺していたけどね。
書状の内容も予想通り。
しかし、既にオマエ達とは魔導国…ナザリックとして、関わらない事は決定済み。
当たり前でしょ? 善政…モモンガ様が謂われる処のホワイト施政をモットーとする魔導国が、貴様等と裏から手を結ぶ等、嘗ての王国と同じ様な真似をする筈も無い。
その辺り、解っているのかしら?
連中は単に、モモンガ様がアンデッドだから接触を試みた…自分達の
善政以前、貴様達はモモンガ様が望む
書状はハッキリ言って、悪手だったわね。
コレを辿れば…ナザリックの諜報・情報力を駆使すれば、オマエ達の足元に辿り着くのは容易い事。
スレイン法国を滅ぼした後、次はオマエ達の番よ。
確かにオマエ達は まだ、モモンガ様に鉾を向けた訳では無い。
しかし、此方がオマエ達と手を結ぶのを拒むなら、敵対姿勢を取るのは目に見えている。
だから悪いけど、滅んで貰うわ。
全ては そう、モモンガ様の平穏の為に。
そして!
モモンガ様と私の、明るくてスィーツな未来の為に!
くっふー!♡
◆アルベドside・了◆
▼▼▼
◆まろんside◆
「ぅ…うぅ…」
「流石は、法国最強と云われるだけは、有るか。」
俺のギャラクシアン・エクスプロージョンをまともに喰らって、まだ生きている絶死絶命。
しかし もう一撃、何か大技を繰り出せば それで終わりだろう。
それでも構わないが…
「流石は
「…………!?」
もう少し、煽ってみる事にした。
「ふっ…『耳は隠しているのに、何故?』と言いた気な顔をしてるな。」
答えはデミウルゴス情報です。
「…何が、言いたい?」
《
その形相…どうやら種族関連は、体型以上に地雷だった様だ。踏むけど。
「いや…不思議に思っていただけさ。
純・人間種至上を掲げるスレイン法国様が何故、お前の様なハーフを召し抱えるかと…な。」
「…黙れ。」
「やっぱりアレか? 半分エルフだろうが、『戦力として使えそうだから、とりあえず、飼っちゃえ☆』…みたいな感じか?」
「黙れ!」
「何しろ、エルフって言っても只のエルフじゃない、プレイヤーの直の子供の血を引いt
「黙れと言っている!!」
ダダダッ!
おお、怒りでパワーアップしたか?
死に体だった筈が、修羅な形相で飛び掛かってきた。
移動スピード、鎌の振り、明らかに鋭さが増している。
「幻夢魔朧拳!」
シュッ…
「?????!」
まあ、俺には通じないけど。
◆まろんside・了◆
▼▼▼
◆絶死絶命side◆
…………………………?
な…何だ…此処は…?
真っ暗な空間…
また、別の結界の中か…?
…て、アレは…?
「ほら! どうしたんだい?
お前は私…ついでにアイツの血を引いているんだ。
ならば此れ位、どうと言う事も無いだろう?」
バシッ!ビシッ!
「痛い痛い!止めて、お母さん!」
「…誰が母と呼ぶ事を許した?!」
バキッ!
「痛ぁい! ごめんなさい、ごめんなさい~!」
…何? あれ?
アレは…小さい頃の私? そして…
「ふん! 神官共が止めなければ、とっくに
全く…エルフなんて、殺しても咎無しじゃなかったのかい?
特に
まあ、精々 神官達に感謝するんだね。
お前が今 生きていられるのは、あの爺さん達の お陰。
いや、憎むべきかい? お前が何時までも
「ひっ、ひぃいっ!?」
…………………止めろ。
「ひ…ゃ、止めt
「きゃははは♪ 何時か、こういう風になるなんて、考えた事、無かったの?
アナタが年老いて聖典を引退、その頃には私がアナタ以上、圧倒的に強くなった時の事を、さ?♪」
「止めなさい! 何をしているか、解っているの?
