アメリカ在住なので、北米版をプレイすることにしました。
プレイし始めて本当に困りました。
何を言っているのかさっぱりわからん!ということはないですが、英語字幕があっても理解するのが難しくないですかね。
英検2級程度の理解力では太刀打ちできませんわ。
単語は何だっけというものも多く、ところどころ日本人にはなじみのない言い回しがあるように感じます。
そんな拙者のプレイ状況から生まれたものです。
高等教育程度で、英語からほど遠い生活をしてきた風の人を入れてみました。
ここはどこだろうか。
薄暗い部屋の中で、わたしは目が覚めた。
薄暗い部屋の中にはいくつか光源があり、自分の着ているものを確認することができた。
甲冑である。はぁ?!
現代日本人であるわたしが着るものではない。左手には弓、右手には刀である。
戦国時代に転移したかと思ったが、部屋の意匠は、日本のそれではない。どうなっているんだ?
薄暗い部屋の光源はところどころ光っている地面だった。近づいてみるとメッセージが書いてある。
ただし英語で……。
まぁ、読むのはあまり問題ない。それに短い一言みたいなメッセージだったので、比較的わかりやすかった。アドバイスをくれているようだ。
とりあえず、アドバイスに従って部屋を出てみたのだが、これがまたどんよりとした空が広がっており、石造りの古びた建物と、荒れ放題の庭?だった。つり橋は渡るのもためらわれるほど古い。見捨てられた墓場かここは……。
そして、外の地面にもどうやって書いたのかは分からないが、メッセージが光っていた。
結構、地面に点在していて助かると思いきや、メッセージによっては真逆のことを言っている。
例えば、明らかに下に落ちたらダメそうなところに、飛び込んでみろみたいなことが書かれていたり、何を成し遂げたのか分からないのに、やったぜみたいなメッセージが書かれていたりした。何かここでやらなければならないことがあったのだろうか……。
あと、死体が光っていたので何かと思えば、いろんなものが拾えた。放置された死体でばっちい気はするし、死体あさりみたいで罰当たりなことをしているみたいで気が引けた。とりあえず、戻しておいた。
あまりに矛盾しているメッセージが多かったので、外のメッセージはとりあえずあまり役に立たなさそうだ、と適当にメッセージを読んだり読まなかったりしていて歩き回っていたら、急に化け物が降ってきて殺された。ちくしょうめ。敵はいないって書いてあったじゃないか……。
マジ意味不明。このくそったれな世界に災いを……。私は呪いながら死ぬのだった。
なんか生きていたらしい。
今度は目が覚めたら洞窟の中だった。
メッセージもいっぱいあったので、一つ一つ確認していると、降りるルートか、そのまま上って出られるルートの二つがあるようだ。
下をのぞき込むと、また死体が光っている。おそらく何か手に入るだろう。ただ、とりあえず出口の確保しておこうと思ったので、上ることにした。
階段を上った先はこれ以上勧めそうになかった。
どうしたものかと探っていると、円の真ん中が押せそうである。乗ってみると仕掛けが作動して上昇し始めた。なるほど、昇降機なんだな……。
上の部屋を見回すと、大きな扉があった。押してみると、なんと、外である。緑の大地が広がって……、いや、向こうの方に崩れた城やら、建物の残骸もある。
これはあまり高い文明は期待できなさそうである。
よし、とりあえず、外へ出られることは確認できた。
戻って、申し訳ないが、先立つものがないと困ってしまうことが予想されるので、死体からもらえるものをもらっておこう。許してくれ。
戻って辺りを物色していると、まぁ、色んなものが拾えた。なんか二種類の瓶が拾えたので飲んでみると、元気になった気がする。青い方は一回しか飲めなかったが、赤い方はもう少し飲めそうなので、困ったときに取っておこう。
下に降りて進んでいると、人影を発見。よし。英語だろ?こんな感じか?
"Hello! I lost my way. Could you tell me where I am?"
と声をかけたが、声をかけながら気付いた。明らかにこの人?友好的ではないんだが……。
コミュニケーションはとれず、襲われた。
剣をぶん回してきたので、避ける。
"Hey! I'm not your enemy. Let's have a talk to each other peacefully!"
ダメだ、全然通じてない。わたしのジャパングリッシュは通じないのだろうか。発音がダメなのか?
避けるのもだるくなってくるにつれて、だんだんと腹が立ってきた。
わけわからん状況で、わけわからんまま殺され、今、わけわからんままに襲われている。右手に刀を持っていたことも要因だろう。わたしは剣道部で学生時代はいいところまで行ったんだよ。こんななっていない動きのやつの攻撃なんて当たるか。そして何より……
「俺は英語が超苦手なんだよ!!」
と、これまで英語しかないメッセージによって溜まっていたストレスを発散するかのように、袈裟懸けに一太刀、返す刀でもう一太刀をお見舞いするのだった。
切れ味抜群の打刀だわこれ、自分のことを切らないように気を付けよう……。
何人か問答無用で襲ってくる人?を切り殺しながら進んでいくと、自然にできた岩の橋の上に騎士みたいな恰好の人がいる。
"Hello! Can you help me?"
