こんな英雄は間違っているだろうか?   作:ジル・ザ・リッパー

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今のうちに皆様に懺悔します。
私がこれ書いてるのは、【静寂】とか【才禍の怪物】とか呼ばれてる24歳アルフィアさんが生存して、12歳程度のショタに甘える姿を書きたかったという気持ちから始めました。こういうの苦手な方は謝罪させていただきます、すいません。

初投稿です。


誰か僕を救って

あれから一年ちょっと、僕は14歳になりました。

えっ、展開早くないって?あーうん、今僕にできることは全てやったつもりだよ。どちらかと言うと、問題はアルフィアの方で...。

 

「...何故だ、何故私の身体は日が経つにつれて元気になっていくんだ」

 

こんな発言がアルフィアのいる場所から聞こえてくる。うん、僕のせいだね!ゼウスの話からすると、僕の【救生守護】は僕を含め護る相手を癒す能力なのだが、このスキル癒す範囲が詳しく明言されていない。恐らくではあるが、傷や病どころか精神面にも作用して立ち直らせる力があるとの事。

そしてゼウスはこう言った。

 

「冒険者が倒れて絶望し切った状態の中、お前がその場で護る意志を持って現れるだけで、倒れた冒険者の傷がたちまち治って「まだやれるぞ!」ってなるスキルじゃ!英雄向きのスキルじゃな!」

 

そう言って、笑顔で僕に親指を立てた。地獄に落ちろ変態爺。

 

「私はもうすぐ死ぬと思ったから、あんな事やそんなことまでしてしまったのに...死にたい...」

「ア、アルフィア、元気出しなよ。その、なんだ、僕も気にしてないし」

 

額を抑えて頭痛でもあるような素振りを見せるアルフィアに、僕は優しく慰める。

 

何故アルフィアがこうなったのか説明しよう。アルフィアは自分の命はもう直ぐ尽きると考え、彼女は弾けた。結果、アルフィアは普段の自分なら絶対にしないような事をし始めたのだ。

ベル君は「叔母さん」から「お姉さん、若しくはお義母さん」と呼ばせ、ゼウスはセクハラの度にゴスペル打ち込まれ、僕はというとアルフィアを付きっきりでお世話した。朝目覚めてから、夜眠るまでアルフィアと一緒という生活、朝目が覚めたらアルフィアの身支度を手伝い朝食作り、ベル君の面倒を見ながらお昼を作って食べさせて、夜になったら晩御飯を食べさせアルフィアとベル君をお風呂に入れながらお風呂を覗こうとするゼウスの足止め、寝る時間になったら3人川の字になって眠る(布団に潜り込もうとしたゼウスは、ゴスペル打ち込まれて地面に突き刺さる)。

 

うん、簡潔に纏めたけどこの流れの中で僕はアルフィアにあーんしてご飯食べさせたり、耳かきしてあげたり、ベル君と一緒に身体を洗ってあげたりと色々させられた。僕もアルフィアが死ぬ前に何かしらやってあげたいと思って甘えさせた。そんな中、ベル君の誕生日にお祝いとして少しなら騒がしくてしてもいいだろうと少し楽しげなアルフィアに、酒を待って来たゼウスがアルフィアに誤って飲ませてしまった。結果、ゼウスはいつものようにゴスペル打ち込まれて気絶、ベル君は誕生日プレゼント持って早めに寝て、僕は抵抗虚しくアルフィアに食われた。

そういう訳で、アルフィアは死ぬ所か健康になっていく自分に困惑しながら、裸のまま頭を抱えている。

 

「そうだ、魔法を至近距離で直接頭にぶつけて記憶を消せば...!」

「やめて!アルフィアのゴスペルなんて打ち込まれたら首取れちゃう!?」

「止めるな!この失態を消し去るには無かった事にするしかないんだ!」

 

僕は暴れるアルフィアを羽交締めにして止めるが、その瞬間部屋の扉が開いた。ベル君がキョトンとした顔をしながら僕とアルフィアを見ていた。

 

「兄ちゃん、姉さん、2人で裸で抱き合って何してるの?」

「いや、ちが、その...」

「ベル君、僕たちはちょっと汗をかいてたから、お互いに汗を拭いてたんだ。抱き合って見えただけだよ。そんなことより爺さん起こしに行ってくれる?」

「うん!分かった!」

 

そのままベル君は、ゼウスの元へと掛けて行った。アルフィアの方を見ると耳が真っ赤になっている。

その後は何事もないようにいつも通りの表情のアルフィアに戻ったが、僕が近くにいると挙動不審な動きをするようになってしまった。ここまでが、この一年ちょっとで起きた事件だ。

 

では本題に入ろう。何故ここ一年ちょっとを纏めて話したのか?

それは、ゼウスの元へとヘルメスがやってきたからだ。そしてヘルメスは僕にこう告げた。

 

「やあライト君、大体一年ぶりだね!君に頼みがあるんだけど、オラリオに戻ってきてくれない?」

 

誰か僕を救ってください。




ライト・ロードの冒険者記録

10歳になる前に恩恵刻んでもらって冒険者に

冒険者になって半年、ソロで活動中にダンジョン内で魔石目当ての冒険者達に襲われた所を闇派閥の【怪物進呈】にあう。襲ってきた冒険者達が「もう駄目だお仕舞いだ」する中で【救生守護】が発動して全員協力して生き残った。襲ってきた冒険者達はライトに謝罪と感謝をして自らギルドに出頭、その後ライト含め全員Lvが上がった

【英雄期待】が発現、団員に引き摺られるように中層へ。自分より強いモンスターの猛攻から必死に耐え抜き、Lvがまた上がった。スキル効果で団員はめっちゃ成長した

闇派閥の格上複数人相手にオラリオの住民を守りながら単独で勝利。格上複数人相手に、ライト以外住民に怪我無しという偉業によりLvが上がる

階層主ゴライアスに単独で挑み、見事勝利。Lvが上がった

ベヒーモス討伐に参加。【救生守護】ガン回りで毒を受けても直ぐに回復。ザルドの次に活躍したと言っても過言じゃない。Lvが上がった

『死の7日間』で闇派閥を撃退、重傷のアルフィアを抱えて同格複数人相手に逃げ切る。格上のアルフィアに斬られ、本気のゴスペルを打ち込まれ、全て耐え抜いてアルフィアを折れさせる。(イマココ)
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