私は お前の、母親なのよ!?」
「そう呼ぶのを禁じたのは、アナタでしょ?
…まあ、良いわ。許しが出たみたいだし、最期に言ってあげる♡」
「ひっ…!」
止めて…
「サ・ヨ・ナ・ラ・オ・カ・ア・サ・マ♡
「い、いやぁ! 止めて!赦して!ごめんなさいスイマセンごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…た、助けて! 私が悪かった! 間違っていたわ! だ、だから、アンティr
「《
…もう、止めろ。
「 」
「…あら? 本当に死んじゃった? 死んじゃったの?
きゃは…きゃははははははははははははは!♪
流石は、スルシャーナ様の
お願い…本当に、もう、止めて…
「………………。」
………??
私に気付いたのか、
ニコッ…
そして無邪気そうな笑顔で、私に近付いてくる。
…いや、来ないで。アナタは私なんかじゃない!
そして私自身は逃げようにも、
そうしている内に、
『ねぇ、アナタはどんな気分だった? 自分を愛さなかった、自分の母親を殺した時の気分は?』
………………!!?
「止めろーーーーーーーーーッ!!!!」
ピシッ…パリィィン!
「な…??!」
私が叫んだ瞬間、いきなり視界が ひび割れ、まるで鏡が砕け散るかの様に…
その目の前には、先程迄の部屋。
「
………………………ッ!???
そして あの失礼極まりない、セクハラ・スイカップ・スキー男が澄まし顔で立っていた。
◆絶死絶命side・了◆
≫≫≫
◆まろんside◆
「今のは…お前が見せていたのか?」
睨みながら質問してくる絶死絶命。
「お前が視ていた
幻夢魔朧拳。
相手の真相心理の底に沈む
技を受けた者が見るユメの長さは分からないが、現実での時間は1分だ。
トラウマは基本、俺の知らない情報だから、俺自身が その
勿論、それを詳しく知っている場合は、よりエグい内容に、好き勝手に作る事も可能だが。
「赦さん…! 絶対に、赦さない!」
俺は どんな悪夢を見ていたのかは分からないが、それは絶対に他人には触れたれたくない事柄だったのか、そう言って怒りを露、スルちゃんの鎌を構える絶死絶命だが、
「止めろ。今は頭に血が登って自覚無いかも知れんが、既に お前の精神はボロボロだ。
そして それは、肉体にも依存している。
もう、戦える状態じゃない。」
この技は、単に幻影を見せる技じゃない。
それから、精神と肉体の両方を同時に破壊する技。
幻魔拳系列の、上位に位置する技だ。
「黙れぇ!…??!」
バタンッ!
しかし俺の忠告も意味を為さず…当然と言えば当然だが…俺に斬り掛かるも、その1歩目で足が縺れて転倒。
だから言ったろ?
お前は既に、マトモに動けないって。
ガタガタなんだよ。
体がorzになっているんだよ。
「グ…ゾ…」
「発勁!」
ドゴッ!
「?!………」
それでも闘志、いや、殺意衰えず、立ち上がろうとした処に、闘氣を込めた掌打を鳩尾に叩き込む。
その氣は鎧を素通りして体に、その内の
結果、彼女は
「悪いな。モモンガさんから、もしも
モモンガさん曰く、プレイヤーの血筋はレアらしいから。
ヴォン…
気絶している ドラちゃんと同類? ペロロンチーノ号泣歓喜、脱法たっちさん合法ロリな ハーフエルフを
行き先は勿論、ナザリック地下大墳墓。
ぬ? 女に対する扱いが杜撰?
フッ! 俺はユリたん♡以下略!
絶死ちゃんが母親から虐待を受けていたのは、原作公式設定。
絶死ちゃんが母親を殺したのは、今作オリジナル?
≫≫≫
次回『
乞う御期待! 感想よろしくです。