とりあえず意図は通じるだろうと、手を振って声をかけてみたら、弓を構え初めて狙う気満々の様子だ。ざけんなよと、前方の死角に猛ダッシュした。
きっと騎士甲冑の中身は今まで切り殺してきた連中と同じなのだろう。待ってろよ、眼にもの見せてやる。
どうやら洞窟は道なりで分かれ道もないようで、進んでいくと、騎士甲冑のやつがいる岩の橋までたどり着けた。
性懲りもなく狙ってきたので、洞窟の壁を利用して死角から覗いたり、覗かなかったりしてみた。
どうやら、必中を狙うタイプではなかったらしく、私が隠れている死角に向かって何度も矢を放ってきた。
けっ、楽勝だわ。何度も撃ってくるので、間隔も分かってきた。
矢が放たれたタイミングを見越して走り出す。一気に距離を詰めて首ちょんぱにした。
死体は橋の下へ落ちていき、ついでに奥にいたもう一人も切り倒した。ふぅ、やっぱり飛び道具は気を遣う。
またしばらく進むと、何やら変な色の靄がかかったところにたどり着いた。触ってみたが、毒霧ではなさそうである。
靄の奥に行けそうだったので、息を止めてくぐってみた。
奥は割と開けたところだった。っと、奥にまた騎士のような奴がいる。割と大きな剣をもって近づいてきた。
もはや期待もしていないが、一応、声をかける。
"Stop! If you get close to me, I will think of you as my enemy."
だめか?わたしの英語が悪いのか、もう何が何だか分からないが、止まる気配は微塵もないし、あんな大きな剣の一撃を食らったら死ぬわ。
剣を担ぐような感じで近付いてくる。肩の甲冑に当たっているところ様子だと、本人にとって少し重いようだ。
こういうのは、まず体当たりして、崩して肘だ。両手で扱いきれていないものを片手で扱えるわけがない。
一気に間合いを詰めて体当たり、少し間があったところをすかさず引いて左手の肘関節を切り落とした。
そして、そのまま甲冑と兜の間に打刀を突き刺して終わり。念のため、兜を外して首を切った。
他にも敵がいないか確認したが、どうやらいなさそうである。
というか、もうわたしさっきから血まみれで絶対に臭い。
幸い水場だったので、血のりなどを洗い流して一息ついた。
道なりにまた進むと、道が無くなった。
下を見ると、飛び降りれば私が目を覚ました付近に戻れるようだ。結構高い場所だったが、問題なく降りられた。
とりあえず、再び出口に向かう。こんな気味悪いところとはおさらばだ。
とりあえず、明るい世界にこんにちは。
見渡すと動物もいっぱいで、無警戒にすぐ近くに寄ってくる奴もいる。食事には困らなさそうだ。
前方に、洞窟にもあったきらきら光る羽のようなものがあった。
すぐ近くには白い怪しい仮面をつけた人がたたずんでいる。
いやもう本当に怪しい。先ほどのやつらのように、こいつも襲ってこない理由がないほどに怪しい。
警戒しながら、あまり期待していないけど話しかけた。
"Hello! How are you? It's nice weather today. What are you doing here?"
結論から言うと、話は通じた。会話は成立したのである。わたしの英語に返事があったのだ。もしかすると、まともな人はこんな怪しい格好をする文化なのかもしれない。
さらに結論を述べよう。彼が何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。あいまいにうなずくことしかできなかった。
仮面で表情も読めないかったし、彼?の言いたいことはこれっぽっちも理解できていないことだろう。ただ、知っていた単語から断片的に判断すると、何か教えてくれていたようで、これからわたしがどうすればよいのかは、祝福が導く的な何かを言っていたように思われる。そして、おそらく、この羽のようなものが祝福なのだそうだ。たぶん、ここで休める……のか?あと、前の方に見える城、おそらく、ストームヴィル城だと思うが、そこに向かえば良いらしい。
洞窟では余裕がなかったので触らなかったが、意を決して触れてみると輝きが辺りを包んだ。そして、確かに城の方にきらきらと光が伸びている。
そして、座ってみると、なんか休憩ポイント的な何かなのだろうか、体力その他もろもろが回復したような気がする。
空だった青い瓶も補充されたようだ。摩訶不思議な羽?である。
おそらくわたしはファンタジー世界に迷い込んだのだろう。しかも英語圏の……。
やってらんねぇ。いろいろと教えてくれた彼には申し訳ないが、まじでやってらんねぇ。
会話は成立しても、意思の疎通はとれていないんだよ。
わたしの専門は、国語、それも古典だ。Classical Japaneseだ。英語とは縁遠い世界で生きてきたんだよ。
ファンタジー世界なら、魔法とかもあって翻訳できてくれよマジで。
とりあえず、この祝福とやらで少し休んでから、城に向かうとしよう。
祝福の恩恵とやらにあずかっているのに、わたしの前途は暗かった。
ちくしょうめ。
ようやくリムグレイブを攻略し終えて、ストームヴィル城でゴドリックを倒しました。現在啜り泣きの半島を攻略している最中なので、もう少し考えがまとまったら次の話を投稿します。たぶんですが、啜り泣きの半島はエルデンリングの大筋には影響しないのではないかと考えております。
てか、イレーナの手紙をエドガーに渡す前に、すでにイレーナが死んでいるのを発見してしまい、衝撃を受けました。さすがにあたりを見て回っている間に死ぬとは思わなかったです。さっさとモーン城にいるエドガーの元へ行っておけば良かったと後悔している今日この頃です。どっちにしてもイレーナは死んでいたのかもしれませんが……。