かつて自作した聖杯戦争   作:マジカル赤褐色

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この時間帯の聖杯戦争はまさに大混戦。
追い詰められるエインスとライダー。なぜか覚醒するセイバー。
それを追う銀子。
さらにキャスターの宝具によって消えてしまったアーチャーと幹太。
ひとつやふたつぐらい良いことがあってもいいだろうに、聖杯戦争はその闘いの熾烈さを増すばかり。
これを止めるようなカードが、一体どこにあるというのだろうか。


第四十一章 彼女にとって救いとは

 

「あ─────」

 

セイバーとエインスさん、それからライダーさんを追って街に出た後のことだった。

私は街中で一人の女の子を見つけた。

 

「─────う、ぅ……………」

 

こんなところで、女の子が一人でうずくまっている。

鮮やかな水色のロングヘア。上品なお嬢様を思わせるような美しい服を着ている。

…………すごい、久しぶりに見たよ、高級服。これ、下手したらブランド物では済まされない代物なんじゃないかな。特注品?だって、水色の髪とピッタリだもん、そのゆったりとした上着。

─────欲しいなぁ、その上着。

まぁ…………泥棒はいけないし、そもそも白髪である私がそんなもの着てしまったらもうただの雪女だ。

 

「あの……………」

 

道草食っている場合ではないが、興味を持ってしまったせいか、それとも私の良くない癖なのか。反射的に声をかけてしまった。いつも行動が終わってからやべぇと思って後悔してしまうのは私の一番良くないところだから直したい。

 

「─────え…………?」

 

女の子は顔を上げてくれた。艶やかな美顔だ。その美貌、私と並べると比較にもなりやしないが、少なくとも年齢は私とそう変わりない。少し上か、あるいは下か。私と身長もほとんど同じか少し下ぐらいか。筋肉がなさそうな細い身体…………残念ながら体重は私の負けのようだ。

瞳はあろうことか、ザクロのような薄い赤。誰がこの水色をイメージカラーとした人間の瞳を赤だと思ったか。夏に抱き締めたら絶対に涼しい見た目のわりに、瞳だけは燃える炎のようで、無駄な非現実的な温度差を感じさせてくる。

無論、寒さが増したこの秋の末に抱きつけばたちまち凍りつくかもしれないが。

 

「─────その…………大丈夫?」

 

バカ、私のバカ。大丈夫なわけがない。なんていう愚問を口にしたのだろう。

 

「─────はい。大丈夫です…………」

 

そう言うと、少女はまたうつむいてしまった。こんなときに実に失礼だが、私はこっちの方がミステリアスで好きかもしれない。

 

「絶対大丈夫なわけないでしょ。何してるの?最近の夜はあんまりにも物騒だから、早く家に帰ったほうがいいよ。ひょっとして家の場所がわからないの?それとも家出中?」

 

「────家の場所はわかります」

 

「じゃあ、どうして帰らないの?」

 

「いいえ。私は、帰れないんです」

 

ははぁ、なるほど。つまり、なんかとんでもないことがあったんだ。

しかし、放置するわけにはいかない。

ここでそっとしておくのが思いやりではあるが、それはそれで完全にアウトだ。

セイバーがそんな無様な私を見てたら迷わず銘刀正宗でぶった斬るだろう。

 

「あぁと………その………行く当てがないんだったらあとで私のとこに来る………?」

 

最悪だ自分は。よりにもよってこんな怪しく、しかもベタな腹のくくりかたをしてしまった。

 

「いいんですか…………?」

 

が、意外にもこの少女は怪しむこともなく私の案に乗ってくれた。

 

「うん。一人暮らしだから問題ないよ。つい最近になって一人だけややこしい男が居候しているところだけど、まぁ、いないようなもんだから気にしないで。信じてもらえないと思うけど、私、怪しい人間じゃあないよ。どこにでもいるありふれた女子高生の負け組長だし」

 

「あ………ありがとうございます………!!」

 

少女が驚いたような形でお礼を言ってくれた。いやしかし、ほんとうに綺麗な顔だ。眼がキリッとしているのに、目付きはちっとも悪くないし、肌は白いし、瞳は綺麗だし。顔のパーツの美しさは聖杯戦争が始まってこれまでに出会ってきた人間の中で一番綺麗だ。

ミステリアスな愛嬌や氷のお姫様のような見た目も相まって、よりいっそう不思議な氷めいた冷たい、クールな美しさを引き立てている。

 

「それじゃあごめんだけど、帰るのは少し後にしてもらえると助かるわ。さっき言った男が迷子になっているからね、それだけ探したいの」

 

「はい、お供させていただいます………!」

 

少女は急かすこともなく黙っててくてくと付いてきてくれるようになった。

 

「────────」

 

けど、おかしいなぁ。

そんだけ綺麗な、砂埃一つ被っていない綺麗な服を着ている女の子が、どうしてこんなところでひとりぼっちだったのだろう。

 

「────────ふん…………」

 

まぁ、そんな些末な問題、今さらどうでもいいか。そんなことよりセイバーを探さないと。

ってか、あいつどんだけ行方不明になるんだよ。

 

「あ、そうそう。話ができるようにしないと。私、円堂銀子。気軽に銀子でいいよ」

 

いちおう戦場を歩くわけだ。自己紹介は最低限やっておいて、安全確保ができるようにしないと。

 

「ありがとうございます、銀子さん」

 

そう言って彼女は笑ってくれた。

 

「あ─────」

 

舐めてましたすみません。やっぱり、キリッとした眼をしたその笑顔が一番綺麗です。

 

「よろしくお願いいたします、私は「氷所冷織(ひどころ ひおり)。氷所当主である響也(きょうや)の妹です」

 

 

 

 

 

 

 

────────え?いま、なんて?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《???》

 

 

「───トー、ご無事ですか、セントー」

 

 

「う…………うぅ…………」

 

不意に女の子の声を聞いて、僕はゆっくりと目を覚ました。

 

「はっ、セントー!ご無事でしたか!」

 

アーチャーが嬉しそうな顔で僕の目覚めを喜んでくれた。

 

「う、うん。おはようアーチャー」

 

「はい、おはようございます、セントー。何事もないようで何よりです」

 

「────ここは…………」

 

辺りを見渡してみる。そこには月明かりも陽射しもない、土壁の狭い部屋。すぐそこに鉄製の扉があった。

この部屋はなんという親切設計なんだろう。目覚めたばかりなのに僕たちが閉じ込められたということがすぐにわかる。

 

「────閉じ込められたってことだね」

 

「はい、地下に閉じ込められたようです。おそらくは、キャスターによるものだと」

 

あの「マーガレットマンション」という発音の宝具によって僕たちは目の前が真っ白になった。そして、気が付いたらこんなところへ。

 

「やっちゃった…………僕が余計な捜査を進めようとしたから…………」

 

アーチャーに至ってはとばっちりだ。僕に付き合わせて、しかも一緒に閉じ込められたのだ。

 

「いいえ。私はマスターとセントーと銀子、そしていちおうあのセイバーの為にあるもの。この結末に不満はありません。むしろセントーの命を守れて良かった」

 

「ありがとう、アーチャー」

 

なんて、気休めにはならない。

はやくここから脱出する方法を思い付かないと。

 

「アーチャー、ここら辺の座標とかわかるかな?掘り進めれば出れる気がするんだけど」

 

「残念ながらそれにはかないません。この場所はキャスターの工房、あるいは陣地の一部です。通常の監獄のような脱出方法ではとても出られません。仮に掘って出られたとしても何かしらの警報装置が用意されているはずです」

 

警報装置が鳴っている隙に逃げるのは不可能なわけだ。地下から地上へと岩盤を掘り進めるだけでも至難の業。果たして何年かかるものだろうか。ましてや短時間で脱出までするのは不可能。

 

「困ったな…………せめて、扉を開ける方法があればいいんだけど…………」

 

向こうの鉄扉を見つめる。

見たところ平凡な造りだ。本気を出せば突破できないこともなさそうだが…………アーチャーにはできるのだろうか。

 

「あの鉄製の扉ですか。あれは破壊できるとは思います。けれど、それはそれでおそらく一番危険な手段でしょう。扉を破壊するなんて、そんな大きな音を立てれば確実に気付かれます」

 

「困ったな……………」

 

思わず頭を抱えてアーチャーを見つめる。

アーチャーも策は尽きたと言わんばかりの表情。

穴は掘れない。扉を壊したら気付かれる。

さぁ、脱出するにはどうすればいい?

 

「あれ?」

 

しかし、その論理には穴がないか?

 

「どうしましたか、セントー」

 

「つまり、音を出さずに扉を開ければいいってことでしょ?」

 

「─────何を言うのですか。あの扉は厳重なロックがされているはずです。まさか施錠を忘れるわけがないでしょう」

 

「うん。けれど、それを開けるのが魔術師ってやつじゃないか」

 

アーチャーを置いてひとりで扉の前に歩み寄る。

 

「セントー!何をする気ですか!あまり出過ぎた行為は気付かれるもととなります!この場は一旦助けを待つしか────」

 

「助けってどこから来るんだい?この状況で助けにこれる人なんかいないよ。ここは、僕たちがやるしかないんだ」

 

鉄製の扉の前にたどり着く。

コンコン、と扉を軽くノックする。

こうすると、音の響き方や扉の固さでだいたいの構造がわかってくる。

 

「セントー、貴方は一般人なんです。原始的な方法では魔術師の工房を突破するなど───」

 

「よし、できた」

 

自分で【作った】鍵穴に、固い金属棒を通す。

 

「────Azolt」

 

麗花から軽く教わった発火魔術と組み合わせて、金属棒の形を変形させる。鍵穴に差し込んだ金属棒は魔術の熱で溶けて鍵穴の型に収まる。

僕の発火魔術は大したことがないが、ものの数秒、高熱や光を出す程度のことはできる。戦闘に使えるのは麗花ぐらいだけどね。

 

「────解錠(アクセス)!!」

 

金属棒の柄を捻る。

すると──────

 

「やった────!!」

 

ガチッ、と重たい音がして、「ロック」が開いた。

ドアノブを引っ張ると、ドアはギィィィィ、と古くされた音を立ててゆっくりと開いた。

 

「そんな────馬鹿な!?」

 

アーチャーは僕のファインプレーに卒倒するかのごとく驚いた。

 

「だから、僕は両親に封印されてたんだよ。生まれながらに解錠魔術を身につけてしまって、小さい頃、まだ魔術を知らなかった両親にこれを見せたらもうそれは悲鳴で溢れてさ。鬼子と思われて親父に戸籍ごと消されたんだ。事実上、社会的に存在していない日本人の底力、どうだった?」

 

「な…………セントー…………」

 

アーチャーはいまだに状況を把握できていないようだ。

 

「さぁ、早く脱走しよう。壊したわけじゃないからたぶんキャスターにはバレてないはずだよ」

 

開いた扉から外に出る。

しかし、いまだに空は見えない。この地下洞窟を脱出しない限り、僕らは用心していないといけないようだ。

 

「ふぅ…………僕でもやれるんだ」

 

自分にもやればできる。僕だって聖杯戦争に参加しているマスターだっていうことをこの場で証明できたことを僕は嬉しく思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《蝦碑市教会》

 

 

蓋折(ふたおり)家…………数年前に全滅していますね~」

 

担々麺を食べながら資料をめくる一人のシスターがそこにいる。

オレのマスター、アンザスだ。

ちゃんと仕事している姿がわりとサマになっている。

まぁ…………オレが「早く仕事しろ」と催促したからなんだがな。

 

「例の蓋折杏莉が殺ったってことか………」

 

「えぇ。ちょこっと調べたところ、蓋折はもともと蓋居(ふたおり)という家柄だったそうでして、その蓋居家にはそういった体質の子供がまれに現れるそうなんですって」

 

ふーん。じゃあアレが産まれたのはマグレってわけではないわけだ。

まったく、どんな吸血鬼の眷属になったらあんな強力な死徒になれるんだか。

……………サーヴァントと合体する死徒なんて前代未聞だとアンザスは言っていた。

─────そりゃそうだろ。聖杯戦争に参加する吸血鬼自体いないだろ。

 

「呪われた一家ってとこか?」

 

なんだ。結局、蓋折家のややこしい二重人格は魔術に影響していたってことだろ?

 

「いいえ。───戦争で使われた科学兵器による後遺症が影響を与えていたそうです。ベトナム戦争とかでばらまかれた枯葉剤などは今でも奇形児を産み出して、大きな影響を与えているんです」

 

めちゃくちゃ現実的な原因だな。

 

「────なぁ、アンザス。人間ってのはどうしてこんな無益なもんを生んじまうんだ?」

 

「貴方、闘いに理由求めるタイプじゃないでしょう?」

 

「舐めるなよ。英霊っていうのは大抵、理由のない闘いは大嫌いなんだよ。最低でも英霊としての誇りを守るとか、そんぐらいでもいいからなにかしらの理由がないと納得行かない。腹が立つから闘う、なんていうのは凡人のやり方だ」

 

「ふーん、じゃあ真面目に訊いてきたんですね~、だとしたら簡単な質問ですね。───だって、そりゃそうですよ。人口が増えたらそれだけ考え方に個性が生まれるから意見の対立が起こりやすくなるんですよ。同じ人間が集まって、民族や国家といった独自の集団を形成し、もし集団Aと集団Bで対立が起きればそれはもう戦争タイムです」

 

意外にもアンザスは真面目に回答してくれた。

 

「違う。オレが訊きたいのはなんでAとBの対立でCが巻き込まれなきゃいけねぇんだってことだ」

 

アンザスはオレの質問の意味を理解すると資料を読む手をやめて、担々麺を食べながら深く考え始めた。

─────普通、食うのをやめるだろ。

 

「でもそれって逆も同じじゃないですか?」

 

あれだけ考えた後のアンザスの回答は実に単純明快な一言だった。

 

「─────は?」

 

意味がわからない。

 

「例えば、AとBの闘いの中、Bの攻撃でCが巻き込まれた。その後、AとBの闘いが終わった後、Cは報復としてBに攻撃を仕掛けた。これは理不尽なことですか?」

 

「いいや。これは当たり前のことだろ。てめぇが巻き込まれているんだ。CがBに殴り込みにいかないわけがない」

 

罪のないCがBの攻撃に巻き込まれたことは紛れもない理不尽であり、そうするとCがBに行った復讐は正当なものであり、許されなければならない。誰にも見てわかるような決定的なバックボーンが存在しており、その全責任はBに存在することも明らかになっている。この上でCの復讐が反対されることはありえない。

 

「つまり、その時点でもうCはBに関係があるんですよ。CはBに復讐する「新たな集団A」となり、BはCに対抗する「新たな集団B」となるんです」

 

なるほど。

A=B=関係のある者、C=関係のない者

とすると、Cが報復措置を取った場合、CとBには復讐関係が生まれる。故にCはAないしはBとなるわけか。

 

「AとBの争いを正当とする貴方の考えで行くと、Cが報復をする場合、そこにはCにも関係がある者としての責任が発生します。巻き込まれる段階では確かにCは理不尽にも巻き込まれた被害者ではありますが、その後の報復に走れば瞬く間に加害者の類いに早変わりするんです。だから、結局巻き込まれている人も関係がないとはいえないんです。報復戦争とまでは行かなくとも、なにかしらの方法で報復を取ることをしなかった歴史はほとんど存在しません。縁と業は紙一重なので、そこに生まれた復讐や被害というのは自動的に関係を持つようになるんです。結局、最後はCもAになっていくから、関係のない人が巻き込まれるっていうのはほとんど歴史では稀なケースなんです」

 

「なるほどな。やられたからやり返す、だから縁も業も結局はどの集団にも等しく関わっているってコトか────」

 

なるほど、アンザスにしてはよく出来たことを言うんだな。

思わず聞き入ってしまった。

 

「けど、やられてもやり返すことすらできないやつだってこの世の中にはいるんだろう?」

 

ちょっと意地悪して屁理屈を捏ねてみたらアンザスはどんな返しをしてくるのか少し気になった。

 

「────そういう人に寄り添えるのが、手を差し伸べてやれるのが私たちシスターってもんじゃないですか~」

 

アンザスは論理にもならない言葉だけ並べて笑っていた。

 

─────なるほど、100点の回答だな。

 

「オマエ、ほんとはアンザスじゃないんだろ?」

 

「何言っているんですか~、私は貴方のマスターですよ~」

 

バカ言え。オマエがホントにアンザスなんだったら、そんな良い事が言えるワケないだろうが。

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 

蓋折理杏(ふたおりりあん)&蓋折杏莉(ふたおりあんり)

身長 158cm

体重 45㎏

サーヴァント オベロン&フタオリリアン

触媒 無し(非正式聖杯戦争なので触媒使用不可)

魔術 使用不可。吸血鬼の能力を使った血刀が武器

令呪 Artsカードのマークを縦に向けたみたいな形

所属 どこにも所属しない孤独の死徒

イメージCV:渡辺はるかさん

 

 

 

非正式聖杯戦争における、キャスターのマスター。

蓋折とは蓋居という江戸、明治時代から名の売れた商人の末裔であるらしく、戦争か、あるいは他の何かか、有害な化学物質を取り込んでしまって稀に奇形児が産まれるようになってしまう。

その中で最も異形だったパターンがこの双子である。

双子でありながら、互いの身体が重なっている。脳も頭も心臓も性器も、身体そのものも一つでありながら、その一つの身体には姉妹の肉体が1ミリのズレなく重なっているのだ。

妹の理杏は快楽や悦楽、喜びなどの穏やかな感情を強く持ち、姉の杏莉は憎悪や悲哀、怒りなどの激しい感情を強く持つという違いを持つ。

蓋折姉妹が共有する一つの脳が持った印象や感情において、それが防御的なものであるか、攻撃的なものであるかどうかでそれぞれ自我の強いほうが肉体の表面に出てくるようになっている。

怒るときは理杏も杏莉も怒ってはいるが、この場合は怒りの感情の時に自我の強くなる杏莉が表面に出てくる。

逆に喜びを感じるときは理杏も杏莉も喜んではいるが、この場合、喜びの時に自我の強い理杏が表面に出てくる。

産まれ持った特異な体質のせいで人から遠ざけられてしまい、手におえなくなった親によって、人気のない山奥で捨てられてしまう。

そのまま死を待つ予定だったところに偶然吸血鬼が現れ、その眷属となることで蓋折姉妹は不死の死徒となって生き永らえ、以後、姉妹は人の血肉を喰らいながら自分たちを棄てた人々へと復讐することになる。

人間だった自分たちを奪ったすべてを文字通り食らい付くした後、その高い生命力のせいか偶然、食事のために訪れていた街で聖杯戦争に巻き込まれてしまう。

キャスターのサーヴァント、オベロンと共に聖杯戦争に参加し、自分を犯人としたその吸血鬼事件と併せて此度の聖杯戦争序盤戦を混乱の渦に陥れた。

「何かを装う」というオベロンの性質を利用してオベロンと混ざり合い、オベロン・アルカディアとして覚醒したが結局、セイバーやアーチャーと手を組んだアサシンによって殺害され、さらに最期の余命すらもセイバーに断たれ、完全に姉妹とオベロンとで揃って戦死。非業の姉妹は仲良く二人、空へと還ることになった。

吸血鬼としての能力は「血刀」。東洋の混血種にも使える平凡な能力だが精度が非常に高く、自身の傷からの返り血すらも武器とし、鋭い血の刃で相手を牽制しながら血で編んだ太刀で切り刻む。

血を使うというだけあって生命力を代償とする能力であるため、使用するには吸血による血の貯蔵が必要。

アサシンと対峙したことで腕を切断され、腕の再構築に大量に血液を消費したため、その後の戦闘では本領が発揮できずに敗北してしまった。

もし、彼女がもっと多くの血液の貯蔵を残していたら、あるいは最初の闘いで腕を切られていなければ、あの闘いでの軍配はオベロン・アルカディアのほうに上がっていたのかもしれない。




いつも読んでくださっている方、ありがとうございます。前回はとんだサボりを入れてすみませんでした。
サボった理由はそんなに難しいことじゃないですよ。だって箱イベ期間だもん。「箱イベ期間になったら休みやサボりが増える」って事前にあとがきでちゃんと宣言しているのでそこはご了承ください笑笑
今回ばかりはちゃんと箱イベやらないと、100どころか50すら行かないんですよ。やっと++を周れるぐらいの実力がついたのにここで50行かなかったら二度と箱イベは来ないぞと自分の中で警告を促しています。
イベのQPとフレポとマナプリって美味しいですよね~、ただし星4、星3の種火がほんとに邪魔笑笑
すぐにBOX一杯になって、一時期プレゼントもいっぱいになって箱開けれない状態だったんですよ。そんな中で私の最推しである村正が102レベまで上限開放できたのでそこに銀や星4の種火を投げ込む、と。あれだけ使っても101にすらならないのでほんと爺ちゃんには感謝で一杯です。120目指して頑張るぞ~!
さて、えーとなんで今さら蓋折理杏の件に触れたのかと言うと、まぁ、いちおう吸血鬼案件なんで。ちゃんと代行者さんに終わったよって発表してもらわないと困りますからね。これで完全に蓋折事件はおしまいです。

─────ごめんなさい嘘つきました許してください。
ほんとはマスターマテリアル用意するの忘れていたからもう一回話題に出してあげたかっただけなんです()
個人的に蓋折姉妹は作中では好きなキャラなんです。
いやしかし、この作品で誤字脱字、その他日本語障害を修正するために何度も見直してて、そのうちにふと思ったんですが、




─────この作品、兄弟姉妹多くない……?




それでは次回もお楽しみにー!(強制終了)

完全版 好きなサーヴァントは?

  • 非正式セイバー(三度笠セイバー)
  • 非正式アーチャー(紬アーチャー)
  • 非正式ランサー(ランサーお爺)
  • 非正式ライダー(アンザスライダー)
  • 非正式キャスター・オベロン(妖精王)
  • 非正式キャスター・リアン(妖精妃)
  • 非正式アサシン(遠野志貴)
  • 非正式バーサーカー(アルクェイド)
  • 正式セイバー(姫セイバー)
  • 正式アーチャー(モンゴルアーチャー)
  • 正式ランサー(ケイアスランサー)
  • 正式ライダー(エインスライダー)
  • 正式キャスター(リィンキャスター)
  • 正式アサシン(見えないアサシン)
  • 正式バーサーカー(メイドのバーサーカー)
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